大人のヒヨコ

otona no hiyoo

大人のヒヨコ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×211
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
8
得点
105
評価数
29
平均
3.7 / 5
神率
27.6%
著者
たりらびー 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥629(税抜)  
ISBN
9784799714409

あらすじ

通学電車で偶然隣りに座った下級生・咲に、異様に懐かれてしまった里見。
授業中も離れたくない!とヒヨコみたいにくっついてきたり、餌付け中の里見をエサと一緒に食べようとしたり……この子、一体なに考えてんの!?
いつの間にかキスやエッチまで許してしまったけれど、生態不明な咲の謎が明らかになるにつれ、里見は――?

男なんて全然興味なかったはずなのに、オレだけの泣き虫なヒヨコが可愛くってしかたない!
純粋で一途な不思議くんと、運命の恋育成中?
大量かきおろしつき!

表題作大人のヒヨコ

高校1年生,里見のヒヨコ
高校2年生

同時収録作品今でしょ!

同時収録作品秘密のるーる/るーるーの秘密(描き下ろし)

高校2年生 双子の兄
高校2年生 双子の弟

同時収録作品行け!カリスマ校医/行け!カリスマ万引きGメン/行け!カリスマオーナー/神手家の休日(描き下ろし)

校医、万引きGメン、ホストクラブオーナー
高校生達や教師、万引き犯達、ホスト達、息子

その他の収録作品

  • ヒヨコの誕生日(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数8

「新食感!気に入った」だな!

電子でお試しを読み、作者様に興味を持ちました。
かなり個性的な絵柄で、時に巨大なお目目、長〜い睫毛が印象的です。
短編集で、キラキラ・キュ〜ンの「大人のヒヨコ」から始まりますが、この表題作も実は結構な執着モノ。
長身で金髪の、カッコイイけど不思議ちゃんの咲は、先輩の里見にべったり。元カノにもヤキモチで泣き出したり。ノンケの里見も絆されて?キスして抜いたりして。それからはHなじゃれあいもあって、本気の恋をした事が無かった里見が、咲の事は追いかけるような気分。
さて初めての最後までH。攻め受けそっち!とびっくりしましたが、サイレントっぽくて雰囲気ありました。
ラストに過去の二人のはじめエピソードがくるのが面白かった。

「今でしょ!」
8Pの短編。気の合う友達から告白された大学生?の心の揺れ。何かが始まるその一瞬。

「秘密のるーる」「るーるーの秘密」
双子愛。
ヤッちゃってる二人なんだけど、背徳感も罪悪感も何も無く、心のゆがみも無く描かれている。
生まれた時から一つになりたい二人の、いっそ無邪気な愛。

「行け!カリスマ〜」3編+「神手家の休日」
コレ凄い。面白ーい。
ある時は校医、ある時は万引きGメン、またある時はホストクラブオーナーの麗しの神手氏(スーパー攻め)が、ショタを攻め、万引き犯を攻め、ホスト達を攻めまくる!ここまではギャグだったけど。
ラストは神手氏の息子、天司とのガチ父子??。行為はないけど、パパが大好きな天司君が泣いて誘う!切ない。(この天司君のお目目がおっきい!カワイイ。)
アブナイのに透明感があり、優しいのに深く読むとヤバい世界だと思いました

3

独特な絵だけど正統派かも。

絵柄が個性的で、表紙買いした『あなたのしもべ』は「目、デカっ!」、とちょっと慄いたのですが、なんとなく惹かれるお話ばかりで印象に残っていました。

表題作は同じ高校の先輩後輩同士のお話。作家さまのペンネームもさることながら、ストーリーはシンプルで甘いのに、強烈なたりらびーワールドが展開されています。…といってもドギツイ方面ではなく、不思議ちゃん方面にかもですが。

『ヒヨコ』は里見(先輩)が異様に懐いてくる咲(後輩)をひたすら甘やかしまくるお話。二人の間のアンニュイな空気感と、うっすらギャグテイストのバランスが凄い。さら〜っとしているようでちゃんとキュンってしちゃいます。本当、不思議な作風です。

咲のバックグランドは昔の少女漫画ばりの、シリアスなんだか狙ってるんだかわからない絶妙な設定で、少女漫画の流れからこの世界に入って来た者がちゃんと男の子同士で萌えられたってことは、意外とオーソドックスなツボをお持ちの作家さまなのかもしれません。

咲がずーっと里見を待ち続けるシーンで、彼に寄ってきた野良猫たちが膝の上とかアタマに大量に積もってるコマが可愛いかった。

他、短いものからシリーズもの?まで短編が三作収録されていますが、やはりそれぞれにツボ。黒くて残酷な方向に堕ちそうなテーマでもあんまり深刻なトーンではなく、どのカップルもらぶらぶそうなのが嫌悪感が全く生まれない所以なのかな思いました。絵柄に抵抗がなければ、読んでみても面白いかも。

2

個性は正義

マツゲバチバチキャラ達の夢のような学園生活。
リアリティのかけらもない、
この設定、
この容姿。
最高じゃん。

個性的な絵も、洗練されれば正義。
あり得ないようなお話も、かわいければ正義。
表題作の二人もかわいいけど、神手氏が、
神手さんの「行け!カリスマ…」シリーズの、エロのみシチュエーションギャグも、この確信犯的な絵で展開されると、
ヨッシャー!
やったれ、やったれ!
的な、

個性的な絵も、ここまで潔く突き抜けると、かっこいい。
個性は正義だよ。

1

まつ毛ぶっ刺さりそうなほど麗しい

たりらびーさんと言えばまつ毛が長くてばっさばさの絵が特徴ですが、
アレの描き方もリアル物体を描いていない、
という点で画面が実はお上品なのも特徴だったりします。

そうなんです、ぜんぜんリアルち○こ描いてないんです。
修正がひどいとか、ぼかしたりモザイクにしているという意味じゃなくて、
そのものを描いていなかったり、
輪郭をなんとなく描いていたり、
ブツ自体の描写はいたってシンプル。
血管浮き出てびくんびくんはわわwみたいなアレなち○こではありません。

あれだけハァハァやっているのに、
えげつない感じがしません。

不思議な魅力を持っている画面です。

表題作、大人のひよこは大型ペット(咲)×その飼い主(里見)ということで、
とにかくペット側が里見にあまえてくるのが可愛いです。
甘えながら飼い主を食ってるところがイイ!!

かなり好きな関係性のCPでした。

表題作以外は本当に短い短編が3作品と、
あと「カリスマ~」シリーズが3編あります。

このカリスマシリーズは悪いことをしている人間を捕まえてお仕置きHするというギャグから最終的に親子で恋人同士!?の展開。
なかなかに味わい深かったです。

1

でっかいヒヨコ。意外とほんわか。

先にレビューされた方の記述にありましたフレーズに惹かれまして。
「“睫毛ばっさー”って!…どんなん?」
と興味本位で購入。いえ、かつて小沢孔璃子さんなどお読みしてますので免疫はあります。エヘン(←)

えーそんな理由の初読み作家さんでしたが。
シャープな絵柄でスタイリッシュな作風。おぉ…なんてオシャレな。


『大人のヒヨコ』

里見にベッタリなついている咲と、それを受け入れてる里見との、あまーいお話です。それもゆったりペースなのがイイですね~。


おっきなヒヨコ・咲(サキ)。
このコがま~あ里見(サトミ)を好きで!
すりすり~とかきゅーんとか……背丈おっきいのに何?この可愛さ。

2年生の教室までついて来たり、授業が終わるのを待ってたり。
「それってストー○ーじゃ…」と、クラスメイトが読者の声を代弁してくれてますが、
咲は大好きな里見といつも一緒にいたい、ただそれだけなのです。

スネるとコテンと横になっちゃうし、すぐ涙ぐんじゃうし。
バッサー!(笑)な睫毛の先に、たっぷりの涙……ちょ、男の子だろうキミ!
泣くのをグッとこらえて波打ってる口元ったら…。(でも泣いてるけど)

とことん自分に正直な咲。
「たぶんこの子は 自分の好きな事ややりたい事を 曲げたりしない子じゃない?」
里見は彼のそういう性質を見抜いてしかも理解している。
こんな規格外な咲をさして持て余すでもなく、ちょっとは常識的に諭してみたりやっぱ甘やかしたり。
電車でのエピソードといい…きっと出会うべくして出会ったのでしょうね。

あまり『つきまとい感』がないのが不思議。咲が物静かで素直だからかな?それと里見がまったくウザがっていない。
か~な~り~ベッタリだけど、母親を独り占めしたい子供のレベルだしねぇ。
里見も気に入って面白がって餌付けしてるし。(重箱入りの手作り弁当ってスゴいな里見…。)
可愛がっているうちに、キスやらナニやらと里見の方から仕掛けているし。

授業もろくに出ていないとか金髪に染めているとか、それって学生としてどーなのと眉をひそめてしまうおカタい私ですが、
こと咲に関しては「それもアリかぁ…」とならざるをえませんね(笑)。

金髪なのも反骨精神とかではなく、必要に迫られた家の使用人に染められたという。(大邸宅なんだコレが)
その理由も咲ならでは!ですが、皆さんに愛されてのことですのでね。
で、よく見れば髪型も尾長鶏みたいな…。(色とともにヒヨコと掛けている…のか??)

里見ってカノジョと別れても特に痛手ではない感じなのに(主にフられてるようですが)、
咲には初めて執着を見せるという…。
どの子とも長続きしなかったのは彼と出会うためだったのね~。

というとお約束な王道ですが。
ひと目ぼれをヒヨコの刷り込みに見立てたあたりはお見事!
美麗な絵柄ながら、何気にコミカルという私のツボも転がってまして、とても楽しい作品でした。

二人の世界に退廃的な香りはすれども破滅的ではなく。このまま何にも惑わされずマイペースでいくのでしょうね。

…しかし学校の屋上で授乳はイカンよ里見。それだけじゃすまなくなるんだからさ~☆


ところで同時収録作品ですが。『今でしょ!』はともかく『行け!カリスマ○○』シリーズ。
こういったアホエロ?もこなされる作家さんとは!

面白いので余計に校医の話は評価に困りました。
教師が教え子に手を出すのは…うーん。
あ、保健室の先生か。あれっ学校医って教職員?
でも治療だからセーフか……いやいやいや!w


そういえばこの作家さんもお名前で敬遠してました…。思わぬ出会いに感謝♪

5

江名

ヒカリルさん、お久しぶりです~(;^ω^)

レビュー読んでいただいて、興味を持っていただいたみたいで嬉しかったです!
睫毛はやっぱり “ばっさー” って感じでしたよね?w
そういえば、
わたしがたりらびーさんの本を去年初めて手に取ったのも、
ちるちるで気になるレビューを読んだからでした。
ヒカリルさんのレビューで、
興味を持って読んでくれる方がまた新たにいるといいなぁ♪

>…しかし学校の屋上で授乳はイカンよ里見。
とか、
カリスマ○○シリーズのヒカリルさんのコメントには、思わず笑っちゃいました~

素敵レビューをありがとうございました(#^^#)



妖艶ファンタジー短編集

 表紙が可愛かったので帯もあらすじも見ずに表紙買い。
 ヒヨコの擬人化ほのぼのファンタジーかと勝手に思ってたら(本当に勝手でしたすみません)艶のある絵柄で人×人の話だったので、突然背徳感に襲われ萌え遅れました。急きょ思考回路を変更して事なきを得ました。
 異色&タブー色の強い短編集でしたが、絵柄が妖しいので全てファンタジーとして楽しめました。

◆大人のヒヨコ
 高校生。常人離れしたキャラクターのヒヨコに懐かれ、らぶらぶな話。やってる事はほのぼのだけど絵柄が艶っぽいので妙にえろい。
◆今でしょ!
 タイミング逃しておいて今でしょ!はないでしょと思いましたが。何事も遅いということはない、成すことが大事ってことでしょうか。
◆秘密のるーる、るーるーの秘密
 美形双子。しゃべらなくていいので飾っておきたい2人。
◆行け! カリスマ校医
 完治させるカリスマと言いますが誰も治ってません。
◆行け! カリスマGメン
 更生させるカリスマと言いますが別の意味で更生が必要になってます。
◆行け! カリスマオーナー
 ここまできたらカリスマと言っていいと思います。
◆神手家の休日
 父と息子。よく分かりませんでしたがラストシーンは美しかったです。

3

睫毛ばっさーなイケメンはお好きですか?

たりらびーさんの本は「あなたのしもべ」に続いて2冊目。
甘々な溺愛モノ路線は健在なのですが、
トーンがかなり明るくなっていて読みやすく、とても楽しかったです♪

色気たっぷりのイケメンが手足長くて睫毛ばっさーで、
結構エロいことはしてるんですが、お人形さんみたいなので生々しさはあまりないかな。
人によってちょっと好き嫌いが分かれるかなぁ?と。


■表題作「大人のヒヨコ」
電車で偶然隣に座って、肩を貸して終電まで寝かせてあげてたら、
長身でイケメンの後輩の1年生に、
まるでヒヨコ(攻め)が親(受け)に縋るように懐かれてしまって~~というお話。

すりすりと顔をすりつけて甘え、
キレイな顔を寂しそうに歪めて拗ねて、
ちゅっちゅとフレンチキスはしてくるのに、舌をいれたら放心状態になって…
フェロモンがすごいくせに中身はまるで子供な、
そんな年下攻めのヒヨコが可愛くもあり危うくもあり~~
単に甘々でエロいだけじゃなくて、
お互いが特別な存在で一緒に成長していくんだな~と思わせる、
ゆったりとした描き方が好きだなぁ。

あと、
上手に気持ちを伝えられない大学生の短いお話。
双子の高校生ふたりの、身体も気持ちも繋がって一心同体~というリバの短いお話。
そして、
ある時は校医、ある時は万引きGメン、ある時はホストクラブのオーナーである攻めが、
次から次へと涼しい顔してヤりまくり~~で、かなりエロコミカル♪と思っていたら、
実の息子にも想われてて…と、何とも不思議な余韻が残るお話。
などが収録されています~~


キャッチーだけど軽いだけじゃなく、
エロいけれどサラリと読めて、なかなか楽しい1冊でした☆

7

ヒカリル

江名さんこちらこそご無沙汰しております~f^_^;

ええ近年稀にみるバッサバサな睫毛でした!
まぁ身長と共に睫毛も育ったのね~とw
いったい何に食いついてんだという話ですけども、
おかげで貴重な出会いとなりましたので!

私のように何がアンテナに引っかかるかわかりませんから、ホントにレビューって大事ですし、ありがたいです。

私のレビューなどは(汗)とっちらかっていて作品の魅力が伝わりにくいと思うのですが、
楽しんでいただけたなら本望です♪

コメントいただけて嬉しいです。ありがとうございました(*^_^*)

ページめくるのが楽しい本でした。

大きい図体なのにあきらかに不思議ちゃんでしかも
「幼児でも母親にここまで懐かんぞ」
級の里見へのぺったりぶりを見せる咲の素性だとか意外な能力だとかをちょっとずつ見ていくのが楽しかったです。本当に重くないし。

ただエッチするまでどっちが攻めなのか!?とはらはらさせられました。
体の大小で攻め受け決めれば圧倒的に咲攻めなんですが、
だからといってぴよぴよ後追いしてはうえうえ泣いて、
しかも先にいじられていかされてる方が攻めというのはまるで想像つかず、
「あれれ!?」って感じだったんですね。

4

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