条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
千年ぶりに俺の大砲の火種に点火しやがって。責任を取ってもらうぞ
inwai na lamp
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
もーーーーリアルにお腹を抱え、声を出して大笑い!!電車の中とかで読んでなくて良かった…
あほエロが素晴らしいです。もう、大好きだよ!!!!本当好きです、この作品。
まず攻め様のお名前から爆笑。ただ読んでるだけでも笑えたんですが、面白すぎて夜中に一人ブツブツ口に出してみたんです。
”オヤジンナポッポレーノフェロモンダプンプンキンニクモムッキムキーダキファーフ”って。
そうしたらより笑えてきて、なんか自己紹介のページだけで笑いのエンドレスループに巻き込まれ…
(ちなみに後半、壺から子供姿の精が出てくるのですが、この子の名前も爆笑ものなのでご覚悟ください…!)
さらに、「俺のぶっといズッキーニ」「千年分たまりにたまった俺の熱いポタージュだ」「俺の灼熱の秘宝をたっぷり味わわせてやる」とか、
もう笑えて笑えて仕方ない卑猥なセリフのオンパレード。あーー、元気出る(๑ノ∀˂)w
水族館でナマコを握っての一言も、笑いすぎて胸筋がおかしくなりそうでした〜
そんなただの粗野なエロオヤジかっていうキファーフなんですが、お互い気持ちを告白した後のエッチでは、魔法で電気を消して次々にキャンドルを出して灯し、
淡いベールの布でベッドを取り囲み…と、ロマンチックな演出をするんですよ!!…いや、これもオヤジくさいか。。笑
また受けの匡(たすく)の天然でのほほん、無欲な感じもすごく良くて。
ランプを擦るたびに、何故か攻めの股間をこすってしまう才能!ꉂ(๑˃▽˂๑)
毎度ランプから出てくる時は股間を膨らませてる攻めとか、もう想像すると笑いしか湧いてこないですね…幸せな気持ちです、ありがとうございます笑
そしてそんな笑いに満ち満ちたキャラの出てくるこちらのストーリーなんですが、これがシリアスで切なさのあるお話なんです。。
キファーフが千年前に守りきれず死なせてしまった王子の遺品である首飾りを、匡も一緒に探すことになるのですが。
そこに中東情勢(政府軍と反政府軍が内乱状態)や千年前の真実などが絡み、キファーフがランプに閉じ込められることになった真相が分かった時には、胸がきゅーっとなりました。
拷問やロケットランチャーでの攻撃など、アクション映画さながらの描写もあり、ハッピーエンドを信じながらも「どうなるの!?」とハラハラ。
攻めの卑猥さに隠されている(?)んですが笑、胸にグッとくる愛の物語なんですよね…
いやあ、笑えて泣けて感動できる、素敵な物語を読ませていただきました✨
はー、これからまた攻めの名前をブツブツ呟いて笑おう(*´艸`)
答えて姐さんでおすすめして頂いた作品です。
中原先生流のアラブもの、ランプの精、オヤジ。
これだけで気になって仕方がないのですが「千年ぶりに俺の大砲の火種に点火しやがって」の煽り文でもうだめでした。
これは絶対に面白いぞ!読まなくては!という気持ちに。
いやもう最高に面白くて笑いました。
「ないないないのない尽くし」「草食系を通り越して植物そのもの」なんて、ここまでボロクソな言われようの主人公の紹介は初めて見ました(笑)
匡は昼行灯と呼ばれてしまうほどにどんくさいけれど、悪意や欲とは縁遠い慎ましく穏やかな性格でとても優しい人間なんですよね。
終始どこかぼんやりとした雰囲気がなんだか可愛いです。
そんな彼が自分を投げ打ってまでキファーフを想う姿が強く凛々しくて、始めのぼんやりさからの成長を感じてじんわり来ました…
一方のランプの精・キファーフ。
フルネームがものすごく長くて、1文字ずつ読んだ瞬間に爆笑。センスが天才。
立石先生の素晴らしい挿絵を見ると、褐色肌に精悍な顔立ちでワイルドなセクシーさが溢れ出るかなりの男前だと言うのに、中身はとんでもないスケベ親父!
身体の一部分に関しては圧倒的な語彙力の高さを感じる下ネタ発言を匡に繰り返しては迫る残念なダンディです。
ぐいぐい迫るのに抱き方はとても優しくて丁寧。
何かしようとする度に匡にランプを擦られ、雄叫びをあげながらランプに吸い込まれていくシーンに何度も笑いました(笑)
しかしながらスケベなだけではなくて、何気ない行動や言動に優しさや思いやり、そして匡を大きく包み込む男らしさを感じるのがずるいところですね。
ううん、良いオヤジ!
キファーフの口から次々と繰り出されるセクハラ親父な下ネタのバリエーションの多さに笑い、ランプを擦る度になぜかピンポイントでキファーフの股間に直結する場所を擦ってしまう匡の謎のテクニシャンぶりに笑い、そのせいで毎回勃起した状態のまま現れるキファーフに笑い…
と、下ネタとアホエロなコメディ描写の数々に笑いっぱなしで油断をしていると、途中から、あ、あれっ…?ちょっとちょっと…?と、ただのコメディだけで終わらせない読ませる展開が上手いです。
笑いあり、笑いあり、ハラハラあり、感動あり、ハッピーあり!
中原作品ラブコメのこういうところが本当に好き!
引き続き続編も読んでみたいと思います!
冒頭から途中まではコミカルでおっさんの下ネタが寒くて好きなんですが
後半から中だるみ?してしまうのか勢い落ちちゃって
2回ほどトライしたのですが最後まで読めなかったです
(流し読みパラパラでなんとなく結末までは読みました)
最高にセクシーで破廉恥で人外で魔法使いのオヤジ攻めですね!
数年前に読もうとして途中で挫折しましたがやっと最後まで読めました。
昼行灯の匡がランプを擦ると必ずキファーフの股間を擦るのも面白いですね。登場するたびアソコを立ち上がらせて現れる。
キファーフに恋をするもキファーフはまだ王子が好きなのだと心を痛める匡。でもキファーフは匡を愛してくれて。
想いを確かめ合ったら今度は何故かいつも中東系の人物を見かけたり溺れて苦しい夢を見て寝不足になったりサラマが登場したり、まだまだ何か起こりそう。
そしてなんと!某国の人達にキファーフの正体を知られランプの持ち主を強引に移され紛争中の某国に連れ去られ匡とサラマを人質にキファーフを脅されピンチに。
ここで匡の取った行動で新たな展開を見せます。見覚えのある将軍の首飾り、溺れる夢を頻繁に見る理由、キファーフに惹かれ匡だけがランプを磨けた理由など。
匡が王子の生まれ変わりじゃなくても愛してるとキファーフが言った所が良かったです。匡として愛して欲しいので。
でも千年も超えて結ばれる、王子がランプにキファーフを閉じ込めて救うのも、生まれ変わったら今度こそ愛してると伝えたいというのもキュンとしますね。大きな愛です。
キファーフがアソコを表現する言葉が限りなくあるのも下ネタセクハラなのもいいですね。
サラマも千年以上生きてるのにちびっこで可愛らしいです。ランプや壺に入って人の世を渡ってきたのもすごいですね。そして運命の相手の元にたどり着いて。
ちるちるさんの作家インタビューで『破廉恥なランプ』の記事を拝見して面白そうだなと思ったので、とりあえず前作にあたるこちらを読んでみました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。
面白かった!
中原さんらしい男の色気満載のオッサン。このおっさん(キファーフ・攻め)が『ランプの精』なのですが、ランプの精らしく常に半裸。ムキムキの肉体美。そしてとどまることのない下ネタ(おやじギャグともいう)。
これだけ連ねちゃうとただの変態のオッサンになってしまうのですが、実は彼は過去に秘めた恋をしていて…。
人外ゆえに人間界では突拍子もないことをしてみたりもするのですが、なかなかに思慮深く思いやりを持ち合わせている人で、何とも憎めない。
対して受けの匡もすんごく可愛い。ちょっと天然ちゃんでのんびり屋さんなのですが、思いやりに溢れたナイスガイで、このどんくささも含めて守ってあげたくなってしまうようなキャラでした。
匡はキファーフに流されるように関係を持ってしまうのですが、その理由もきちんとあるのでストーリーに入り込みやすい。
下ネタ全開のキファーフのセリフ。
キファーフやキファーフを慕うランプの精になりかけ(っていうのがまた面白い)のサラマの本名や彼らの属性。
思わず爆笑しながら読んでしまってギャグ寄りの話なのかと思いきや、キファーフや匡の過去の因縁や二人がお互いを想う気持ちもきちんと描かれていてすごく読みごたえがありました。
『破廉恥なランプ』も買って読んでみようと思います。
11月に続編が出版されると聞き、ずっとタイトルが気になっていましたので購入。
中原さんを読むのは久々です。
**********************
受けの匡は鈍臭い性格で馬鹿正直な営業マン、27歳。
目立つタイプではないものの、本来は整った顔立ちのメガネ&植物系男子。
攻めは千年ぶりに外界へ出たランプの精キファーフ、1万42歳。
色気ムンムンの中原さんお得意のオヤジで、50人の魔術師によってランプの中に閉じ込められていました。
**********************
怪しげな老婆に道で話しかけられ、一万円でランプ(いわゆるアラ○ンの魔法のランプ風)を引き取ることになった匡。
そのランプを磨いたところキファーフが現れ、しかも磨いた位置が股間であったらしくそのまま美味しく頂かれてしまうという。
ええ、俺の熱いポタージュだそうです(汗
ランプの精のキファーフは千年前に仕えていた王子のことを懐かしげにそしてオヤジエロ目線もまじえ匡へと話して聞かせるのですが、そのことに徐々に匡は悶々とした気持ちを抱きだします。
まあ、恋ですね。
ただ基本が人が良いもので一緒に王子の形見の品を探したりするのですが、そんな匡の優しさや無欲なところにキファーフも惹かれ、両想いになるのはけっこうはやめです。(本の厚さでは半分くらい)
ただまだ半分なのでね、そこからはキファーフを慕うランプ(まだ壺なんだけど…しかも脱皮して徐々にランプの形になるらしい・笑)の幼生のサラマが登場したり、ランプを狙う輩などもいたりとなかなかに賑やかな展開。
前半がちょっとオヤジギャグくらいしか賑やかしがなかったのでね。
このサラマが始めはすんごい生意気だったんですが、彼のおかげで前半と打って変わったドシリアスにもちょっとした笑いやホロリがあったりして、最初正直この子必要?なんて思ったのですが、彼って読者にとっても重要人物だったんですねえ。
すんごく可愛い!
この子がいなかったら後半読み進めるのは難しかっただろうなあと思いますし、ハッピーエンドにするのも難しそう。
次作にもサラマが登場すると良いのですが。
というか主役の二人はもう出来上がったカップルなので、サラマのお話が読みたいです。
今まで読んだ中原さんの作品は受けがツンツン系でちょっと合わないと思うことも多かった(攻めはオヤジで好き)のですが、今回は受けが天然系で楽しんで読むことができました。
平凡サラリーマンの匡。
ある日いかがわしいおばーさんからランプを売りつけられたのですが…なんとこするとランプの精がご登場。
しかもそのランプの精、無精髭をたずさえ精悍な顔をした、オヤジなのです。
もうね、最初から最後まで思わず笑ってしまうところがたくさん。
まず名前wどうよその名前w
そして何故ピンポイントでソコwどんな技だ匡。
そしていちいちキファーフの言葉が胡散臭い(笑)
大砲だのビッグサーベルだのファイヤードラゴンだのズッキーニだの。
色んなもので例えちゃうんだね。
ちょっとお下品でお下劣な言葉を吐くキファーフなんですが、笑って許せちゃうのがキファーフの魅力のなせるワザなんでしょうか。
褐色の肌に筋肉、エロくて雄臭いオヤジ。
そんなランプの精ならぜひ会いたい!
ちょっと切ない匡の嫉妬や、戦場にまで繰り出してしまう壮大さもありますが…全体を占めるのはアホエロでした。
そのアホエロさがなんとも素敵で楽しませてもらいました。
アラブです。
ただしよく見られるアラブの王子(または王様)×庶民とかの強引なあれこれではなくてランプの精とか出てくるファンタジー系のアラブです。
もうねーほんっと楽しく読み終わりましたヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪
特に面白いのは匡(受け)がランプをこすると、ピンポイントで股間をこすっちゃうんですよ!
だから毎回毎回勃起して出てくるランプの精キファーフwww
男のフェロモン満載ですが、どこで覚えてきたのか下ネタ全開でございます。
んで身の危険感じた匡にランプ擦られまくって中に収納されそうになる攻防戦とかにワロタ
「何しやが……、――うぉぉぉぉぉおおおお……っ!」(笑´∀`)ヶラヶラ!
因みにこの間もキファーフの股間は刺激されまくっておりますwww
ってか主不在中に『萌えメロン』(=貧乳を気にしている女の子キャラが悪の組織と戦うアニメ。メロンパンをブラジャーの中に入れて戦うそうなw)を買いに行くのは勝手だけど、魔法のじゅうたん使うから動画が世界中に発信されてるしwww
んでもってランプの精たちの名称がやたらと長いし面白い!
攻め:オヤジンナポッポレーノフェロモンダプンプンキンニクモムッキムキーダキファーフ
因みに戦闘タイプの精霊でヌッカヌッカ科だそうな。
キファーフの子分みたいな子(表紙のちっちゃい可愛い子)はチミチミーダオメメクリクリンノサラマ・ダッコチュッチュ
毒や薬草が得意のダッコチュッチュ科。
子供の頃は名前の最後に◯◯科がつきます。
しかも壺が脱皮してランプになっていくんだそうですよ!!!
脱皮!!!
なんすかその設定www
サラマは普段小憎たらしいですが、なんだかんだで子供っぽくて可愛いです。
なんかギャグなのかと思われそうですが、根っこの部分はシリアスなんかな?
約1000年前のキファーフと王子の話、匡の水との因縁、アラブの民主化運動が絡んでくるので。
表紙とカラー口絵がこれまた素晴らしい!
ぜひ鑑賞してくださいませ(*´艸`*)
丸ごと一冊にひとつのストーリー。
いやぁ、面白かったですw
あとがきにも作家さんご本人が書いておられましたが
「アホエロが書きたく・・・」と。
とにかく、クスクスと笑えました。
思いっきりファンタジー作品ですが
こんなオヤジいたら素敵~と思っちゃいましたよw
見た目はめちゃくちゃカッコ良いキファーフだからこそ、きっと
オヤジドエロ発言が面白いんですよね。
そして・・・ぼんやりな匡(たすく)だからこそ
キファーフのオヤジ発言をイイカンジで受け止めてる気がします。
幾つものこのオヤジエロ発言が、私の頭の中で繰り返されていて、
いつか脳内だけでなく声に出してしまいそうです。
そのくらい・・・楽しかった!作品でした♪
ホントにただのエロ親父~!って最初は思ったんですが笑
読んでいくと、時々優しさがチラッと垣間見えるんです!
そこに萌えちゃう(^^)
バズーカとかナマコとかよくもそんなにエロワードが出てくるなとある意味感心しましたw
子供が出てくるのは好き嫌いが自分のなかで結構ハッキリするのですが、今回はアリd
彼もいい味出してくれました!
子供にかくれてイタす夫婦~萌えですね♪
匡の過去というか、前世?の話にはうるっときました。もう一回出会えてよかった!!その後のエロ親父の文句にも納得しましたが笑
そして、匡は実は精神的に最強なんじゃないかと思いました。好きな人のために、その思いがスゴく強い!
匡!!これからもお幸せに!
苦手な設定ではあるのですが、中原先生は好きだしタイトルにも惹かれて手に取ったのです。
そして、予想通りのファンタジック感w
千年の間ランプの中に閉じ込められていたランプの精のキファーフと普通の日本人サラリーマン匡のものがたり。
匡は帰宅途中に怪しげな占いのお婆さんに騙されて汚いランプを売りつけられ、仕方なくランプを持ち帰ることになる。
ランプと言ったらやっぱり擦るw
すると!中心部を勃起させたアラブ系のオジサン出現w
(ランプは擦ると毎回中心部を擦っちゃってる設定が笑える。勃起し過ぎ!)
そして、やにわにやられちゃう匡。
そんな冒頭。
そんなことされても昼行燈とランプの精に言われちゃう匡はとってもお人よしなので、キファーフが千年前に仕えていた暗殺された王子を弔いたい気持ちを汲んで王子の形見探しに協力することになる。
キファーフは見た目はスタイルも顔も精悍でかっこいいが、その見た目とは裏腹に下ネタ満載の親父ギャグを飛ばす下品なオジサン。
なのに匡は恋心を抱くようになり戸惑う…
そうこうしている内になにやら不穏な事件に巻き込まれていく。
千年前の王子ともつながりのある現代では国際問題になるような内紛の国へ拉致をされファンタジックな展開を迎えます。
そこはもちろん、いろんなことをファンタジックに解決!
最期には二人の結びつきがいかに強いか種明かしがあってハッピーエンド。
ランプの精と人間の男子がラブラブで幸せなのはいいけど、寿命の違いとかは気にしなくていいの?と、この手のジャンルが苦手なワタシは野暮なことを考えて本を閉じました(笑)
ランプの精が流れるが如く繰り出す、エロおやじ感満載の下ネタ。
中原一也流アラブ物は、魔法と前世と紛争とついでにほのぼのファミリーと、笑いあり、エロあり、ドキドキハラハラもありで、とってもとっても盛りだくさん。
地味にぼんやり平和に生きていた匡が、ある夜、あやしい占い師の婆にランプを売りつけられたところから始まる、運命に引き寄せられた壮大なラブストーリー?
エロおやじとの昭和なほのぼの生活と、アラビアンナイトの魔法の世界のギャップが楽しかった。
また、イラストのランプの精が実にゴージャスで、このお話のおもしろさを更に増加させています。
昨年かなり評判だったエロオヤジ的ランプの精のお話。
とりあえず、立石さんの挿絵も気になったので、まとめ買いの一環で購入。
1000年程前のエジプト王家に仕えていた守護神的ランプの精・キファーフは、
クーデターから少年王を守り切れず封印されていたのが、
何故か現代日本にて、地味で天然ボケ気味のサラリーマン・匡の手で解放される。
擦られた場所がアレだったと、いきなり発情状態で登場し、久々なんだからヤラせろ!と
下品なエロ台詞全開で匡にせまって抱いてしまう。
前評判通りのエロオヤジ全開~(笑) でも色気は感じられず匡いわくの卑猥な人ね(・.・;);
抗いきれず、いつの間にか2人で庶民生活を楽しんでいる内に恋心が芽生えたのだが、
王家に伝わるランプの力を欲した中東の軍事勢力に狙われ、連れ去られ、
紛争の真っただ中に!? とアクション映画的にスケールアップしていく・・・。
コメディなのは良いのですが、過去の王子エピソードや生まれ変わり等々の王道設定も、
描写がイマイチで、切なさやギャップまでに活かされ切らず;;
エジプト物は、近いところで『SASRA』とか色々読んでもいるのでね~(苦)
中原さんの軽妙なエロオヤジ路線は、『愛して~』シリーズの方が好きです。
280ページもの長さやHの多さにも関わらず、印象に残る萌えシーンがなく終わってしまいました。最期までツボに嵌らなかったのが残念です。
コメディ調でサクサク話が進んでいくと思ったら後半は思わぬ展開なのにうまく話をまとめてくださっていてすごく読み応えがあり面白かったです。
最初から最後までお馬鹿な話で通すのではなくきちんと山あり谷ありでお話を作ってくださっていて、割と早い段階で相思相愛になっていたのでどうやって話を続けるのかしらと思っていると最近の世界情勢も少し噛んでいたりで
思わずBLなのに社会諷刺を取り入れてる(そこまで重く書かれていませんが)ことに感動を覚えてなりませんでした。
エッチも愛たっぷりでそれこそ本当に千年前から愛してるな感じで読んでてほんわかしたんでよかったです。
ただ、著者の後書きにも書かれているのですがエロ親父が出てきてだいぶ、生活感あふれているのでアラブ物と断定していいかは自分の中では微妙な位置。。。
でも著者がアラブ物だといっているのでそうなのでしょうwww
言葉のチョイス乙( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!
ある意味ここまでぶっ飛んでくると何でも受け入れられる気がするわw
というわけで、ずっと読みたかったこの作品
うっかり手に入れてしまったので早速。
買うはずのなかったランプに吸い寄せられ
あまつさえ交わされて
気まぐれになでたらエロ親父登場wwとか
どんな話やねんっ!というところですが、結局のところ、ストーリーは薄め。
おっさん濃い目なファンシーなお話でした。
このおっさんの直接的な下ネタが好き嫌いを分けそうなところではありますが
試みとしてはアリなのかなという作品でした。
このセリフだけを特化すれば「神」評価でも良い。
ただ、ストーリー的には、そいうだろうなとにおわせる部分も多く
結末が早い段階でよめてしまったのが残念。
表紙の子供が、おっさんの子供ではなくてちょっと残念。
毎度股間をまさぐる受は良し。
ということで、エロ&シモネタ的に評価は良しかなな作品。
さらっと気まぐれに読むにはあり
これは絵がかなりナイスな味を出してます。
みなさんの評価とあらすじを見て購入しました。
オヤジくさい下ネタセリフの数々に心惹かれて…!笑
思った通りのオヤジくささに大満足です。
魔法のランプをこすると現れるランプの精、なんてファンタジーな存在の攻め様にもかかわらず、喋ること喋ることお下品なオヤジくさーい下ネタ。
フェロモンムンムンのアラビアンダンディなのに。
そのギャップの脱力感に癒されます…笑
受け様は27歳のイイトシした大人なのに、保険の押し売りやら詐欺やらにポンポン引っかかっちゃう善良アホの子。
早く老後をむかえてのんびりしたいなーとぼんやりぼんやり生きてる感じが、かなり好みでした。
ぼんやりアホの子大好き!笑
それになにより、なんといっても、絵が!
絵がかなり素敵ですー!
話の内容はコメディというか、あとがきで中原先生もおっしゃっている通りアホエロ 笑 なんですが、この素敵な絵が見事に調和してただのアホエロにはさせません。
特にカラー絵。
写真のようにリアルで緻密で、なんだか生々しかったです。エロい意味ではなく。笑
絵のチカラってすごいなーと実感した一冊でした。
設定が変わっているので期待して読んでみたのですが、残念ながらあまり合いませんでした。
受けがジャストな好みではないため、のめり込むことができなかったというのもあってか、普通よりもいろいろアラが気になってしまいました。そもそも、作者さんの文体も合わなかったように思えます。。
まず、キャラクターの容姿や性格の描写にしょっぱなから1ページほど費やすというところが受け入れられませんでした。そういうのは物語の進行のうえでさり気なく語ってほしいです。親切といえば親切ですが、あまりにも説明的にすぎるように感じました。
そういったひっかかりがあったため、所々の突っ込みどころが気になって仕方ありませんでした。
物語の進行上必要な展開や設定についても、BLでしかもコメディという娯楽作品だとは言っても、もう少しなんとかならなかったのか……と思ってしまいました。
攻めは色気ある中年オヤジなランプの精。男くさいセクハラ気味なおじさんですが、ワイルドな男前という設定。受けは、作中で何度も何度も昼行灯と称されているとおり、ぼんやりとした人柄の善人。一見地味ですが、バランスの良い整った顔立ちという設定。敬語気味なキャラクターです。
全体的なお話としては、いわゆる「よくある」かんじの話ではなくて珍しいタイプのお話で、展開もサクサクとテンポがよく進みます。おそらく萌えるポイントや文体が合うとすごく面白い作品なんだと思います。
それだけに、自分にはあわなかったことが残念でした。
自他共に認める『昼行燈』な匡は、ある夜怪しげな占い師に、
半ば無理やり古びてくすんだ魔除けのランプを売りつけられます。
ところがそのランプを磨くと、なんとワイルドなオヤジのランプの精が現れたのです!
このキファーフ、ルックスの描写は凄くフェロモン系の男前なオジ様で、
なんか色っぽくて本当に私好み!とっても魅力的なんです!
・・・が、中身はとんでもない卑猥なおっさんです(笑)
匡がランプを擦る場所が必ずピンポイントで股間だと言って、
いつも勃起した状態でランプ現れて、オヤジな下ネタで匡に迫ります。
そして、何よりこのキファーフの下ネタのレパートリーの多さには脱帽です!
なんでこんな変な日本語の使い方知ってるんだと、何度も爆笑させて頂きました(笑)
意図せずにキファーフの主となってしまった匡。
キファーフと一緒に王子の形見の首飾りを探しながら一緒に暮らすうちに、
野性味溢れる、そして優しいキファーフに、どんどん惹かれていきます。
そして、ある夢を見たことがきっかけで、
キファーフと王子が相思相愛であった事を知り、
匡は自分の気持ちが恋である事を自覚します。
そして二人がラブラブになったところで、ランプの精の幼生のサラマ登場。
しっかり者でちょっと生意気なサラマ、凄く可愛いです。
三人の生活は、本当にほのぼのしていて、この中盤は読んでいて和みます。
『狭いながらも楽しい空間』と感じる匡がちょっぴり切なかったです。
ところが、この平和な生活は長くは続かず・・・
キファーフの存在を知ったとある中東の国の、権力争いに巻き込まれてしまいます。
この中盤からの怒涛の展開は、読みだしたら止まりませんでした!
三人がそれぞれに相手を想いあっていて、
匡も自分の命を懸けて二人を助けようとします。
そして、何より感動したのが、千年前のナウィーム王子の記憶。
たった十七歳の王子が、死を覚悟する中で、
愛するキファーフを助けようとするシーン、胸が痛い程でした。
最後のナウィームの誓いと、幾度も繰り返す愛する者への想いに、泣きました・・・
キファーフのエロオヤジっぷりは毎度笑いましたが、
実は私が一番笑ったのが、キファーフがランプに吸い込まれていくシーンでした。
キファーフに追い詰められると、最終手段でランプを擦る匡。
「――うぉぉぉぉぉおおおお……っ」
とキファーフが叫びながらランプ吸い込まれるたびに爆笑しました(笑)
笑いあり、感動ありで、本当に楽しく読めました!
chill chillユーザー様は、皆、滔々と熱くレビューを綴っておられるので、今まで「ほ~っ!」とか「あーっ!!」とか「うんうん」とか、読んでは頷くばかりでしたが、どうにも我慢出来ず、この場で叫ばせていただきます。“私は、アホエロが大好きだ~~!!”キファーフの「俺の○○…」パターンが、いったいどこまで続くのか数えながらラストまで顔がふにゃふにゃしてしまいました♪(ミツバチの王様)辺りから中原先生のお話しは作者買いしてましたけど、今作、突き抜け てます!…(200字、これで越えたかな……いやぁ、つらい…ハアハア…中原先生、これからも頑張って下さい…ブクブク…沈)。
スケベなオヤジに生意気な子供、もう家族ものじゃん(笑)
だから余計に楽しめましたvv
とあることからランプを手に入れた匡。
半信半疑でこすってみると、出てきた出てきたランプのオヤジ(キファーフ)!!
なんでもこすった場所はキファーフの股間ということで
千年ぶりに出てきたキファーフの精力のために
あっという間に匡はいおいしくいただかれちゃいましたvv
と、コミカルでスケベなお話にもシリアスな部分はあり。
それは千年と過去にさかのぼります。
ランプのオヤジ、実はエジプトの王室に仕えていた人物。
とても裕福で幸せな国でしたが、それを狙う悪者はどこにもいるわけで
王の座を奪おうとクーデターを起こすのです。
そして国王と后は殺され、残された王子も…
唯一ランプに閉じ込められたキファーフだけが助かって現在に至る。
そしてそのキファーフが願うのは、その王子を守ってやれなかった償いとして
王子が持っていた王家に伝わる宝を探しだし弔うこと。
それからお話はシリアスだけかと思いきや
やはりエロエロオヤジ健在でやることは大いにやってます。
そして途中、ランプの精がもう1人(小さな子供でまだ力が少ない)出てきて
匡も合わせて本当に3人家族な内容でした。
そして本題の宝探しも終わり、
匡が王子の生まれ変わりともわかり、最後はやはりエロオヤジ発言で締めくくり(笑)
いや~本当に楽しめたvv
あとがきには、
「 今回はわたくし初のアラブ物です。
ええ、誰がなんと言おうとこれは砂漠物でアラブ物です 」
と書かれていたのですが、
少し前の作者のTwitterで、
「 …各方面からアラブ物ではないという突っ込みが。
…媚薬盛られてないから駄目だったのか。く、くそう… 」
とコメントが出ていて、思わず笑ってしまいました~~w
わたしも、受けが中東系の男にさらわれて人質に取られたら、
それはもう立派なアラブ物!なのかと思ってましたが、そういうものでもないのかな?
でも、
アラブ物かどうかはさておいても、
この本が中原さんの意欲作で、とっても面白い!!ことは間違いないかと☆
いやぁ~すごく読みやすくて楽しかったです、ホントに♪
挿絵もとてもキレイだし!
(立石さんの挿絵のおかげで、エロエロ発言がすごい攻めのオヤジが、
わたしは結構爽やかに感じましたよ~w)
前世だ生まれ変わりだという展開は、
個人的に実はあまり好きではないのですが、
この本ではそれがないと反対に説得力に欠ける薄っぺらな話になりそうで、
必然な流れだな~もって行き方が読ませるなぁ~と思いました。
生まれ変わりだからというだけで、
単に相手への愛情が増すというのではなくて(それは醒めてしまうのです…)、
そうやってせっかく巡り会えたのに、それなのに…!!
という、切ない展開になるのがとてもよかった~~
さっきまで可笑しさ満載だったのに、
一転、思わずグッときてしまいましたよ!
最初は、受けの昼行燈ぶりに笑わされ癒されて、
後半はほのぼの家族団らん話っぽい、基本はとても楽しいお話。
それを、
アラブっぽさが出るところではグイッと引き込んで、ウルッとさせて、
でもでも、エッチは濃いめ~の満足エロ~w
改めて、ホント中原さんて素敵作家さんだな!と思いましたよ~☆
アラブ物ということで悩みましたが、好きな作家さんと魅力的な表紙だったので、
特典ペーパー付きということで、いつものお店で予約して購入しました。
この作品は、とても危険だと思いました。
思わず声を出して笑ってしまうほど面白い場面が多々あり、
いつもBL小説を電車の中で読んでいる私にとっては、
笑いを堪えるのが非常に大変でした。 f(^^;
何とか声を出さずに堪えることは出来ても、どうしても顔がニヤけてしまい、
作品は面白くて心の中で笑っているのに、顔のニヤニヤを抑え切ることが
出来なくて冷や汗をかきながら読んでいたので、良い意味で混乱させてしまう
作品だと思いました。
電車の中で読むならマスクを付ければ良かった、と、
読み終わってから思い付きました。f(^^;
細かく挙げると多すぎるので代表的なものを挙げると、
攻めのキファーフさんの初登場でフルネームを名乗った時のフルネームに笑い、
受けの匡さんが危機感を覚えて、その度にランプを擦り、キファーフさんが
ランプに吸い込まれるところが面白かったです。
特にランプに吸い込まれる場面はドラマCDで聴いてみたいです。
240~245ページにかけて匡さんの前世の記憶が書かれていますが、
いつもなら辛く悲しい思いを共感して同じ思いをしながら読んでいるところを、
今までキファーフさんの匡さんに対する言動や態度が強烈な笑いしか
印象に残らなかったため、感情移入することが出来ず、全く違う作品を
読んでいるような感覚になりました。
173ページ1~3行目には、キファーフさんは10,042歳、サラマくんは2,006歳と
年齢が判明し、そんな長い年月を生きてきたのかと思いました。
人間の年齢で換算すると何歳になるのかは分かりませんが、キファーフさんは42歳、
サラマくんは6歳という感覚で読んでいけばいいのかなと思いながら読みました。
キファーフさんは卑猥な言動で品位が下がっているけど、守るべきところは
真剣に守ったりするなど、その差が逆に好感が上がりました。
匡さんは、人柄や行動が まったりしていて癒されました。
キファーフさんやサラマくんをはじめ、匡さんなりの人々を守る姿に凛々しさを感じ、
好感を持ちました。
サラマくんは、とにかく何をしても可愛かったです。
表紙絵とカラー口絵がとても素晴らしいです。
表紙絵もカラー口絵も、それぞれ一枚の絵画作品として鑑賞したいと思えました。
表紙絵のキファーフさんは卑猥とは無縁の凛々しい目つきです。
表紙絵の匡さんの左腕のワイシャツの袖について、肩から肘にかけては袖が無いのに、
肘から手首にはワイシャツが描かれているのが不思議に思いました…。
そんな疑問点が吹き飛んでしまうほど、表紙絵のキファーフさんの肉体美に
惹かれました。
レビューを書くまで気が付きませんでしたが、あらためて至近距離で良く見てみると、
腕に血管が浮き出ているところまで描かれていました。
ただでさえ腕の筋肉だけで力強さが十分に表現されているのに、
浮き出た血管まで描かれているとは、大袈裟だとは思うけど世界的に有名な
昔の画家たちに匹敵するほどの描写力と言っても過言ではないように思いました。
立石先生の真剣さが伝わってきて、感服しました。
また、171ページの挿絵の、サラマくんの瞳の中が両方ともタコさんウィンナーが
描かれているところがとても素晴らしいと思いました。
他の挿絵家さんたちも含めて、今まで瞳の中の光の反射だけでなく、
瞳に映っているものまで描いている挿絵や表紙は見たことがないので、
深く感銘を受け、感服しました。
恐らく此処まで精密に描写している作品はないと思いました。
あとがきによると、中原先生にとって初めてのアラブ物ということでしたが、
私にはアラブ物、人外モノという意識しかありませんでした。
私にとって苦手意識の強いアラブ物や人外モノが、お笑いによって
相殺されたような感じになったので、とても読みやすいアラブ物だと思いました。
今回の評価は、「萌×2」と「神」で非常に迷いました。
物語の内容や展開、人物設定、挿絵など、もう何も言うことがないくらい、
不快な所が一切なく、とても素晴らしい作品です。
しかし、やはり笑いにばかり気を取られ過ぎて、辛く悲しい切ない場面は
感情が「神」評価と迷う所まで至らなかったので、 今回は少し心苦しい気もしますが、
読み終えた直後の印象を優先して、最終的に「萌×2」評価にしました。
気持ちは「神」に近い「萌×2」です。
何度も読みたいと思える作品なので、今後、読む時は外出先など
人が居る所で読まないようにしようと肝に銘じました。
また、この作品は是非ドラマCDでたっぷりと聴きたいと、
ぜひドラマCD化してほしいなと思いました。
中原さんの作品は二冊目です。
イラストが美しいので、まずは表紙をじっくり堪能する所からはじめました。
怪しげな占い師から、薄汚れたランプを売りつけられるというよくある感じの所からスタート。
…するのですが、そのランプから出てくるランプの精・キファーフが全く普通じゃない!
見た目は精悍な中年男性なのに、性格がとんでもないです。
とにかく、発言が酷い。下ネタにも程がある。
セクハラオヤジのような独特の言い回しが本当に凄いです。笑うしかありません。
いっそ、これがこの作品一番の見所なんじゃないかと思います。
物語としてはしっかり筋も通っていて、BLでなくファンタジー小説でも楽しめそうです。
個人的には、王子の形見の品を探す部分で、もっと謎解きのような要素があったら面白かったんじゃないかと思うのですが、そういう趣旨のものではないですし…
キファーフの他にもう一人、ランプの精が出てくるのですが、こちらはまだ半人前で見た目もお子様です。
主人公の匡とキファーフとこのお子様サラマの三人が団欒している所は親子のように可愛いので、その辺りもとても楽しめます。
中原さんが初のアラブものだなんて
興味を持たずにいられませんよ!
しかも立石涼さんの美しい表紙……。
これ!キファーフがちろりと舌を覗かせているんです!!
褐色の逞しい体に金の装飾品が映えて、
眼差しがワイルドでエロティック―!!!
匡は冴えない眼鏡をしているんですけども
可愛らしく透明な瞳と通った鼻筋、
唇は艶やかで吸い付きたくなるような…。
白のワイシャツから、ちくチラ(乳首ちらりw)がたまんない!!
…サラマはちょっと帯に隠れてしまっていますが
無邪気に抱きつく姿が可愛らしいです。
このエメラルドグリーンのような色(何色っていうのかわからない…;)
にも強烈に惹かれました!
口絵カラーはドドン!!とキファーフと匡の情熱的なキスシーン!!!
…芸術に疎いのですが、これ、美しすぎて言葉に出来ない…。
隙間なんてどこにも作らせたくないような密着具合とでも言いましょうか。
キファーフが力強く抱きしめ、それに応え肩から背中に腕をまわす匡。
あああ美しい…!!!
この二枚のカラーだけでもかなり楽しませていただいたのに
読むと爆笑のセリフ、オンパレード!!w
“ランプの精がこんなにオヤジなわけがない”という
サブタイトルでも付けていいんじゃないかと言うくらいオヤジ!!
やっぱり中原さんだなぁ!!
一番ふいたのは
「千年ぶんたまりにたまって煮えたぎった俺の熱いポタージュだ。
下の口に注ぎ込んでやる」
艶のある低い声で、耳元で囁かれるとたまんないわけね?匡はw
笑うところじゃないのかー、ごめんよ。
でも「灼熱の秘宝」とか「ビッグサーベル」とか
本当に笑わずにいられないんですよ!
いちいち股間隆々とさせてランプから出てくるとか!
(匡がピンポイントで擦っちゃうらしいんですがw)
アホエロだと油断していたら、
キファーフが王子を好きで、ずっと忘れられないんだろうと
匡が胸を痛めて恋を自覚するあたりはきゅーーん!!!
緩急ついてて、さすがだなと思います!!
想いを通じあわせてからのHも甘くてうっとり。
匡がまた自分を犠牲にしてまでも
キファーフを助けようとする姿には苦しくさせられ
ハラハラしながらもそこはやはりハピエンで♪
健気さと慎ましさがありながら、
ベッドでは乱れる匡に惚れたキファーフの気持ちがわかる。
最後のHは、キファーフの魔法で天井近くに鏡面が出されるのですが
その交わる姿に更に感じて…というのが興奮しましたw
褐色の肌と、透き通るような白い肌のコントラスト…。エロい。
ようやくしっかり愛し合えて良かったね!!
ラストでも「巨大きりたんぽ」…ぶはははは!!
どこまでもオヤジなキファーフは魅力的でした!!
最初ツンツンしていたサラマは
しっかり匡に懐いていたし、微笑ましかった♪
それにしても「昼行灯」はちょっとクドすぎたかなぁ…;
あまりにも沢山出てくると気になっちゃうタイプなのです…すみません。
正統派アラブ物がお好きな方にはどうなんだろう?と
ふと疑問に思いつつ、
初のアラブ物、楽しませていただきました!
萌×2寄りの萌です☆
千年ぶりに蘇ったランプの精と恋に…なんてアラビアンファンタジーも、中原さんの手にかかれば昭和臭半端ないエロオヤジと昼行灯リーマンのおりなす超庶民派ストーリーになってしまう不思議!
ぼんやりした会社員・匡が変な占い師に売りつけられたランプを擦ると
ゴージャスな装飾品に腰布一枚という格好のランプの精キファーフが現れる。
千年前キファーフが仕えていた王子の首飾りを一緒に探すことになり……
奇妙な同居生活を送る二人(後にチビッコ魔人も加入♪)のやり取りだったり小ネタだったりが何とも面白いです。
魔法でランプに封じられていたが外の情報を耳から仕入れており、すっかり和風に(というか中原風に)カスタマイズされたキファーフ(オヤジなのは元からですがw)。
「俺の〇〇が~」ネタが冴えわたってます♪
冒頭の大砲にはじまり、ファイヤードラゴンにスパイシーチョリソーに灼熱のスープに…
水族館に行けば俺の巨大なまこが固く閉じたイソギンチャクを…ってもう「整いました」の人ですか?ってくらいネタに事欠きませんw
そして今回ドツボだったのはキファーフのいい吸い込まれっぷり!
上記の下ネタとともに匡に迫る→匡、ランプを擦る→キファーフ、野太い雄叫びとともにランプの中に…の流れは鉄板で笑えましたw
また、匡にランプを擦られて(なぜかいつもキファーフの股間部分を擦ってしまうw)なんとキファーフが呻いて赤くなる場面があり!…意外なところで萌えましたww
こんな日常コメディをメインにしつつ、しっかりスペクタクルファンタジーしてます。
後半、ランプを狙う中東某国の独裁政権に拉致監禁された匡が、戦争に利用されるキファーフを助けるためその身を犠牲に。その姿と、千年前キファーフを守ったあの人とが重なるシーンは感動。
趣味といえば公園で野良猫と昼寝…だった匡が、キファーフのため別人のような行動力を見せます。
ラストの、水の鏡に囲まれての絡みもラブくて情熱的で素晴らしい!攻撃魔法専門なんて言っているキファーフですが、こうしたロマンティックな演出や日頃の匡へのさりげない気配りから、繊細な優しさが垣間見えるところが魅力ですね♪
中原節とファンタジー設定が予想以上の相乗効果を発揮した作品でした。あとがきにあったもう一つのアホエロ人外BLも、いつか形になることを楽しみにしています♪
最高に面白いっ!!まるで千夜一夜物語のア○ジンと魔法のランプを思わせる
設定なのですが、現代に現れたランプの精は存在自体が「卑猥なオヤジ」なのです。
そしてうまうまと喰われてしまうのが、昼行燈のようなどんくさいリーマン27才。
インチキ霊感商法に騙されて購入した1万円の古びたランプ、自分に憑りついている
悪霊を追い払う事が出来ると言われ、云われたようにランプを磨いていたら
突然現れたのがアラブのランプの精なのですが、どんくさい受けである匡が
ランプを磨いた部分がオヤジの股間、ドロロンと現れたと思ったら即一発責任を取って
やらせろ発言で、それもセリフが「俺の煮えたぎった熱いポタージュを注ぎこんでやる」
AVも真っ青な卑猥で下品な発言を連発するランプの精キファーフ。
どんくささ選手権があれば上位間違いなしの匡なんて危機感を感じる間もなく
あれよあれよと言う間に喰われてしまうのです。
そこから二人の奇妙な同居が始まり、更に卑猥オヤジなだけと思っていたら
以外にも千年も前に仕えていた王家の王子への忠誠心を抱く熱い思いを持っていたり、
それを言葉にすると卑猥で不敬罪なのではと思える発言をしながらも口で言っている程
軽いノリでもない思いを深く心に宿らせていたりとオヤジなのに色気ムンムンで
ちょいワルオヤジなのに萌え心をくすぐられる現象になるから不思議。
同居しながら亡き王子の王家に伝わる首飾りを探して王子の眠る地に帰してあげたいと
話すキファーフと王子の首飾りを探す手がかりを二人で調べ、次第に匡はキファーフが
亡き王子の事を思っている事に胸の痛みを覚えてしまう。
どんくさい匡は思いを自覚するまでもかなり時間がかかるのですが、
匡の思いにも胸キュンな感じでなかなか良いのです。
後半に入るとなにやら可愛らしいランプの精、それも幼精と言われるおチビさんも
現れて、そちらもキャラ萌えしちゃうくらい態度はデカいけれど可愛い♪
けれど、コミカルで可愛いだけでなく奥深い展開やドキドキしてしまう程危険な
トラブルに見舞われる事態にもなるのです。
匡はランプを買わされたインチキ霊能者に水難の相があると言われ、自身も物心
付いた時から水が怖くて筋金入りのカナヅチなのですが、その原因が後半で色々つながり
ビックリ仰天の怒涛の展開になっていきます。
甘さとコミカルさ、萌えを擽る可愛らしさと卑猥さ、そしてシリアスな本筋の話と
とてもバランスの良い作品でかなり面白かったです。
この本の帯「千年ぶりに俺の大砲に点火しやがって。責任を取ってもらうぞ」
立石涼さんのこのイラストが出た時から題名も含め、大変に気になってましたねぇ♪
もちろん中原さんだからランプの精がオヤジなんだとは予想していましたが、まさかよもやこんな名前が(爆笑)
しかも日本人じゃないのに、その発言は日本の昭和のエロおやじですよ!
中原作品初のアラブものは、ファンタジーなぶっとびジェットコースター。
ランプの精が登場するからもう何でもアリv楽しい一冊でした。
ぼんやりした冴えない会社員の猪瀬匡が、帰宅途中怪しげな占い師に呼びとめられて、水難の相があると買わされた古ぼけたランプ。
言われた通りに帰宅後磨くとそこから現れたのは筋肉たくましい牡のフェロモンを発散するゴージャスな衣装のランプの精キファーフ。
こすった箇所が股間だったと、帯のセリフによってあれよあれよと喰われてしまい~
キファーフのご主人となった匡はキファーフと生活することに。
そして知る彼の過去と千年ぶりに出て来れた彼が成したい願い。
彼への気持ちと共に起こる匡の体調の不調と、不思議な夢。
ところがある日突然現れた謎の男達によって匡は浚われてしまい、キファーフを手に入れるための人質となってしまうのでした。
キファーフと匡の出会いは運命であり、宿命だったという展開づけは、こうしたファンタジーには実にふさわしいものでありました。
匡は昼行燈と呼ばれるほどに、実にちょっと抜けているというかぼんやりしているというか、人がいいというか、無欲というか、まさに害のない人というのがぴったり。
そんな彼ですから、エネルギッシュなキファーフに振り回される様子が楽しいです。
何と言っても一番のポイントは、ランプをこすると必ずピンポイントでキファーフの股間をこすったことになってしまうと言うこと!(いっそ膨らんだ股間がつっかかってランプから出られなくなるって言う設定があればよかったのにとかw)
そして彼は優しいです。
キファーフにセクハラされて(w)いるのに、彼の為に探しものの手掛かりを真剣に探そうとするのですから。
でも、それは自分もそれをどこかで見たようなデジャブ感を持っていたから気になって仕方ないという部分もあったからなのですが、まさかそれが彼の前世の記憶、キファーフとの関係に繋がるとは!
そんな彼だったからこそ、キファーフは好きになるのですよね。
そして、キファーフ。
エジプトのランプの精という設定のようですが、日本語が自由自在なのは魔人だからかなwそこはつっこまないで。
まあ、出るわ出るわ!エロオヤジ発言♪
大砲にはじまり、定番のキャンディにビッグサーベル、ビッグズッキーニ、etc...
液体についてはポタージュ!?まさに昭和のエロおやじ(笑)
だけど、彼の昔の恋愛はとてもプラトニックで優しくて献身的な恋愛でした。
お約束の魔法の絨毯も登場して、夜間飛行デートもあったり、
彼は昔は軍隊に所属して王家を守っていた指から光線が出たり、その破壊力は凄まじいとっても強いランプの精だったのです(ムキムキも納得v)
途中キファーフを追いかけてきたと登場するもう一人のランプの精サラマ。
この子はまだ幼生で壺からでてくるんです(あくびちゃんかとおもたw)
名前がチミチミーダオメメクリクリンノサラマ・ダッコチュッチュ(笑)
ランプの精にも種類があって、ダッコチュッチュ科で薬品とか植物を操る精なんですって♪
とってもかわいらしくて、壺に出入りする際にいちいちお尻がつっかえるっていう御約束もw
まさかよもやの北アフリカの独裁政治の内紛に巻き込まれて、それが前世とつながっていたという、アパートの地味な生活から砂漠へと壮大な展開を見せて中原アラブはとてもとても面白いモノとなりました。
っていうか・・・これもアラブなんですよね?(爆)