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tokoharu boys
大学編!
恩返しの約束どおり、難関といわれる同じ大学に進学し、さらに同居まで開始している2人。
春樹は甲斐甲斐しさに磨きがかかり、周囲に「奥さん」と呼ばれ、今まで以上に義常に献身的に尽くしています。
それに引き換え、義常は相変わらず俺様で口が悪く、自己中で…しかも、守銭奴に磨きがかかりバイト三昧。
すれ違いの生活で、まだまだ恋人同士には程遠い2人。
でも、春樹の体調が悪いかもと心配になれば、バイトの途中でも看病しに飛んで帰ってる義常。
意外に甲斐甲斐しく、おでこ同士で熱を計ったり、春樹に至っては嬉しいあまり寄り添いにいってるし…と、2人とも無自覚に甘い雰囲気を漂わせてくれます。
同級生の中川が春樹にちょっかいを出し始めれば、義常は気になって、嫉妬状態(本人は無自覚)。
自分のデートをほっぽり出してまで、春樹の危機を助けに殴り込みにも行っちゃいます。
でも素直じゃないものだから、毎回その後の言い訳がましさが笑えるんです。で、安心のあまり抱きしめちゃったりもしていて…と、本当に微妙な関係の2人(笑)
2人の関係が動き始めるのは、春樹らしい告白から始まります。意外に春樹は自覚していて、義常程鈍感ではなかったんです!
それまでも無意識とはいえ、春樹中心で回っていた生活が、意識し始めた事で、もうぐるぐる楽しいくらい大いに悩やんでくれます。
悩んだ末1度は断るんですけど、春樹がすんなり納得してくれるので拍子抜けの義常。
しかも、春樹にしても中川にしても、恋愛ってものを真剣に考えてるのか⁉︎…て思う始末!
いやいや、1番分かってないのはあなたですよ〜ってツッコミ入れまくり(笑)
ある出来事ですれ違い出す2人…ただ義常の側にはずっといたいと思う春樹は、これ以上嫌われるような事をしたくないと健気に思い…義常は明るく振舞おうとする春樹の様子が気になって仕方ありません。
そんな時、再び中川がアプローチをかけてきて、春樹を強引に連れ去り…義常は逆上して追いかけて…⁉︎
それにしても義常は、告白の仕方まで、無茶っぷりに、俺様っぷりを大いに発揮してます(笑)
でも、この後の春樹の表情をみたらジーンと感動でした!
やっと恋人同士になった2人は…⁉︎
義常の疑り深い独占欲の塊部分と、時折みせる優しさがいいんです。恋人同士になると甘さが加わるので美味しい♡
恋人になってから初めてのXmas編に、バレンタインチョコ編、義常の誕生日プレゼント編、義常の高校の学生服と春樹こだわり第二ボタン編。
毎回初々しい位相手を思いやり悩む2人が可愛いです。
特に、春樹が誤解していると思ったら、義常はその度にスキンシップをとってくるシーンが好きです。
俺様なので(笑)「こいよ!」と強引な態度なんですけど、膝枕をさせてキスをねだったり、片膝に座らせてこれもまたキスしたり、チョコとキスなんかにいたっては、一昔前を感じさせられるものの、2人の甘さに恥ずかしく思いながらもテンション上がりました。
あと、玄関での忘れ物キス編も萌シーンで凄く好きです。
義常は確かに俺様なタイプですけど、彼なりに大事にしている気持ちが十分伝わってくるし、春樹の嬉しそうな表情を見てると許せちゃうんですよね。
プレーリードック編では、春樹と比べてみて『ちくしょーっ!やっぱりこいつが一番かわいいッ』ってベタ惚れ状態の、義常の素直な心の叫びと行動は萌でした(笑)
そして、シチュエーション的にも、2人が気持ちを再確認し合う1番の盛り上り、模擬結婚式編は特に大好き♡
新郎役に義常、新婦役に春樹がなって⁉︎
春樹の花嫁姿を見た義常の反応が楽しいんです(笑)
素直じゃないから言葉にはしないけど、どれだけ春樹のことが好きか伝わってくるから萌ます。
でもこの時、微妙にすれ違ってしまっていた2人。
義常に嫌われたくない一心から、引いてしまう春樹の態度に不安を感じる義常!本当に自分と同じ好きなのか?
でもやっぱり最強な春樹には敵いません!
観客の前にも関わらず、堂々と義常へ愛の告白して、誓いのキスも春樹から奪っちゃうんです!
とっても綺麗で感動的なシーンなのでお気に入りです。
改めて、葉芝先生のキスシーンの綺麗さを実感します。
キス止まりの2人なんですけど、毎回シチュエーションは違し、上巻の時には考えられない位、あまあま&ラブラブで、しかも何回もキスする2人。
2人の思い合う「愛」が羨ましくもあり、そんな幸せそうな2人をみていると、こっちまで幸せな気持ちになって癒されるお話でした。
下巻では『よっちゃん春ちゃん②』が昔バージョンで載ってます。鈍感なのに、幼少期から自分と春樹の人生に関しては予感的中させていた義常に大笑い!
下巻の描き下ろしは、嬉しいことに上巻よりほんの少し増頁されていました。
過去作の大学サークル編に続く『その後のふたり』です。
鏡のように描写されて描かれてあるのが良かったです。
義常のことが大好きで、健気に一生懸命追いかける春樹。そして泣き虫な所も変わっていなくて…。
そんな春樹を俺様ぶりで口悪く言いながらも、やっぱりほおっておけなくて、1番大事で敵わない相手だと思う義常も変わってなくて…。
一生の相棒だと思う義常と、些細な事でも、義常も自分と一緒にいたいと思っていてくれていることが嬉しい春樹!
そんな相変わらずの2人は、この先も相変わらずな『常春コンビ』のまま、2人一緒にいるんだろうな〜と、しみじみ感じてしまう完結編でした。
最近、学園ものや幼馴染ものを読むことは少なかったので、余計にどんなものかと思っていたんですけど、久しぶりの『常春コンビ』に、笑わされ、時にジーンとさせられ、心の温まる癒しのひと時でした。
私は、葉芝先生の作品が大好きなんだなあと改めて実感できて嬉しかったです。
この感じだと、葉芝先生の新装版は買い続ける予感がする今日この頃です(笑)
主人公2人が高校を卒業して同じ大学へ通うことになって、同じ部屋で同居している状況から下巻は始まります。
高校時代は女の子にはモテても女っ気はなかったと思うのですが、ここでいきなり義常は「女をとっかえひっかえ」しているらしい…。
春樹は相変わらず控えめで、授業に出ない義常の代返まで(義常には内緒で)してあげているという献身ぶり。たとえ義常にガールフレンドが出来たとしても義常の傍にさえいられたらいいと思っています。
義常は相変わらず春樹にはツンデレというか、冷たい態度。
前巻では恋愛面はほとんど感じられなかったのですが、この巻ではいきなり恋愛感情(あるいはそれに近いもの)が出てきたように感じられて、ちょっと面喰いました。
特に義常には恋愛感情なんてほとんどなかったと思っていたのに、いつ変わった?という感じでした。
でも上巻よりはかなりBLっぽくなってます。普段のさり気ない2人のやり取りとか仕草にはときめくものが感じられました。
ただ、私は攻め様も受け様も余り好きなタイプではないかな…。特に義常のようなタイプの俺様はちょっと苦手かも…(普段は俺様タイプ好きなんですが…)。