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先生はなんで俺を抱くんだろう――
sunao ni juujun ni shitsukete
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
一つ一つのタイトルが思わせぶりで、それがオシャレ。
冒頭の「もつれからまる舌3寸」「もつれほどけて舌を巻く」「素直に、従順にしつけて」の3タイトルが表題作。引きこもり高校生の有生が、家庭教師の市ヶ谷と知り合い、大学生になるまで。その間にツンデレの有生は、市ヶ谷と身体の関係を持ちますが、恋なのかどうか。それは不安定な関係。市ヶ谷の方にはある目論見があって…。
有生のモヤモヤは宙ぶらりんで終わる。短編としてはオシャレな終わり方だとは思うけど。番外編でもいいからその後を描ききって欲しかった。予定調和だとしても、「しつけて」いるつもりの市ヶ谷が翻弄されてもいいし。有生がのめり込むでもいい。私の好みなら、市ヶ谷に攻めザマァな展開をお願いしたいかなぁ。引きこもりの有生が外へ出て行けるきっかけを作った恋なのだから、もう少し大事にしてあげて欲しい。
同時収録は「寝取られ男とロクデナシ」悪気なくNTRがクセになっている蓮にほだされて付き合ってしまう周。読み手側には即座に分かる。周は誰と付き合うべきだったのか。けど、そう上手くは行かないのも恋だよね。
「息苦しくって10秒となり」「苦しくなって10秒となり」で、一つのお話。アパートのお隣さん同士のリーマン、菊田さんと 大学生、治馬くんとのもんやりラブ・ストーリー。すぐお隣さんだから、いつでも会おうと思えば会える。でも、会わないと思えば会わない事も出来る。たった10秒の二人の距離感を息詰まる感じに描いています。二人共に少し不思議ちゃんです。気持ち繋がる10秒となり、までを描くには足りない時間だったかも。
絵もキレイで魅力的なので、丸っと表題作の二人にフォーカスして欲しかったなぁ、と思います。
ひきこもりとロクデナシって、個人的には好きなカプなんですがこの作品はそこまで萌えませんでした
受けの子は可愛いかったんですが、攻めがなんかなーって感じで消化不良だった気がします。
あと、もうちょっと表題作を見たかったなーとも思ったり
寝取られの方は攻めがけっこうなクズでしたが、受けの呪ってやる!が可愛かったのと、最後のオチがおっ!てなったので私的には好きでした!
3作目は、春馬くん(攻)の彼氏がロクデナシでしたが春馬くんも軽いなーと思った、、、次に行くのが早すぎじゃないか。
受けも受けで流され過ぎ感がいなめない。
と批判ぽくなちゃいましたが、好きです!笑
春馬くんが若干ストーカーっぽくなちゃった感じも良い!
ちゃんと、最後はお互い好きなんだなーとわかったし、終わり良ければ全て良しって感じでした!
ですが、物足りなかった感があったので評価は萌にさせて頂きます。
まずどの話でも共通していることは
髪色は白抜き(?)飄々とした雰囲気の美形攻め
黒髪、攻めの手のひらで転がされちゃう受け
表紙のイラストがとてもきれいで印象的
中身も表紙の絵の感じのまま展開されており
崩れもあまり無く、安定して見れます。
表題作の受け、有生くんは引きこもり。
にも関わらず先生(攻)を追って大学まで会いに行くシーン
目にうっすら涙を浮かべて、顔を真っ赤にして
一生懸命思いを伝えようとする有生くんは何度見返しても
悶絶モノです…かわいすぎます
個人的には同時収録の「息苦しくって10秒となり」がとても良かったです。
年上受けというだけでもオイシイのですが
スマートな大人の余裕をかましてた菊田さん(受)が
濡れ場直前余裕を無くして真っ赤になりながら子供のような返事を返すのが精一杯…
ほんとにごちそうさまです
正統派美少年の恥じらい顔を求める方にはこれ以上無いほどオススメです。
読んでまず思ったのは一冊目の単行本なのにかなり話が面白く且つ絵がとても安定していて綺麗ですので、今後かなり期待している作家さんです(^^)/
「素直に、従順にしつけて」
いい具合の調教です あまりにもハードで縛ったりするのがあまり好きではないので良かったです!(^^)!
引きこもりな高校3年生有生と家庭教師の大学生市ヶ谷の話。
ロクデナシで子供にイイコト教えちゃうみたいな話嫌いじゃないです笑
きっかけはちょっと脅そうとしただけなのにアレコレしちゃって執着するまでの関係になるなんて当時のロクデナシ市ヶ谷くんは想像していなかったでしょうね笑
結構毒舌で言うことがキツイ時もあるのでSだなあ~と思いました。
従順にしつけようとしていますしねw 自分からは好きだと伝えないで相手に不安にまでさせるので有生は大変ですヽ(^o^)丿
結構眞山先生はクズなキャラクターが好きなんですかね?結構性格や性に関してちゃらんぽらんな攻め率が高い気がします。あと脅威の白髪攻め率笑
合計で3作品収録さされてましたが、受けが流され過ぎてないかい???
それも攻めが全部ダメ男てきな?
よく見たら帯にロクデナシ男って書いてたわ…(^^;)
最初は家庭教師の先生と生徒
とある理由から子供が登校拒否になったので親が家庭教師を付けてきた。
その家庭教師が猫かぶりで、親の前だけでは好青年。
だけど実際は…
でもね結構生徒のことを考えてくれてるいい人に思えたんだけど
最後まで読むとやっぱりロクデナシかな?
というか意地悪かな?
でも生徒に対しては凄い愛情を持ってそうなので
この腹黒さに気付いた生徒がどうなるのかなって感じ(笑)
たぶんこの子は気付かないんだろうけど…
2作目は
付き合った彼女に3日で振られ、それ以来女性不審になったお話で
最後に「なるほど~っ」なオチがありました。
友人にいつまでもその事でグチグチとしていると
友人と同棲してる彼氏も一緒に飲むことに。
まさか友人がそっち系だったなんて?!
酔っぱらってその彼氏に送ってもらうことになったんだけど
朝起きるとヤラレてた!!
友人の彼氏を寝取ったと思い、謝りに行くと殴られたのは彼氏の方。
実は彼氏ではなく、
友人は自分の事が好きで脈ありか確かめてくれとお願いされてたらしい。
でも同居してたのは事実なので、この事があって追い出され結局はじぶんの処に居候。
で、これまたダラシナイ人物でね…仕事もしないでふらふらしてる。
キレて喧嘩して結局そうなって
その後の彼のセリフで自分のトラウマを作った人物だったというオチ。
(自分の彼女を3日で寝取った本人なのでした…)
最後はアパートのお隣同士のお話。
ほぼ毎日隣から聞こえる喧嘩の音。
その後に必ず訪れる隣の住人。
なんだか最近彼氏とうまくいってないみたいで、喧嘩のたびに泊まってく。
その後別れて、自分にモーションかけてくるんですが
拒むと距離を取られるようになって…
結局「押してもダメなら引いてみな」じゃないけど
簡単にその手に引っかかり、押し倒されるのでした…
ん~っ、どの作品も攻めに惚れる要素が解らない…かな(^^;)
作者さんの初コミック?
表紙に惹かれます。
読み終わって気が付いたのは、まるっと一冊「ろくでもない男」が攻めだったということ。
こんな男に惚れた受けはご愁傷様、というべきか?
いや、受けには合ってる攻めなのか?
一読目、かなり雰囲気でバババーと勢いでいけてしまった時は、なかなかに駄目攻め展開もユニークでいいかな?って思ったんですが、ちょっぴり何気にシコリが残る。
読み返すとうう~ん、、、その関係性の決め手を求めてしまって「ほだされ」だけで納得できない部分が。
これらって、短編の1話完結のものであれば、それなりに駄目男特集みたいな感じて愉しめるのだろうが、そこそこ2~3話のしっかり展開されてしまうと、もうヒトコエ!と欲張りたくなってしまうのです。
表題は、主人公達の出会いエピソードを描いた描き下ろし。
彼等の関係の主となる話は高校生編が【もつれからまる舌三寸】その後の大学生編が【もつれほどけて舌を巻く】となっています。
不登校になって4カ月の高校生・有生に母親が大学生の家庭教師をつける。
この大学生・市ヶ谷と有生は身体の関係がある。
しかし、ノリの軽い市ヶ谷にツンデレな対応と表情を見せる有生。
本当は市ヶ谷が好きなのに素直になれない有生と、それをわかっていて翻弄する市ヶ谷という姿が描かれる。
市ヶ谷が学友に、付き合っている相手について「せっかく根気よく育てたんだから、絶対手放さない」と言っているのだが、思わず”おもちゃ”?と思いつつ、彼はこの関係を愉しんでいるようだ。
で、どうして有生が不登校になったかというと、陸上部の選手だったのだがリレーのバトンに失敗して、それを素直に謝れなかった為という素直じゃないという面を見せていた。
素直じゃないツンデレとそれを愉しんで可愛がるろくでなし。
キャラはじめ、パーツパーツの設定はいいのに、全体を繋げた時にふわふわの、手ごたえのあいまいなモノをかんじてしまったのかもしれない。
【寝とられ男とロクデナシ】
大学二年の時、1年越しの片想いを実らせて彼女と三日で別れた現在会社員の周。
要は彼女を寝とられたのだ。
それが現在もトラウマになっているのだが、親友と飲んで愚痴っている時に親友の彼氏という蓮がやってきて、へべれけに酔っぱらった周を彼が家まで送るのだが・・・
周が朝目覚めるとなんと!裸!?どうやらヤられちゃったようで~
ところがこの蓮、実は周が好きで親友におぜん立てをしてもらったという用意周到な計画の元、また無職で住む処もないということで周の部屋に同居することに。
実は、蓮はヒモ体質の男だったのです。
一緒に暮らすうちにほだされて、そしてラストに用意された真実・・・トラウマの彼女を寝とった男だった!?
寝とられるくらいだから、人がイイという設定なんでしょうね。
このお話も、設定はわるくないのに生かしきれてない?
【息苦しくて10秒となり】【苦しくなって10秒となり】
アパートの隣室の男が恋人とケンカしては主人公の部屋にプチ家出してくる。
またこれも主人公がちょっぴりお人よし。
バツイチで奥さんに逃げられたという少し心に傷を抱えている人。
この手間のかかる隣人に寂しさからほだされちゃうというものです。
これもまたこの隣人がちょっとろくでもない人かも?
キラっとする要素はとてもいいのに、う~ん、、と考え込んでしまう。
今回は残念ながら中立。
攻めがみな髪が白、受けが黒、なので似通ってしまう部分もある。
外見から変化も欲しいところかもです。