飛んで火にいる夏のオレ

tonde hi ni iru natsu no ore

飛んで火にいる夏のオレ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
2
得点
20
評価数
9
平均
2.8 / 5
神率
22.2%
著者
上川きち 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784832288676

あらすじ

落第モデル・透にくだった事務所の鬼社長命令は、 田舎でひっそり陶芸に明け暮れる、元トップモデル・青磁を連れ戻せとのこと。 世間では家が金持ちの青磁は仕事に飽きて、自由気ままに遊んでいるとの噂だ。はじめは反発心を持っていた透だけど、青磁と触れ合い、素の青磁を知るほどに気持ちは変化して…。 恋したら!!とことん追っかけるガッツ?ラブコメ ★青磁のエロティックなボディケアに、透メロメロ? な描き下ろし& ★カバーの下には……でんせつの四コマまんが 『ぷにぷにっき』描き下ろし入り。 ■ほか収録作品『愛情過剰摂取』『まさか恋してる』『さぁ愛を交わそうか』

表題作飛んで火にいる夏のオレ

陶芸家の元トップモデル
タレントもするモデル

同時収録作品さぁ愛を交わそうか

16歳,高校1年生
16歳,転校生

同時収録作品愛情過剰摂取

大学1年生,御曹司
大学1年生

同時収録作品まさか恋してる

8歳年上の幼馴染
同居の大学生

その他の収録作品

  • 夏色吐息
  • ぷにぷにっき
  • あとがき
  • カバー下:ぷにぷにっき①②

レビュー投稿数2

もっと見たい欲を刺激されまくる美麗短編集♡

上川きち先生の美麗な絵、攻めがやたらと姿勢が正しいのが好きだ。
その直立不動の姿勢が笑えてしまう。いつも彼等は真面目で一生懸命。

表題作は、モデルとしては身長が足りなくて、やや行き詰っている透が、事務所の社長に言われて、勝手に引退を決め込んでいるトップモデルの青磁を訪ねて田舎に行くところから始まる。
青磁はその名の通り、田舎で真剣に陶芸家を目指していた。
モデルとしては身長も何もかも恵まれている美しい青磁に嫉妬しながらも、青磁の生き様に憧れを抱く様になる透。それで無くても何も無い田舎で美しい男が二人きり…。
もちろん二人は恋に落ちてしまう。
上川先生の作品にしては、エチシーンは軽め。透は とっとと頂かれてしまう。
そして続編「飛んで火にいる春のオレ」
夏が終わり、秋には青磁はモデル復活を果たしている⁈ どうやら 透の事務所契約が終わるまで、青磁もモデルとして復帰して、透の近くに居る事にしたのだという。そこは遠恋にしないんだ⁈ っていうベタベタぶり。せっかく二人で居る事にしたのに、青磁が人気過ぎて忙しく、なかなか二人きりになれない…。お互いにそんなモヤモヤを抱く二人。
けれどきちんと言葉にする事で解決♡ あとはエチになだれ込み。いいところで終了〜。
えーっ⁈ さぁ!これから‼︎ なのに⁈

同時収録は、同級生が御曹司過ぎて、彼の弱味になってしまう「愛情過剰摂取」。

いや、いつから幼馴染を狙ってたんだよ⁈ ヤバいヤツだな高行‼︎ 「まさか恋してる」。
このありふれた設定、可愛い年下幼馴染を同居させて「新婚生活♡(仮)」は割と好き。
幼ない正巳の包茎の皮を剥いてやった時からずっと好きだと告白する高行が変態過ぎてヤバい‼︎
ちょうど「ちるちる」の「包茎の皮剥き」の記事を読んだところで、タイムリー過ぎて笑える。
この世の中で、「皮剥き」キッカケで怪しい事になってしまうカップルがいるかもしんない⁈

そして、ハイテンションな物語の中で、ちょっぴり切なさを添える「さぁ愛を交わそうか」。
忘れていた小学生の頃の記憶を呼び起す、転入生の野間。
婚約者だと言って追いかけ回され、戸惑う岳だったが…。
こちらも、さぁ、これから!というところでパタパタと終わるので残念。
甘さと切なさがちょうど良い設定なので、じっくり描いて欲しかったかも。

そして妖精なんだか何か、まぁまぁ登場する「ぷにぷに日記」。こちらは細か過ぎて読み飛ばす事が多いんだけど、人気なのかなぁ。それよりもあとがきの「パンダうさぎ」(?)に扮した上川先生の方が面白くってよ。

3

軽めの短編集

今回は短編集。
さらっと軽めの作品がシリーズ3本に読み切り3本と、チビ絵の「ぷにぷにっき」が所狭しと挿入。
なので、若干印象の薄い1冊になってしまいました。
ジュース工場の小人(?)が愉快なぷにぷにっきは面白いんだけど、1ページに4本も入ってると見にくいことこの上ない!しかもカラー口絵裏にオレンジ色インクで印刷されているものに至っては、見えないよ(涙)せめて1ページ2本にしてくれー!とおもうのでした。


【飛んで火ひいる夏のオレ】【飛んで火にいる春のオレ】【描きおろし:夏色吐息】
本来はモデルだが最近はバラエティ番組でタレント業のほうが多くなってる透が主人公。
事務所の社長に言われて、デビューと同時にまたたくまにトップモデルになったのに3年で引退して田舎に引きこもり陶芸の工房をやっている青磁を連れ戻す為に田舎にやってきた。
そこでの滞在で、透は青磁に惹かれ、青磁は透に惹かれて恋人になるのが表題。
透と離れたくないと思った青磁がモデルに復帰するが、恋人なのをカメラマンに見られて脅されたことで互いが愛を認識しあう続編。
描き下ろしは、日焼けで真っ黒になった透との日焼け手入れと称したムラムラエッチv
何を楽しめばいいか良く解らなかったのが残念。

【愛情過剰摂取】
高校からの親友善人は、幸継にちょっと過干渉。
善人は御曹司で何もかも持ってるリア充と思った幸継が自らもリア充になろうとサークルに入るのだが、そこの忘年会で先輩に嵌められて・・・
善人の過干渉は幸継が好きだったからという話。
幸継がアホの子に近いですが、バカな子ほどかわいいっていうのか、それとも過干渉によってバカの子にしているのか、鶏か卵ですねw

【まさか恋してる】
大学に入って年上の幼馴染のお兄さんと同居している主人公。
お兄さんに好きな人がいると知りショックを受けるのだが・・・
誤解転じて思い繋がる話

【さぁ愛を交わそうか】
主人公・岳のいる高校に転入してきた男子はいきなり彼をみつけると「さあ、結婚しよう!」
彼は夏緒と言い、小学校の頃転校していった同級生で、別れる時に夏緒に告白されて「俺も同じだぞ」と答えた記憶が・・・
夏緒の能天気なワンコぶりにうんざりしてうっとうしく思う岳だが、夏緒の事情を知り、という話。
ただそれだけでエッチまでいってしまう早急展開にアレ?感が否めない。

短編だから仕方ないのかもしれないのだが、この作家さんの絵柄が結構見せる絵柄なのでやはりがっつりきちんとしたストーリー展開の色々と見どころのある話で見てみたいと思うのです。

1

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