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yukkuri koi wo shiyou
が詰まった短編集です。360ページとボリュームたっぷりで7つの話が収録されていて、読み応えがあります。昔の作品なので絵や時代背景が古かったりするけど、内容は感動できるお話が多かったです。
その中で一つだけバッドエンドな短編があったんだけど、読み終わってじわじわと心にしみて、一番好きになった作品が『煙が目にしみる』でした。
クリスマスイブが誕生日の結城。高校生の時に友人達に愚痴ると、仲の良かった宇佐美が原に声を掛けて、彼女ができるまでの間は2人で結城を祝おうと決めるのです。そして、その約束は毎年繰り返されてきたのですが、2年前からは原だけになってしまって。
てっきり、宇佐美に彼女ができたのだと思っていたのですが…。
送り主がもういないのに、3年前の生前の宇佐美から送られてきたプレゼントと、結城の本音の告白にキュンキュンします。後悔の無いように生きることの大切さが伝わってきて、胸が痛くなった作品でした。
他の短編も、一途で不器用な恋心やすれ違いにキュンとなって萌えました。