悪だくみにも花はふる

warudakumi nimo hana wa furu

悪だくみにも花はふる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神41
  • 萌×234
  • 萌11
  • 中立1
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
14
得点
375
評価数
92
平均
4.1 / 5
神率
44.6%
著者
雨隠ギド 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
恋まで百輪
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784403663987

あらすじ

鷹尾(たかお)が拉致されかけ、虎二(とらじ)の花屋が襲撃を受けた。
ヤクザである自分のせいではと考えた小太郎(こたろう)は、対応を巡って、虎二と初めての喧嘩をしてしまう。
一方、悩みごとがある様子の鷹尾が気になり、彼の愛を試したい誘惑に駆られる譲(ゆずる)。
それに気づきつつ、何も語らない鷹尾の胸のうちは……?

「悪人を泣かせる方法」&「恋まで百輪」、完全無欠のハッピーエンド!!
鷹尾の友人“いい人"木島(きじま)の恋も収録。

表題作悪だくみにも花はふる

茅野譲 鷹尾の法律事務所手伝い
小山鷹尾 弁護士

同時収録作品悪だくみにも花はふる/SIDEコタ組

花屋 小山虎二
ヤクザ 組長の孫息子 大前田小太郎

同時収録作品線路沿い走る。前篇・後篇/やる時はやる男

鷹尾の友人 不動産勤務 木島
電車で隣になった大学生 立花

その他の収録作品

  • Prologue
  • Epilogue
  • ドラマCD「悪人を泣かせる方法」アフレコレポート
  • あとがき
  • カバー下:イラスト

レビュー投稿数14

相変わらず不器用

『悪人を泣かせる方法』の続編です。
虎ニと小太郎の年少カップルは多少喧嘩しても、虎二の包容力と小太郎のアホ可愛さでなんとかなるwのですが、年長の不器用カップルが相変わらず面倒臭いです。
そこがいいのだが。

職場でも家でも一緒にいるのに、悩みを話してくれない鷹尾に不安になったり、お金が無くなった自分と一緒に居てくれるんだろうかと未だに心配している譲。
お互いの不安を口に出さない、話し合わない不器用さに本作もまたヤキモキさせられました。

遂に鷹尾の口から愛の言葉が!
その後のHと「縛り付けるくらいでいいから そばにいろよ」のセリフには胸熱&目頭熱でした。

まさしく完全無欠のハッピーエンドで大満足でした。

同録の前後編、最初は全く関係ないお話かと思ったら鷹尾の友人で浮気未遂の彼でした。
誰にでも親切、だけど唯一の人は居なかった木島と、やや人間不信の大学生の出会いでした。
男子大学生相手にこんな真っ直ぐに気持ちを伝えられるリーマン、しかも実は手練れとは…。
立花くん苦労するんじゃなかろうかと思ったりしました。

0

大団円

「悪人を泣かせる方法」譲×鷹尾の続編。
鷹尾と譲のラストよかったヽ(;▽;)ノ
虎二と小太郎はぶつかり合っても、むしろぶつかり合えるから大丈夫って感じだけど、鷹尾と譲はくっついてもまだ危うい感じだったから今回続き読めて、あのラストでよかった( ˘ω˘ )
あと担当さんに鷹尾がマシに見えると言わしめた木島の話は本誌で前編だけ読んでたけどほんと木島しょーもない(笑)
立花くん悪い男に捕まったな(^◇^;)

(2013.9.6)

0

納得のいく幕引き

「悪人を泣かせる方法」の続編。シリーズの大本は「恋まで百輪」なので、既読の方が関係性がわかりやすいです。

◾︎譲(学生からの執着攻め)× 鷹尾(お金大好き性悪弁護士)
素直になれないツンツン受けが大好きなら、鷹尾にはかなりハマると思う。ツンツンで素直になれないけれど、攻めにはその可愛さが分かっててつい甘やかしちゃうの、愛しい。
本編は、確実に譲は鷹尾へ愛情を注ぎ続けてきたんだなぁと、嬉しくなる終わり方でした。そしてエピローグ、こういう描かれ方をすると泣いちゃうよ〜。

譲と虎二(鷹尾の弟)が仲悪いのが面白いです。直接の対峙は前巻では一瞬だったけれど、そうか相性よくないのね君たち。
小太郎(虎二の恋人 ヤクザの跡取り)が虎二のカッコよさにメロメロになって膝折れるシーンが好き。笑えるし可愛いしで。

神寄りの萌2

0

皆勢ぞろい

「恋まで百輪」から始まって今作がシリーズ3作目。
シリーズ1作目からの登場人物が勢ぞろいした作品でした。
3冊目まで読んできて、虎二xコタのカップルは当初からそんなに印象変わらないのですが、譲x鷹尾のカップルは随分と印象が変わりました。
鷹尾が随分柔らかく甘くなってるわけですが、3冊の中ではこの作品が私は一番好きですね。
この位の柔らかさの方が私は萌えを感じます。
ストーリー的にも結構大きな出来事があって、2組のカップルが絡んでくるのですが、いい絡み具合だと思いました。
テンポよく進むストーリーは先を早く読みたくて、あっと言う間に読んでしまいました。
家族みんなが揃って幸せな様子を見るのはいいですね。

木島のお話まで収録されていて、たっぷりな内容の1冊でした。

0

愛とは何か考えさせられら一冊

「恋まで百輪」&「悪人を泣かせる方法」が好きな方には読んで欲しい作品。ほんとに盛りだくさんで美味しくいただきました笑

とはいってもやはりメインは譲×鷹尾カプ。
一応両想いの二人ですがまだまだ譲の愛の方が強い感じ。
とある事件をきっかけに少しずつ二人の関係が変わっていきます。

鷹尾は悩み事があって、譲もうすうすそれには気づいている。でも必要最低以上のことは聞かない。
もう、夫婦ですよね、見てて照れます笑
そして何より鷹尾さんの悩み事が可愛すぎて辛いです。

まあ何はともあれ事件は解決し、すべてがいい方向に進んでいくのですが、悩みが解決した後の鷹尾さんはデレるデレるデレる!!ほんとにデレます!!可愛いです、やばいです笑

と幸せなかんじで終わり、るんるんしつつ…収録されていた短編を見て発狂w
まさかの鷹尾さんの唯一のお友達木島さんのお話!
もう丸ごと一冊楽しめます。シリーズもので溢れかえってるなんて私得な作品でした笑

0

じんわり

今まで読んできたBLとどこか読後感が違いました。
「『この人さえいればいい』と言える相手がいるか」
これがこの作品の中核になるテーマでしょうか。
何かを考えさせられるBLはこの作品が初めてでした。

譲×鷹尾カップルは不器用にもほどがあるけど、見ていてハラハラすることはなく、
「そこでどうでる?」という期待に斜め上から応えてくれる。
掴めない二人は見ていて本当に新鮮で楽しかった!

そして自分は女性キャラが魅力的なBL作品にはすごく好感がもてるんですよね!
あくまでスポットはカップルにあてていても、その周りの人物も個性的で愛着がわきました。
その一人の木島のスピンオフがこれまたすごく素敵で!
出会いがなんだかロマンチック。おやじと大学生が電車で~なんて、なんとも心くすぐられる出会い!
なかなか見ない面白いカップリングだし、この二人でもう一冊出来上がってもおかしくないかと・・・^^v

このシリーズのカップルで共通してるのは皆不器用で可愛いってことですね!可愛い!

1

随分可愛くなった?

前作、前々作の頃からすると、鷹尾って随分と可愛くなったような気がする。
譲とラブラブ同棲生活しているから、愛されパワーで可愛くなったのかなっていうのもあるけど、ギド先生の絵柄そのものも、かなり変わってきているような、
虎二・小太郎カプも、小太郎ってこんなに可愛かったっけ?って、「恋まで~」の時の印象の記憶と随分違う感じ。
絵が可愛くてきれいになっただけでなく、お話もすっきりハッピーエンドで、前作、前々作より、全体に読みやすくなった気がする。
後半の「線路沿い走る。」も、男の趣味が壊滅的に悪い立花くんがけっこうツボで、ドラマCDの補完のつもりでコミックスは買ったけど、今回これは、買ってよかった。

1

再読したら、じわじわきた…

「悪人を泣かせる方法」で物語はキレイに終わったと思っていたので、
続編というより、ファンへのプレゼント的な感じの後日談かなと思っていたし、
実際に最初にコチラの本を読んだ時はそう思いました。
読めてよかったのだけれど、
すごくいい!ってほどでもないかなぁと。
でも、
時間をおいて、CDで音声化されたのも聴いて、
そしてまたじっくりと再読してみたら、
じわじわとこの本の素敵さが響いてきました。


お金にも仕事にも不自由なく、
ずっと好きだった人と一緒に寝起きして、セックスして、それでも不安…
好きだからなんでもしてあげたくて、
してあげたら喜んでくれているのも分かるのに、でももっと…と、
求める気持ちには際限がない…
好きだからこそ、心に少しずつ不安を積もらせて苦しくなっていく譲(攻め)が、
切なく、そして愛おしい。
そんな譲の心中は分かっているのに、年上なのに、
なかなか素直になれずに甘えてる鷹尾(受け)が、さらに愛おしい。
この本を読んで、やっぱり、いやますます、譲と鷹尾が好きだなぁと思いました。
後半、鷹尾がとても自然に満たされた笑顔をするのがとてもいいなぁ。
あ、ちょっとプレイ入ったエッチの入りもいいw


「線路沿い走る。」で、
左薬指に指輪をした鷹尾が、友達の木島の相談にのってる姿がとてもよかったな♪
お前にも、こいつだけでいいってのが、あればいいな…
素直じゃないくせに、こんなことも言っちゃう鷹尾が…可愛すぎる。

2

まさに大団円♪

「恋まで百輪」とそのスピンオフ「悪人を泣かせる方法」の続編です。これで完結…かな?
虎二&コタチームは「恋まで百輪」本編の時点でも幸せで安泰な未来を感じさせるカップルですが、「悪人~」チームは前作でカプ成立したあとも、やっぱり鷹尾がなにかあったらふといなくなってしまうような(笑)感じがやっぱりありましたもんねw
やさしくされるとどうしていいかわからなくなる鷹尾が切ない。
あとがきでも書かれていますが、今作は「悪人~」チームのフォロー的な役割が強いのかなと思いました。
コタの家をめぐる問題を解決する過程で2カプそれぞれの絆が深まっていくという♪
エンディングがよかった!みんな幸せよかった!!
「恋まで~」チームのエロが朝チュン状態wなのが残念…実質お色気シーンはコタチームにはほぼなしなのがやっぱりちょっぴりもったいない!
そしてカバー裏も必見wムッツリスケベ兄貴wwwそして間男プレイwwwウケたwそして萌えた!どうぞお幸せに!!

「線路沿い走る」
スピンオフのスピンオフ(笑)木島編です!
鷹尾の学生時代からの友人で前作「悪人を泣かせる方法」では当て馬として鷹尾に利用されていた木島w
前作で、ものすごく木島が気になっていたので読めてうれしい!しかし、木島がこんなタチ悪い人だったなんてw学生時代の伝説がすごいw
人がよすぎて、もはや変人の域に達してる木島ですが、今までなんとなくの付き合いしかしてこなかった木島の本気がすごかったですwおもしろかった!

完結編とのことですが、木島カップルの今後や、コタの幼なじみのちーちゃんなど、まだまだ続きが見たいww

3

なかなか言葉にできないけれど。

待ってましたの「悪人~」続編。
今回は小太郎の組絡みの事件があったり、鷹尾が抱える問題があったり。
鷹尾のわかりにくい性格の中での譲に対する気持ちの変化というか、傾き具合というかそういうのがじわりじわりとわかったり。
素直に言葉にするような性格じゃないから、皮肉ったり試したりしながら確かめて確かめて。
抱えたものをなかなか吐き出せなくても、いつかはちゃんと吐き出したいと思ったりもして。
ようやく、辿り着いた結論というか、言葉にする作業も。
それより先にあった物で示す方法も。
なんだかとても鷹尾らしくて。
ちゃんとそこに愛情があって、2人が想い合ってるのがわかって幸せになれたようでよかったです。
母親のことにしてもきっと自分が幸せでいられるから、ああいう考え方ができたんだろうなぁと思いました。
エピローグでそれなりに時が流れていて、それでも変わらない2人にすごく幸せを感じました。
表情とか全然見えないのにすごくステキでした。
少ししか出番はなかったけど、虎二と小太郎もいいなぁ。
小太郎かわいすぎるよね。
そして、個人的にはちーちゃんも気になります。
次、ちーちゃんでスピンオフとかないかな?

そして「線路沿い走る。」
こちらは木島のスピンオフ。
前編は本誌で読んでたんだけど、気になるところで終わってたのでちゃんと読めてよかった!
それにしても………鷹尾にも言われてましたが、木島って大概な性格してますよねー。
「イイ人」って言えば聞こえはいいけど、「誰にでも優しい人」っていうとちょっとニュアンス変わってきますよね。
本人にそういう自覚がないみたいなのが更に悪いというか。
そんな人が本気になるとさあ大変!って話。
でも、これまでにこういう拒絶をされたことがないからなかなか相手の感情がわかんなかったり。
誤解を与えるような言葉を使っちゃったり。
立花くんはなんだかんだで最初っから木島のこと好きだったんだろうな。
だからこそ、そういう木島の態度が好きにはなれなかったり。
でも、徐々に近づいていって。
それでも、過去に優しくされて裏があったなんてことがあったから怖がってる部分もあったりして。
木島がちゃんと追っかけることができてよかったな。
っていうか、最後の立花くんの可愛さは半端ない!!
もっと、木島と立花くんのお布団シーン見たかったよぅ。

あと、カバー下の間男プレイがステキ過ぎましたっっ!!!!!

CDも楽しみw

2

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