死んでもお前を離さない 後

shindemo omaewo hanasanai

死んでもお前を離さない 後
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×212
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
77
評価数
22
平均
3.7 / 5
神率
18.2%
著者
桜井りょう 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
シリーズ
死んでもお前を離さない
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784775522370

あらすじ

悠里の一途な気持ちが通じて、ようやく恋人となった悠里と菊池。幸せいっぱいラブラブではあるものの、男と初めてつき合う菊池が抱かれることに不安を感じていて、なかなか愛を確かめ合うことができない。 そんな2人の間に、悠里に未練を持つ元カレ・佐々木や、菊池を熱烈に慕う高校の後輩・浅野が飛び込んできて──。 ジェラシーは臆病恋の追い風? それとも逆風! ?

表題作死んでもお前を離さない 後

リーマン・会社の後輩で恋人
リーマン・会社の先輩で恋人

同時収録作品君なしじゃ生きられない 前編 / 後編

料理人・菊池の高校の後輩
リーマン・悠里の元カレ

その他の収録作品

  • その後、彼らは…(描き下ろし)
  • カバー下:漫画・イラスト

レビュー投稿数5

祝!合体♪

なかなか悠里を最後まで受け入れられなかった菊池だが・・・

悠里のことは大好きだし、繋がりたいとも思うけど
自分が下になることに男のプライドが邪魔をしてなかなか前に進めなかった菊池。
身体は悠里を欲していても心がブレーキをかけてしまい
どうしても最後に受け入れることができずにここまできてしまった。
その上、悠里の元カレ佐々木の乱入に余計気持ちをかき乱されてしまい・・・
長期の出張に離れ離れになる寂しさを表に出さない悠里に不安を募らせながらも
そういう小さなことにも気持ちを確かめながら少しづつ
自分たちの愛の形を作っていく2人。
おめでとう♪祝!!挿入!!長い道程だったね・・・(涙)
社会人としての大人な面と、夜のアツアツらぶらぶエロエロなギャップがすごくて
大変お腹いっぱいにさせていただきました。

『君なしじゃ生きられない』は悠里の元カレ佐々木と菊池の後輩浅野のお話。
最初からこの二人もしかして・・・?という雰囲気がなくはなかったけど
まさか、こういう展開になるとは。
悠里や菊池に対しては積極的で毒舌な佐々木だったが
いざとなると結構常識ある大人な考えで驚きました。
もっと突っ走るかと思いきや、思いきりのいいのはむしろ浅野の方で
自分のまっすぐな気持ちをストレートに佐々木にぶつけていきます。
その気持ちに嬉しさを感じながらも、なかなか素直になれず・・
浅野に友達を紹介したり、自分から距離を置いておきながら
やっぱり近くにいたいと思ってしまう佐々木。案外一途で純情?
結局、こっちも甘々な2人だということです。^_^;

6

振り回されて~(´Д` )

仕事で会えない日々やちょっかい出してくる後輩や元彼に
振り回されながらお互いの気持ちとからだを確かめあっていく後巻。

ふたりの愛し方がエッチのときはラブラブでいいのに
そうじゃないときはきちんと大人の男で
相手を支えていこうとする姿勢や執着すらもかっこいいって思っちゃった


同時収録
「君なしじゃ生きられない」もおすすめ。はじめて登場した時は訳知り顔の
ちょっと引っ掻き回しちゃお~的ないぢわるキャラだったのに
あらら、どうしてこんなに可愛くなちゃったの?って変貌っぷりがいい。


3

あて馬さんたちはどうなるか

菊池さんが後輩料理人に告白か?そんないいところで後編へ~となったのですが
あらら、結局言わないままに悠里と菊池さんが仲直りみたいに求めあいます。
先輩でノーマルで男だから女のように組敷かれることに抵抗が出てしまうのは
なんとなくわかりますね。

それを凌駕するほど相手を欲する心が育たないと抱かれるのも簡単ではありません。
元彼が出てきて焦ったからと言って抱かれようとしても心が追いつかなければ
本当の意味で結ばれないものだと感じましたね。
そんな意味では後編、それも早い段階でうまく行ったので良かったわねという感じ。

そしてあぶれたようになった悠里の元彼と菊池の後輩が急接近なのもムフフです。
一見気弱な悠里が菊池の仕事を理解し男前振りを見せるシーンもあって素敵です。
それにタイトルの台詞を吐くのが悠里ではなく菊池だというのも良いですよね。

そして言葉は悪いけれど当て馬あまりもの同士のムフフな二人のお話も収録。
なかなか甘い話になっていて良かったです。

3

1巻では、あんなだったのに!

受けがノンケなので、
男相手に心も身体も開くのに時間がかかって、
前編の1巻では、
受けの葛藤やら焦りやら切なさやらが丁寧に描かれていましたが、
コチラの本では前半で結構アッサリと無事挿入~

あれ?もう?とちょっと思ったけど、
上手くいったふたりはとても幸せそうだったから、ま、いいか!

散々渋ったり泣いたりしていた受けが、
コトが無事に済むと余裕が出て年上顔で、
「何度も何度も俺に興奮して、かわいかったなぁ」なんて、
攻めに言ってて可笑しかったですw

その後も、ヘタレ返上で、
またちょっかいを出してきそうな攻めの元カレに「俺の男です」と、
ビシッとクギを刺したり(言った後は真っ赤でカワイイ)、
攻めと話す時に、すごく満たされた柔らかい表情をしていたりして、
1巻の受けと違いが顕著で、そこがすごくいいなぁと思いました。

この本のタイトルも、実は受けが言うセリフ。

1巻で散々グダグダしていた男がこうも変わるとは…!と、
妙に心に響いてしまいました。
そのセリフを聞いた攻めもすごく幸せそうで、ほっこりです。


で、このふたりのお話はちょうど半分くらいまでで、
残りの半分は、
攻めの元カレ(メガネ受け)と、
受けのことが好きだった男未体験の後輩(攻め)の話。

この本の口絵は、
いい雰囲気のこのふたりなのに、わたしは全然気付かずで、
ええ?ここくっつくの!?とビックリでした~
わたしはきっと観察力が足りないんだな…(;^ω^)

軽いノリで、攻めを振り回している風だった受けが、
意外と消極的な一面があって…で、なんだか可愛いらしい~
くっついた後は、
またちょっと図々しくなったり、甘えっこになるのもねw

桜井りょうさんの本、
既刊本は半分弱くらいしか読んだことないですが、
この前後巻が今のところ一番好きです☆

2

後半に怒涛のハラハラ

BLにハマって気付いたことのひとつに「2冊同時発売」というものがあります。
漫画に詳しいわけではないけれど、他のジャンルではあまり見ないシステムのような。
でもこういうハラハラする展開で前編が終わる作品に関しては、この前編から半年〜1年待って後編となると、その間に焦らされすぎて心が病むかも。
いいシステムですね、同時発売。

ということで、会社の先輩後輩です。
先輩が海外赴任になる直前に婚約、諦めるために見送りに行った空港で告白。
それから1年経って…というところから、物語が動き出します。

坂下(後輩)の家に転がり込んだ菊池(先輩)との距離感に悩みつつ、吹っ切ったはずの気持ちがあっという間に戻ってしまったのを感じる坂下目線。
菊池がちょっと食えないタイプというか、のらりくらり、大事なことは言わないタイプなので、若干のやきもきはありますが、前半はわりとあっさり読めます。

問題は後半。
坂下の元カレと一緒に仕事することになった菊池に、今度は菊池の学校時代の後輩まで近づいて来ます。
せっかく思いが通じたのに、当て馬2頭の出現。
さらに坂下の気遣いが完全に仇になってしまった状態での…。

き、気になる!後編が気になりすぎる!

菊池が魔性とまでは言いませんが、隙の多いタイプだけに心配です。
ノンケ同士なら「しょうがないやつ」とか「困った先輩」で済む隙が、ゲイからしたらイケそうに見えてしまうんだなあ、と気付けた瞬間でした。

ではでは、菊池がどういう行動に出るか、後編に確認しに行ってきます!

2

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