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lucky strike
初読み作家さんです。
全体を通して読みやすかったです。
が、印象に残ったかと言われれば
うーん……って感じですかね。
短篇集です。
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●ラッキーストライク
企業の社長・潤士(受け)。
私生活・仕事生活、両方の面倒を見るのは恋人の雄一(攻め)。
幼馴染あり、付き合っている二人。
当然会社には、このことは秘密にしています。
なんか既に出来上がっていて、盤石なオトナの恋!って
感じがするので、イマイチ萌えがきません。
ある日風邪を引いた潤士。
雄一がいないことに寂しさをつのらせます。
ここで回想シーンがあるのですが、
既に中学生でバリバリにエッチしているようで
ビックリ。若いなー。
雄一は潤士が風邪で寝ている間に
会社でもめていた企業献金の案件を片付けてしまいます。
実は有能だった雄一……という筋書き。
結局、月曜だというのに、
朝からベッドでいちゃつく二人でした。
やんちゃ有能犬 × ぼんぼんの社長というCPで、
リーマンモノか…と問われればそうでもなく…
幼馴染兼恋人の大人同士の恋と
表現したほうがいいかもしれません。
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●SとMのルクスリア
正直、エロで始まってエロで終わった話でした。
というか、そもそも「話」だったのか……?という疑問。
トップモデルの木崎慶(受け)。
医者の政尚(攻め)の言いなりで、
サディスティックで性的な攻めも素直に受けます。
モデル事務所の社長もその関係を知っており、
「変態同士?」と疑う始末。
しかし、社長は慶(受け)があまりに無表情で無欲で
友人の一人もいないことを心配しています。
それは政尚(攻め)も一緒で、なかなか本心を見せてくれない所を
案じていました。
慶(受け)の苦しみの先が見たい、という政尚。
唇を無意識に噛んでしまう慶(受け)の癖は
心の何処かがかけている証拠だと確信する政尚。
色欲(ルクスリア)の闇に落ちていこう、自分の半身…
というところで話が終わります。
全体的にダークな感じでしたが、意味がよく
分からなかったなーという感想。
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●SとMのルクスリア 2
「1」に比べたらぐっと話が分かりやすくなります。
慶(受け)の生い立ち、何故あのように無表情で無欲に
なってしまったのか。
そして何故、医師の政尚(攻め)の元に預けられているのか。
そういった謎が次々に明らかになっていき、
「1」の謎も分かってきます。
ある日社長が大きいギフトボックスを慶に渡して
去っていきます。
そして、政尚は慶を教会に連れて行き…
白いスーツを慶に着せます。
そこで指輪を渡し、永遠に相手が自分のものだということを
確認しあう……というところで話は完結です。
「1」が暗いところで終わったので、
「2」でハッピーエンドで終わり、
良かった良かった、という感じでした。
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●Bにまつわるオワリティア
最初見た時に
「うわー、苦手な3Pだ。飛ばそう」
と思い、斜め読みをしたら、
実は4Pものだったという話でした。
3人にも愛されて、主人公は幸せモノ…なのかな?
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正直、読み終わった後は特に感想とかなかったので、
印象は薄かったです。
申し訳ないけど、一冊の値段分の価値はないかなーと。
人物の顔とかの絵は綺麗なんですけどね。
エロもいまひとつ、雰囲気だけで終わってます。
残念。
表題作は短編なんですが、あまりにもさらっと読み終わってしまってこれと言った感想が残りませんでした。残念^^;
親の跡を継がずに独立した若き社長、潤士と幼なじみでその秘書の雄一。普段はクールな社長なのに家ではグダグダ。
そんな生活能力のない潤士のプライベートは雄一が面倒みる…という設定ですが、お話が展開する前に終わっているというか、何かしら展開させたかったんだろうという感じはするのですが、けっきょく何が起こったとかないこれで終わり?という内容でした。
まとまりがなく、状況説明だけであっという間に終わってしまったような印象でした。この終わり方の唐突さがちょっと微妙でした。
絵はすごく綺麗で好きなのですが、受け側がちょっとなよっとした感じが気になってしまいました。
「SとMのルクスリア」
お医者さんとモデルのSMカップル。こちらのカップルの方が表題作より好みでした。
SMといっても酷い感じでなく、互いが望んでプレイしている、愛され感のある作品です。内容はよくありそうなお話ですが、トラウマのある受けというのが好きなので楽しめました。
でもラストの、後ろの孔に指輪をいれるのはちょっと…^^;
後ろに指輪を入れて、教会まで運び、それを教会で指に嵌めてくれるのですが、普通に最初から指に嵌めてくれ~て思う。この部分がどうしてもシリアスなのにコミカルに見えてしまいました。