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shitteruyo
目つきが悪い男の子が好きな方、必見本です!!
…って、そういう趣味の人、あんまりいないのかな~~
わたしはかな~~り好きなんですけど! 目つきの悪い男の子!!w
コチラの本には、
両方とも目つきが悪い男の子~というステキ兄弟が出てきます☆
(近親相姦じゃないですよ、お相手はそれぞれ別にできます)
弟:ちっちゃいカラダで眉毛もない高校生。
(表紙の左の子。目つきは悪いけど純粋でメチャメチャ可愛い!)
兄:人を威嚇する表情と短い眉毛がよく似合う、大学生。
(ヤンキーとかじゃなく、カワイイもの、甘えられるのが大好きな人)
弟が成長したら、兄になるよ~!ってくらいの、
誰が見ても兄弟だって分かる、すっごくよく似た顔をしたふたり。
そしてこの兄弟はとても仲良し。
特に兄→弟のブラコン具合はすごくて、
兄が酔った日は一緒のベッドで寝るし(じゃなくても、二段ベッド使用~)、
髪の毛は切ってあげるし眉毛も剃ってあげるし(弟がナメられないようにw)、
弟が彼氏を連れてきたら、
最初は単に友達だと思っていたのに、
弟がイジメられてないか心配で、ずっと弟の隣をキープしてベタベタ~~
それを見てイライラする、
見た目は優等生(だけど実は猫かぶり)の弟の彼氏の反応も、いちいち面白いw
(その弟CPのくっつく過程も、クスッ&キュンでとてもイイのです♡)
そしてそして、
俺の可愛い弟は、実は男と付き合っているのか…?
そう疑いだした兄の動揺ぶりと、
結局は兄自身も男を好きになってしまう~~という展開が丁寧に描かれて、
お話自体も、かなーーーり面白かったです♪
兄のお相手は、第二の弟のように可愛がっていた後輩くんで、
その後輩くんのワンコで素直な様子と、切実な表情にキュンときました~
目つきの悪い兄が「受け」ってのが、まずステキ設定♪だし、
描き下ろしに載っている初エッチは、
快感よりも繋がれることがまず嬉しい…という、あったかい雰囲気で、
とてもいいなぁと思いました。
あ、でも、
1冊を通して、それなりにエロも入れてある本だと思います。
絵も展開も1stコミックとは思えない読みやすさで、
そしてとにかく、キャラの外見が好みでしょうがないのでw、
ちょっと甘めかもですが、神評価で☆☆☆
ひなこさんの今後にかなり期待です、
これからも、目つきの悪い男の子をいっぱい描いてほしいなーー♪
見た目コワモテのヤンキー君が実は可愛いって、
もうそれだけで反則!だと思うんですが、
この受け君は、お母さんのお弁当を大事にしていたり、
お兄ちゃんとは二段ベッドで寝ちゃうくらい仲良しだったりと、
と~ってもいい子なんですo(^▽^)o
でも、人見知りと目付きの悪さから、クラスでは孤立している星崎(受け)。
いつもガンを飛ばされ、自分は嫌われていると思いこんでいた沢端(攻め)が、
「もしかして俺のこと嫌い?」と直接切り込むところからお話が始まります。
この幕開けから、面白そうな予感がばんばんしました。
その時の、星崎きゅんの「好き」の返答の仕方があまりに無防備で可愛く…(≧∇≦)!
それまでヤンキーっぽく描かれていた星崎君のまっかっかな表情に、
(4頁目にして)ハートをがっちりつかまれてしまいました。
野良猫がなつくように少しずつ、沢端君にだけ心を開く星崎君。
その可愛い表情を、自分だけが知っているという沢端君の優越感。
沢端君は、それを自分だけのものにしたいのに、
クラスの友人たちがどんどん星崎君と仲良くなっていくのを目の当たりにし、
ジレンマを感じちゃうんですね。
いつも笑顔を絶やさないイケメン沢端君としたことが、
ものすごくイライラしちゃう。
星崎君にも当たっちゃう。
このお話の見所は、
大人に見えて子供っぽい沢端君と、
天然っぽく見えて鑑識眼のある星崎君の、それぞれの意外性です。
沢端君が、実は可愛い星崎君の一面を「知ってるよ。」というだけではなく、
また星崎君も、いつも人当たりがよく世渡り上手な沢端君の笑顔が、
実は作り物であることを「知ってるよ。」という部分がとても面白いと思います。
結局お互い、表面上だけではなく内面を知った上で好きになっているということで、
この二人の結び付きはとても強いんではないかなと思います。
特に星崎君は、
コワモテヤンキー
→実は純粋で可愛い
→だけど沢端君の嘘の笑顔を見抜けちゃう
→それでも沢端君が大好き、という
4段階のギャップ萌えがあり、とっても楽しめました☆
それからブラコンお兄ちゃんの登場のインパクトが強烈すぎる(笑)
星崎君の家に遊びに行った沢端君。
二人が部屋で会話をしている最中に、すごいタイミングでドアを勢いよく開けて、
持ってきた飲み物を豪快にこぼしながら登場です。笑いました。
このお兄ちゃんのスピンオフないかな~と思いながら読んでいたら、
後半はお兄ちゃんが主人公だったので嬉しかったです。
全体的にすごく可愛くてほのぼのしていましたが、ひとつだけ…☆
初Hの場面の違和感です。
キスシーンから1コマで、二人ともすっぱだかになっていて、
すでに挿入万端状態なのには「んっ!?」と
目玉が飛び出そうになってしまいましたΣ(゚д゚lll)
星崎君は純粋なのだし、
せっかく二人の雰囲気が初々しくて可愛いので、
挿入までの過程は、もう少しゆっくり…が良かったです。
すごいキュンキュンするお話で大満足!!
だけど同時収録されてる他のお話は
絵がガラリと変わってたのでビックリ!!
線が細いのが好きな私には良かったですが(^^)
周りに合わせていつも作り笑顔な優等生・沢端。
だけどそれに気づいてる子がいて…
目つきが悪くてクラスメイトからも避けられてるような優生。
自分のことが好きだという…
だけど彼を知れば知るほど気になって
自分だけしか知らない優生に優越感を覚えていたのに
自分以外の人に見せる笑顔や態度に気が付けば嫉妬し冷たい態度。
いつもは優生に対して自分優位な態度を取ってた沢端ですが
最終的には相手にメロメロになってた沢端なのでした。
で、2人付き合うようになってラブラブな日々が待ってると思っていた沢端。
ですが思わぬところに敵アリでした。
初めて訪れた優生の自宅。
そこにいたのはなんとそっくりなお兄ちゃん。
ですがそのお兄ちゃんが超弟大好きな人だった!!
もうお分かりの通り、お兄ちゃんに対して今度はヤキモチです。
お兄ちゃんのお話も入っててブラコンお兄ちゃん卒業かなって感じです。
今までは弟1番でしたが、凄く近くに自分の相手がちゃんといたんですね。
遠回りしましたが自分の気持ちに気付いたお兄ちゃんで良かったよ。
相手はずっと健気に耐えてましたけど(笑)
カバー下の4コマも最高に可愛い兄弟でしたvv
あとは淫魔のお話や、同じ寮でのお話が入ってましたが。
その後のお話も含めて大満足!!
相手が凄い潔癖症なので淫魔が自分にアルコールスプレーを
まんべんなく振りかけていたのには笑える。
俺様っぽいくせに、けっこう健気?
作者さんのデビュー単行本なのですね♪
表題をはじめとしたブラコンシリーズも短編もとっても面白かったですv
表題の受けちゃんが眉毛がないのですよ。でもって髪がデコ丸出しのギザギザ頭で~思わず某忍びの砂の国のひょうたんを背負ったあのお方なのかと(汗)
寡黙で目付が悪くて、でも話して見ると全然普通でかわいくて、こめかみに「愛」っていれてもいいですか?って思っちゃった(爆)
こちらの話しは、星崎弟編。
誰にでも愛想がいい優等生のふりをする沢渡が、放課後の教室で星崎に出会ってしまい、声をかけないわけにはいかず、つい、星崎がじっと沢渡を見るのをにらんでいると思い込んでいたので「俺のこと嫌い?」と聞いてしまう。
すると帰ってきた答えは「好き」
いつも無表情な星崎がかわいいことに気が付いた沢渡は、星崎に独占欲を抱くようになるというもの。
沢渡が案外に狭量で心が狭く、全然余裕がないのが、外見とのギャップがあって、コイツ案外いけすかない奴かもしれないwなんて。。。
対する星崎は、そんな沢渡をちゃんと見抜いていてだから題名が「知ってるよ。」
天然風味もありながら、この星崎弟がやけにかわいいのです!
そしてこの星崎弟の兄がいまして、これが超ブラコン!
初めて星崎の家に沢渡が行った時に超邪魔してくるんですが(爆)
この兄が弟がかわいすぎるから、ハクをつけようとあんな外見にしたんだと(笑)
そして、どうしてこんなになったのか愉快な星崎兄弟エピソードがカバー下にあるので是非見てね♪
そしてそのお兄ちゃん編が【兄ちゃんの恋愛革命】なのです。
お兄ちゃん、弟に彼氏ができて心境複雑なのです。
恋愛をしたことがないというお兄ちゃん、合コンをセッティングしてもらったり女子とつきあってみたりするけど何か違う!
お兄ちゃんにワンコのように慕ってついてくる下級生の存在。
そしてお兄ちゃんも人を想う気持ちを学ぶのでした。
何だかこの兄弟のブラコンぶりいいな~♪
兄ちゃんが弟がでっかくなった版、みたいな外見もいい☆
ちなみに、星崎兄弟は二人とも受けv
【理性は淫魔に喰われる】
潔癖症の男につきまとう淫魔と言う組み合わせ。
この潔癖症会社員が、ただものでないぞ!なくらいの潔癖症で人に触られるのも苦手という設定で、どうやって淫魔と?
淫魔の譲歩が楽しかったデスv
【だって、先輩が俺を見てたから】
同人からの出典だそうです。
他の商業作品は人物の瞳が塗りつぶされてないのに、これは黒目があって、ちょっと新鮮でした。
人づきあいが苦手な先輩は、寮で同室の後輩とだけ人づきあいすることができる。
そんな後輩に、普段のクラスでの自分は見られたくない。
ちょっぴり切なさもありながら、ヘタレな先輩がかわいかった。
新人さんということもあり、でもとても好みの絵と漫画でしたので今後も期待して「萌×2」で・・・
作家さんデビューコミックス!!
パステルカラーの淡い表紙が印象的です!!
短編集で4つのお話が入ってます。
表題作は、眉毛なし少年と猫かぶり少年の話(^^)笑
見た目の怖さからクラスで浮いてる星崎と
仲良くなった沢端の話。
このお話に出てくる星崎が可愛いー(^^)!!
眉毛ないし無口なんだけど、たまに見せるデレ?
がとっても可愛いんです(*′ω‵*)
うさ耳つけてるチビ絵とかきゅんときます!
もう1つが星崎の超ブラコン兄の話。
これは、よかった!!!!!
同性の恋愛の悩みとか辛さとか
描かれてて良かったです。
1番好きなお話でした。
残りの2話も短いながらも
ちゃんとまとまっていて
クオリティが高かったです。
デビュー作としては、お話もしっかりしているし
絵も上手で安定してたし、Hもしっかりあって
とてもよかったです。
今後も期待の作家さんです。
小椋ムクさんに似てる雰囲気や絵なので
ムクさん好きな人にはオススメかも(*′ω‵*)
お話のごくごく序盤から、思わず身をよじって悶えてしまうほど受けである星崎が可愛らしくてたまりませんでした!!
このなんとも言えない可愛さに加えてとろとろなエロティックさ、そして適度に入り混じるコミカルなコマを美しい線で描かれておられます。4編が収録されていました。(が、ひとつは別のお話の延長線上にあると思いますので、おおきく言えば3編です)
[知ってるよ。/知ればしるほど]
この星崎が!!
目つきが悪くて人を睨んでいるように見えるやや口下手で人付き合いがへたくそな星崎が!!
猛烈に!! 可愛い!!!!
どうやら私自身のなかに『口下手萌え』があったようです…この一冊で確信いたしました。(口下手というか、無口というか、いやでも無口ではないしちゃんと喋れていますから…人付き合い下手萌え??)
星崎の目つきの悪さ、いわゆるジト目も大変よろしい。猫みたいです。
自分の感情をうまく伝えられない子なのかと思いきや、案外ストレートな一面も持っていて。きっとそれは取り繕ったり偽ったりそういう術を持ち合わせないからだとは思うのですが、そういった星崎のまっすぐな一面が沢端の胸に突き刺さったのでしょうね。
この沢端のプライドの高い、独占欲の強いところも好いんです。
うまく立ち回ろうとするところ、人を必要以上に傷つけないかわりに、うまく立ち回れるからこそ予防線を張れる、他人に嫌われない。当たり障りのない、誰から見てもイイ人である、それを演じている。
こういうドロッとした本心を隠し持って笑ってる沢端、好きです。人間らしくて良い!
星崎のこんな一面を知っているのは俺だけ、みんなから敬遠されている星崎に懐かれているのは俺だけ、星崎の可愛らしさを引き出してみんなに教えたのは俺、そんな星崎から好かれているのは俺だけ…
ぐちゃぐちゃの独占欲でお話が満ちないのは、星崎のはにかんだ笑顔と存在が清めているからだと思います。沢端のやや黒い感情が滲んでも、星崎のまっすぐさがスパッと切り裂くというか。
そのまっすぐさで、作り笑顔を暴かれたときの沢端の衝撃ったら。仕方ありませんね、星崎は自分の感情を把握できていなかったとはいえ、沢端のことをずっと見て、憧れていたんですもの。
それでもまだ沢端のズルさというか(笑)外堀を埋めるというか、既成事実を作ってしまうのも可愛いんです。星崎にマウスランドのキャラクタの耳付けさせたがるところとか。この時点で沢端のほうが星崎にベタ惚れですよね。
そしてブラコンネタも大変美味しゅうございました。この甲斐甲斐しいお兄ちゃんかっこいい!
コミックスの表紙ではちょっと照れてる星崎と、優越感と満足感で嬉しそうな沢端ですが、本編の表紙ではふたりとも少し不安そうな顔をしています。
きちんと恋人になれたからこその、表情の変化なのでしょうね。
[兄ちゃんの恋愛革命]
そして兄ちゃん続いてしまうかーー!
個人的に、そこかしこでカップルができるストーリーは(ごく稀にある例外を除いて)あんまり好きではありませんが、このお話は好きです。おそらく兄ちゃんこと大智が鈍感通り越してただのブラコンをこじらせた恋愛下手だからでしょうか…
恋愛下手というよりも女の子の気持ちがわからないのか、それとも本当にブラコンこじらせすぎて女性との一線を越えた接し方がわからないのか、なによりそもそも好きじゃないのでしょうね。
それと、この潤が言った「大智くんが女の子に興味を持とうとしなければ言うつもりはなかった、傍にいれるだけで十分だった」と、「誰かにとられるのは絶対にイヤだった」に納得したからです。
弟に彼氏ができたから~自分も流されてしまった~ 男もアリかな~いけるかな~
という雰囲気ではないんです。展開としては、好かれていた→拒んだ→寂しさが勝るようになった→気が付いた、というごくごく普通のものなのですが。
潤の想いの大きさや、大智に対する愛の深さというか好きの広さというか、そういったことをすごくひしひしと感じました。だから好感が持てるのだと思います。
兄ちゃんが受けならイイナ…と思っていたらその通りでニヤけました。でもまたマグロだよ!!(笑)いつかテクを身につけて潤をとろけさせるんだよ!!
[理性は淫魔に食われる]
エロスがぎゅっとつめられたお話。
アルコールをシュッシュする淫魔って、シュールですね!
[だって、先輩が俺を見てたから]
陰陽なふたり。やっぱり付き合い下手萌えかもしれない…と惑います。
桔田のオイタはマズイですが(笑) これを機に古屋も変われるといいな。きっかけはごく些細なものだと思いますし、はじめの一歩を越えられれば…と。
クラスでの自分とは違う姿を見せていられる桔田に、古屋も自分を出せていてホッとするふたりでした。今後、桔田の若さゆえの昂ぶりをうまく制御できるかどうかが課題ですね!
兄ちゃんのお話はほんの少しシリアス寄りですが、その他はとても甘く可愛らしいお話たちでした。
大体口角が上がりっぱなしでした。思わず、可愛い…と言ってしまうくらい。
幸せな気持ちになれる一冊です。ああほんとうに星崎がとにかく可愛らしくてたまりませんでした…!
『Blue Lust』で初めてひなこ先生のコミックスを読みました。『知ってるよ。』は表紙の小さい子が子供にしか見えなくて買うのを躊躇していたのですが、再びCD化などで盛り上がっていたでの買ってみました!
表紙のイメージと違ってましたー!目つきが悪い三白眼に眉毛がない強面なんて…大好きですっ!!その上無口で健気だなんて、私得かっ!ストーリーとしては王道ど真ん中なのですが、キャラの魅力と綺麗で好みな絵柄に好感度UP。
攻めの沢端が優生のあまりの可愛いさにデレたり嫉妬していじわるしたり忙しいのですが、当て馬と言うには沢端にとって分が悪すぎる優生の兄、大智がまた良いキャラなんですっ!優生をそのままでっかくしたような見た目で、優生をベタベタに溺愛してるんです。兄弟の溺愛ものって好きですー!いちいち世話を焼く兄の姿が萌えだし、それに嫉妬する沢端には、もっと嫉妬に駆られろーとニヤニヤしてしまうし、兄を家族として愛する優生の真っ直ぐな言葉にはキュンとする。何度も美味しいのです!!
これだけでも面白かったなーと思っていたら、そのあとに兄ちゃん大智のスピンオフまであり、ここでの兄ちゃんはものすごく可愛いし、お相手の潤の一途なわんこっぷりもツボでした!この眉なし兄弟、最強だわ。
そのほかに短編が2編。
・『だって先輩が、俺を見てたから』が良かったです。先輩の顔というか表情に地味さとか人付き合いが苦手な感じがとてもよく出ていて、感情移入できました。欲を言えばHするまでにもう1話ぐらいあったらよかったと思います。先輩が戸惑うところ、もう少し見たかったです!
カバー下に星崎兄弟の4コマ漫画あり。幼い頃の星崎兄弟、大小そっくりでとっても仲良し。ほんと可愛い。兄弟仲良し羨ましいな~。
ひなこ先生の初コミックスだったんですね。
なんて、なんて。可愛いの。
一見強面、目付き悪いヤンキー風の星崎くんが、直ぐに可愛いカッコいい男のコだと認識されるまで。
違和感なく、それが愛しさに変わっていく様がくすぐられます。
そして、自分を偽ってるつもりの腹黒笑顔の沢端の、隠せてない心中をアッサリ見破られてしまう気恥ずかしさ。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ。心情的には「攻めザマァ」なんです。
星崎くんの可愛いところを独占して、優越感と共に、それを支配している気になってたけど。
そんな沢端のセコさも含めて、丸っと受け入れてくれているのは星崎くんの方。
沢端が狭量過ぎて、こんなセコい男に可愛い星崎くんは勿体ないんだけど。星崎くんが幸せならまぁ、仕方ないっか。と、ブラコン兄の心境になってしまいます。
本当はもぅ星崎くんにメロメロなんだけど、強がりながら星崎くんを貪欲に欲しがってしまう沢端の、その後をもっと見てみたかったけど。
中編で終わり、同時収録にはブラコン兄の恋の行方とバトンは渡ります。
ブラコンが過ぎて、自分の事には無頓着。恋愛オンチの兄、大智。男同士は不毛だと言って、自ら女の子と付き合ってみようと頑張るが、女の子と付き合うのは面倒だと思ってしまう。え?そんな事で⁈っていう。男のくせにマグロって。そりゃもぅ受けの素質あり過ぎ‼︎
そんなわけで、執着して来た後輩、潤に落とされてしまう。立ったままフェラされる細腰はヤバい。
エロいです。
その他、淫魔とリーマンのショートストーリーを挟んで。
私が気に入ってるのは、同人誌に掲載していたという
『だって先輩が、俺を見てたから』
コミュ障で人付き合いが苦手。クラスでも浮いてしまっている、そんな自分に懐いてくれる後輩で、寮が同室の桔田。ほんのちょっとの勇気を出して、気持ちを伝える事が出来た先輩が可愛くて。
そもそも桔田は先輩に執着してたので、両想いめでたし!なんですが、そんな事を知らない先輩の、精一杯の気持ちがいじらしくて愛おしいです。
ひなこ先生の初期作品らしい、粗削りさはあるものの、線の細い美人系らしい先輩は可愛い。
桔田のシーツプレイは吹き出してしまいました。
この後、タガ外れた桔田にあんな事やこんな事をされてしまう先輩をもっと見たかったです。
ひなこ先生的には沢端より、ブラコン兄との星崎兄弟の事を描きたかったみたい。オマケ漫画もめちゃカワです♡ 星崎くんの言葉少ない理由も明らかに。お兄ちゃん、先回りして構い過ぎたのね。
これ、すっっっごく好き!
周囲で評判が良かったので店頭で探していたら表紙の沢端のドヤ顔と目が合いました!
さらにどうしていいかわからないような星崎の表情の素晴らしさにヤラれました!
ニャンコみたいに手がだらん、て下がってるのもイイ。
デビュー作とは思えない、こなれて読みやすい絵柄とテンポの良さ…何よりキャラの性格がヒネているようでいて直球なのが魅力的です。
気まずくなっても逃げずに真っ向から思ってることを伝えているのがサッパリして気持ちいい。
【知ってるよ。】
表紙の沢端が、こっちに向かってそう言ってるみたいですが、読み進めるうちにもうひとつの「知ってるよ。」が判明してタイトルの絶妙さに唸りました!
優等生を演じる沢端は同期生:星崎に睨まれている気がしていたのですが、話しかけた際に実は嫌われているのではなく好かれていたと知ります。
自分だけに笑う星崎に優越感をくすぐられる沢端。
眉毛のないチビッコ星崎が可愛い!!
表情がかたいからこそ、ふと見せるはにかんだ笑顔にズキュン!!です。
優越感に浸る沢端にうんうん、と共感してしまいます。
次第に他のクラスメイトたちとも馴染みはじめた星崎を沢端が独占欲から突き放すのもわからなくもない。
八方美人な自分を棚に上げちゃってますけどね。
でも、この沢端のイヤなヤツっぷりが意外と楽しく読めるんです。
自分で突き放しておいて自己嫌悪に陥ったり、そんな自分をごまかすようにサラッと自分の本性バラしたり。
星崎に見抜かれていたと知ったときのプライド崩壊の瞬間に爆笑しました!
晴れて恋人となった続編では星崎兄が登場して、その仲の良さにまたもヤキモチスイッチが入る沢端ですが星崎の男前な主張に陥落。
沢端の方がよっぽどガキで、チビッコ星崎の方が大人で、という逆転劇が楽しい!
短編なのに無理なく進み、エッチまで盛り込む手腕は新人だとは思えませんでした。
【兄ちゃんの恋愛革命】
星崎の兄:大智のスピンオフ。
大好きな弟に彼氏ができた→女の良さを教えなきゃ→それにはまず自分が女とつきあって勉強する→合コン三昧…迷走&暴走する大智は後輩:潤から好きだと告白されます。
困惑ぐるぐるな描写がすごくイイ!
ようやく弟たちのことは認めることはできても自分のこととなると話は別でなかなか受け入れられません。
潤とも自分とも向き合えないうちに潤に彼女が出来たと勘違いして思わず落涙する姿が可愛かった。
巻末に収録されてる描き下ろしに初エッチがあり兄弟揃って無意識で男前な受様だということが判明(笑)
★二段ベッドが彼ら兄弟を可愛く演出しています。
【理性は淫魔に喰われる】
精液を食する淫魔×潔癖症リーマン。
クールなリーマンがエッロく乱れたり、淫魔がワンコ気質だったり意外性があって面白かったです。
シャワー浴びて殺菌スプレーしてスタンバイする淫魔って(笑)
【だって先輩が、オレを見てたから】
自慰スキーのみなさぁぁぁん!
集合してくださーいっっ!
寮で同室の明るい後輩×人づきあいの苦手な先輩。
停電の中、あすなろ抱きからのキスという純愛路線かと思いきやエチしちゃってます。
内向的な先輩の華奢な体のラインが心細げで良いです。
意識しはじめの頃の後輩がこっそり先輩のベッドで妄想しながらオナる姿に満足(笑)
私は上は着衣で下だけまるっと脱ぐ自慰スキーです!
ーーーーーーーーー
三白眼キャラ大好きです!
カバー下の四コマで星崎兄弟が描かれているんですが優生がどうやって形成されていったかがわかって楽しいです。
今後も追っかけ決定な作家さんです!
>晴々さーんんんんん!
シーツdeシコシコですぉ( ̄∀ ̄)b
私は下半身丸出しで擦りつける自慰が好きなので(なんか無防備で可愛くないですか!?)久々に素敵自慰にお目にかかりました!!
この作品、ホント可愛いですよね。
しかし、シーツで擦ると痛くないのかなぁ?
シモい話、どんとこいでございます!
コメありがとうございました~(о´∀`о)
クリさあーーーん!
自慰と聞いて飛んできてしまいました!
ベッドの上での自慰、それも好きな先輩のベッドの上って!!
作者さんも書かれてます「シーツオナニー」という言葉に悶えました…。
手で扱くんじゃなく、シーツに擦り付けてイクとか、ちょっと新しいですよね!
スイマセン、正直に言います。
そこだけ何度も読み返しました!大好きです!!
(人様のレビューのコメントにシモネタすんません…)
目つきの悪いヤンキー君と優等生王子様の恋。
と、
見せかけての、
ヤンキー君、実は無口なだけで、ヤンキーな見かけはお兄ちゃんが施した虫除け。
ホントは素直で、まわりのこともちゃんと見えてる。そして恋愛に関してはきっぱりと男らしい。
優等生の王子様、実は面倒くさがりの腹黒くん。とりあえず優しく愛想よくしていれば、面倒ごとに巻き込まれずに済むと思っている。そして、実は恋愛に関しては心が狭くて嫉妬深い。
この二人が、幼い初めての恋を実らせる表題作がかわいい。
それにしても、ねずみの国に比べて白猫の園に男子二人でデートは結構ハードル高いかも。
他に、表題作のブラコン兄が年下ワンコに喰われちゃう「兄ちゃんの恋愛革命」と
淫魔のお話と、寮の同室で先輩とのお話。
カバーしたに星崎兄弟の幼少時の4コマ。