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tokusen ijo hanzai tokkubetsu senmon sousahan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
いおかさんの初ルビー文庫。
型破りな刑事たちを集めたといっても特異能力が強調されている訳ではない。
個々の性格や持ち味からくる目線の柔軟性が焦点となっていて、初仕事から堅実に事件を追って解決に導いているのでトンデモ度はない。
といっても、今後新たに加わる刑事次第ってのもあるから何とも言えないが…。
トクセンの顔ぶれは人より抜きんでた才能を持っていながらも人間関係に難ありな刑事達が集められた感じで、その中での注目は、ゲイばれが原因で単独行動しがちになった先輩刑事・暁と、意識しなくても女性を落とせる魔性の持ち主・響の新コンビ。
話は年下受け・響の目線で進行していく。
響は過去に暁に世話になった事があるが、いざ一緒に捜査してみると彼にはその当時の面影がなくギャップを感じる。
しかし、いつの間にか今の暁にも惹きつけられていき、捜査を通して彼の過去や恋愛遍歴を気にしながらも追う姿が初々しい。
ところで、いおかさんの小説って話に関わる攻めか受けにゲイが多いって印象がある。
今後続編が読めるかどうかは不明だが、今のところ女性に有効な響の魔性がこれからの捜査を通じて男性にも威力を発揮できるのかが興味深い。
推理物!?と思いながらBL要素はいずこ~~!?という感じで
自分の感想ではそれが読み始め感じた事でした
受け様は女性にとにかくもてて人生損するぐらいもてていて
刑事としてもちょっと浮いた存在になっている方です
攻め様はまあ普通と言えば普通ですが、ゲイであって
男同士のいざこざに巻き込まれて、飛ばされた方です
BLのときめき感が好きな私には少し物足りなく感じました
刑事としての推理とか面白く読めたように思います
トクセンですが、変わり者集団ということでw
刑事もので軽めのテイストですが面白く読みました。サスペンス好きにはぜひ。
刑事の中でも一癖ある人材ばかりを集めて結成された、トクセン。推理ものオタクを仕事に発揮したがる菅野や、無口で人付き合いができないIT専門、波野、それをまとめる常識人、徳川。それぞれのキャラが立ってていいし、ぼすこさんのイラストがすごくよかった。
他のキャラメインでシリーズ化できそうな。
美貌すぎて人生損してきた受け、響。現在その美貌は聞き込み、特に女性に威力を発揮する。一方、かつて憧れだった先輩刑事、今はもっさり一人狼になっている攻め、暁。コンビを組まされるが、勝手な行動に弱る響。
しかし、事件の捜査を通して、次第に信頼関係が生まれて行く。事件に絡む人物が当て馬っぽく登場したりと、仕事と恋愛が絡み合っていく好みの展開で、なんといっても基本のサスペンスがしっかりしているのでとっても楽しく読みました。
ちょっと軽めテイストだったので萌え1で。この職場、面白そうなので是非続編をお願いしたいところ。次はオタクの菅野が活躍しないかな~
面白いけど、ツッコミどころの多い作品だった。些細なことがどうでもよくなるくらいぶっ飛んでくれたら、スルーして読めた気がする。事件の規模が小さくコミカルな雰囲気もあまりないので、設定のおかしさに引っかかる。
暁のキャラは好き。
各職場で、能力はあるが協調性がないメンバーを集めて新設されたトクセン。主人公・響の能力は「魔性」、これが作中で活かしきれていない。進路選択の時点で間違っているメンバーもいて、優秀さが伝わってこなかった。
事件は主に響と暁のバディを追う形で進んでいく。一度寝て意識していたところに暁の過去が事件に絡んでくるのは、わくわくする流れ。そういえばホテルで暁と沢木は結局何をするつもりだったんだろう。
山場はお決まりの受け攫われ。一人で乗り込んでいくのは主人公の宿命なんだろうか。救出時、視線一つで二人の信頼関係を表現するシーンがとても良かった。
捜査対象を所沢に絞る根拠は弱いが、結果良ければってことなのかな。捜査に関する描写は冤罪を生みやすい状況や思考が多く潜んでいて、モヤモヤした。
設定自体は面白いし、海外ドラマか映画であると好きで見るタイプの作品。ただこれ系のセオリーは、過去の未解決事件を扱うことになると思う。
現在進行形で捜査中の事件に首を突っ込んで好き勝手なやり方を通すのは、見ていて気持ちの良いものではない。無駄な反発を生みそうで、それを撥ね退けるくらい飛びぬけて高い能力を持った集団ならまだ良かったが、そんなこともない。
BLだけを見ればとても好き。晴れて恋人になってヤった後に、早く慣れろよ俺に、っていう暁のセリフがめちゃくちゃツボ。二回もヤった後にまだ初々しいこと言ってて微笑ましいカップル。
たぶんいろいろ全部スルーして読めたら楽しめたと思う。警察組織の一部として見るとダメだった。
刑事もので、事件を追いながら恋に堕ちるって
結構好きな設定だし、
高崎ぼすこさんの表紙でずっきゅんだったもので!
口絵カラーもエロいし、期待が高まってしまったわけですよ…。
ところが!ラブが少ない!!
事件8:ラブ2くらいな感じで…。
あとがきでいおかさんが
特殊な部門の捜査班を書いてみたかったとおっしゃっていて
だから事件に力が入ったのかな?と個人的に思ってしまいました。
主人公の響は『魔性』と言われるほど容姿が整っていて
感情を表に出さない事からそう呼ばれていました。
容疑者の女性を難なくおとす為、やっかむ連中もいたわけです。
でもいたって本人は真面目でチャラさのかけらもない人物。
そんな響が、
昔巻き込まれた事件で出逢った暁に憧れて刑事になろうと思ったのに
数年ぶりに再会した姿は過去と違って肩を落とします。
一癖も二癖もありながら、秀でた能力を持つ者が集められた
“異常犯罪特別専門捜査班”、通称“トクセン”。
そのわりには、これといってクセが強いという印象がなかったです…。
脇の面々に個性があって「お!?」って思わせてくれたら
もっと惹き込まれたかもしれません。ごめんなさい;
響が他ではみないほど綺麗だけど噂とは違って
仕事に対する真摯な姿勢は良かったです。
暁も、最初は勝手なマネしてくれちゃっていいのか!?と思いながらも
自分なりの捜査を進めていたり
情のある人物だというのが好印象でした。
でも、暁がゲイで攻め、響がべっぴんさんで受け、というのは
そりゃそうだろなーというか…。
意外性を求めて読み始めたわけではなかったのですが
つい「こうきたか!?」的な展開を望んでしまったようです;;
あと、高崎ぼすこさんのイラストは、
中の挿絵が思っていたよりあっさりめで
綺麗は綺麗なんですがこちらも期待しすぎてしまったみたい。
あれこれと生意気にも申し上げて本当にすみません!!
事件に重きを置いた話が読みたい方なら楽しめるのではないかと…。
失礼致しましたm(__)m
ぼすこ先生の挿絵狙いでget。
1時間刑事もの2編+BLといった感じ。
事件としてそんな複雑怪奇なものではないし、BL部分も
そんなすったもんだないように思います。
あまあまでもないし・・・
いいなあと思う特筆ポイントがどうも見つけられず
それで中立。
受けさん:魔性と言われる刑事2年目。美貌で?天才的な人たらし。
言い寄ってくる人数知れず。
勝手に周りで女子同士が刃傷沙汰になったりするやや気の毒な人。
あまりに周りがきゃあきゃあいうので 無表情でいることを身につけている。
攻めさん:ゲイばれでしばらく飛ばされてた刑事。受けさん20歳の時の刃傷沙汰の担当。
男っぽさ満点な雰囲気。
なんで好き合うようになったのか といったあたりが
あんまり伝わってこなかったです。。。
刑事ものってやっぱ難しいっすね。