私の指でもう一度達ってください……。

背徳の指先

haitoku no yubisaki

背徳の指先
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×26
  • 萌12
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
62
評価数
21
平均
3.1 / 5
神率
0%
著者
新井サチ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784812483343

あらすじ

カジノのオーナー・辻が気まぐれに目を付けたディーラー・水野が、気弱そうな顔のウラに秘めていた狡猾な手捌き。そのツキの裏にに何があるのか探ろうと自室に招き入れたが最後、巧みな指先での愛撫に酔わされるハメに……!?

表題作背徳の指先

カジノディーラー、34歳
ホテルオーナー、35歳

同時収録作品ツインズヘブン

幼なじみの双子モデル
大学生

同時収録作品メランコリック・ラブ

桐生組若頭
桐生組三代目

同時収録作品とりあえず 何食べる?

会社員
総務の先輩

同時収録作品ピースメイカー

その他の収録作品

  • 連理の鎖―背徳の指先 番外編―
  • あとがき

レビュー投稿数7

強い男が組み敷かれる!

カジノのオーナー、人を顎一つで従わせるような男が、一見すると地味で冴えない
男にまさかの下克上的な組み敷かれなんてゾクゾクしちゃいます。
それにその行為に裏があったと知った後もオーナーの潔い感じがまた素敵。
裏切り、だましがあったのに惹かれあうのもまた味わい深い作品。

イケメン王子様度抜群のキラキラ双子に愛される普通の大学生のラブも良かったですね。
きらびやかなモデル双子なのに、子供の頃から幼なじみだった相手を忘れないで
ここで会ったチャンスを逃してなるものか状態で大好き告白と共に襲い掛かる双子。
濃密な双子にヤラレながらも幸せそうな?幼なじみは今後は体力使いそうです。

極道一家の坊とその御世話役だった若頭のやはり下克上的な甘い話も素敵。
攫われたお坊ちゃまをたった一人で助けにいく、う~ん素敵です。
マグナム(銃)×バレット(銃弾)の擬人化もシリアスだけど、奥深くて味わいがあります。
収録されている作品全てが読み応えある1冊で渋くて素敵なお話ばかりでした。

7

リバあり擬人化あり3Pあり・・・

バラエティに富んでいて楽しい一冊でした。

カジノが舞台の表題作や、
双子攻の3Pモノ、銃と弾丸の擬人化モノなど……
どの話も、短い頁数の中で、キャラの活き活きした魅力が伝わってきます☆
絡みも、体位や表情や構図にとてもこだわりが見え、
唐突でなく話の流れに沿って自然にエロがある感じが良かったです。

あと、リバ要素が少しあったのですが、
男なら挿れる側もやってみたいよね~と、すんなり納得できる流れでしたv


◆背徳の指先
新入のディーラー×裏カジノを経営するホテルオーナー
イカサマの方法を聞く筈が、口でイカされ、しかも自分が受側に…
水野(攻)の、冴えない糸目→眼鏡をとった攻オーラ全開の顔…の変貌がナイス!
逆に、堂々とした辻(受)が、自分より線の細い相手に
後ろから攻められて真っ赤になってるギャップも良かったですv


◆ツインズヘブン
双子モデル×幼馴染の大学生
双子の家に招かれた蓮斗(受)が美味しくいただかれちゃいますv
乳首をつままれ、口で3回もイカされ、まずお兄さんに後ろから挿れられて…
可愛く泣いてた蓮斗ですが、その後反撃しちゃったらしく…?
起きたら双子が「オレ、ネコは初めてだった」「スゴかった♡」と。
どんな攻め方したのか気になりますw


◆メランコリック・ラブ
若頭×三代目
子供の頃から葵(受)の世話をしてきた朝倉(攻)。
葵を手コキして「早漏」とか、煙草を吸いながら「女は現地調達」とか…
ナチュラルな人の悪さ・毒舌が面白かったですw
でも拉致された葵を助けに来たときの顔や、
後ろを舐めながらの「ここも昔と変わりませんね」との台詞など、
保護者っぽい優しさもあり憎めない感じですv
ハメ撮りやっちゃう?なオチも良かった☆


◆とりあえず 何食べる?
会社の後輩×先輩
優しい先輩が、夜に本性をあらわす!!
ぞんざいな口調や、乱れる顔がとっても色っぽい女王様受でしたv
自暴自棄に誰とでも寝る先輩を、後輩が健気に愛するお話です。


◆ピースメイカー
バレット(弾丸)×ピース(銃)
弾丸の装填~発射という行為がセックスで表現されます。
発射されたバレットは死に、新しく装填され次々やって来る。
ピースは何人ものバレットを相手にし、死にゆく彼らを見てきた。
銃の持ち主に恋し、彼のため延々行為に耐えるピースが痛々しくも色っぽいです。
そんなピースをずっと好きだったバレット。
マスターが死に、しばし別れから解放された二人の想いが重なります。
今の自分がいなくなっても、愛は変わらないと誓うバレット…。
モノに宿る魂、人の命の儚さなど、色々と考えさせられる話でした。


◆連理の鎖(描き下ろし)
表題作のその後。
リバるも「下手クソ。抜いて抜いて」と一刀両断される辻…(´;ω;`)
今後も駆け引きめいた関係を続けつつ懲りずにトライしてほしいと思いますw

4

まさにバラエティ、そしてさすが!

新井サチさんの初麗人コミックv
シリアスで切なかったりコメディだったり、でもポジティブでほっとさせられるサチ作品は今回はエロ増量で、一体どんな作品になるのかな?と期待させられたのですが、ふたをあけると実にバラエティに富んだ色々なものが詰め込まれたユニークな作品。
いいところが損なわれることなく新井サチ流の見せ方をしてくれていて、また新たな面を見た感じで、この評価は新たな側面とそのバラエティ度の高さへの評価です。
エロもね、結構がんばってあるのですよ~ゾクっとさせるものもあります♪

【背徳の指先】
カジノオーナー辻がその腕を買い、高レートの裏カジノのディーラーへ抜擢した新人ディーラー水野に絡め取られるお話。新井作品にしてはかなりエロ濃厚でしたv
一応カジノをやるだけにワルな設定の辻なのだと思うが、水野の方が上手(笑)
眠れないという彼に「ねむらせてあげましょうか」と縛って口淫して辻のプライドを刺激して駆け引きをする水野も魅力的なのだが、どうみても攻め風味の辻が受けになっちゃってカワイイ顔を見せるのがツボ♪
描き下ろしで、辻に攻めをやらせてあげようとするけど「全然よくないんだけど」「せっかく後ろの開発もしてあるのに」←爆笑!!
結局水野(白鳥)の楽しい玩具になってる辻が愉快です。
シリアスなのに、どこかゆるさと抜け感でハッピーな感じに仕立て上げているところがいいところですね。

【ツインズヘブン】
小学校の幼馴染で転校していってしまってから音信不通だった双子と合コンがきっかけで再会。
見た目で色々苦労して今モデルをしている彼等に、昔と変わらず接する幼馴染に執着を示し、クスリでモノにしちゃうという3Pモノ。
この3Pで新井作品で初めてか?
あと特筆は、このエッチシーンがヤケに色っぽいというかこの作家さんの今までのエッチシーンの中で一番エロいような気がします!
双子キャラもクールそうなのにヘタレ、かわいいのに肉食で男前と、この辺りも際立っていて、しかも!どうやらリバらしいです♪
うう~ん、、リバ絵も欲しかったゾw

【メランコリックラブ】
ヤクザの息子と若頭のあれこれv
この若頭が、実にポーカーフェイスでシレっとして坊ちゃんへの執着を見せる点がユニーク。これはコメディタッチです。
この若頭が案外に鬼畜だったというラストオチにらしさが漂います。

【とりあえず何食べる?】
人当たりのとても優しいポワーンとした雰囲気の先輩社員が実はセックス依存症でビッチで虚無を抱えた人だった!?
という二重人格めいたお話とともに、そんな彼を何とかしてあげたいと健気な男前を見せて腹をくくる後輩社員のお話でもあります。
このラストは、この二人はまだこれから…きっと後輩社員の一途な愛情で先輩も立ち直ることができるかな?な希望を持たせたラスト。
若干シリアス目ですが、先輩の人格落差が激しくて、後輩と同じに切なくなっちゃいますねvどうしてそうなったかとかの突っ込みは短編と割り切れば気になりません。

【ピースメイカー】
おおー!!拳銃の擬人化です♪
拳銃って撃ちこむから攻めっていうイメージがありがちですが、弾装を込めると言う意味では受けか!と目から鱗でした。
そして、自分が大好きな黒髪ロンゲで描かれるコルトパイソン。
彼が受けてるの~♪色気ダダモレで自分的オイシイこの上ない☆☆
だけど、攻めになるパレットは発射するたびに死んでしまうっていう切ない設定もあって、コルトの気持ちが切なくて切なくて~!
持ち主であるマスターへの愛と、消耗品であるパレットの切なさと、、、
いや~この擬人化サイコー!でした(ガンマニアなのですみません。。。)

とまあ、さすがベテランさんだけに持ち味を生かしてリバも3Pも擬人化もetc...
更に新たな発見もさせてもらって、実に満足な1冊!

3

裏表あるのが魅力的?!

ホテルのオーナーが裏カジノのディーラーへと誘った人物・水野。
真面目そうで、なよっちく、あまりパッとしない男のはずが
裏でディーラーを任せると思いっきり素の顔でてきたーっ!!

勝ち続けるディーラーに、何らかの仕掛けがあるのか聞き出そうとするも
ただでは教えられないと、なんだかエロい方向に
フェラから始まって(この時はまだオーナーの方が俺様)出した途端に水野豹変?!
気が付けばオーナーの方が受ける羽目に。
そしてあくる日、水野は裏カジノの名簿を持って姿を消した…

はめられたと思い、そのうちガサ入れがあるだろうと考えてると
消えたはずの水野が戻ってきた。
最初は警察に頼まれ潜入してたが、オーナーを気に入って戻ってきたみたい。
まっ、この2人が手を組めば最強ですね。


双子ちゃんと幼馴染のお話も面白かったです。
双子でも性格は違うみたいで、幼馴染はやられちゃうわけですが
ちゃんと攻めの立場も取ったみたい(絵的にそういうシーンはないのですが)
これからは状況に応じてリバなんだろうなと。
そのシーンも見たかった感があります!!
(攻め1人に受け2人)

3

一通り揃った短編集

表題作に惹かれて購入したところ、短編集でした。
新井さんは作家買いなので結局いつも買うのですが、この方はやはり長編が好みです。
下克上、幼馴染、双子、3P、主従、ビッチ受け、ファンタジー、リバ(軽め)…と、てんこ盛りの内容です。
全部バッチコイ!!の方にはバラエティ豊富で飽きずに良いかと思いますが、
地雷のある方はお気をつけ下さい。

私は3Pが軽く地雷気味だったぐらいなので普通に読めました。
いつもと違う作風で少し新鮮味もあって。でも萌は普通程度でした。
これだけふんだんに萌要素が入っているにも関わらず、全部あと一歩足りない感じ。
このP数の短編ばかりだと、ストーリ重視かエロ重視のどちらかの方が(読者的には)良いと思うのですが、
どちらも盛り込もうとしてるためどっちも中途半端な感じです・・・
もちろん両立が一番良いのは分かっていますし、作者さんの努力は伝わってくるのですが、私個人としては満足できませんでした。
萌評価となったのは、口絵のバニーイラストのおかげかもしれません。笑
表題作の二人でS警官とバニーちゃんでした。
でもこれがあったせいでバニー衣装でのプレイを期待してしまい落胆が大きくなってしまったのかも・・・
ムダにバニー好きなせいで・・・

1

黒髪セクシー

新井サチ先生の麗人レーベル作品。短編集。
5作品収録。

「背徳の指先」
裏営業もしているカジノが舞台。
オーナーが凄腕のディーラーを裏で使うが、そのディーラーは…
普段威厳を誇示しなければならない人ほど「される」と反応する、というのがイイ。

「ツインズヘブン」
合コンに来たキラキラ王子は幼馴染だった!
ずっと会ってなかった双子の幼馴染は、今はモデルをやっていてセレブ生活。でも会って話せば昔通りで普通の学生である篤は嬉しかったのだが、双子が2人とも篤に好きと言ってきて…
描写はないけどリバ系なのかな?双子のあっけらかんさがヌケ感になっている。

「メランコリック・ラブ」
若くて可愛らしいヤクザの跡取り・葵。若頭で教育係の朝倉からいつも子供扱いされているけれど…
敵対する組に拉致された葵を1人で助けに来た朝倉が「貴方が喰われてないか調べる」と言いながら、なのですが、短い話なので唐突感は否めず。

「とりあえず 何食べる?」
ぽわんとして可愛くて優しい会社の先輩が実はセックス依存症のビッチだった…!
でもカラッポな目つきが哀しくて、惚れてしまった…
先輩さんが満たされる事を祈ってます。

「ピースメイカー」
順番待ちをしている男たちを捌くように抱かれる長髪の男…
こちらの作品は擬人化ものです。読んでみればナルホド!生と死と愛のストーリーになっています。

「連理の鎖ー背徳の指先 番外編ー」
結局オーナーと組む事を選んだらしい水野だが…というその後。
水野は一枚も二枚もうわてでした!
水野は後ろも開発済みとの事。オーナーも水野に教育されていつかはリバって下さい!


新井サチ先生の描く黒髪さんってやっぱりセクスィ〜。
ただ、どの話もとても短いので急な展開になるのがちょっと残念。
「ピースメイカー」が好きでした。

0

ゲシュタルト崩壊

エロを考えすぎてエロがわからなくなる。
残念です。
「枯れ男」の時はChara作品なのに引くほどエロかったのに……。

短編なのがイケナカッタのか?
表題作はかなり良かったと思うが。
続けて行けばどんどん発展しそうな気もするし。

麗人レーベルで期待し過ぎたのかもしれません。
でも担当さんの「いやらしくないんですけど」にはすごく頷いてます。
レーベルのプレッシャーかもしれません。

伸び伸び書いてもらえればきっと期待以上の作品が読めるハズ!
と、いちファンとしては思ってます。
 
後書きですが、電子書籍レーベルとのことでした。
作家買いの為気にしてませんでしたが、電子書籍なら精一杯のエロかもしれません。



1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う