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これは嫁同士のタイマンだから。
jingi naki yome ryojouhen
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
このシリーズも3冊目
今までの周平のイロとは違う、昔の女の登場だ!!
それも周平をこの世界に引き込むことになったきっかけを作った女。
周平を売って、自分はさっさとどこぞの組長の後妻に納まって好き勝手してる。
今回はその組長が周平に男嫁をお披露目して欲しいと。
断れるはずもなく女装を望んだ会長のお願いで佐和紀は和装を。
ですが佐和紀ですからね!!
そこらの女なんかより妖艶で組長や他の幹部もメロメロですわ。
いろいろと手を出してきた由紀子のオイタに対しての会長へのお願いなんか、
そりゃもうスッキリしたわ!!
ざまぁ由紀子でした。
だけど今回のこの2人のタイマンを仕組んだのが周平って言うのが納得いかない。
(その助言をしたのが京子(岡崎の妻)だったとしても。)
意味があってのことだけど佐和紀の力量を図るのは当然として
自分の過去を清算するのは佐和紀は関係ないだろうに…
なんかズルイ周平だったのでちょっとムカついた(笑)
まぁ佐和紀大好きが見れたからいいけど(^^;)
早く次出ませんかね~っ!!
お勧め頂いたこのシリーズも紙媒体では今のところ、この三巻目までしか発行されていません。
電子ではけっこう先の巻まで進んでいるので、他の作品よりは出版しやすいのでは?なんて素人考えなのですが…
今後、引き続き発行してくださることを期待しています。
シリーズ通して同じカップリングです。
受けの佐和紀は元こおろぎ組の狂犬と呼ばれた、男を惑わす美貌の持ち主。
攻めは大滝組若頭補佐の周平で、自分の立ち位置のために佐和紀を嫁に迎えたはずが、今ではすっかり骨抜き。
染みついた貧乏性はそう簡単には払拭されない佐和紀は、周平の元へ嫁いでからやっと五ヶ月。
落ち着いた関係になってきたのも束の間、組関係の挨拶で京都へ向かうことになります。
その京都で、周平が極道へと浸かるきっかけになった女と顔を合わせることになり…というストーリーです。
はー、この女というのがね、かなり嫌な女なわけですが。
でもわたしはこの由紀子自身よりも、周平が由紀子に売られて落ちた先やその後の家族とのことなどの方が切なくて。
でも、最終的な終わらせ方が、ただの暴力だったりしなかったのは良かったです。
お寺でのシーンも、周平も由紀子もやっぱり今はもう大人で、愛の形がお互い違うことを譲れず不器用だったんだなあと感じました。
1、2巻のことは失念してしまったのですが、確かずっと受け視点だった記憶があります。
しかし、今回は攻め視点もありました!
嬉しいー!
できれば、これからもそうして欲しいなあと思います。
や、これからも発行されればですが。
我慢が出来ずスマホで四巻買ってみましたが、やっぱり読みづらいといういますか、ページめくりで酔う…(涙涙
3作目の嫁シリーズは佐和紀、旦那の元恋人と戦うの巻きです。
元恋人と言っても甘い感じは一切なくてそれこそ周平がやくざ世界へ入るきっかけを
作った蛇のような鬼女で真正のMでSと言ったところでしょうね。
結婚して5か月がたった頃の話で佐和紀はいまだに恋愛事がよく分からないお子様。
周平への気持ちが恋なのか、周平の過去が気になって仕方ない展開なのですが
それが恋なのか真剣に悩んでる成長途中なお嫁さま。
でも今回も普通の嫁にはあり得ない展開で、あのバットを振り回して狂犬降臨でした。
佐和紀は男嫁だけどその辺の女なんか太刀打ちできない魅力を備えていて、
ヤクザ者を元ホステスの経験を活かしたぶらかすのもお手の物。
周平も気が気でないだろうと笑みがこぼれます。
周平の過去が今回明らかになるのですが、何とも怖ろしい女が出てきます。
これも一つの愛の形だとは絶対思いたくないですね。
佐和紀がその女に嵌められて危機的事態発生しても、天然で人を誑かしているので
ギリギリ無事に周平の元へ帰ってこれますが、元狂犬、そのままで終わる訳がないです。
佐和紀のバット振り回しての狂いぶりは意外にも爽快な気分を味わえる。
でも今回、佐和紀をどんな風にしていくつもりなのか、京子さんたちの思惑が
透けて見えて、周平も相手が京子さんたちでは従うしかないのでしょうと言うお話。
そんなもろもろの思惑など吹き飛ばすような佐和紀の大活躍、かなり良かったです。