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キミのカラダも、キミの音も、全身で感じたい――
kenban no ue no caress
键盘上的甜蜜爱抚
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
完結巻ですね。
なにか最後に波乱の展開でも!!
なんてちょっぴり期待していたのですが
期待を裏切らない安定感には感服(#^.^#)
指導者ではなく、同じ壇上でと挑んだコンクールから~。
雰囲気や展開、もろもろは1からさほど大きく様変わりはしないものの
ともに歩むという意味での二人の雰囲気がすごく好き。
ラストは感無量でした。
雰囲気的が3巻どれも同じテイストなので
まとめてよむのがおすすめかなと思います。
後半は、サイドで活躍した方々のお話し。
本編があまあまなので、ちょっとダークな部分にときめいた。
レイプっぽいと思ったけど合意なのねw
案外受のためにと思ってのプレイなら尚更モエです。
ともあれ完結おめでとう。
お幸せにーvv
1巻の評価数が初回限定版と通常版合わせて20人、2、3巻が12人。
数字がすべてとは言いませんが、数字上では8人の方が1巻でリタイアしているように見えます。
もったいない!!!
わたしも正直、1巻を読んだときは「お、おう…」と思いましたよ。
発売と同時に購入していたら、この既存ルートを辿るだけのストーリーと、作画的にも魅力があまり感じられない状態で2巻を購入するのはどうかなと悩んだと思います。
でも幸いなことに遅咲きなわたしは3巻セット購入していたので、2巻を読まないという選択肢がなかった。なくて良かった。
1巻からは考えられないほど、2巻、3巻で良くなっていきました。
誰もが認める天才・一式が、かつて神童と呼ばれながらも一式の足元にも及ばなかった自分に執着していることを知って、2人で奏でる音の気持ち良さに流された1巻。
一式にとっての佐々の存在意義を示して、それを踏まえた上で、それまでずっと受け身だった佐々が自分の意志で前へ進もうとした2巻。
3巻ではそれぞれに進んだ先にあるもの、別々の道でも交じり合う部分を保ち続ける2人の未来を見せてもらいました。
コンクールを経てより広い世界へ向かう一式と、自分なりの形で前へ進むことができている佐々。
忙しくても2人の時間が何より大切で、2人だけが創り上げられる音がある。
世間に向けて発表するわけでもない音を2人で創る、完全に2人だけのための音。
どんな契約や法で守られた婚姻関係よりももっと深くて、強い絆を感じられました。
同時収録はコンクールで一式をライバル視していた馬塚が通っていたピアノ教室の講師同士の話です。こちらも2話分でしっかりと描き上げられています。
講師としての自分の力量に限界を感じる度に、その壁を破ってあげるために抱く。
そんな関係から、一歩前へ進む2人が後半はちょっとコミカルに描かれていて、わたしたちのような立ち位置の女子生徒がいい味を出している作品でした。
そんなわけで、2巻からすごく良くなるこの作品。
1巻でやめたという方がいらっしゃるなら、ぜひ戻ってきてほしい!
BL資金が足りないと言うのであれば貸してさしあげたい!
それほどに2、3巻がおすすめです。ぜひ!!
自分の才能に劣等感を抱いてる音大准教授と神童と呼ばれる大学生との、ピアノが結ぶラブストーリーの3巻です。
とうとう最終巻になる今回は、2人がコンテストで競い合います。
恋人の響也の影響で、ピアノの楽しさを思い出した佐々。そして、響也と向かい合いたいという強い思いがあって。そのためには、コンテストで実力を試したいと思うようになります。
最初は、2人で自分たちの音楽を見せつけたいと思っていた響也も、佐々の思いを受け取ってコンテストで勝負することを了承します。
そして、お互いに実力を出し合った後のエッチが、愛情いっぱいでキュンとなります。
3巻では、すっかり夫婦のような感じになっていて、1巻や2巻のような危うさは全く見られません。これからも、愛情を重ねて二人で新しい旋律を奏でていく未来に、心が温かくなります。
これまでピアノから逃げてきた受け様が、コンクールを通して自立しようとするお話。もてはやされる攻め様にふさわしい人になるために、少し距離を置いて頑張っていました。
そうはいってもデレ甘カップルなので、距離を置いていてもあま~~~い(笑)
コンクールで競う、といってもやっぱり火花バチバチにはならないのでしたw
きっとこの二人はどこまで行っても喧嘩もしないんでしょうね。
ずっと二人で、音楽を楽しんでいくんだろうなぁ。
いやもう、「一生やってりゃいいさね」といいたくなるような、藤谷さん定番のおしどり夫婦っぷりでした。