条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
kurowanko to kinkitsune
動物が人になっている、獣耳けもみみ!
なかなかいいものですね、けもみみ!←すっかりハマってしまいました。
黒わんこことユキ、金キツネことレン。
レンが経営しているお店には、かっこいいレン目当てのお客も少なからず…
そんなレンを見てユキは、お店の邪魔をするまいと考えるが女性に嫉妬。
お店から逃げて向うのはレンの幼馴染、ハルトの元。
ハルトが、ちょっかいを出そうものなら阻止すべく飛んでいくレン。
可愛くてしょうがなくて、幼馴染であっても仲良くしてたら嫉妬むき出し。
レンの気持ちを知っているハルトはユキとの仲をさりげなくかつ煽るように、取り持つ。
うーん、もどかしい。相手を思いやれば思いやるほどイライラしてしまうというか。
こちらも全力で応援したくなる物語でした。
今回は出てくるキャラみんなが何か獣の擬人化。
そのキャラたちの物語なのでした。
まずはキツネのユキが野鳥に攫われてたところを、
たまたま通りすがった犬のレンとその幼馴染ハルトに助けられた。
そのままレンの家族と住むようになり今ではレンが開いた喫茶店で一緒に暮らしてる。
おいおい親元に帰らなかったのか??と思いつつ流れで読んでいく(^^;)
そんなユキがお店の客に嫉妬して大人になっていくお話でした。
だけど自分の気持ちが解らずモヤモヤとしてて可愛らしい。
レンも自分の気持ちを言わないものだから、何やら空回り状態。
そこは幼馴染のハルトのおかげでめでたしめでたし。
後半はそのハルトとお医者さんをしてるシエルのお話。
シエルはハルトのことが好きなんだけど
レンの事を好きだと勘違いして苦しい思いをしてる。
素直になるまでのシエルが可哀想だけどこちらも可愛いお話でした。
犬の村を舞台にしたケモ耳LOVE.
黒わんこ(レトリバー)レンに拾われて今は一緒に住んでいる金キツネ・ユキ、そしてユキをレンと一緒に見つけた隣家にすむハルト。
幼なじみ3人の微妙な三角関係のお話「黒わんこと金キツネ」編と、
レンとユキがまとまっちゃった後のハルトと町の医師シエルのお話「メガネわんことツンデレわんこ」編の2カップルのお話が展開。
とってもきれいな絵で、ケモ耳と牙がすごく自然に人間の姿に落とし込んである。
でも、その自然さが逆に違和感あるというか、、、
何でケモ耳?
普通に人間でもいいんじゃない?
っていう、根本的なところで引っかかるが、でも、この口元の牙には萌るしなぁ、、、
というわけで、この耳やしっぽは髪型やファッション、牙は身体的特徴だと割り切ることにして萌は一つで。
耳尻尾の誘惑に駆られて購入してしまった1冊。
狐はいてもネコが出て来ないところを見るとこの本の世界は犬の街なんだろうか?
読み終わった感想は、とりあえず人間に耳尻尾がついている。でした。
なぜならそこが惜しいと思った部分で、感情表現が顔の表情だけでなされており、せっかく耳尻尾がついているのに、それで耳や尻尾が垂れたり、尻尾をブンブン振ったりの表現がなかった為です。
せっかく付いているのだから有効活用してほしいと思ってしまうものです。
【黒わんこと金キツネ】
カラスにさらわれた子狐の赤ん坊を助けたのが幼馴染わんこのレンとハルト。
その子狐はユキと名づけられレンの家で育ち、現在郵便配達をしながら、レンの作った喫茶店で一緒に暮らしています。
レンは社交的でホームパーティーを開いたりするけれど、ユキは苦手。
早く終わりにして自分の側にいてほしいと思う、
そんなユキのレンを独占したいと思う片想いと、それに気がつかないレンがユキと仲良さげにするハルトに嫉妬して、両思いが叶うという話し。
案外にレンがおっとりのニブチンかもしれません。しかし、レトリーバー犬らしい特徴はイメージするものと合っていたと思います。
番外は初デート。
【メガネわんことツンデレわんこ】
街の警備をしているハルトと医者であるシエルは仕事柄絡むことが多く、いいコンビとなっている。
が、シエルはハルトがとても気になって片想いしているのです。
なのにハルトがユキを可愛がっているのを見て、ハルトはユキが好きなんだと思いこん出落ち込んでいるとハルトがキスしてきて~
誤解と思いこみが一転、こちらも両思いだったという話し。
非常にライトで、ほんとうは両思いだったのに気持ちがわからなくて片想いしている状態のシチュ違いが2本。
キャラクターの性質が違うので似通った感は薄められています。
絵は好きだけど、萌えはちょっと薄かったかな?可もなく不可もなく。
可愛い萌え表紙、大好きなもふもふに淡い色彩、甘くふんわりを予感させる。
そして読み始めて思うのが、これってワンコやキツネにする意味があるのかと言う疑問。
イラストは可愛らしいのですが、ストーリーに萌えどころを探せない。
擬人化とも思えないし、単に喫茶店を経営する男とその幼なじみの居候との
誤解と擦れ違いに嫉妬をプラスしたラブだと思うのです。
耳としっぽが無ければその職業の人の恋愛で普通なんですよね。
チラッと耳舐めはあるけれどグルーミングと言う程でもないし、普通に人間で
良かったのではないかと残念ながら感じてしまいました。
もふもふ感を期待していたので軽く撃沈しましたね。
普通のラブものだと思えばいいのですが、下手にケモノ耳やしっぽがあるから
逆に萌えない現象に陥ってしまいました。
一読して思った点が二点。
一点目は、いかにもこの版元さんらしいBLだなと
言う感覚。
この版元さんは元々完熟寸前のものを供するのが
上手い所でしたから。
そしてもう一点は、Loveでは無く設定ありきで
物語が構成されているのかなと言う点。
恋を展開している彼等には申し訳ないのだけど、
その恋ってもしかしたら設定に相当引き摺られて
ない?と醒めてしまう瞬間があったので、そこは
残念だったかなと。
恋物語としての味わいは悪くないです。
ただ、擬人化である必然性はあったのかなと言う
戸惑いが拭いきれないだけで。