お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
これも小説のコミカライズなのか? 世界は天界・魔界・人間界で成り立ってるファンタジーもので、この本のメインは天界と魔界のお話みたいです。 すごく気になるキャラたちがたくさん出てくるけど、カップリングがいまいちハッキリとせずというか(サブキャラの方はきっちり攻受成立してるみたいですが)子どものころはすごく仲良かったのに大人になって、いろいろと疎遠になり、たぶんティアはアシュレイに嫌われようとしてるのかな。 その辺の理由は今の自分がおかれてる立場のせいだと思うのですが、この本ではそこまで詳しくわからなかった。なので結構イジイジする。 ティアがアシュレイを好きなのは目に見えてわかるのに、いったい何があるんだよぅ。
川原つばささん原作のマンガ化。
小説のお話とは別のエピソードというか、小説とマンガがお互いに補完しあってる感じです。
舞台は天界。
メインで動くのは、南領元帥・アシュレイとその幼馴染みで天界の最高責任者の守護主天・ティアランディア。
そして、東領元帥・柢王とその恋人で魔族の従者・桂花。
『囁声のない帝国』
アシュレイの元に7人目の副官アランがやってくる。
足の速いアシュレイについていける者ということで選ばれたアランは昔、アシュレイに助けられたことがあり、アシュレイのある秘密も知っている。
少しずつ心を許し始めるアシュレイだが、2人で追っていた魔族の件でアランは責任を取らされて…。
ティアの言動に揺れる気持ちを涙にできずに物に当たるアシュレイが切ない。
アランのことで涙を流して「次なんていらない」と訴えるアシュレイがまた切ない。
『ほほえみの庭園』
アランが去って荒んでいるアシュレイ。
ティアの元にはその姿を見せていない。
柢王が心配してくれるが、ティアにはアシュレイが来ないことさえ言えない。
真夜中の庭で偶然再会するが、ティアの言葉は冷たい。
自分の中にある気持ちから必要以上にアシュレイを遠ざけるようなことを言うティアがなんだか切ない。
アシュレイは真っ直ぐな性格だから、それを素直に受け止めて更に関係は悪化していくし…。
憂いを帯びたティアの顔がとっても色っぽいです。
『蒼風に従う者』
柢王が元帥職に就く前のお話。
罪を犯していた元帥を倒し、その後の元帥職に就くかどうかみたいな。
基本的には天界では魔族は敵で。
それを無茶して自分のモノにして、桂花は敵ではないのだとなんとか周りに認めさせようとしている柢王。
元帥職に就けば、更に桂花に負担をかけるのではないかと考えるのだが…。
お互いがお互いを想い合って。
それでも絶対に一緒にいたいという気持ちは変わらない。
柢王の「好きな相手と一緒にいるためにすることは苦労とはいわねーんだよ」という言葉に「あなたと離れたら次に行くところは死の国だと思ってます」と答える桂花。
蒼龍王の試すような言葉にも少しも動じない桂花は強い絆で柢王と結ばれてるんだろうなぁ。
今回は導入部みたな感じで。
ティアとアシュレイの関係は深まらず遠ざかるばかりの切ない展開。
ティアの感情が硬くなっていくからなんだろうな。
自分の役割を考えると自分の気持ちに素直になれないというか…。
柢王と桂花の関係は常に不動というか。
さりげなくいつでも寄り添ってて。
桂花が本当に柢王好きなんだなってのもわかるし、柢王が桂花を大事にしてるのもよくわかる。
桂花は常に色気がある気がします…。