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kare no tokubetsu na kare
他的特别男友
普通の高校生でありながら、著名作をもつ達也が筆を折った理由。
絶大なキラキラオーラをもつ大地がそれでも達也に気にしてもらいたがる理由。
そこが実はクロスしていて、さらにお互いが破壊される原因にもなり、さらには幼いときから達也を見続けた政俊が達也を守りたい理由でもあり。
すべてが根が同じだけにどういう結末にもなりえるだけに、読み終えればこうくっつくのはいがいでもなんでもないのにはらはらというか、飲まれました。
途中までの展開から政俊とくっついても、それはそれで一話です。でも大地を選びました。
あとがきに達也の作品に大地がでて、関係者席に達也がすわっているのを後ろから見ていたいというのがあり、作者さんにその通り!と思ってしまいました。
出る人みんな美形!というキラキラ世界にアレルギーがなければ、ぜひ吞まれてほしい。
イケメン、芸能人、生徒会長,VIPクラス…キラキラと王道な学園ラブコメの第2巻です。
1巻で、三角関係を匂わせていた大地と達也と政俊の3人。2巻では、はっきりと、政俊からも告白される達也。同時にキスもされて、戸惑っているところに、大地が来ます。嫉妬した大地からもキスされる達也。ムカつくと思いながらも、すがるように腕を取ってもう一度キスしてもらいます。
大地の存在は、安心すると気付く達也。でも、それから仕事と家庭の事情で、大地と会えなくなり、モンモンとする達也。やっと会えたと思ったら、達也の書いた本が原因で、仲違いしてしまいます。
本当の大地を知って、勘違いしていたことを恥ずかしく思う達也。同時に大地を見直します。会えなくなって、自分の気持ちに気付いた達也は、大地に会いに行くのです。
達也が大地を好きなのは、ダダ漏れなのに、なかなか自覚しない達也にじれったくなりました。でも、お互いが必要な存在になる過程がゆっくりと描かれていて、面白かったです。
最初は俺様で、「泣いてすがりな」と言っていた大地が、「傍にいさせて」と達也に告白した時には、感無量でした。居場所がないことを気にしていた達也に男らしく、俺が傍にいてやると宣言した大地がカッコ良くて、キュンとなりました。
心残りは、振られた政俊です。なんだか滋と何かが起こりそうなので、スピンオフで幸せになってほしいと思いました。