千年ぶりに俺の大砲の火種に点火しやがって。責任を取ってもらうぞ

淫猥なランプ

inwai na lamp

淫猥なランプ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神30
  • 萌×240
  • 萌19
  • 中立5
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
27
得点
372
評価数
104
平均
3.7 / 5
神率
28.8%
著者
中原一也 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
立石涼 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
淫猥なランプ
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784576130866

あらすじ

占い師に無理やりランプを売りつけられた猪瀬匡。しかし、ランプを擦ると野生美溢れるエロオヤジ、もといランプの精が出現し…。

平凡なサラリーマンの猪瀬匡は、怪しい占い師から無理やりランプを売りつけられる。家に帰って半信半疑で擦ってみると、野生美溢れるランプの精・キファーフが出現。なんと匡が擦ったのは彼の股間だったらしく、千年ぶりに火がついた男に組み敷かれ、あれよあれよと言う間にお初を美味しくいただかれてしまうのだが…。セクハラ魔人のランプの精×昼行灯リーマンの千夜一夜ラブ!

(出版社より)

表題作淫猥なランプ

オヤジンナポッポレーノフェロモンダプンプンキンニクモムッキムキーダキファーフ(キファーフ),1万42歳,ランプの精
猪瀬匡,27歳,輸入ガーデニング雑貨会社勤務

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数27

お腹抱えて笑って、笑って、笑える…「オレのポタージュを注ぐぞ」スケベオヤジ攻め

もーーーーリアルにお腹を抱え、声を出して大笑い!!電車の中とかで読んでなくて良かった…
あほエロが素晴らしいです。もう、大好きだよ!!!!本当好きです、この作品。

まず攻め様のお名前から爆笑。ただ読んでるだけでも笑えたんですが、面白すぎて夜中に一人ブツブツ口に出してみたんです。
”オヤジンナポッポレーノフェロモンダプンプンキンニクモムッキムキーダキファーフ”って。
そうしたらより笑えてきて、なんか自己紹介のページだけで笑いのエンドレスループに巻き込まれ…
(ちなみに後半、壺から子供姿の精が出てくるのですが、この子の名前も爆笑ものなのでご覚悟ください…!)

さらに、「俺のぶっといズッキーニ」「千年分たまりにたまった俺の熱いポタージュだ」「俺の灼熱の秘宝をたっぷり味わわせてやる」とか、
もう笑えて笑えて仕方ない卑猥なセリフのオンパレード。あーー、元気出る(๑ノ∀˂)w
水族館でナマコを握っての一言も、笑いすぎて胸筋がおかしくなりそうでした〜

そんなただの粗野なエロオヤジかっていうキファーフなんですが、お互い気持ちを告白した後のエッチでは、魔法で電気を消して次々にキャンドルを出して灯し、
淡いベールの布でベッドを取り囲み…と、ロマンチックな演出をするんですよ!!…いや、これもオヤジくさいか。。笑

また受けの匡(たすく)の天然でのほほん、無欲な感じもすごく良くて。
ランプを擦るたびに、何故か攻めの股間をこすってしまう才能!ꉂ(๑˃▽˂๑)
毎度ランプから出てくる時は股間を膨らませてる攻めとか、もう想像すると笑いしか湧いてこないですね…幸せな気持ちです、ありがとうございます笑

そしてそんな笑いに満ち満ちたキャラの出てくるこちらのストーリーなんですが、これがシリアスで切なさのあるお話なんです。。
キファーフが千年前に守りきれず死なせてしまった王子の遺品である首飾りを、匡も一緒に探すことになるのですが。
そこに中東情勢(政府軍と反政府軍が内乱状態)や千年前の真実などが絡み、キファーフがランプに閉じ込められることになった真相が分かった時には、胸がきゅーっとなりました。
拷問やロケットランチャーでの攻撃など、アクション映画さながらの描写もあり、ハッピーエンドを信じながらも「どうなるの!?」とハラハラ。
攻めの卑猥さに隠されている(?)んですが笑、胸にグッとくる愛の物語なんですよね…

いやあ、笑えて泣けて感動できる、素敵な物語を読ませていただきました✨
はー、これからまた攻めの名前をブツブツ呟いて笑おう(*´艸`)

0

ジェットコースター級の爆笑アラブ

答えて姐さんでおすすめして頂いた作品です。
中原先生流のアラブもの、ランプの精、オヤジ。
これだけで気になって仕方がないのですが「千年ぶりに俺の大砲の火種に点火しやがって」の煽り文でもうだめでした。
これは絶対に面白いぞ!読まなくては!という気持ちに。
いやもう最高に面白くて笑いました。

「ないないないのない尽くし」「草食系を通り越して植物そのもの」なんて、ここまでボロクソな言われようの主人公の紹介は初めて見ました(笑)
匡は昼行灯と呼ばれてしまうほどにどんくさいけれど、悪意や欲とは縁遠い慎ましく穏やかな性格でとても優しい人間なんですよね。
終始どこかぼんやりとした雰囲気がなんだか可愛いです。
そんな彼が自分を投げ打ってまでキファーフを想う姿が強く凛々しくて、始めのぼんやりさからの成長を感じてじんわり来ました…

一方のランプの精・キファーフ。
フルネームがものすごく長くて、1文字ずつ読んだ瞬間に爆笑。センスが天才。
立石先生の素晴らしい挿絵を見ると、褐色肌に精悍な顔立ちでワイルドなセクシーさが溢れ出るかなりの男前だと言うのに、中身はとんでもないスケベ親父!
身体の一部分に関しては圧倒的な語彙力の高さを感じる下ネタ発言を匡に繰り返しては迫る残念なダンディです。
ぐいぐい迫るのに抱き方はとても優しくて丁寧。
何かしようとする度に匡にランプを擦られ、雄叫びをあげながらランプに吸い込まれていくシーンに何度も笑いました(笑)
しかしながらスケベなだけではなくて、何気ない行動や言動に優しさや思いやり、そして匡を大きく包み込む男らしさを感じるのがずるいところですね。
ううん、良いオヤジ!

キファーフの口から次々と繰り出されるセクハラ親父な下ネタのバリエーションの多さに笑い、ランプを擦る度になぜかピンポイントでキファーフの股間に直結する場所を擦ってしまう匡の謎のテクニシャンぶりに笑い、そのせいで毎回勃起した状態のまま現れるキファーフに笑い…
と、下ネタとアホエロなコメディ描写の数々に笑いっぱなしで油断をしていると、途中から、あ、あれっ…?ちょっとちょっと…?と、ただのコメディだけで終わらせない読ませる展開が上手いです。
笑いあり、笑いあり、ハラハラあり、感動あり、ハッピーあり!
中原作品ラブコメのこういうところが本当に好き!
引き続き続編も読んでみたいと思います!

1

ムンムン薫るオヤジフェロモン

冒頭から途中まではコミカルでおっさんの下ネタが寒くて好きなんですが
後半から中だるみ?してしまうのか勢い落ちちゃって
2回ほどトライしたのですが最後まで読めなかったです
(流し読みパラパラでなんとなく結末までは読みました)

2

淫猥すぎるランプの精攻め

最高にセクシーで破廉恥で人外で魔法使いのオヤジ攻めですね!

数年前に読もうとして途中で挫折しましたがやっと最後まで読めました。

昼行灯の匡がランプを擦ると必ずキファーフの股間を擦るのも面白いですね。登場するたびアソコを立ち上がらせて現れる。

キファーフに恋をするもキファーフはまだ王子が好きなのだと心を痛める匡。でもキファーフは匡を愛してくれて。
想いを確かめ合ったら今度は何故かいつも中東系の人物を見かけたり溺れて苦しい夢を見て寝不足になったりサラマが登場したり、まだまだ何か起こりそう。

そしてなんと!某国の人達にキファーフの正体を知られランプの持ち主を強引に移され紛争中の某国に連れ去られ匡とサラマを人質にキファーフを脅されピンチに。
ここで匡の取った行動で新たな展開を見せます。見覚えのある将軍の首飾り、溺れる夢を頻繁に見る理由、キファーフに惹かれ匡だけがランプを磨けた理由など。

匡が王子の生まれ変わりじゃなくても愛してるとキファーフが言った所が良かったです。匡として愛して欲しいので。
でも千年も超えて結ばれる、王子がランプにキファーフを閉じ込めて救うのも、生まれ変わったら今度こそ愛してると伝えたいというのもキュンとしますね。大きな愛です。

キファーフがアソコを表現する言葉が限りなくあるのも下ネタセクハラなのもいいですね。
サラマも千年以上生きてるのにちびっこで可愛らしいです。ランプや壺に入って人の世を渡ってきたのもすごいですね。そして運命の相手の元にたどり着いて。

2

面白すぎました☆

ちるちるさんの作家インタビューで『破廉恥なランプ』の記事を拝見して面白そうだなと思ったので、とりあえず前作にあたるこちらを読んでみました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

面白かった!
中原さんらしい男の色気満載のオッサン。このおっさん(キファーフ・攻め)が『ランプの精』なのですが、ランプの精らしく常に半裸。ムキムキの肉体美。そしてとどまることのない下ネタ(おやじギャグともいう)。

これだけ連ねちゃうとただの変態のオッサンになってしまうのですが、実は彼は過去に秘めた恋をしていて…。
人外ゆえに人間界では突拍子もないことをしてみたりもするのですが、なかなかに思慮深く思いやりを持ち合わせている人で、何とも憎めない。

対して受けの匡もすんごく可愛い。ちょっと天然ちゃんでのんびり屋さんなのですが、思いやりに溢れたナイスガイで、このどんくささも含めて守ってあげたくなってしまうようなキャラでした。

匡はキファーフに流されるように関係を持ってしまうのですが、その理由もきちんとあるのでストーリーに入り込みやすい。

下ネタ全開のキファーフのセリフ。
キファーフやキファーフを慕うランプの精になりかけ(っていうのがまた面白い)のサラマの本名や彼らの属性。
思わず爆笑しながら読んでしまってギャグ寄りの話なのかと思いきや、キファーフや匡の過去の因縁や二人がお互いを想う気持ちもきちんと描かれていてすごく読みごたえがありました。

『破廉恥なランプ』も買って読んでみようと思います。

6

いつもは苦手要素なのに、ちびっこが可愛い!!のだ

11月に続編が出版されると聞き、ずっとタイトルが気になっていましたので購入。
中原さんを読むのは久々です。

**********************
受けの匡は鈍臭い性格で馬鹿正直な営業マン、27歳。
目立つタイプではないものの、本来は整った顔立ちのメガネ&植物系男子。

攻めは千年ぶりに外界へ出たランプの精キファーフ、1万42歳。
色気ムンムンの中原さんお得意のオヤジで、50人の魔術師によってランプの中に閉じ込められていました。
**********************

怪しげな老婆に道で話しかけられ、一万円でランプ(いわゆるアラ○ンの魔法のランプ風)を引き取ることになった匡。
そのランプを磨いたところキファーフが現れ、しかも磨いた位置が股間であったらしくそのまま美味しく頂かれてしまうという。
ええ、俺の熱いポタージュだそうです(汗

ランプの精のキファーフは千年前に仕えていた王子のことを懐かしげにそしてオヤジエロ目線もまじえ匡へと話して聞かせるのですが、そのことに徐々に匡は悶々とした気持ちを抱きだします。
まあ、恋ですね。
ただ基本が人が良いもので一緒に王子の形見の品を探したりするのですが、そんな匡の優しさや無欲なところにキファーフも惹かれ、両想いになるのはけっこうはやめです。(本の厚さでは半分くらい)

ただまだ半分なのでね、そこからはキファーフを慕うランプ(まだ壺なんだけど…しかも脱皮して徐々にランプの形になるらしい・笑)の幼生のサラマが登場したり、ランプを狙う輩などもいたりとなかなかに賑やかな展開。
前半がちょっとオヤジギャグくらいしか賑やかしがなかったのでね。
このサラマが始めはすんごい生意気だったんですが、彼のおかげで前半と打って変わったドシリアスにもちょっとした笑いやホロリがあったりして、最初正直この子必要?なんて思ったのですが、彼って読者にとっても重要人物だったんですねえ。
すんごく可愛い!
この子がいなかったら後半読み進めるのは難しかっただろうなあと思いますし、ハッピーエンドにするのも難しそう。
次作にもサラマが登場すると良いのですが。
というか主役の二人はもう出来上がったカップルなので、サラマのお話が読みたいです。

今まで読んだ中原さんの作品は受けがツンツン系でちょっと合わないと思うことも多かった(攻めはオヤジで好き)のですが、今回は受けが天然系で楽しんで読むことができました。

6

色んなもので例えてます(笑)

平凡サラリーマンの匡。
ある日いかがわしいおばーさんからランプを売りつけられたのですが…なんとこするとランプの精がご登場。
しかもそのランプの精、無精髭をたずさえ精悍な顔をした、オヤジなのです。

もうね、最初から最後まで思わず笑ってしまうところがたくさん。
まず名前wどうよその名前w
そして何故ピンポイントでソコwどんな技だ匡。
そしていちいちキファーフの言葉が胡散臭い(笑)
大砲だのビッグサーベルだのファイヤードラゴンだのズッキーニだの。
色んなもので例えちゃうんだね。
ちょっとお下品でお下劣な言葉を吐くキファーフなんですが、笑って許せちゃうのがキファーフの魅力のなせるワザなんでしょうか。

褐色の肌に筋肉、エロくて雄臭いオヤジ。
そんなランプの精ならぜひ会いたい!

ちょっと切ない匡の嫉妬や、戦場にまで繰り出してしまう壮大さもありますが…全体を占めるのはアホエロでした。
そのアホエロさがなんとも素敵で楽しませてもらいました。

2

攻めの名前にすら笑い有り!

アラブです。
ただしよく見られるアラブの王子(または王様)×庶民とかの強引なあれこれではなくてランプの精とか出てくるファンタジー系のアラブです。
もうねーほんっと楽しく読み終わりましたヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪

特に面白いのは匡(受け)がランプをこすると、ピンポイントで股間をこすっちゃうんですよ!
だから毎回毎回勃起して出てくるランプの精キファーフwww
男のフェロモン満載ですが、どこで覚えてきたのか下ネタ全開でございます。
んで身の危険感じた匡にランプ擦られまくって中に収納されそうになる攻防戦とかにワロタ
「何しやが……、――うぉぉぉぉぉおおおお……っ!」(笑´∀`)ヶラヶラ!
因みにこの間もキファーフの股間は刺激されまくっておりますwww

ってか主不在中に『萌えメロン』(=貧乳を気にしている女の子キャラが悪の組織と戦うアニメ。メロンパンをブラジャーの中に入れて戦うそうなw)を買いに行くのは勝手だけど、魔法のじゅうたん使うから動画が世界中に発信されてるしwww

んでもってランプの精たちの名称がやたらと長いし面白い!
攻め:オヤジンナポッポレーノフェロモンダプンプンキンニクモムッキムキーダキファーフ
因みに戦闘タイプの精霊でヌッカヌッカ科だそうな。
キファーフの子分みたいな子(表紙のちっちゃい可愛い子)はチミチミーダオメメクリクリンノサラマ・ダッコチュッチュ
毒や薬草が得意のダッコチュッチュ科。
子供の頃は名前の最後に◯◯科がつきます。
しかも壺が脱皮してランプになっていくんだそうですよ!!!
脱皮!!!
なんすかその設定www

サラマは普段小憎たらしいですが、なんだかんだで子供っぽくて可愛いです。

なんかギャグなのかと思われそうですが、根っこの部分はシリアスなんかな?
約1000年前のキファーフと王子の話、匡の水との因縁、アラブの民主化運動が絡んでくるので。


表紙とカラー口絵がこれまた素晴らしい!
ぜひ鑑賞してくださいませ(*´艸`*)

2

笑エロw

丸ごと一冊にひとつのストーリー。

いやぁ、面白かったですw
あとがきにも作家さんご本人が書いておられましたが
「アホエロが書きたく・・・」と。
とにかく、クスクスと笑えました。

思いっきりファンタジー作品ですが
こんなオヤジいたら素敵~と思っちゃいましたよw
見た目はめちゃくちゃカッコ良いキファーフだからこそ、きっと
オヤジドエロ発言が面白いんですよね。
そして・・・ぼんやりな匡(たすく)だからこそ
キファーフのオヤジ発言をイイカンジで受け止めてる気がします。

幾つものこのオヤジエロ発言が、私の頭の中で繰り返されていて、
いつか脳内だけでなく声に出してしまいそうです。
そのくらい・・・楽しかった!作品でした♪

1

ワイルドエロ親父+ぽややん受け=萌え∨

ホントにただのエロ親父~!って最初は思ったんですが笑
読んでいくと、時々優しさがチラッと垣間見えるんです!
そこに萌えちゃう(^^)
バズーカとかナマコとかよくもそんなにエロワードが出てくるなとある意味感心しましたw

子供が出てくるのは好き嫌いが自分のなかで結構ハッキリするのですが、今回はアリd
彼もいい味出してくれました!
子供にかくれてイタす夫婦~萌えですね♪

匡の過去というか、前世?の話にはうるっときました。もう一回出会えてよかった!!その後のエロ親父の文句にも納得しましたが笑

そして、匡は実は精神的に最強なんじゃないかと思いました。好きな人のために、その思いがスゴく強い!
匡!!これからもお幸せに!

1

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