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ナイーブなスケート選手・甘夏(カンナ)は、
カナダから来たセラのスケーティングを目の当たりにし、
劣等感を刺激されて凹む日々。
自分への好意を隠さない素直なセラに苛立ちつつも、惹かれて行くカンナ。
恋心と劣等感、葛藤に揺れるカンナ。
そんなカンナを目の前にし、不安に苛まれるセラ。
恋愛と選手生活は両立できるのか?
不器用な二人の不器用だけど、熱烈な恋の始まりです。
甘夏が好きで好きでどうしようもないセラにやられました!
一途な男の子ってなんでこんなに萌えるのか! 笑
甘夏もちょっと気が強いけど、情緒不安定な子で、セラとからみだした頃にはかわいくてかわいくて悶えちゃいました☆
基本的に社会人CPが好きな自分が、少年の良さを感じてしまうのが藤たまき先生の作品。
こちらまさに少年から青年、大人へ変わる様を見物させてもらうお話。ただ、青春の純粋で綺麗なところだけではなくて、未熟であるが故のドロッとした感情か、嫉妬とか、独占欲とか、不安とか、過剰な自信といったものが、恋愛にもスケートにも現れて、濃厚。ま、大人でも持つし悩み続ける感情なんですけどね。
前半のセラの葛藤も、後半の甘夏の葛藤も瑞々しくて美しい。双方嫌いになれたら話は早いのに、それでも嫌いにはなれない。3巻まで読んだ後だと、まだこの頃は瑞々しい美しさだったんだな、と思っちゃうけど。
踊りは"自分のもの"だからこそ"誰かのため"と当の自分が言い切ることもできるってことなのかな。
攻め:表紙、向かって右側の金髪少年(セラ)
受け:向かって左側の少年(カンナ)
全三巻の作品です。
キラキラした絵柄とロマンチックな言葉使いがマッチした少女漫画のような画面。
トーンの使い方が綺麗で、細くて繊細な線画もこの方の作風ととても合っています。
ストーリーもさわやかでかわいい青春劇…と思いきや、その中に優しくとがった棘が。
セラはバカでカンナに一途で、スケートの才能がある。
カンナは真面目でセラのことを大切に思っていて、セラのようなスケートの才能はない。
才能が違い、性別が同じ。このことが二人(というかカンナ)を苦しめていきます。
カンナに対して周りが見えないくらい一途なセラがとってもかわいいです。
あとはカンナのどろどろとした内面が見どころですね!もー色んなことを考える考える(笑)
二人の独白の違いも面白いです。セラは超ロマンチックでカンナは超現実的というか…。
この二人の恋愛だけでなく、スケートシーン、二人を取り巻くスケートクラブの面々も魅力的です。
ベッドシーンはこの巻で一度あり、さらっとしていますが妙な色気があります。
一巻だけ読むと二人がどうなるのか気になってしょうがないので、三巻一気に購入がお勧めです!
>海星さん
海星さん、はじめまして。
藤たまきさんの絵柄は独特ですから、好き嫌いははっきり分かれますよね。
私も最初は食わず嫌い気味だったのですが、このお話にはこの絵柄がピッタリなのですよ~!
キラキラしていてキャラの笑顔がとにかくかわいいです。あと空のトーンの使い方がお上手で、画面が美しい…。
もちろんストーリーも良いので、ぜひ読んでみて下さい!胸にくるものがあると思います。
自分の好きな作品に興味を持っていただけてとても嬉しいです!
コメントありがとうございました。
岩塩様 はじめまして。
藤たまきさんは一度も読んだことがないんですが(絵柄があまり好みじゃなくて^^;)
岩塩様のレビューを読んで、とても読みたくなりました。
うわ~、もったいないことしてたかも。この作品かなりおもしろそうです!
わかりました、三巻一気読みですね! 近々読んでみます♪