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オマエに兄さんは渡さない!最強7兄弟の△関係ラブ!
nanahiki no hitsuji ikusei nikki
まずこの一言を母親に送りたい。
「避妊ってご存知ですか?」
産むだけ産んで育てる義務を果たさない親、最悪ですよ…。
父親の違う子供を6人産んで(うち2人は双子)、さらに孤児院から2人も引き取ってくる。
子供の養育は年長の兄弟に任せて、自分は研究だか何だかで海外。
さらに研究所を設立するために、まだ小学生もいる子供たちが住んでいる家を売る?
未成年の子供たちはそれぞれの父親のところに行かせる、もしくは血の繋がった兄弟に任せる?
自分のやりたいことがそんなに大事なら子供なんて産むな!と言いたい。
子供が欲しくても生まれない家もあるんだぞ!!と。
とにかく設定がひどすぎて、母親に対するムカムカが治らないうちに8人目の兄弟がやって来ます。
この子がまたひどい。
周囲に当たるなんていうレベルじゃなくひどい。
性根がどこまで腐ったらこんな人間になれるのか…。
同情ネタっぽい回想シーンもあったけど、いや、ここのうちの子供、みんな放置されてるでしょ。この子だけ母親とずっと一緒にいたんでしょ?としか思わず。
すみません。
何だかものすごく腹が立ってしまって、その勢いのまま書いてしまっている。
基本設定に関する怒りを横に置いておいても、7人それぞれの話があっちに行ったりこっちに行ったりで、そもそも誰にも感情移入も共感もできないうちにどんどん進むので、近所の子供ばっかりで住んでる家のドタバタを見せられている感じです。
晋兄ちゃんと祥三を軸に、あとのメンバーは閑話休題みたいな感じの流れだったら、まだ萌えようがあった気がします。
本人たちがしあわせならそれでいいけど、この母親だけは許してはいかんと思う、絶対。
最初の方の、父親が違ったり血がつながってなかったりする兄弟たちのゴタゴタした日常はおもしろかったんですが、8人目の兄弟、チカゲが出てきてから最後までの終わり方が、ものすごく納得いかなかったです。
チカゲの兄弟たちへの暴言が酷すぎて、後でこれはガツンとされるんだろうと思ってたのに、そういう一撃みたいなスカッとする場面はなく、チカゲの暴言の理由は子供みたいな嫉妬だったとか説明されただけで、なーなーな感じで、謝るとかもほとんどなく終わっています。
そして最後になって急に親の都合で家を売ることになり、同居していた兄弟たちは強制的にバラバラになってしまうのも、突然すぎるしものすごく寂しい。
兄弟たちのドタバタが楽しかったのに、たいした余韻もなく急に別れちゃうという・・・・・。
誰かがバラバラにならないような解決策を見つけるとか、反対して騒ぐとかもなく、その話が出てからはわりとあっさりバラバラになっていくという、「えーなにこれ?」な感じでした。
そしてチカゲが一番反発して暴言の矛先を向けていたシンと同居することになり、シンは優しいんだとしても、あんな嫌なこと言われてストレス与えられ続けてたいやーな奴と、なぁなぁなままで同居する?しかも二人だけで。
せめて一回ぶつかるとかして何かしら感情をぶつけてからじゃないの。
一応、同居してしばらくしてからチカゲはシンにお弁当を捨てたことを謝っていましたが、それだけじゃないだろー!それに他の兄弟たちにも謝れ!
マザコンなチカゲが母親に言われて仕方なく他の兄弟たちの様子を母親に知らせるために来ていた、ということだったと思うのに、なぜか家を売った後、シンと同居してそのまま日本の高校に通うことになり、チカゲは初めて学校に通って友達もできて日本の高校生の普通の生活を楽しんでいるという展開になり、またも「えーなにこれ」。
母親がチカゲを日本に行かせたのはそもそもそういう目的だったってことなのかもしれないけど、何の説明もなくシンに負担かけすぎだし、突然家を売って兄弟を離散させちゃうし、親として酷すぎる。
チカゲが天才で子供の頃から一緒に母親と仕事してたにしても、長男しかそれを知らなかったって、なぜ?血の繋がりのある兄弟なのになんで存在さえ教えてないの?っていうのも含めて、母親一回も登場しないけど、謎すぎるしダメ親すぎる。
というか、チカゲが一番下とかならわかるけど、シンと双子の間で、母親は一緒なんだから、チカゲや双子を産む頃まだシンやチカゲはチビッコで普通は傍にいるはずでは?そんなに記憶に残らないくらいの小さい頃に離れてたの?とか考えるとそこに納得のいく説明があるのか疑問。
あんだけシンに嫌なことしたチカゲが同居して、楽しく高校生活おくってるよ〜な展開で、ものっすごくモヤモヤした。あれあけじゃ謝罪が足りない。ほんとに、なにこれ。
離散する展開なんであったの?あれ必要だった?
シンとチカゲの二人で同居させるため?みんなと一緒じゃ仲良くできないままだったから?と、離散させた意味もよくわからない。
最後、3年後に兄弟たちが再会するけど・・・、あんな突然の別れはたいしたことなかったのか、という離散に関する気持ちがあまり描かれていないのも、もやっとする。再会してもただ集まっただけでまた同居するわけじゃなさそうだし。
なにこれ、なにこの終わり方ってものすごーく思ったお話でした。
ピッコマにて。(最後3話は有料だけとイベントでゲットしたコインで)
わかりにくい・・・・・・・・
このマンガ家さんの本を読むのは初めてでした。
先に手を取った「神様のねがいごと」は、絵が下手すぎて、最初の数十ページでギブアップ。
こちらのほうがまだマシだったので読んでみましたが、チビキャラは可愛いけど、とにかくわかりづらくて、ごちゃごちゃした話。描いている本人は、きっと楽しいんだろうな、という萌えはつたわってきたんですが、その楽しさは読み手であるわたしまでは伝わってきませんでした。残念。三白眼も苦手。
登場人物が多すぎてなかなかすっと読めませんが、家族もの好きなので良かったです。
主人公は次男なんですが、双子同士だったり、三男と次男だったり6男7男だったり、カップルらしきものがたくさんあります。らしき、と言うのは、決定打がないんです。更に、長男の幼馴染みが次男にメロメロだったり、そこももっと欲しいとこですが、全てほんわり終わります。
ショタではないけど、8歳の末っ子がとてもしっかりしていて、成長したとこを見てみたかったですね。
登場人物が多すぎて話がどれも浅いのは残念ですが家族ものだからそんなに濃厚じゃなくても私はそれなりに楽しめました。
七匹のひつじ、ということで七人兄弟のお話となってます。
表紙にいる三人がメインでBL展開が進んでいくのかといえばそうではなく、大元のストーリーは八人目の兄弟としてあらわれた千影と次男であるシン中心に進んでいくのですが、BLっぽさがあるの五男と四男だけでしょうか。三男である祥三と次男であるシンもそれっぽい雰囲気を出している感はあるのですがまだまだこれから…といった感じで、最後の最後でちょっと恋愛に発展するかも!?みたいなところまでいったのに結局もどかしい感じで終わってしまい、ですが続編も今のところでないそうなのでそこがとても残念に思いました。ぜひこの三男と次男をピックアップしたお話がみたいですね!
『それでも君は笑うといった』の中に続く…とプロローグが挿入されていた、血がつながっていたりなかったりする7人兄弟の緋辻家のお話が単行本になりました♪
そちらを見なくてもわかるように、本作にプロローグがちゃんと入っていてわかるようになってるので大丈夫。
5男の双子の片われヨシが、兄ちゃん(長男:龍)を見ると勃っちゃうんだよ、好きなのかもしれない~と苦労症のみんなのお母さん代わりの次男シンに打ち明けたという波瀾が事の発端でした。
血が繋がっていたりなかったりだけに、兄弟間の禁忌がコミカルに展開するかとおもいきや!
結構、意表をつかれましたね。
それぞれに愛情はあるのだけど、期待するエロ込みの禁忌展開とはちょっと違ったかも。
まあ、兄弟総ホモというのも何なんで、それぞれの立ち位置があって事情があって、この距離感がちょうどいいかもです。
しかし、本当にいさか作品というのは、この前の『それでも~』から様変わりしてグンとよくなった気がします。
兄弟それぞれが主人公でもありますが、メインは次男のシン。
ヨシの爆弾発言に学校の授業(高校の先生なのです)も手に付かない程のうろたえぶりですが、この話、結構簡単に決着つきました。
龍が無垢な未成年に着エロの絵の手伝いなんかさせるから(爆!)
しかし、この双子の片われであるマサはヨシが好きなんです。
やんちゃなヨシとちがってマサはちょっと内気で地味で、いつも一緒に寝てるので意識しちゃって本当に好きなんです。
この高校生二人に、ちょいエロ担当させましたが、魂の双子?運命の双子?双子ゆえの愛情なんでしょうか、その関係はどうなるのでしょう?
彼等7人兄弟の様子が良く解るのは、実は8人目の兄弟、シンと実の兄弟になる(父親が同じ)千影がやってきて波瀾を巻き起こすからです。
彼は18歳なのに飛び級で大学を出て研究者をしている天才。
緋辻家の兄弟達に事あるごとにチビっこにまで攻撃します。
兄として弟達を守ろうとするシンだけに、特に千影はシンに一番きつく当たるのでかなりダメージ。
そんなシンの心の支えになるのが、昔不良で今家を出て一人暮らしの大学生をしている3男のショウちゃん。
シンはわかってるのかないのか、ショウちゃんはシンが大好き、ともすると愛してると思うのですよ。
そして、もう一人。愛する兄・薫を守りたいと立ち向かうのが一番末っ子の小学生の伊盛。
彼が一番男前かもしれないデス。素敵なショタっ子、いや小学生男子です☆
と、兄弟の中で3組が怪しい?な関係。
シンと同僚の体育教師で龍の同級生、そしてシンにちょっかいを四六時中かけてくる大神という存在。
多分余興的に登場してるのが、伊盛に苛めらる妄想をしてる変態塾講師。
それらが、ふりかけ的存在を示しながら、物語を盛り上げます。
しかし、千影って滅茶歪んでる奴でした。
まあ、この緋辻家がとんでもない家族構成だけに、彼だけが兄弟の仲間に入れず一人海外にいたから仕方ないんですが、やっかみと嫉妬ですよね。
シンてばよく我慢したとおもうのですが、学校教師やめちゃうのって!?(驚)でした。
いいのかな~兄弟の幸せが彼の幸せなんだろうか。
そしてそんな苦労を一人で背負うシンを慰められるのが唯一ショウちゃんなんで、これはこれでいい関係なんだろう。
ちょっぴりシンとショウちゃんの関係の発展を期待したのだが、プラトニックで終わってしまってちょっとガッカリな感じもなきにしも…
とにかく、登場人物が多いので、兄弟全員を描くのは大変だったと思うが、少し散漫になってしまった感はいなめない部分ではあるのです。