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いやんあかん方言エッチ、おあずけお仕置き、イメクラプレイ――スカした金持ち東京人×コッテコテ大阪人のイチャエロらぶ
iwasetemitaino
表題の『言わせてみたいの』のシリーズが番外を含め4本と、他短編とその番外が入った楽しい1冊。
柚摩作品の何が好きかって、その笑いとエッチはすごく多くないんだけど何気にエロいその表現の若干笑い寄りのそのバランスが大好きだ♪
この1冊もそんなもので溢れかえっていました。
東京からやってきた恩田とつきあって3年の大阪人の小坂。
ある日エッチの最中に青天の霹靂で「オレ関西弁て苦手なんですよね」と言われた!
ラブラブなはずなのに、何故に今更?
恩田に嫌われたくないと散々苦労する小坂。
しかして・・・
何やの~!恩田ドSやったんか(爆笑)
エッチの時に関西弁だと”ボケとつっこみ”みたいだってw(←関西のみなさーん!文句いってやってちょうだいなw)
たった一言でヘタレたり色々策を練る小坂が実に愉快。
関西弁を使わないようにしたら、変にぎこちない敬語になってしまったり、英会話になってしまったり(英会話ってところがスゴイじゃん!ダテにO大じゃないって?)
で、やはり小坂は大の虎ファンでして、エッチの最中も試合が始まれば切り上げて(爆)応援モード。
キれた恩田怖いです!何とバットでテレビを破壊してましたw
そんな二人ですが小坂にも就活が訪れて、なんと全滅だらけ。
しかも友人に就職あっせんと称して詐欺にあいそうになったりと、放っておけない感満載。そして落ち込む小坂に恩田は・・・
何と!恩田は金持ちの坊ちゃんでボンボンやった~!買い換えたテレビのデカイこと。
そうです、小坂には永久就職の道が・・・
恩田の父ちゃんが関西人で虎キチだったという笑い話付き。
何だか、恩田が小坂を操縦してダメっ子にしてるような気がするよ~
でもね、決して不快でなくて面白さが勝ってしまう☆
裏を返せば、恩田の激しい執着愛とニブちんの先輩小坂といったところか。
思いっきり笑わせてもらいました♪
【ログインすれば女王様】
早い出世で若いのに部長職になった美好は、会社では実はそれをプレッシャーに感じている。
そして彼野密かな楽しみはSNSで女王様の魔罹虎様に豚となって苛められる事。
ところが調子づいていたら魔罹虎様からもうお前の事は相手にしたくないと!?
ショックを受ける美好だが、何と魔罹虎様に会うことに。
そして、その場所に現れたのは一度文句を付けてちょっと不快に思っていた会社に入っているベンディングマシーンの社員だった。
互いに不満を持ち、それをSとMで発散していたのだが、それだけで終わらないこの物語の面白さ!
実は美好はドSで、魔罹虎様はドMだったという逆転が♪
美好のHNが「チンカスの助」っていうのが、安易で面白い(笑)
【オレにもさせてよ】
今野の隣人会社員は実は今野がファンのホモビ界のアイドルアユムのその後の姿。
密かに嬉しく思っているのだが、当のアユムはとても無愛想で、今野が過去を知っていると知りとてもうろたえてしまう。
実はアユムも今野が好きで、今野のゴミをあさっていたという変態気質があったというオチ。
今野にお詫びに持ってきたスペアリブがチ●コ型だった・・・(爆笑!)
【白濁の湯へようこそ。】
さる村の開発で温泉の源泉が埋め立てられてしまうからと村人の猛反対に会う農林水産省の役人。
そんな彼が出会ったのは中立派の青年。
実は彼は源泉のある山の持ち主だった。
とりあえず流されて温泉突っ込まれてエッチされて、白濁だからよごしてもわからんよ(笑)
面白いです、エロ可愛いです、3年も付き合った関西人である恋人の小坂に
エロの最中に関西弁が嫌いだとほざく関東出身の恩田。
3年も付き合ってそれはないだろうと小坂もびっくり読者もびっくりなスタート。
何のことはない、そのセリフでグルグルあたふたと困る1歳年上の可愛い恋人を
弄って遊んでいるだけの、Sっ気ありの恩田なのです。
半泣きで困って嫌いにならないでと言う展開にはなりますが、
その前に恩田の思惑とは斜め上を行く思考で関西弁が嫌いだと話すなと言われ、
小坂のとった行動がまた面白すぎ。
関西弁がダメならレッツイングリッシュ~必死な小坂の可愛さが萌え萌えしちゃう。
苛めているけれど、小坂が好きで好きでたまらないと言う思いは小坂が恩田を
思う気持ちよりも強いかもと溺愛Sっ気ありのエロ可愛い作品で最高に楽しめます。
同時収録作の「オレにもさせてよ」や「白濁の湯へようこそ。」のオチ有り的な
ラストの締めくくりもツボにハマりました。
白濁の湯・・・この温泉には入りたくないとちょっとひきました(笑)
表題作シリーズの他に短編が3作品収録されている作品集です。
描き下ろしは『言わせてみたいの』と『ログインすれば、女王様』のオマケ漫画と各作品の作品解説です。
どの作品も楽しかったのですが、全体的に方言多めです。
表題作はコテコテの大阪弁、『白濁の湯へようこそ。』は茨城とか東北のような気がしますが…はっきりとは分かりません。
柚摩さんはきっと野球がお好きなんだろうな~というのが伝わってくる表題作シリーズでした。
攻め様が性質の悪いS気を持っていますが、年上の受け様が言葉遣いから受ける印象よりずっと可愛かったです。
同時収録作品はどちらかというと気持ちより体優先の印象もありましたが、コミカルでラブも感じられるお話が多かったです。
『白濁の湯へようこそ。』は収録作品中ギャグ度が一番高くて、読みながら思わず吹き出してしまいました(笑)。
『オレにもさせてよ』は攻め様が受け様を大好きなのが伝わってくる作品でした。
表題作
関西弁+虎キチ苦手なのではじめはに恩田感情移入してたんですが
最後はすっかりに小坂に同情しましたw
「僕らの生活って月7万で末端で作業してくれる人間がいるからこそ安全と信頼を……」なんてBLで聞きたくないのよw
『ログインすれば、女王様』
若干25歳にして請負切りを行う大企業の部長の美好(攻)
自販機の補充バイト(受)に好きなコーヒーが入ってないと文句を付ける
ホントに「俺に言われても」じゃない?w
いるよねー、末端バイトの「兄ちゃん」にはぞんざいなタメ口で文句言ってくる奴w
ちょっと攻に苛つく短編集でしたw