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tonari no niidumasan
童貞官能小説家がお隣に住む新妻という名前の強面AV監督と仲良くなり…というお話なんだけど、なんか受けがメンドくさかった……。
酒に酔った勢いで抱かれちゃう&攻めから告白されちゃうんだけど、「百戦錬磨のモテ男に遊ばれてるだけ?」と疑心暗鬼に陥ってグルグルし始めるところが。
でも、聞けないのもわかるんです。
だって受けは、27歳で恋愛経験もなく童貞処女だけど官能小説家として食べてきた人。
つまり恋愛スキルはゼロだし、そもそもプライベートな対人経験も限りなくゼロに低い。
だけど妄想力は人一倍で、自分でお話を作って、自分でお話を完結させてきた。
だから攻めに直接尋ねることもできず、自分で勝手に推測して自分で結論をだしてしまうんだろうなぁ……と。
多分、これが20歳そこそこの頃に読んだら、聞きたいけど怖くて聞けない……みたいな気持ちわかるわぁ…って思えたと思うんだけど、もうおばさんとなった今は、さっさと聞きゃーいいじゃん!!って思ってしまう……。
それよりも13年間も恋心をひた隠して友人付き合いをしていた当て馬、かわいそ……と思ったんだけど、攻めに他の男を近寄らせないためとはいえ攻めの評判を落とすような嘘を吹聴してまわるってどうなのと。
あと攻めは生粋のゲイなのに「嫁さんにこれをやってもらうのが男のロマン」だと言って、裸エプロンを持ち出すところに違和感。
と、気になる点はあるものの、いわば同業者ということで他人からは下世話な好奇心を寄せられやすいゆえに、なかなか心を明かせなかった二人が結びついていく様子はなかなか良かったので、おまけして萌です。
童貞なのに官能小説家な受と、エロビ監督のお話w
しかも相手はなんと新妻!?
設定もあることながら名前の勘違い、すれ違い
もろもろ含めて面白かったです。
ストーリー的にも重たくなりすぎないのが良い。
これが新妻・・・
勘違いしたカワイイコの使い方が最後ちょっとあれでしたね。
や、いいんだけどさ。
この子はこの子で幸せになっていただきたい。
というか、AV男優ありきでそっちの話が読んでみたい!
と、おもうのは私だけか・・(笑
だってメインの二人は、エロ作家とエロ映像家のわりに・・という
性格があいまってピュアなんだもの。
小中さんらしい、読みやすい文章と
少々の笑いありでライトめなお話。
ただ、せっかくピュアでまっさらで
エロ小説家だけに、頭でっかちにエロ情報はあるんだろうけど
しょっっぱなからエロ単語ふりまきつつの濡れ場はいかがなものか
何度もいうようだが、せっかく純情ピュアなら
それなりの恥じらいがあったらもっと萌えたのになと
おもう今日このごろでございました。
初読み作家さんです。
タイトルの「新妻」に惹かれて読み始めたのですが…違った。新婚モノではなかったです(笑)。
でもそういう雰囲気も味わえるので期待外れではなかったです。
自宅がお隣同士になった官能小説家の祐樹と主にAV映画を撮っている新妻が主人公。
祐樹は官能小説家のくせに女性経験はないという、ちょっと変わった設定です。
一方の新妻は若い頃から経験豊富。
いかにも肉食系でワイルドな印象なのですが、ノンケの祐樹に対しては遠慮がちで優しくなるのが意外でした。
お隣さんものですね。
片方はAVも撮る映画監督で片方は官能小説家。
恋愛経験のない引きこもり童貞処女のエロ方面の仕事をしている受けのお話はたまに見かけますね。
二人の気持ちが近づくまで、誤解やすれ違い、辛い時期、誤解が解けて甘々生活そして同居へ。
う~ん。職業的には珍しい組み合わせでお互いの仕事に理解があったり、二人で過ごす時間が幸せに思え、初めての恋をする。自覚する前に初エッチで感じまくる。
だけど恋敵が嘘を吹き込み遊び人の攻めを信じられず悩み悲しみこじれて…。
特に強く心をひかれる部分は正直ありませんがまあ短時間で読める読後感の爽やかな本ですね。
受けが裸エプロンで両想いエッチとか、嫁扱いとかは良かったです。新妻ですね。
電子書籍で読了。挿絵有り。
電子書籍中心で読むようになってから本棚を気にする必要がなくなったので『新旧取り混ぜ読み放題』状態なのですが、この『初心な官能小説家』って、一時期の流行だったのでしょうか?それとも『官能小説家』というジャンルがあるのかな?設定の中にありますものねぇ。
攻め受けとも、実に真面目にAVを撮り官能小説を書いているタイプの作家さんですが、仕事の現場はそれほど描かれてはおりません。また、ヤクザ顔のAV監督の名字が『新妻』なのですけれど、それがお話を引っ張るほどのパンチがある訳でもありません(裸エプロンネタはあるのですけれどもね)。
どちらかと言えばMan Meets Manとでも言うか、互いを理解しながらゆっくり進む恋の話(当て馬あり)だったので、ドカンドカン振り回されることなく、安心して楽しめます。
潤いが欲しい時とか、ゆったりしたい時とかに最適だと思います。私は仕事が煮詰まっていた時に読んだので、大変効能がありました。
このお話の攻め・受けは、AV監督×官能小説家で、ワイルド系×生真面目。
そして受けのライバル役が綺麗系のお兄さん(ゲイビデオモデル)。
そんな人々のお話なので、どんなにエロエロしい変態的な話かと思いきや、攻め・受けの二人は、共に仕事に誇りと熱意のある、真っ当な二人でした。
なのでなんか……、途中からただの映画監督×小説家の話になっていた気がしないでもない……
そして攻めのキャラにもう少しパンチが欲しかった気がしてしまいました。
ワイルド系なのに、意外と肝心要のところで抜かってたりヘタレてたりするので、リスクマネジメントは大事ですよって言ってあげたい。
そんな気持ちにさせられました。
DT処女祐輝くんの成長物語、とも言えそうな、ちょっぴりコミカルかつ可愛いお話しでした。王道展開が読めるし、すれ違いイベントのための思い込みや当て馬くんの行動にちょっと無理矢理感は否めないですが、気軽に楽しむ作品としては明るくてよかったと思います。お隣さんでエロ関係のお仕事してる同士、という設定がちょっと新鮮。それから、二人の会話が自然でてらいがなくてそこが一番よかったかな。
経験値ゼロながら官能小説家の祐輝くんは、隣から聞こえるあえぎ声がきになって仕事が手に着かない。苦情を言うぞと決意して言ってみると、美人ともっさりおやじが。。二人の関係は?
ってなところからのスタート。もっさりオヤジ(寛而)とお近づきになり、経験値豊富な寛而の下ネタに翻弄されつつも真摯な人柄に接して惹かれてゆく。特に、仕事上でお互いによい影響を与え合っているというのがとってもよかった。二人の会話も楽しかった。後半、波乱があったりあまあま展開はテンプレなのでそれほどの意外感はなし。勘違い、当て馬の回収の仕方も読めてしまった。そこがちょっと惜しい。
こういう、コメディタッチでハッピーなお話って大好きです。
読後感も良くて、萌え×2を付けたかったのですが、残念な点もあり…。
官能小説家の祐輝が引っ越した先の、隣の部屋に住んでいたのは新妻さん。
挨拶に行くと、出てきたのはとびきりの美人(男)とヤクザみたいな男。
そして、夜になると、あの美人さんの喘ぎ声が聞こえて来て…?
気の弱い祐輝が、美人さんが組み敷かれる様を妄想して、
一人でモンモンしてしまったりするのが面白かった☆
祐輝自身も明るくて打たれ強く、あまり落ち込まないタイプで、
モノローグ内でノリツッコミをしていたり、
心の声が口に出てしまっていたりで、笑ってしまうシーンが沢山あります。
「新妻さん」の誤解が解け、新妻さん=ヤクザ男は実はAV監督で、
自分の映画を撮りたいという夢を祐輝に話します。
祐輝自身の小説にかける想いも、誠実に理解する新妻さん。
AV監督と官能小説家ですから価値観も近く、
心惹かれ合うようになるまで時間はかからないのです。
ここで活きて来るのが、
最初に新妻さんだと誤解された、あて馬美人さんの存在感です。
意地悪したり、嘘をついたりして、テンポよく二人の邪魔をします。
でも、美人な上に新妻さんを心から愛しているので、
汚い嘘をついても何となく可愛らしく、憎めない小悪魔っぽさがありました。
最後に全て白状して謝るところも潔くて、この美人さんは良かったですね。
新妻さんが、美人さんに全くなびかないところも美しかったです。
新妻さんはヤクザな外見なのに、全体的に常識人で誠実な人でした。
もう少し破天荒なタイプだったらもっと面白かったかも。
そして絵のせいか、
序盤は美人さんと主人公の祐輝の書き分けがあまりされていないように思え、
似たようなタイプに見えてしまいました。
祐輝の容姿についての記述がほとんどないので、
余計そう思えてしまったのかも知れません。
そして、うーん?と思ったのは、同じ表現が、
ひらがなだったり漢字だったりカタカナだったりすること。
こういうのって、編集さんがチェックしたりしないのかな?
その点で萌え度が下がってしまって、萌え×2まで行きませんでした。
お話としては大好きな展開で、とっても面白かったです。
Hなシーンも幸福感に満ち溢れていてすごく良かった。
美人さんにもぜひ幸せになってもらいたいと思います。
官能小説家の祐樹が引っ越した先の隣の部屋から聞こえてくるアエギ声!!
実は隣に住んでいたのは「新妻」さんで、見た目も本当に新妻のような裸エプロン。
(勿論タンクトップにホットパンツを穿いてましたが)
その人と一緒に強面の男性も住んでるみたい…
一向にその声は途切れることなく聞こえてきて。
編集さんからもらったオヤツを御裾分けと称して、
軽く苦情を言おうと訪ねて行くと、出てきたのは強面の男性。
そこで初めて「新妻」さんを勘違いしてたことに気付くのです。
実はこの強面の男性こそが新妻さんで、AV監督をしてるという。
そして新妻さんと間違えてた男性はAV男優。
ある意味自分と同業者のような関係。
そこから2人が近づいて行き結ばれるのです。
が、「遊ばれてる」と忠告してくるのが最初に勘違いしたAV男優。
長い間、新妻さんと仕事したりプライベートでも仲の良い関係だったけど
1度も体を繋げたことはない。
だけどお互いが、いい親友だと思っていたのは新妻さんだけ。
相手はずっとそういう意味での好意を抱いてた。
なのに急に現れた祐樹といい関係になったと知った途端、
今までの気持ちの行きようがなく、意地悪しちゃったんだね。
こればっかりはしょうがないけど、早くいい人みつけてね。
誤解も解けてラブラブに!!
はい、祐樹こそが新妻になったようなお話でした。
官能小説家とAV監督と言う、ある意味同業者みたいな二人が隣人になり、
互いにいい影響を受けながら、ちょっと誤解と擦れ違いがあったりしつつも
まるで新婚家庭みたいな甘くてほのぼのした幸せを手に入れるまでのお話。
官能小説家とデビューしてから5年目になる蓮田は脳内エロは充実しているけれど
実はピュアピュアましっ白な童貞処女。
書く事が大好きで官能小説を初めて読んでその衝撃から自分でも書くようになった
筋金入りの物書きさん。
引っ越してきたばかりのアパートでいざ小説を書こうと思っても筆が進まない、
その原因が隣室から聞えるあられもない喘ぎ声、昼夜を問わず聞こえる官能的な声、
同じ官能でも今自分が書こうとしている内容とは違った喘ぎのせいで身が入らない。
しかし、その喘ぎ声が実はAVビデオでお隣さんは有名なAV監督だと知り、
初めは絶倫なエロオヤジのヤクザものかと思っていた顔に似合わない新妻と言う
名前の隣人と次第に交流を持つようになり、二人で飲んだ日に酔ったはずみで
関係を結ぶが、新妻は本気で好きで恋人になって欲しいと告げる。
全てが始めの尽くしの経験でオタオタする蓮田ですが、いざ自分も好きだと気がついた時
隣室に姿を見せる綺麗な男から新妻の恋人だと言われ遊ばれていると告げられ
それでも新妻を信じようとした時に更に信じきれないようなことが持ち上がり
切ない恋に苦しむ蓮田。
全て誤解でハッピーな展開になるお話で、その後は新婚家庭のような甘さ漂う
作品に仕上がっていました。