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ore no mono ni nareba ii
恋のバトル
表題の「俺のものになればいい」は甘い職場で生まれる恋のお話なのですが、
ミスをしてガミガミ怒られる見習いの桃也は苦手ながらも仕事では
尊敬している先輩ショコラティエに凹まされているが、いつかは超えてやると
以外に前向きな青年なのですが、そこへ先輩の葵が再びやって来て、
言い過ぎと謝るかと思ったらさらに逆切れされ、嫌われていると思った時に
全てを覆すように突然前振り無しで好きだと告げられてしまう。
苦手な先輩に告白された時からいつも以上に相手が気になり始めミス連発。
告白をした本人はいつもと変わりない態度で桃也くん振り回されてる感じ。
ホントにツンデレさんって感じの葵さん。
口調と態度が違うのもギャップ萠で可愛いかったです。
結果的には告白され気になりながらも男同士なのにとブレーキかかる。
でも葵さんが見知らぬ誰かと浮気？なんて現場を見て思わず俺のもの宣言。
そしてお約束のように職場でエロ。
そしてその他の収録作品は意地っ張りな受けと対決して相手を手に入れる、
そんな勝負傾向の内容が多いです。
ギャップ
表紙の葵の表情が私好みの色っぽさで気がつくと手に取っていました。内容は、短編のお話が沢山あって、どれも可愛いお話でした。ショコラティエの葵と見習いの桃也のストーリーが1番のお気に入りです。葵は仕事ではとても厳しいのですが、プライベートではコーヒーが苦手だったり、子供みたいな部分があったりと可愛い一面をもつ人で、ギャップにすごくきゅんとしました。そんな葵に段々と惹かれていく桃也の姿は見ていて微笑ましかったです。短編のせいか、少し展開が早かったのでそこは残念でしたが、非常に楽しく読めました。葵と桃也がどこにデートに行ったのか気になります。いつか続編的なもので読めたらいいなぁ。
ドラマチックな展開多め
丸みを帯びたフェイスラインと、マツエクレベルにふさふさのまつ毛に大きな瞳。
かなり女性寄りの作画なので、好みが分かれるかも。
【俺のものになればいい】 中立
チョコレート専門店に勤めるショコラティエの先輩後輩。
自分にだけきつく当たってくる先輩から、突然告白されて…という話。
ショコラトリーが舞台なのに、チョコレートが1コマしか出てこない…。
湯煎で溶かしたチョコレートが入ったボウルを入れたら2コマ。
ツンデレ先輩と、はっきりしないけど意識しまくりな後輩が繰り広げるドラマチックな世界でした。
【コンプレックス♡ラブ】 中立
大学の文化祭で行われるミスコン(ミスタコン)に出場することにした友姫(ともき)。
最大のライバル・「完璧王子」と名高い皇夜(こうや)に、「優勝したら付き合って」と言われて…。
女顔にコンプレックスがある主人公ですが、主人公だけじゃなくて友人も王子も女顔だから気にしなくて大丈夫！と勇気づけてあげたくなりました。
ヘタレわんことツンデレによるドラマチックな告白シーンに、2人で優勝かと思いきや、この世界には腐女子は不在だったようです。
【負けず嫌いも好きのうち】 中立〜萌
ずっとあらゆる分野で競い合ってきた幼馴染同士。
アパレルショップでのバイトでも売り上げ競争が続いていて、売り上げで買った方の言うことを負けた方が聞くという賭けをして…という話。
ちょっとあほの子と、やや策士がドラマチックに恋を自覚します。
【今日こそキミと！】 中立〜萌
知り合いの舞台に出ていた美しい女性に一目惚れ→告白してOKをもらえたと思ったら、女装した男だった！
というのは前提で、劇団員のまどかと付き合って1ヶ月、まだ進展なしの状態に不満だらけの遼(20)。
どう見ても受けな遼がキャンキャン言うのが切ない。
ラストは特にドラマチックに走ることなく、まどかが見た目通りのドSっぷりを披露してました。
【大人の恋の口説き方】 中立〜萌
アパートで隣に住むリーマンの小野田(25)と、声優志望の黒須。
黒須のキャラが登場場面ではふつうだったのに、次から迷走してました。
そして25才がおじさんなら、30才はおじいちゃんかなと思ってしまいました。
そもそも「年下」と言ってもそんなに年の差があるように見えないので、終盤にやっと出てくる「学生」というワードをもっと早くに出してくれたら、親切なのになあと思った次第です。
展開がドラマチックに走りすぎるので、置いていかれてしまいました。
ツンデレ率が高い上にテンションも高めなキャラが多いので、わあわあ言う人物が苦手だと萌えにくいかと思います。
