条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
shindemo omae wo hanasanai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
遠くへ行ってしまうノンケに積年の思いをサラっと告げて
終わった、、からはじまる物語。
友情なのか愛情なのか、好きだからこそ踏み込めない、、と
躊躇しつつのエロエロラブラブです
(((o(*゚▽゚*)o)))キャー
中盤からは
何やら気になる男たちの登場にハラハラ感マックス。
上下ってか前後巻同時発売で続けて後巻も読めるので
今日の午後は心おきなく耽っていられました(感謝)
桜井センセの描く男たちは身体がしっかりしていて好きです。
華奢で可愛い男の子や妙に細い男子も悪くないけど、
しっかりした大人たちのゴツくない逞しさが超萌えです。
同じ会社の後輩ゲイ×先輩ノンケ
婚約をして1年間海外赴任をするノンケの受け(表紙の人)に、
攻めは出発の日に恋心をふっきるために告白を。
それから1年後、
帰国した受けは「しばらく泊めてくれ」と攻めの家にやってきて、
婚約は解消したって言うし、
酔って「俺のこと好きだったんだろ? 慰めてくれよ」
そう言ってキスをしてこようとする。
そして後日、
また受けから攻めにキスしようとしてきて、
「…どうしたら本気なのが伝わるんだよ」とまで。
そ、れ、な、の、に、
いざセックス!となったら、
後ろに指を少し入れられると受けは「無理…嫌だ…っ」と拒否!
その後も受けは、
誤魔化そうとしたり、逃げちゃったり…
なんなのこの男!!と最初はイラッとしたのだけど、
攻めが強引じゃないと、
ノンケが男に抱かれる覚悟ってなかなか持てるものじゃなくて、
こんな風に情けなくなるのはある意味リアルなのかも…
でもこのお話、
ノンケの受けもちゃんと(?)可哀想なめにあうのです。
そこがすごくよかった!!
お付き合いが始まってから、攻めの元カレが登場して、
しかも、攻めのナニが「大きくて大変だろ?」なんて言われて、
実はまだ挿入までできていない受けは焦るのです。
それで、
受けから求めてエッチするんですが、
どうしても挿れるのは痛くてできない…
健気な顔で求めてくる恋人を、満足させてあげられない…
それが悔しくて申し訳なくて、受けの目には涙が…
このシーン、
ノンケゆえの切迫した焦りと切なさがすごく感じられて好きです。
受けがノンケだからこそ、
心も身体も、すんなり開くことができなくて、
愛しさに葛藤と切なさとが入り混じる。
それを乗り越えて…のふたりは、後編で☆
表紙とあらすじに惹かれて前後同時に購入しました。
絵もシチュエーションも、ものすごく好みなんです。
でも攻めがヘタレ過ぎて、う~んと唸ってしまいました。いや、ここはもっとガッつけ~と思ったり…。
受けもその気があってアプローチするけど土壇場で逃げたり、駆け引きかもしれませんが焦れったすぎて萌よりジレンマが勝ってしまいました。
後編では、この焦れったい感じがいかに解消されるか!現れた当て馬たちの仕事も気になります。
ーーーーーーーーーー
2014/06/30
初読の時は焦れったかったのに、再読して意見が一変しました。攻め(ゲイ)悠里が冒頭で、婚約し海外出張の出国見送りで受け(ノンケ)菊池への叶わぬ恋を吹っ切るために告白した場面。諦め憂う表情と頬を伝う涙にキュン。帰国後、突然押し掛けてきた菊池の中途半端な誘い、据え膳を喰わない悠里にはヤキモキしましたが…。菊池の態度はノンケならではの葛藤だったのか?と思うと何だか納得。婚約破棄に至った原因も悠里からの告白があったからだろうと思うと可愛く思えました。キスも繋がりも攻めが受けを大切にゆっくり順番通りに進んでいく社会人同士のピュアラブが今更ながらキュン。後半からは二人の恋を揺るがす人物(二人)も登場して後編がすごく気になる終わり方でした。再読してじわじわと良さが伝わる作品も良いですね。
表紙裏のSSも菊池の男のプライドと悠里を好きな気持ちがいっぺんに読めて可愛いv
告白して、玉砕して・・・
あきらめたところに戻ってきて・・・
婚約していた彼女と婚約破棄した先輩菊池。
悠里はせっかく先輩の海外転勤中の1年かけてあきらめかけていたのに
菊池は悠里の部屋まで来て、悠里の気持ちをかき乱して・・・
ノンケの菊池に対して、自分の気持ちが加速しないようにセーブしているのに
そんな気を知ってか知らずか、ますます悠里の心に踏み込んでくる。
しかし、悠里が一歩踏み出そうとすると一歩下がってしまう菊池。
お互いに揺れ動く気持ちにいつになったら決着がつくのか?
後半、悠里の元カレ佐々木や菊池の後輩で菊池に想いを寄せる浅野も登場し
ややこしくなりながらも、その中でお互いの気持ちを確認していきます。
本当は一番好きなのに、思いやる気持ちから誤解が生まれたりして。
もともとノンケの菊池が、悠里に抱かれるまでの心の葛藤や
菊池の気持ちに寄り添う悠里の健気な姿にきゅんとしてしまいました。
のりのりになってきたところで後半へGO!!
ハラハラで終わった前編を放り投げる勢いで、手に取った後編。
「おや?」
もうちょっと拗れるかと思いきや、案外あっさり。
ハラハラが萎んでいく音が聞こえました。
それにしてもしみじみ思ったのは、「恋はタイミング」ということですね。
坂下と浅野。
どちらも菊池の後輩ながら、会社と学校というライフステージの違う場所で菊池を好きになった2人の明暗が分かれたのは、一番が「伝える勇気」だったのは明らか。
でもこの「伝える勇気」を出すタイミングも大事ですよね。
海外赴任で1年間、文化も違う環境で、新しいメンツの中で生活する中で、日本のことを考える度に、まず坂下のことが浮かんでくる。
1年じっくり考える時間を与えるタイミングで告白した坂下と、言えなかった浅野では、圧倒的坂下の勝利。
さらにまた長期海外出張に行くことになった菊池に対するリアクション。
学生時代と社会人になってからもプライベートに時間しか知らない浅野は、「そんなに長く離れるなんて無理!」と簡単に言える。
恋人としてはこういう反応が素直に嬉しいものだけど、職場で出会った坂下は、仕事に向けている情熱を知っているからこそ言えない。「離れても平気なんだ…」と思われる反応だけど、相手の人生を全部受け止めているからこその建前。
坂下の本心を浅野が引き出したのが皮肉ですが、ここでも勝負がついてましたね。
告白された順番とか、想われていた時間の長さは問題ではなくて、結局言うタイミング、本音を明かすタイミング、これがビシっと合ったら恋は始まるし、深まるんだなあと、しみじみ感じた作品でした。
とは言え、この浅野という存在、読者にはおいしすぎる設定なんですよね。
ずっと好きだったけど、ヘテロだから言えなかった。言えなくてもそばにいられればと思っていた。←ここまではBLによくいる子ですが、気付いたら先輩には男の恋人が出来ていた←これはわりと少数ですね。
いくつか読んだことはありますが、こういう設定の子、萌えませんか?
浅野のスピンオフあったら面白そう!と思っていたら、同時収録で読めました、
痒いところに速攻で手が届きまくった嬉しさ。
フラれた同士が…というパターンですが、安易にくっつかないのがいい。
佐々木が浅野のためを考えて引くあたりで切なさを味わえて、浅野の押しに胸きゅんして、最後はにやにやできるという、前後編であらゆる感情を経験させてもらえる作品でした。
楽しかったなあ…。読み終わって寂しい。
そう思える作品って、いいですね。
リーマンもので社内の先輩後輩の二人が主役、そして先輩である菊池が海外赴任に伴い
急きょ婚約して赴任先に向かう空港で後輩である悠里が最後に気持ちだけでもと
菊池に好きだったと告白して菊池はそのまま1年間海外へ行って1年後に突然、
悠里の前に現れ住まいが決まるまで泊めて欲しいとやってくる。
玉砕覚悟の片思いの相手に告白だけして気持ちに区切りを1年前につけたのに、
告白された相手が何事もなかったように直ぐに手の届く傍までやってくる。
片思いしていた相手にとっては結構つらい展開ですよね。
菊池はノーマルだけど、悠里のことは可愛い後輩と思っていて恋愛ごとで疎遠になるのは
嫌だという思いから悠里に歩み寄ろうとしますがはっきりしない態度はきついですね。
そして再び悠里は菊池に今でも好きなのだと打ち明けすったもんだの末に恋人に
もっともそれだけで簡単に終わるなら前後編2冊になっていない訳です。
今回の前編では二人が恋人同士になるまでと悠里の元彼が菊池の仕事関係だったり
菊池を思っていそうな高校時代の後輩料理人が現れたりと前編で些細なすれ違いが
あった後だけに後半どんな展開になるのか楽しみな感じです。