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toaru kami no otoshimono
最近やっとあおいれびん作品を読む時のコツを掴んだと思うw
誌面一杯にドーンと押してくる絵、それがまたドラマティック展開なので圧倒されてしまって頭の中がバラバラになる。
だから、ひとコマひとコマを追うのでなくて、ページまるごとをひとコマに捉えてそれがひとつの絵と思って全体を見る、時には見開き2Pをひとコマのつもりで。
時々セリフは誰が言っているのかわからないので、とりあえずセリフさえも絵として捉える。
そうして一読して全体のイメージと流れと大体の展開の概要を掴んで、再読。
ストーリーが把握できたところで、今度は分解して(もう理由や結末、設定もわかっているので)じっくりと見て、過程の意味を知る。
そうやって、やっと一冊が理解できる。
しかしながら、これをレビューするのは大変に難しい。
思い切りネタバレして説明しないといけなくなるから。
・・・ファンタジーとタイムスリップ的SF要素も含んだ運命の物語なのは確か。
留萌村に4年前突然落ちてきて、その見た事のない聞いたことのない知識と技術で村を立て直し村長となった銀鈴(ぎんべる)が、逃げ遅れた山賊(元村長の息子・詩為と瓜二つ)をいきなり連れてきて自分の元に囲ってしまう。
実は4年前、村の為にお供えとして犠牲になった詩為の双子の兄だったのです。
彼等は二人で詩為。
銀鈴は兄の詩為に紫藤という名を与えます。
銀鈴は一体何ものなのか?
紫藤は一体誰なのか?
銀鈴が同じ顔なのに紫藤に執着して、みわけることができるのはどうしてか?
一体彼等の間には何があったのか?
チラチラっと挟まれる未来の現代の話で、銀鈴の目的が解ります。
そう、いなくなってしまった恋人が生きていると信じてこの時代にやってきたのです。
神とSFが融合したファンタジー
色々な事が偶然の産物だったのです。
この二人がそこまで愛し会う仲だったというのは設定であり、それが物語として詳しく語られる事はないですが、そこまでの執着愛ということでしょう。
紫藤には、その生前の記憶があるわけではなく、新たに銀鈴に惹かれて行くことになるわけです。
そこには、今まで二人で詩為という存在であったことから自分という存在を見分ける人というのが特別であるというきっかけは必要だったのでしょう。
迫力で押す展開に色々とあれこれ突っ込む要素は満載なのに、読んでいるあいだはその隙を与えません。(これが雰囲気押しの強さという特徴か?)
このお話はキャラ萌えというより、ラブ萌え(?)なんでしょうね、、、
18年も愛する人をという深い愛情。
詳しくは読んで~というところでしょうか?
相変わらず絵が不安定で、大体その人だということがわかるが一つとして同じじゃないような顔、
一見女子みたいなのに、筋肉ムキムキのたくましい体のギャップ。
雰囲気で押しきってしまう展開。
苦手とする部分が沢山あるのですが、そうした「個性」が突出しているだけに、苦手に思いながらも、ついつい追いかけてしまうのです。
所どころ解りにくい感じがあるように感じてしまったファンタジーで
シリアスなんだかコミカルシュールなんだか時々感覚的に首をかしげてしまう。
内容的には現代で恋人同士だった二人がいて、一方がキテレツ系発明でタイムマシンを
作ってしまうような恋人が実験中に爆発と共に消えてしまう。
周りは失踪と片付けるが、残された恋人の銀鈴は諦めきれずまるで運命のように
引寄せられた過去の文献で過去に恋人がいると確信し過去へ迎えにいく。
それでどうして、とある神の落としものかと言えば、本来実験で消えてしまった
恋人は死ぬ運命で魂を既に取られていて、その輸送途中で死神が魂を過去へ落として
しまった事から始まるようでしたね。
この神様も意外に重要ポイントで出てくるのですが、神らしくありません。
やっぱりどこかコミカルに感じてしまうのです。
過去で恋人をやっと見つけてもその相手は魂の再生が過去から始まっているので
まるっきり過去人で、追いかけてきた恋人が解らないのです。
それでも恋人はいつの時代でもやっと見つけた恋人が手の中にあるなら構わない感じ、
過去の色々な思惑と神様の意思なのか二人は現世へいく事になるような展開ですが、
恋人は過去人のままだけど、現世に帰れば記憶が戻るのか、どこからやり直しなのか、
色々と気になる事が多かったですね。
でもラストに過去に飛ばされた恋人を未来につなげる奇跡が既に生まれ育まれていた。
そんなラストになっていたので、きっと現世で幸せになっていると思える感じでした。
いや、死神が失敗したのか?
一応ファンタジーものなんですけどね。
相変わらず、1度では理解できない「あおいれびん」(^^;)
この作家さん好きなんですけどね…今回もこの本を初読みの時は???
今ももちろん半分???
自分の恋人が実験中に行方不明になって、それを追いかけてきたようなお話。
だけど恋人は現代の記憶がないので、銀鈴と折りが合わないようだけど
この時代でもだんだんと好きになってるかな。
最後は死神によってまた未来へと飛ばされてる。
でもそれからどうなったの??てきな。
で最後に出てきた喜承の子の「喜承」は解るんだけど
「時貞」って???
そんな苗字途中で出てきたかな???
やっぱり最後までよう解らん。
好きなお話でした。
1冊丸ごと表題作シリーズです。
ファンタジーもので、お話の大部分は過去の時代で繰り広げられます。
現代と過去が交錯、輪廻のような要素も感じられるちょっと複雑なお話になっていますが、こういう要素は大好きなので一気に読めました。
最初、山賊の詩為とその双子の弟の詩為(2人は一人の存在として育てられたので名前が一緒)の性別が分からなくて(女の子の様に可愛らしく見える時があるので)、どっちなんだ?と思いましたが、その謎は序盤で解けました。
銀鈴の執着や俺様加減も好みでしたが、終盤で色々疑問に残る事が出て来て、それが気になりました。
一番気になった箇所についてはネタバレせずに書くのは難しいので書きませんが、ネタバレに差し支えない所だと、銀鈴がどうやって留萌村に行ったのかとか、雷が鳴った時実際はどんなことが起こったのかもう少し説明が欲しかったなと思いました。
全体としてはシリアスなお話だと思うのですが、甘々な雰囲気もありますし、コミカルな要素もあるので楽しく読めました。
余談ですが、銀鈴が可愛がっている鷹が作品中に登場するのですが、その鷹の名前を聞いた時に銀鈴の想いの強さが感じられてキュンとしました。
和服で鷹狩の格好をした銀鈴もカッコ良かったです。
ちょっと話がわかりづらかったなぁ…という印象。
キャラクターが良い味持ってるだけに、双子の特徴の分かり難さとか名前の読みづらさがもったいなかった。
話が理解できないのは私の理解力のなさでしょうか…。
おそらく、作者さんは後から謎が解けていく展開を描こうとしたのだと思いますが、最後までよくわからなかった。
受けの子は未来から来たってことでOK?
記憶は戻ってるの?
攻めが超人なのはなぜ?
ちっちゃい子は結局誰が好きなの?
最後の子どもは誰と誰の子ども?
うーん、わからない要素が多すぎる…。
設定とキャラクターは良かったんだけどね、話に詰め込みすぎたのかな、理解できなかった。
読み返して理解したいと思うほどではなかったので、、、中立で。
イラストになかなかなれない。
でも和服にひかれて購入しました。
双子は災いの元。これは
歴史上確かに過去言われていたことが明確になっている。
ただでさえ影武者みたいなものが
沢山いた時代もあるなか
双子だからっていう逸話ははかりしれないドラマがあることは
想像しつくせないほどあるだろう。
そんな中の一つがこの作品なのかもしれない。
史実の話ではもちろんないけれど、双子が災いの元であるという
定義は揺るがないものであるからこそ、安定感。
着目としては土ストライクだったものの、展開がなんとも
ラブと合致しない背景な気がしてしまい、読んでいるうちから
何かが違うという違和感を
感じてしまいした。
絵が雑すぎ。表紙は綺麗なのに、中身は黒マジックで一発描きしました、って感じの繊細さの全くない落書き状態。素人さんの描く同人誌だって、もっと丁寧に作られているのに、よくこれでOK出るよな…。カラー絵が綺麗なだけに、騙された感が強くてモヤモヤ。
内容も意味不明。1回じゃ理解できないのは仕方ないが、もう1回読む気もおきないので話にならない。
この作家さんは初めてで、あらすじと表紙にひかれて購入を迷っている方にはハッキリ言っておすすめ出来ないですね。