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oredake ni amai koe
声楽を諦めた美青年のトラウマを男前ピアニストが癒していくお話。
音楽描写がアッサリめなのは物足りないけど、二人の甘い雰囲気はとても好きでした。
声楽の世界から逃げ、今は洋食屋で働く啓(ひろむ)が、有名ピアニストの東堂の自宅に出前に行ったことから始まる関係。
東堂は、ボディガードのような強面だが、奏でるピアノの音は圧倒的。
実は、早朝に河原で歌う啓を見かけた東堂は、その声と啓自身に一目惚れしていた。
最初こそいきなりキスしてきたり強引ですが、
極度のアガリ症で声楽をやめた啓がもう一度歌えるように練習室を提供したりと、
なかなか献身的に啓のトラウマを癒していきます。
アガリ症というきわめて内面的な問題がテーマなだけに、
東堂もあまり無理なアプローチはせず、基本的に優しく辛抱強い。
啓に対して、ホレた!歌え!→歌わなくてもいいからそばにいて欲しい…みたいに譲歩してるのが、ちょっとヘタレな妙もあってツボでした。
俺様なのに啓にはベタ甘な、よい包容攻め。啓も、強気でハッキリした性格ながら東堂に心を許してからは素直に甘えたりと、よいツンデレ受けでした。
譲歩しつつも強引に、啓を舞台に引っ張り出す東堂。
エスコートされて舞台に立った啓は、東堂の伴奏をバックに存分に歌声を響かせる・・・のですが、その肝心のシーンがすごく短かったのは正直物足りない。
舞台に立った→ハッ!なんだこの大歓声 俺ちゃんと歌えたの?みたいな描き方で、
無我夢中で歌ってたんだろうなとは思うけど、音楽モノとしては、ちゃんと音が聞こえてくるような描写をしてほしかったな~と個人的に。
アガリ症を少し克服できた啓はまた声楽の世界に戻るのかな。
ヨーロッパに進出する東堂のピアニストとしての活躍話や、東堂について行く?啓の今後など、音楽面での二人の未来が気になります。いい音楽家カプになりそう。