オオカミさん、召し上がれ

ookamisan meshiagare

爱吃甜食的野狼男友

オオカミさん、召し上がれ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
13
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
紫妲たかゆき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784775521618

あらすじ

コワモテな鎮目は三度の飯より甘いものが好き。ある日、鎮目がレストランの面接を受けると学生時代の友人・梶原がパティシエとして勤めていた。しかし梶原は、過去、鎮目の唇を奪ったオトコ…! ! そのうえ梶原の元彼まで出てきて……。どうなる! ? 甘党オオカミのラブライフ! のっかり受(押しまくりv)は、Hなド天然パティシエ。

表題作オオカミさん、召し上がれ

レストランのホール係
元同級生のパティシエ

同時収録作品オレと淫魔が罰ゲーム

罰ゲームで降りてきた淫魔
ターゲットにされた会社員

同時収録作品オレと淫魔が罰ゲーム

淫魔
社長

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下:漫画

レビュー投稿数2

天然ちゃん恐るべし

作家さん3冊目のコミックス。
振りかえってみると、それぞれの作品はバラエティに富んでいてどのコミックスも違う味を味わえる、そんな幅の広さを感じます。
今回はこの表題と淫魔モノで構成。
今回もオヤジが登場しなかったか・・・ちと残念だ。
チョロっと表題にオヤジっぽい外国人が受けの元恋人で登場するのだが~まだオヤジものはOKが出ないのか(笑)


高校時代、鎮目には自分にスイーツを作ってきて味見をさせてくれる同級生の梶原がいた。
しかし口についたクリームが…とキスをされ鎮目は逃げ出して、そのまま梶原は鎮目の前から姿を消し・・・
顔が怖くて口数が少ない鎮目は、似合わないと言われてもスイーツ関連で働きたくて、そこの味が懐かしい味がすると、あるレストランの面接を受けていた。
そこに現れたのはパティシエとなった梶原!
梶原の一緒に働きたいの言葉で、鎮目はホール係に採用されることになる。

この梶原のキャラクターが超天然の若干アホっ子キャラ。
見た目や絵の雰囲気からそんな感じが全然しないので或る意味ギャップかもしれない。
その天然が繰り出される、繰り出される(笑)
あの高校時代の逃げた鎮目、という体験を覚えているのかいないのか?
ごくごく普通に接してきているのは鎮目にとっていいことかもしれないのだが、実はこだわっているのは鎮目。
歓迎会で酔っぱらった梶原を家に送り届けた先で、梶原に襲われちゃうのだが、翌日梶原は覚えてないと言う。
そこへ現れたのは、フランス留学時代の師事していたパティシエで、元恋人でもあるリュシアン。
彼の言動に気持ちを乱される鎮目は、明らかに梶原・・・好き・・・?
こうやってとうとう両思いとなった二人なのに、鎮目が全然エッチにもちこまないので梶原がモンモンとするという展開。
その手を出さない理由とは?
鎮目、彼は真面目だったんですね~♪
梶原の酔っ払い癖といい、片付けられない汚部屋住人設定だったり、いやはや、冒頭の始まりからまさかの予想もできない設定でした(笑)

【オレと淫魔が罰ゲーム】
淫魔達がゲームをし、それに負けたゲルトは指名された人間の精気を取ってくる事になる。
しかし!それは男だった。
仕方なく、その男の会社員の元へ現れるゲルトだけど、
淫魔というのは、相手の望む姿になって見えるというのに、会社員には男のゲルトのままで見えるという。
まさか、そっち?
というこでゲルトに襲われちゃう会社員なんだけど~という、淫魔にほだされちゃう&淫魔も会社員にはまっちゃうという展開。
しかしながら、この会社員が強情なツンデレで、
ゲルトの仲間のジズが誘惑をしにきて催眠でおとそうとしたところをゲルトが助けにきても、最後まで意地張ってました。

そしてその最終話は、シズのイイ人?というかセフレの男の話し。
すっごい割り切った大人な関係なんですが、ジズが受けかと思ったら男前でどうみても攻めの人間が受けだったのに・・・ビックリしたよーーー♪

表紙下の本体にも漫画があります。
表題の鎮目の着ていた制服のベストの後ろが独特なデザインだったのですが、それについて、
淫魔では、ゲルドがどっちの姿にもということで女体化!?
ちょっぴりお遊びな部分が見られます。

3

もう少し情緒的なものがほしい

表紙のケーキとパティシエに飛びついてみました。

高校生の頃、同級生の梶原の作ったお菓子をいつも試食していた鎮目。
あるとき、口元についたクリームを拭ってくれた梶原にキスされてしまう。
それから7年後、あの日以来姿を消した梶原に再会した場所は…。

という感じで始まる再会ものです。
通常の再会ものだとキスをした/告白した方はされた方を避けるのがセオリーですが、本作の梶原はぐいぐい来ます。ずっと会えていなかった親友との再会に喜ぶワンコ系男子のよう。回想シーンの気まずさゼロの時点で「?」が頭をもたげてしまいました。
そしてあまりにも分かりやすく梶原の想いびとを周囲が示しているにも関わらず鈍すぎる鎮目にも「?」が発生。
梶原のフランス留学の元カレで有名パティシエのリシュアンの役割も「?」でした。特別講師で呼ばれて来日しただけなのにずっといる。代理で勤務までしてる。そしてやっぱりフランスに帰らない。
あまりに多くの「?」に囲まれて、鎮目が自分の気持ちに気付くまでのいろいろもカップル成立の喜びも全体的にあっけらかんとしていて、入り込めませんでした。
そして最後に残った特大の「?」は、タイトルのオオカミさんって誰のこと?でした。
梶原のビジュアルはかわいいです。キメゴマではちょっと阿仁谷さんの絵のような雰囲気もありました。そこだけ萌え。

ちなみに再会シーンで梶原が言っていた「フランジパーヌ」、調べました。
簡単に言うとカスタードとアーモンドクリームを混ぜたクリームのことらしいです。ガレット・デ・ロワの中身と言ったらピンとくる方が多いかと思います。食べたい…。

同時収録は淫魔もので、淫魔は好きではないもののメインCPではないジズと雅貴の方はもう少し読んでみたかったというか、こっちだけ出会いから最後まで読みたかったです。消化不良…。

0

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