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sentou ouji to binbou danshi
ひとつ言いたいのはな。
最近デジタル化しが進んでるのはわかるわけ
別にデジタルに移行するのが悪いとは言わないんだけど
せっかく絵が上手な作家さんなのに表紙で損してると思うの。。。
もったいない!と思うのは・・・私だけ?
おいといて。
表題作「銭湯王子と~」な今作。
わりとベタな展開でしたね。
兄弟3人。収入も安定しない。家にも不在がちの父の代わりに兄が弟たちの面倒をみる。
じいさんの銭湯を継ぐのが夢だったのに、銭湯は新しいレジャー施設のせいで倒産
じいさんも他界。。貧乏暇なし。
節約して、弟たちを養って。
そんな時現れたのが眉目秀麗お金持ちなまさに王子様。
彼は、幼い頃に訪れた銭湯に思いを馳せ、その銭湯の番台に座っていた初恋の相手に会うために日本にやってきた。
運命の再会、その顛末やいかに!?なお話なのであります。
王道っちゃ王道、ベタではありますが、その気がない受がほだされていく様子が
無理やりじゃないのが良かったです。
誤解も誤解、苦無く難なく。
ん~と思っていたんですが、後半戦。
「フェイクな恋人」これが良かった(・∀・)イイ!
小さな劇団員のふたりは、考え方も理想も相性ピッタリ!
いつかはふたりでもっと大きな芝居を!そのために紹介されたバイトは
従業員全員がゲイという設定のボーイズバー
イケメンふたりがイチャコラするのを好む女子たちのための楽園ww
思わぬ形で恋人を演じることになったふたり。
親友で気の合う相手とだけ思っていたのに、思わぬしぐさに「きゅん」可愛いと思ってしまう。
視線でおってしまう、独占欲がムラムラ
けれど現実で恋人にとなると話は別。
ところが、相手は恋愛的に自分のことを好き!?ちょっとまてっ!!
から始まるお話。
恋人になりますか?親友やめますか?の究極の選択ww
これまたよくあるベタな展開ではあるのですが、ボーイズバーで
設定てきにゲイカップルを演じさせられることでから、、、
思想ぴったりだと思っていた真実がじつは。
少しずつ紐解かれる真実と、これからつくていく事実。
ストーリー的にも久しぶりに こいでサンいいよwww
と思える作品だったかなと思うのです。
可愛かった。
絵柄は抜群なのでそれだけでいいんだけどなw吾輩ww
それだけに表紙がな←シツコイ
…というのがこいでみえこ作品への印象。
結構ベタな王道展開であるんだけど、何故か惹きこまれる。
今回のちょっと厚めの1冊は、身分差&初恋再会物語と、こいでさんお得意(?)の芸能モノ。
【銭湯王子と貧乏男子】
祖父の銭湯とその祖父も亡くなり、その銭湯を継ぐつもりだった主人公・光昭はフリーカメラマンで家を空けがちな父親の代わりに小さい弟妹の世話をしながら高校へ通う貧乏生活。
そんな彼の家に、金持ちの謎の青年・康人がやってきて、ストラップを拾ったお礼に、家に泊めるのだが、光昭とは祖父の銭湯で出会っており初恋だったと告白され、光昭の時間を買わせてくれと言い、その魅力に抗えずその申し出を受け入れることにするのだが・・・
まず主人公を置いておいて、この光昭のお父さんー!!酷いよ。こんな子供に貧乏暮らしさせて留守番させて。
ま、この父親の設定がないと身分差もでないですからね(汗)
この弟のエピソードがちょっとウルっとしちゃうんです。
クラスメイトを怪我させて学校に呼び出されるのですが、実は着ていた服が同級生のお古を兄が繕ってくれたという・・・泣・・・健気な弟達。
だけど、案外に光昭もちゃっかりしていて、康人からの好意をためらいもなく受け取ってるんですよね。
それで卑屈になったりしていない。
そんなポジティブな面は、今どきの子っぽくてよかったりします。
祖父の銭湯が無くなったのも、駅前の商業開発で新しいスパが出来て、実は康人はその商業開発をした不動産会社の息子で、という或る意味恨んでも仕方ないという立場だったという事実が。
しかし、そこは結構人情路線で進んでいるお話でしたので、”イイ話”でハッピーエンドに持って行ってます。
萌えという点では、実は主人公達じゃなくて、康人の側に仕え、黒子のように働く橘という男が気になって、気になって~♪
【フェイクな恋人】
弱小劇団に所属する大学生が、その資金を調達するために、キャストは皆イケメンのゲイという設定のバーでバイトするという、その下地の元に物語が展開します。
高校時代の演劇部時代からずっと一緒で、親友の二人ですが、そのゲイカプ演技が実は片方にとっては本気の想いだったことから、その気持ちの差から互いが互いをもう一度見つめ直して、どうして一緒にいたいのか、その意味を見出すという、
恋愛も演劇も、両方の面で成長していくポジティブなお話。
このゲイカプ設定、BLバーなるものがあったりしますが、萌え設定ですよね♪
そこにもし本当にこんな展開があったとしたら、という妄想が膨らむ良いお話でした☆