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zettai shihai sengen
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
監禁、家政夫、同級生、パティシエ×ギャルソン、生徒×教師の、萌え設定な短編5編。
どの話もお約束通りの萌え展開で二人の距離が縮んでいって期待が高まるのですが、突然始まったかと思えば受けがもう絶頂を迎えているHシーンには置いていかれました。
1番エロが期待された監禁ものですらあっさりしたもので、萌えの方向性は分からなくもないけど執着とか屈辱に燃えるとかいった描写が弱く、鎖つけて普通にHしてるようにしか見えずしょんぼりでした。もう少しねっとりした愛撫や台詞や萌え体位が欲しかったです。
カバー下で行われていた男子会では、Hテクをテーマに頑張ってもらいたいです。
絶待してただけに残念…。
大好きな作家さんのデビュー作。
しかし、なんと中身が薄いこと(泣)
5作の短編が収録されていますが電子書籍配信のためかページが少なく、どれも唐突。
【絶対支配宣言】
部下(後輩)住吉:×所長:町屋
表題作は監禁もの。
いつの間にか立場が逆転している、という着地は想像できるものの面白いです。
初めから心を囚われていたのは住吉ですからね。
町屋の背負わされた借金のくだりが経緯含め全く説明ナシで、わけのわからないまま監禁になだれこまれ、おいてけぼりな私(笑)
監禁までしてしまうほどの執着がみえないまま話だけが進んで残念でした。
土巴さんの描くからだのラインが好きなので、エロは満喫しました。
首輪好きな作家さんらしい受でした。
【保父ときどき家政夫。ときおり恋人?】
保父:春崎×園児の保護者:森宮。
タイトルそのまま。
険悪な出会いをものともせず、かいがいしい保父が生活能力低めな園児の保護者の笑顔に惚れておしかけ家政夫になる話。
森宮に事情があっても春崎がどんなにポジティブでも魅力を感じず感情移入できませんでした。
せっかく可愛い園児がいるなら上手に使って欲しい~。
【ラブプレイメーカー】
級長:安永×生徒会長:藤堂。
まとまりのないクラスを体育祭に向けて一致団結させる俺様風味の生徒会長と真面目だけど、おとなしげで雑事を押しつけられがちな級長。
爽やか友情ものには遠く、かといって恋愛ものの心の機微もなく…読んでいて脱力(笑)
保健室エッチというシチュと会長が受でしたか!!という点だけが印象に残りました。
【花に蜜、蝶には愛を】
ぶっきらぼうパティシエ:蝶野×見習いバリスタ:花井(大学生)。
蝶野の作る美味しいドルチェにふさわしい珈琲をいれたいと練習する花井。
そんな花井を口うるさく躾る蝶野は実は花井がお気に入り…という展開。
大人なのかな好きな子には意地悪したくなるという可愛い設定がもったいない。
もう少しページがあって、ふたりの感情のやりとりがあれば萌えられそうだったのに…萌が寸止め(泣)
唐突すぎる…。
【キライキライもLOVEのうち】
教え子:東堂×担任:西宮。
素行の良くない生徒の面倒を見る熱血教師的な展開。
最初はウザがっていた東堂が実は寂しがりやで他の生徒に自分と同じように接している西宮を見てモヤモヤする…という王道。
こんな流され系の先生は嫌だ(笑)
先生、少しは葛藤するなり腹を括るなり、ちゃんとしましょうよ…。
‐‐‐‐‐
内容だけなら初の【趣味じゃない】評価となるところでしたが反り返る体の線と繋がる姿勢のエロさに萌えたので【中立】です。
萌どころが絵だけというのは残念。
ホント、惜しいです。
もう少し長い話なら納得のいく道筋から、おとしどころへ繋げることのできる作家さんなんです(泣)
巻末の描き下ろしで受たちがお茶会をしてるんですが『BLで大切なのはテーマと関係性』と言っている場面がありまして。
わかっていてもどうにもならんのかと(泣)
この作家さんの銀土同人誌はペーパーまでフルコンプするくらい好きな作家さんだけに切なかった。
次回は是非とも、じっくり読める話を希望します!!