俺様ボイス

oresama voice

俺様ボイス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×227
  • 萌22
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
215
評価数
58
平均
3.7 / 5
神率
13.8%
著者
桜庭ちどり 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
俺様ボイス
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784832288683

あらすじ

「お前、オレのものになれよ」

駆け出し声優の宮原 航(みやはらわたる)は、若手人気No.1声優・長瀬典久(ながせのりひさ)の強引さにほとほと困り果てていた。
声よし、顔よし、実力あり、と三拍子揃った長瀬は、収録のたびに自信たっぷりに迫ってくるのだ!
挙げ句に、BLCDで共演することになっちゃって…!? 声フェチ必読♪
声優さんたちの等身大ラブを描いた表題作ほか、先輩声優編『ツンデレボイス』も収録!! 描き下ろしは、禁断のBLCD試聴会★★★

表題作俺様ボイス

若手人気No.1声優
同事務所の駆け出し声優

同時収録作品ツンデレボイス

若手芸人
声優

同時収録作品夢中になってよ!

書道教室の先生,32歳
大学生

同時収録作品愛に至るまでの距離

飲食店勤務
職場の後輩

同時収録作品恋愛妄想中 番外編 あけまして妄想中

保険医
体育教師

その他の収録作品

  • 声優さんたちのそのあと(描き下ろし)
  • 習字の先生と大学生のそのあと(描き下ろし)
  • ウェイターふたりのそのあと(描き下ろし)
  • 花音サロン
  • カバー下:あとがき

レビュー投稿数8

ぜひドラマCDで聴いてみたいです。

新刊チェックで粗筋を読み、好きなジャンルである声優さんモノということで、
特典ペーパー付きということで、いつもの書店で予約して購入しました。

『俺様ボイス』、『声優さんたちのそのあと』
典型的な俺様の攻めの長瀬さんと、元気いっぱいの高校生のような印象の
受けの航くんの組み合わせで、終始とても賑やかな作品でした。
声優さんモノならではの、BLCDの収録前の練習などのお話を読んでいて、
この作品を実際にドラマCDで聴いてみたいなと思いました。
プロの声優の受けも思わず腰が砕けるほど色っぽい攻めの声を是非あの声優さんに、
元気いっぱいの受けの声を是非あの声優さんに演じて頂いて、ドラマCD化が
実現したら良いなと思いながら読みました。

『ツンデレボイス』
関西弁の人気芸人の攻めの木村さんと、攻めに職業を知られないようにしている
声優の受けの川崎さんのお話でした。
『俺様ボイス』が太陽なら『ツンデレボイス』は月のような感じの印象を受けました。
また、航くんもツンデレでしたが、川崎さんはツン・ツン・ツンデレだと思いました。
関西弁など方言を正確に文字に起こすのは非常に難しいですが、
この作品では殆ど全くといっていいほど違和感を覚えることなく、
とてもスムーズに読むことが出来ました。
この作品も、実際にドラマCDで聴いてみたいなと思いました。

『夢中になってよ!』、『習字の先生と大学生のそのあと』
5ページ目の右下の、みつるくんがとても可愛らしかったです。
習字の先生を虜にさせようと奮闘する一途さが伝わってきました。
番外編では、みつるくんの計画を知って焦る先生と、意外と天然な?
みつるくんが微笑ましく思えました。

『愛に至るまでの距離』、『ウェイターふたりのそのあと』
攻めの鈴原さんのデレデレぶりと、受けの真崎さんのツン・ツン・ツンデレ具合が
とても良かったです。
物語の締め括りと番外編では、鈴原さんのデレデレぶりに磨きがかかるにつれて
必然的に真崎さんの、鈴原さんへの扱いにも磨きがかかり、何だか精神的な受け攻めが
完全に逆転したような印象を受け、そんな展開が面白かったです。

『あけまして妄想中』
『恋愛妄想中』は未読なので、読むまで番外編は読まないでおこうと決めていたのに、
他の収録作品を読んだ勢いで思わず読んでしまいました。 ><
たった2ページの番外編でしたが、本編を読んだ後に再読したいと思います。
この番外編は雑誌「花音 2013年1月号」の付録の小冊子に収録されていたものですが、
雑誌の付録を知らなかった人にとっては、とても嬉しい配慮だと思いました。
付録などが単行本に収録されないのが一般的な中、このように単行本に収録されて、
BL歴の浅い読者のことを一番に考えてくれているのが伝わってきました。

『花音サロン』
雑誌「花音 2012年6月号」に収録されていたもので、
先生の萌えをイラストとコメントにして1ページで書かれたものです。
これも読者に嬉しい収録で、読者のことを一番に考えてくれているのが
伝わってきました。

表紙カバー下と裏表紙カバー下に、あとがきが書かれていますが、
特に裏表紙カバー下にある後書きを楽しく読みました。
犬姿の先生が、何だか哀愁が漂っている感じが伝わってきて、
先生は疲れて大変なのに、こんなことを思ってしまうのは
失礼だと思いますが、何だか面白かったです。
元声優のお友達が居るっていうのが夢のような話ですが、
元声優のお友達から実際に話を聞いたということですが、
きちんと調べているところに、先生に好感を持ちました。
また、関西弁のお友達にも、実際に関西弁を喋ってもらいながら
作品を作り上げていったということで、先生の真摯な取り組みが
あの滑らかな木村さんの関西弁が生まれたのかなと思うと、
さらに先生への好感度が上がりました。

今回の評価は、あまり迷うことなく「萌×2」です。
そういえば全ての収録作品に登場する受け達はみんなツンデレだなと、
読み終えて気づきました。
収録作品の全てにおいて、物語の内容や展開、人物設定、絵など、
とても萌えて、楽しく読むことが出来ました。
声優シリーズは是非あの声優さんたちでドラマCD化されると良いなと願っています。

7

コレこそBLCD化希望!?の1冊♪

雑誌掲載時は、この表題作の番外編【ツンデレボイス】を先に読んで居ました。
それと同時にこちらが単行本化すると知って、
「これは買わないばなんないんでない?」
と密かに楽しみにしていた1冊♪
だってだって、表題作及びスピンオフは『声優さん』がキーワード(?)なんですからっ!

同じ養成所出身で同期の声優同士、長瀬と航のお話が表題作。
その他に、
 ・人気芸人の恋のお相手。声がイイあの子は実は…?【ツンデレボイス】
 ・付き合ってるのに手出ししてくれない事に大不満!【夢中になってよ!】
 ・うまくいっていた筈なのに転勤を機に!?【愛に至るまでの距離】
が収録(各話の描き下ろしもアリ!)されており、更には、
 ・あけまして妄想中(花音お正月特別小冊子収録作)
 ・働く殿方の制服萌え(花音サロン掲載分)
まで!
特に『働く殿方の制服萌え』は萌えました…いえ、悶えました(笑)


【俺様ボイス】は、長瀬が航を追い掛けてる感じで、徐々にそれに飲まれていく彼ですが、私的にはちょっと性急に感じたかな、と。
何故長瀬は、『航は自分を好き』だという自信があったのだろう?とか。
いつも飄々としている長瀬が壁バン(!)して二人の気持ちが通じあって、ページをめくるといきなり致している!?え!?ウソ!もうですか!?とか。
この作品の特徴と言えば、登場人物が『声優』という職業である、というところだと思うので、1話目でその特徴と言える場面が、二人が致す部分しかほぼない、というのも私的には勿体ないなぁ、と。
2話目では、航、初のBLCD!?という展開で面白かったです♪

私的には【ツンデレボイス】の方が好みだったりします。
というのも、【ツンデレボイス】は最初から、お互いがゲイである、という設定だったので、たった1話しかないお話でも無理なく楽しめた感が強かったから。
好き好きオーラ半端ない、人気イケメン芸人・木村にツンツンする和実。
そのツンツンする理由もまた…何と言うか…いじらしくて可愛い…!!

桜庭ちどりさんは画がとってもお上手だなぁ!とホレボレしました♡
なので、和実のツンが崩れるデレの一瞬に激モエ!!
あの赤面具合はもうもう最高ですっ。

是非!是非この【ボイス】シリーズはBLCD化して下さいませんでしょうかっ!
だってイイお声だっていうのなら、本物の声優さんに演じてドレだけイイ声なのか知りたいじゃないですか、長瀬も航も和実も♪

体のバランス、顔のパーツ。
どれも全然崩れたりする印象がなく、凄く綺麗にまとまっていて、見やすく読みやすく本当に大好きになりました!
可愛くて男前で線が綺麗な絵柄がお好きな方にオススメの作家さんです♪

5

声優のお話

表題作が1/3、残りが短編3話と1話と2話のコラボの書下ろしの構成になっています。

表題作は声優×声優
受け視点で話が進み、攻めは売れっ子イケメン声優。
二人の気持ちを察している先輩がちょこちょことちょっかいを出してきますがいい味出しています。
気持ちのすれ違い有り、気持ちが通じ合ってからBLCDをやることになったりBLCDと声優好きだったらむふふとなれるかも。

個人的には表題作より残りの短編の方が好みでした。
同じく声優が登場する「ツンデレボイス」。
芸人×声優で攻め視点で話が進みますが、攻めがアホ可愛く読み終わってみると受けのツンデレっぷりも良し。そして受けが攻めに萌えるポイントがちょっとズレ気味なのも良し^^

「夢中になってよ」は書道の先生×生徒
こちらは受け視点ですすみますが、攻めの先生がメガネに和服の性格が穏やかな大人の男でした・・・最初は。先生の豹変プリに読み終わってゾクゾクしましたw

テンポよい話が多く一気に読めました。視点が受けばかりではないのは個人的に好きです。あと、エッチシーン体に丸みはありますが表情や姿勢が色っぽくて良かったです。ドキドキしました。

5

おすすめの一冊(ネタバレ)

表題作「俺様ボイス」
人気ナンバーワン声優×同事務所の駆け出し声優 
受けの宮原航は攻めの長瀬典久に口説かれ、段々と気になっていく話。

「ツンデレボイス」
若手芸人×声優
受けの川崎和実は「俺様ボイズ」の攻めと受けの仕事仲間?友人で、クールな感じなんですが、こちらではすごく可愛かったです。
塩対応しているふりして、実は攻めのファンです。

「夢中になってよ!」
書道教室の先生×大学生
付き合っているに、セックスしてくれないから、
受けが色々がんばって誘うんですけど、先生が鈍感で気づかない。
と思ったら先生実は腹黒いw。そして気づいていた。

「愛に至るまでの距離」
飲食店勤務×後輩
受けはクールビューティーです。
仕事関係で別れるかも?となるが、やはり最後はラブラブ。

さらに「恋愛妄想中」の番外編も収録されています。

絵がすごく好きで、エッチのシーンも色気があり、気に入っています。
おすすめです。
CD化とかになってほしいですね。

4

BLCD好きなら読んでみよーか♪

声優さんのお話☆桜庭さんの初のシリーズものだそうです!
元声優さんのお友達に、お話を聞いたりして描かれたとのこと。
絵がとてもキレイで見やすくて、
男の子らしい可愛さ&美人&格好いいS系など…まず絵で萌えれるのがよかったです♪
スルスル読めてちょっとアッサリめですが、面白かったですよ~~
特に表題作が好きで、もうちょっと長く読みたかったです。


■表題作「俺様ボイス」2話+描き下ろし6ページ
イケメンで自信家の若手人気NO.1声優(攻め)と、
ちょっと強気で天然で、小柄で可愛い駆け出し声優(受け)とのお話です。
同じ養成所出身で同じ事務所で、
接点の多いふたりは、攻めが自信たっぷりにしつこく受けに言い寄っている状態。
ある日、押し倒されそうになって、受けが思いっきり拒否ったら……

意外とアッサリくっついてしまって、ちょっと勿体ないw
でも、カリスマオーラを出す自信家の攻めが少し焦って、
「(オレのことが好きなのを)さっさと認めろよ」と迫る表情には、キュン♡

2話目は、お付き合いをはじめてからのお話。
受けが初のBLCDの仕事を、彼氏の攻め相手にやることになって~~というもの。
先輩声優さんのイタズラもあって、彼氏の声を妙に意識しちゃってオタオタw
受けの、天然具合→メラメラやる気モード→素直に反省→トロトロ~~など、
色んな面が見れてとても可愛かったです。
どっちもね、地味に表情が豊かでなかなかイイと思うのです。
でもせっかく声優さんなので、もっと色んなセリフで言葉責めしてほしかったな~

■「ツンデレボイス」
表題作でCPのふたりをからかっていた先輩声優さん(受け)のお話。
表題作では地味めな印象だったのに、コチラでは一転喘ぐ姿がエロい~~
お相手は関西弁の若手芸人さん(攻め)で、
一線を引いてプライバシーは秘密にしていたのに、収録現場でバッタリ出会って…
一途なワンコ芸人 × 美人ツンデレ声優かな☆

■「夢中になってよ!」最後に1Pの描き下ろしあり
性欲ナシ?な和服メガメの習字の先生 × 早く初エッチしたい!やる気満々の大学生
大学生が一見中学生のようだけど、年の差がハッキリ出てて好きでした。
受けがあの手この手でエッチに持ち込もうとするのがカワイイw
そして、スイッチが入った時の攻めのSっぽい表情がなんとも♡
この話、もっと読みたかったなぁ~~

■「愛に至るまでの距離」最後に1Pの描き下ろしあり
同じ飲食店で働く、お付き合い中のふたりのお話。
攻めが上海への異動を打診され、美人の受けはアッサリ「別れましょう」と……


1stコミックの番外編も(2ページだけですが)載っていたり、
しっかり描き下ろしもあり、カバー下にはかわいい「あとがき」もありで、
盛り沢山な印象の1冊でした♪
今度はもっと長いお話も読んでみたいな~~~

7

声は重要なアイテムです

表題作含む、可愛いけど一癖ありそうなお話が詰まった短編集です。どの短編も、まとまっていて面白かったです。

表題作は、声優さん同士の可愛いお話です。
声が魅力的って大きなポイントだと思うので、声優さん同士なんて、ぜひともCDで聞きたくなる設定ですね。ただ、2人がくっ付くのが早くて違和感を感じたのが残念です。でも、本当の恋人同士の2人が、初めてBLCDを録るという展開は、一緒にドキドキして萌えました。

そんな表題作よりも好きだったのは、『ツンデレボイス』です。
ツンツンしてたあのコが実は…な展開にキュンキュンして、この2人でもっと読みたいと思いました。

絵も綺麗で見やすいし、お話もテンポよく進んで、読みやすいけど印象に残る…そんな1冊で、とても楽しめました。

7

声のフェティシズムが紙面から伝わって来るような。BLCDってこんな?

色気のある、BLCDってこんな感じ?若手の声優さんが、こんなだったら?っていう妄想が捗ってしまう作品です。大丈夫なのかな。ちるちるさんのインタビュー記事読んでいても、BLCDを収録されている声優さんはリップサービスが大いにあるので、楽しんでやってはくれそうですけど。
表題作はその色っぽい「攻め」の声で、受けをプルプルいわせてしまう、長瀬が自信満々に攻めてしまう。航は無駄に足掻きますが、その声に抗えるわけは無く…。見事に落とされてしまいます。まぁ、この魔性の声が無くても、航はそもそも無意識に長瀬に惚れていた、っていうオチですけども。このボイスはシリーズ化していて、色んなタイプのカップルが描かれているのが楽しい。この1巻だけでも、「俺様ボイス」に登場の川崎さんのスピンオフ、「ツンデレボイス」も収録されており、その声を妄想しながら読むのもまた楽しい。こちらは川崎さんが色っぽい「受け」ということで、作品としては、表題作との対になっています。声のフェティシズムとしては、この2作品のみ。そして、とってもエロいです。耳元でその声を使うってのは、なるほど卑怯ですよね♡
その他収録は、ウブな中学生の頃から想い続けた書道の先生(和服!)ととうとう…な、「夢中になってよ!」先生がシレッとムッツリなのが良いです。
ギャルソン姿が萌え!の「愛に至るまでの距離」。先生、制服がお好きなようです。
それぞれのストーリーについて、その後や番外編の描き下ろし付き!で、読み応えありな1冊です。

3

興味深い業界

初読み作家さんです。
表紙の絵柄と同じように中の絵もスッキリ綺麗で見やすかったです。
表題作シリーズ(『俺様ボイス』と『ツンデレボイス』)の他に短編が2作品と桜庭さんの初単行本の主人公達の番外編が収録されています。

表題作シリーズは声優界を取り扱っているので、個人的に一番興味深かったです。
このシリーズでは2組のカップルが登場するのですが、傲慢で俺様な攻め様と意地っ張り受け様の表題作カップルの方が好きでした。

全体的に王道展開なお話で安心して読めると思います。
甘々度も高めだと思います。

2

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