キスはドルチェの後で

kiss wa dolce no ato de

キスはドルチェの後で
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×27
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
54
評価数
16
平均
3.5 / 5
神率
12.5%
著者
新井サチ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784832288515

あらすじ

リストランテ「ルーチェ」のホール担当・梶 瑞希は、 美しい容姿ながら、厳しい新人指導で一目置かれる存在。 しかし、外国帰りの新入り・宇佐美 武は、 瑞希を呼び捨てにしたり抱きしめたり、 挨拶以上のキスをしてきたりと怖いモノ知らず。 苛立つ瑞希だったが、真摯に働く武の姿を見て以来 激しく胸がざわついて──。 新人×教育係、リストランテで生まれる恋★ 年下シェフ×バツイチ店長編も収録。 描き下ろし付き。

表題作キスはドルチェの後で

28歳、本店オーナーの推薦で入店した新人
28歳、レストランのホール主任

同時収録作品ドルチェまで待てない

29歳、レストランのシェフ
バツイチのレストラン店長

その他の収録作品

  • ドルチェより甘い
  • あとがき

レビュー投稿数6

キュンなツボが沢山

宇佐美のモッサモサな姿はわずか4、5ページですが、王道の少女漫画風味できちんと期待に応えるイケメンぶり。
しかし、そんなことより髪7:3な梶が仕事が終われば前髪を下ろす姿にキュン。

ビアンカ・キャサリン・マリアそしてルイスと可愛い当て馬も充実?
オーナーとのいちゃいちゃは挨拶程度だとしても、あの寛容さは「ゲイなの?!」とワクワクさせられて、オーナーの相手探しにムチューになってみたり。
そして十分エロさもある。

スピンオフの三好店長とシェフ榊のお話は本編の雰囲気を壊さないままアダルティック。
スーツ姿で子どもと遊ぶあたり、三好店長の性格と離婚の原因が分かるような気がします。

いろんな王道が沢山あっても飽きさせない。可愛くて、楽しい作品でした。

1

苦手だった

リストランテで働いている
主任の梶。
ぴっちり横わけ、きっちりスーツ
かっちり蝶ネクタイ。

新人教育に余念がない。

ローマ本店のオーナーからの紹介で、その店に宇佐美がやってくる。

いつも通り新人教育をするが
外国からやってきた宇佐美は
今までの新人とは違う。

梶がハラハラドキドキさせられたうえに、梶をかわいい。と言い出す

ツンデレに当てはまるのだろうか梶さんは?

宇佐美は天然大型犬なのだろうか。

2人はつきあうことになる。
どうにも、話にのりきれませんでした。

梶さんの仕事中と終わったあとの
髪型のギャップはかわいいなと
思ってしまったけど

他は、全く記憶に残ることがなくていいと思ってしまった

0

殻を破ってくれるのは…

肩ひじ張って仕事してきたまじめ人間の梶。
本店のオーナーお気に入りで新人として入ってきた宇佐見を教育することに。
外国帰りでフレンドリー?ま、自分とは正反対の人間で調子が狂うのですが
逆に自分を隠さず素の顔が出てるようで生き生きしてます。
そして付き合うようになるのですが、その後も性格の不一致は続きそうかな?!
とりあえず外国帰りの宇佐美はオープン!!ってことです(笑)


後半はその店のシェフと店長のお話でしたが
年下にもかかわらず年上の店長を見守ってる感じかな。
勿論体の関係はありますが自分のことを重く感じないように
ワザと軽い男を装ってる雰囲気です。が、そこがちょっと切ない。
だけど店長も自分の気持ちを再確認して、ちゃんとハッピーエンドですvv

0

同時収録作品がお気に入りです。

新刊チェックで粗筋は印象に残りませんでしたが、特典が付くということで、
新井先生の作品『本日の男ススメ』で先生の作品を初めて読んだ時に、
作品の内容は思い出せませんが、比較的に良かったことは覚えていたので、
いつものお店で予約をして購入しました。


『キスはドルチェの後で』、『ドルチェより甘い』
宇佐美さんの初登場、あのモッサリとした頭部が印象的でした。
宇佐美さんのチリチリした髪の毛が好きではなく苦手です。
そして何故か仕事の時は明治や大正時代を思い出すような、ピッチリとガッチリと
前髪も全て固めた七三分けの髪型が落ち着きませんでした。
宇佐美さんは不思議系な印象を受けました。
何を考えているのか分からなくて、掴みどころが無く、微妙な感じでした。
子猫3匹が梶さんに懐いているところが可愛かったです。
絡み酒の梶さんが可愛かったです。
梶さんは辛い過去で大変な思いをしてきたけど、そこは深く描かれていませんでした。
いつもなら、その辺を殆ど受け流してしまうのは好きではないのですが、
今回は何故か それでも あまり気になりませんでした。

『ドルチェまで待てない』
まさか店長さんとシェフの榊さんが出来ていたとは、しかも5年も体だけの関係を
続けてきているところから始まるのが、ほんの少しだけ驚きました。
店長の三好さん視点で、二人が出会った頃、三好さんが離婚した後から、
現在までの心理描写が良かったです。
最後に榊さんを選んで、「今まで生殺しにしてきて すまなかった」
と言った榊さんに好感を持ちました。
榊さんは包容力があって紳士的だと思いました。
三好さんを一番 理解していて、三好さんのために、さり気なく行動しているところに、
また、本当は自分の一方的な気持ちだけで辛いはずなのに、それを全く見せず、
三好さんのために行動して、見守り、支えている榊さんに好感を持ちました。
どんな思いで三好さんを見守ってきたのか、榊さん視点のお話も読んでみたいです。
梶さんと宇佐美さんのお話より、こちらの作品の方がとても萌えました。
話が短かったのがもどかしいです。もっと読みたいと思いました。

それにしても、三好さんが何歳なのかが気になります。
レビューを書くにあたって、何度か読み返しましたが、
おおよその年齢でも書いていないようでした。
もしかしたら、どこかに小さく書かれているかもしれませんが、
榊さんとどれくらい年が離れているのか、気になっています。


今回の評価は、あまり迷わず「萌×2」評価です。
絵は「萌」評価です。

1

まるで警戒し過ぎの美麗ニャンコな受け

レストランでホール主任として働く瑞希は仕事に対してとっても厳しくて、
なかなか見どころ或る新人が育たないところにローマ本店からオーナーお墨付きで
新人が来るが、会った瞬間ハグキスされて、美人な外見の為に過去に男に言い寄られ
嫌な目に合った瑞希にとって最悪の出会いになる。

爪を立ててシャーシャー言っているくらいどこか神経が張り詰める感じで
仕事をする瑞希と飄々としてつかみどころが一見ないように見えるが
人の心に寄り添える才能がある宇佐見と出会ったことで心をかき乱されながらも
次第に心が落ち着いてくるようなラブでした。

同時収録は同じレストランの厨房コックと年上店長との流された感じで
セフレ以上恋人未満のもどかしい恋のゆくへは年下コックが意外に大人で
素敵な感じでした。

1

黒猫の手なずけ方

楽しみにしてました、新井サチさんの新刊☆
どの作品もほっこりして温かさがあって、派手さというのはないのですが絵も含めてとても好きな作家さんです。
今回は、ローマの三つ星レストランが本店の東京店が舞台。
とても厳しく新人が長続きしないと言われるホールの主任・瑞希と、接客経験もないのに、ローマ本店のオーナーの推薦で東京店にやってきた新人・宇佐見との、ワンコ×ツンデレ(クーデレ)のコンビネーション。
クールで厳しい瑞希が宇佐見に厳しく接していく中、宇佐見の良いところを見つけ出して好意も見せられて、悩んだりしながらだんだんとほだされていく。
氷が解けて水が流れて行くような恋愛模様です。

宇佐見の最初の登場は、世界を回って旅をしていたというくらいのその旅先からの直行姿。
もっさりヒゲにおおわれて背も高く全く不審者。
それが身キレイにするとあらま、なんと素敵な男性が現れること♪
新井さんの描くイケメンって少しタレ目なのですが、まさに宇佐見はそれ!この目元が好きなんだなぁv
言葉遣いはなってないし慣れ慣れしいし、最初の印象が悪かったので瑞希は厳しくするのだけど、覚えは早いし、きちんとこなす。
何か国語も操れて、何より彼の優れているところは人への接し方の優しさと気遣いと。
仕事としてはやれるけど普段からそうだとはいえない瑞希にはそれがまず彼を見直すきかかけなのですが、でもまだ心は許せない。
それが劇的変化をするのは、瑞希がインフルエンザにかかり1週間休んだ時。
毎日かいがいしく通って瑞希の世話をする。
瑞希は最初この仕事をしていた頃苛めにあっていたみたいで、それで殻ができちゃったみたいなんです。
そういう部分はサラっと流しながら、あくまでも重点は現在。
クーデレがツンデレになるのもとてもかわいらしいです。

主人公達のオンとオフで雰囲気ががらっと変わるのも注目。
仕事中は髪をあげてシャキっとしてるけど、オフになると前髪が下がって若くなる。
そういう差があるのって、二倍の楽しみがある。
あと、サチさんのチビキャラ絵とか、今回は宇佐見が猫を拾うのですがその子達のかわいいこと!
エッチ部分では、自分の好き萌えシチュでましたー!
パンツ越しのグリグリでイっちゃうってやつです♪これ色っぽくて好きなんですよ~

【ドルチェまで待てない】
はシェフの榊×店の店長三好という組み合わせ。
三好は実はバツイチ。
仕事で帰りが遅いのが続き家庭を顧みなかったので離婚し、養育費を払い月一子供と面会させてもらっているという現在。
時間的には、本編中瑞希がインフルで休んでいる間。
榊は三好を愛しているというのだが、始まりが離婚で心身ともに弱っている時だったので、三好は今一つ受け身で自分の中で迷いがある。
だけど、妻が再婚すると聞いたことで心の中でわだかまっていたシコリがとれて、初めて三好に向き合えるといったお話。
こちらは表題に比べると大人の事情が絡み、ちょっぴりシビアだけど大人なお話になってます。

キャラのタイプとか展開とか、よくあるものではあるのですが、作家さん独自の魅力というのが働いて萌えを呼ぶのです。大好き

4

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