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sayonara chikachan
宮城だそうで…方言弱くってなー…かわいかった。
最初こっち向いてる子がチカちゃんなのかと思ってたんだけども、涙拭ってる黒髪の子がチカちゃんでした。
タイトルに思いっきり名前入ってる上に受け(花形)なのに、受けの顔を見せずに攻めがこっち向いて泣いてるっていう構図が斬新だなぁと思って表紙買いしたんですが、わりとありふれたネタであるあるな展開なのかなと思いきやわりと個人的には新鮮な展開で、絵柄も相まってほわ~ふわ~ほろって感じの一冊でした。
このチカちゃんじゃない方の、攻めの将也君がすごーく素直なんだよなぁ。
というか将也君だけじゃなくてチカちゃんもそうだし、途中出てくる航君とかえー君もなんか擦れたところがなくて純粋で綺麗なんだよなぁ。
すごく魅力的なキャラ作りなされるんだなぁと思いながら読んでました。
田舎BLの鉄板である村八分展開も違う話の方で盛り込まれておりましたが、やっぱりキャラクターの純粋さに引かれてかあまり重くもならず。いや重いんだけど、この宗二君の真摯な想いがまっすぐですっごく救われるというか。
なんかきれいだなぁ、て思える一冊でした。凹んだ時読みそう。
テンポがいいです。
省くところは省いて(くっつくまでの葛藤とか、初めて関係持つところとか)、主題がはっきりしていて間延びしてない!
BL 作品って( )内に重き置きすぎてどれも同じになりがちだから、新鮮でした。でも浅くならなくて、表現の仕方がすごく上手な作家さんだと思います。
キャラクターもそれぞれ魅力的ですよね。
チカちゃんの転校先での航君達との関係性も素敵です。
この後どうなっていくんだろう…
わたし的には、いつもランキング上位の◯◯◯◯◯◯コンプレックス(同じく高校生もの)より、続きが読みたいです。
別の短編も収録されていますが、こちらもよかったです。
こっちも続き読みたいなあ…
ネタバレ有です。
地元の宮城に居続ける将也と東京に行ってしまう泰周。
方言の将也と基本、標準語の周泰。
方言萌えの方にはお勧めです。
時間軸が、順番通りではありませんが、
章ごとに変わるだけなので、読みやすかったです。
航、佳英カップルの話が出てきてからが、おもしろかったです。
航は、転校してきた泰周を見て、佳英とのある共通点もあってか、
彼に近づいていきます。
2つのカップルを例に、遠距離と近距離の恋愛について、少し触れられています。
佳英は、少し危ない雰囲気のあるキャラなんですが、
外見とは別に、たぶんのんびりな性格で、少し口下手。そして寂しがり屋。
意外な一面も見られ、なんかいいわこのキャラと萌え。
こういう寡黙なキャラって、可愛いわ。
唐突に出る、泰周の方言もよかったです。
彼自体、少しマイペース感があり、そこも良かったです。
思いでほたる明日ほたる
悲しい過去を持つ朝柊。
正義感の強い子供だった名取。
そんな二人が、偶然、大人になってから再会します。
人の噂というものは、恐ろしいものだと改めて感じる作品でした。
噂に流されないためにも、ある程度、
自分の考えを持って行動した方がいいなぁと思いました。
全体的に、地方と都会を、行き来する描写が多く、
その二つの状況を使って、
キャラクターが描かれており、面白かったです。 萌×2で。
ご当地BL決定版とかかれた帯文句。偽りなしだと思います!
…なんて、偉そうに言いますがあんまり方言とか地方を舞台にした作品を読んでないので他と比べようもありません…すみません。
でも、このほのぼの感!純粋な感じ!正しくスレてない青春の純愛できゅんきゅんしました!!素敵な秘め事です。
当方、地方住まいですが地方都市で普通に栄えているのでこんな純な恋愛に憧れ、地方恋愛はこうであって欲しい!!と切に願います!!
平喜多さんの作品は前作の「ここにおいで、お兄ちゃん」でピシャーンっときまして。昔のまで遡って集めました。ふんわりとしたとても魅力ある表情を描く方だなぁという印象で作品の内容とマッチしているので更にほんわかするような気がします。
基本的に人間はどこかしらスレて育っていくと思ってます。いつまでも純な気持ちは持ち続けてなんていられないと。だからそういうキャラクターに出会った時はとても違和感を覚えてしまいますが平喜多さんの絵にはそれを感じさせないものがあると思います。違和感なくスムーズに自然体にキャラクターが可愛い!だかはこのご当地BL作品がきゅんきゅんなのか!!このほんかした絵をいつまでもお願いします!
平喜多さんの描くちゅーシーンが大好きなので、それが少なかったように思えて唯一の残念ポイントです…
チカ、チカ!とプリティスマイルの将也くんはとってもすてきでたけどね…
最後まで純粋な気持ちでお互いを想い合い揺るぎないもので繋いできた2人をもっと見守りたかったです!(母目線)
リアルなベッドシーンはありません!お互いの気持ちを寄せたシーンはありましたが、切なくなる感じでドエロとかではないです!本当にほのぼのとした純なお話が読みたい方にオススメです!
地方高校生の純愛。
チカが両親の離婚により東京に行くことを決め、めったに会えなくなることを
本当は寂しくて悲しくて仕方ないのに、笑って強がる将也。
だけど、ホントに別れが近づくと「どごさも行がねでや、お前がいねぇど寂しいっちゃ」
とかわいい本音が出る。
このお話の一番のポイントは、この方言。
高校生二人が、この方言で愛を語るんだからもうきゅんきゅんきます。
本当は一緒に居たいのに、離れなければならない泣いても泣いてもどうにもならない現実。
でも、さすが現代のお話。メールやチャット、それにPC使ってスカイプなど
遠く離れていても電話以外の手段がたくさんある。
二人も早速毎日のようにPC使って話すんだけど、「触れられない」悲しさを
近くに居ればこんな思いはしないのに・・・と感じます。
離れてわかる、お互いの大切さ。想いの強さや深さ。
次に会う時の喜び。
すべてを二人が伝えてくれていました。
チカが東京で仲良くなった友達を将也に会わせたり
そこからまた、新しい出会いがあったり。
東京のカプも、雰囲気は違ってもやっぱり高校生。
4人とも、相手を想う気持ちに変わりはありませんでした。
男同士だということに、若干の後ろめたさはあっても
お互いを好きだと想う気持ちは、揺るぎ無く
自分は長男だから魚屋を継ぐんだという強い意志を持ちながらも
跡取りを残してやれない、結婚はできない・・と17歳の高校がちゃんと考えてて。
高校卒業後、将也も東京の大学に合格し上京することが決まり
東京に出てきた将也とチカがこれからどんな生活をしどんな大人になっていくのか
大人になった2人が故郷をどう考えていくのかなど
この先のお話にも興味があります。続き、読みたいです。
田舎で、男同士で恋人同士のチカと将也の切なくて可愛い恋物語ですね。
高校生同士の、ある意味無力なところとか、
田舎独特の雰囲気とか、とても丁寧に描かれていると思います。
すっごく大きな事件は起きません。
お話を通して、「チカちゃんが引っ越していって2人はどうなるか」
ということが題材としてあり、過去編も通して、
2人がどう成長するのかが丁寧に描かれている印象でした。
欲を言えば、受験時期に会えなくて悶々としてしまう2人なんかも見て見たかったです。
チカの転入先の友達、航と佳英もまた、
高校生カップルとして色々と悩んでいて、でも戦っている姿が、
とても切なくて可愛かったです。
佳英、男らしくて一途で、航のこと大好きで、格好いい(笑)
読み切り収録の「思いでほたる明日ほたる」は、
田舎から都会に出てきた大人同士、幼馴染み同士のお話。
攻めの宗仁が男前です。
子どもの頃守れなかった人を守ろうとするその姿、
無理矢理ではなく、包み込もうとするその心、
まさに理想の攻め!(笑)
少し暗い雰囲気の中で、最後に光が見える作品でした。
総じて田舎と都会、子どもと大人の対比が感じられる1冊でした。
都会だから、大人だから自由なわけでもないんだぞ~
それぞれでそれぞれの葛藤があるんだぞ~という感じでしょうか。
ほっこりなれました。
平喜多さんの作品、大大大好きなのですが、この作品は怖くて読めていませんでした。
何と言ってもタイトル。
「さよならチカちゃん」。
さよならって…、さよならって…。
純朴だったチカちゃんが変わっていってしまうお話だと思ってました。
平喜多さんの巧みな人物&心理描写でそんな話を読んでしまったら絶対に立ち直れない!と勝手に想い続けて倦厭してました。
ばかでした。
大好きなチカちゃんが親の離婚で東京へ行ってしまう!というところから始まる遠距離恋愛の話でした。
遠距離、しかも一方は東京へという条件だと、初めてのゲイ仲間、刺激的な環境、気持ちとは裏腹に流されるカラダ…と、また邪推をしてしまいそうですが、そこは平喜多作品、そうは流れません。
地味です。
地に足ついてます。
だからこそ「どこかにいそう」な感じが増すんですよね。
母方の親戚が宮城なので、方言も懐かしく、ほのぼのと読めました。
大きな出来事が最初に起こっているのでそれ以上に大きなことはないけれど、離れた場所で、会いたいときに会えなくて、でも好きな気持ちはなくさないで、精一杯、今の自分ができることをする。
まっすぐな男の子たちでした。
チカちゃんの友達の今後も気になるし、チカちゃんたちにはずっとしあわせでいてほしい。
同時収録はちょっと胸が痛むシーンもある再会もの。
田舎特有の空気、それに簡単に押し潰されてしまう人々。
その中でずっと育てて来た名取の確かな想いが朝柊を癒してくれることを願わずにはいられません。
他の方々も書いていますが、表紙の男の子がチカちゃんだと思って手に取ると2、3ページ混乱します。
でも、この子のビジュアルにチカちゃんって名前がぴったりすぎなのも罪ですね。
実際のチカちゃんは「チカちゃん」と言うより「周ちゃん」というイメージの子でした。
表題作シリーズ【さよならチカちゃん】【おやすみチカちゃん】【だいじょうぶなふたり】【チカちゃんのともだち】【春がくるから冬が好き】
なんだか物哀しいタイトルだけど永遠の別離ではありません。海辺の田舎に住む高校生カプの片割れチカが、家族の事情で東京に住む事が決まり遠距離恋愛が決定した…というところからお話がスタートします。
残される将也は気を強く持って淋しくなんかない、と言ってるんだけど、やっぱり淋しくて、わーっとなってしまうところが可愛い。
そこから時が遡って【おやすみチカちゃん】ではゲイである事をはっきりと自覚して思い悩む将也と夜の海で泳いでいたチカが出会ったときのお話が描かれています。
俺は一生忘れない、と将也が語るシーン。夜の海で泳いでいたチカの髪が濡れてしずくが光って星のように見えた様子を述べているのですが、ここが詩的でとっても好きです。一冊の中で一番好きなところ。
お互いに好きという気持ちは誰にも負けないはずなのに、二人の気持ちだけではどうにもならない高校生という立場の非力さ、そして進路も絡んできてこの先どうなるのか判らない漠然とした不安を感じる二人。
そんな思いを抱えながら遠距離恋愛している様子や、転校先の高校にいる同性カプと仲良くなったりといった様子が描かれています。ピュアでキラキラしていてザ・青春って感じです。
【思いでほたる 明日ほたる】
片田舎で育った二人が東京で11年ぶりに再会して…。
実際暮らした事がないので本当かどうかは判らないけど、田舎に抱く悪いイメージ・閉鎖的、噂話が好き、何かと村八分にする、権力者の息子がのさばっている…といったものが描かれてまして、正直読んでてあまり気分の良いものではありませんでした。
帯の台詞にきゅうーーーーん。東北ボーイだった父を思い出しました←いらない。標準語と方言が混ざった会話がツボでした。最近の若者にしては方言多めですが、そこはサービスの範疇。東北弁を堪能しました!
小さな田舎町で出会った2人。育まれる恋。純朴です。空気と水がおいしそうです。そして17歳。東京への旅立ち。いつまでも変わらない二人でいて欲しい、けれど少しずつ変わって行くのでしょう。大学生になった2人の姿も見たいです。みんなといる時は標準語だけど2人で話す時は地元の言葉になるとか。想像しただけでエロいです。
後半は東京からもう1カップル登場。東京ボーイも純朴でした! 好きな人のために見た目を変えて、弱い心も克服しようと奮闘する不器用な男子高校生。
純粋で優しくてかわいくて、安心の1冊でした!
田舎の高校生同士の、甘酸っぱくて切ないラブストーリーです。
将也とチカは17歳の恋人同士です。男同士で付き合うことのスリルと罪悪感を感じながらも、幸せだった二人。
でも、チカの両親の離婚で、チカが東京に引っ越すことになるのです。強がって笑顔でチカを送り出そうとするけど、寂しくて悲しくてたまらない将也。
1話目からのお別れシーンに胸が痛くなります。お互いを想う気持ちが強いから大丈夫だと信じたいけど、若いから継続するのが難しいことも知ってる、若い時特有の複雑な心境が伝わってきて切ないです。
それが方言と泣き顔で、萌え度が倍増されるのです。会うたびにお互いへの好き度が上がる高校生カップルの様子にもキュンキュンします。
できれば大学生になったラブラブな二人も見たかったです。