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oishii pasta no meshiagarikata
イタリアンレストランで働く2カプのお話。
年下ドジっ子ワンコ×クール眼鏡先輩と、
ノンケの料理人×ゲイで身長183センチの生意気な後輩(←表題作)。
個人的には表題作カプが好きでした。
攻めが自分より背の高い受けを抱きしめての「しかしお前でかいよ」って台詞に萌えv
ふんわり可愛い系の絵で、ワンコと後輩の見分けがつきにくい以外は読みやすかったです。
料理の美味しそうな雰囲気は、絵より台詞やキャラの表情で魅せる感じ。
2カプとも、家に泊まる→距離が縮まり、最後は攻めが男同士の恋に消極的な受けを包み込む…という展開がカブってるのが少し気になるものの、全体としてほんわか温かな気持ちになれる作品でした。「温かさ」は作品全体のキーワードで、「手」「人柄」「料理の味」など要所で登場し、キャラが恋に落ちる鍵になってます。
【となりにいてもいいですか?】
バイト・枡(ます)は、チーフ・久居の格好良さに憧れる学生。仕事のミスで叱られてもデレデレで、同僚にあいつアッチ系じゃね?と疑われる始末。
ある日、彼女に振られて久居に泣きつき、部屋に泊めてもらう枡。それ以来ご飯をタカリに度々押しかける姿がすごくワンコですw
冷めた恋愛をしてきた久居は、一緒に眠る枡の温かな手に欲情して、始めて本気の恋をする。枡もまた、久居を狙う新人バイトへの嫉妬で自分の気持ちを自覚し、両想いに。
デレた久居の可愛さや、意外と汚い久居の部屋など、ギャップ萌えなお話でした。
後日談はそんな二人の初H。我慢がきかないワンコ×照れる年上でほんわか可愛いです。
【おいしいパスタの召し上がり方】
久居を狙っていたゲイのバイト・佐藤。意外と真面目な可愛い奴ですv
自分の店を持つという夢を初カレに笑われて以来、自分のことを話すのが苦手な佐藤は、
先輩・嶋(中嶋)の作るカルボナーラの「あったかくて優しい味」の大ファン。
嶋自身の温かさにも惹かれていくが、ノンケ相手に好きとは言えず…という話。
嶋は、短髪丸顔で美形とは言えないけど(失礼)中身が男前。佐藤の夢に親身になり料理の練習に真剣に付き合ってくれる人柄が、料理の味にも出てるのだろうと思わせます。
素直じゃない佐藤のたま~に見せる可愛さが気になっていた嶋が、酔った佐藤の告白で自分への好意に気付き、男らしく抱きしめるラストが良かったです。攻め<受けの身長差に萌えv
後日談は恋人になった二人の、厨房での犬も食わない会話(聞かされる同僚達は不憫w)
その後の初Hでは、意外とエロい中嶋とデレる佐藤が見られます。事後の佐藤の下克上宣言?も気になるところw
カバー下の漫画は、まかないにカルボナーラ出すぎ!というブーイングが出て、
リクエスト権が佐藤から枡へ。とっさに料理名が出てこないのを久居に怒られ特訓だ!と引きずられていく、相変わらずな力関係に和むお話でした♪
普通に読みやすくて、萌えました!!
イタリアンレストランを舞台に展開していき、そのレストランの中で恋が生まれる物語。
切なくもあり、笑っちゃうような一面もあり、ほっこりするところもあり、ニヤニヤする場面もしっかりあります。読者の心をしっかりと掴んでいると思う作品でした。
また、イタリアンレストランということもしっかり取り入れてあり、良かったと思います。
思わず、イタリアン料理を食べたくなるような、特にパスタを食べたくなるような作品。
素晴らしかったと思います。
BL漫画で何を読もうか悩んでいる方にオススメしたいです。
ヤスエイさんの「Call my name」をとうとう購入したので、既刊分を全部読み直し中です。
BLに食べ物を求めて、作者名を見ずに表紙にちょっとでも食べ物が描いてあれば購入という乱暴な選び方をしていて、気付けば全部揃っていたのがヤスエイさんの作品でした。
ヤスエイさんの食べ物BL率の高さ。
こう言っては何ですが、ヤスエイさんの絵はあまり好みではないのです。
「とける、ほどける」辺りから変わってきた印象もありますが、ちょっと寄り目っぽくて白丸の中に黒い点というあっさりした目の描き方や、やや少年マンガ寄りに見える顔全体の雰囲気がわたしには合わなくて、食べ物につられて購入→開く→あ、またこの絵の作者さんだったか!と気付くループでしたが、ヤスエイさんの魅力って無茶をしない流れるような自然なストーリーテリングと愛さずにはいられない人物描写なんですよね。この魅力が作画に対する苦手意識を完全に凌駕してしまう。
すごい作家さんだと思います。
前置きがものすごく長くなりましたが、こちらは中編が2つ収録されています。
どちらも「チェーン店!?」と驚くほどすごくいい雰囲気のイタリアンレストランに勤めるひとたちの話です。
【となりにいてもいいですか?】
ホールチーフの久居と久居に憧れるバイトの枡の話です。
不器用で覚えの悪い枡は、何でも完璧に卒なくこなす久居に憧れているものの失敗続きで怒られてばかりの日々。そんなある日、久居に飲みに誘われて上機嫌で飲んでいた枡に彼女から別れの電話が…。
という始まりで、彼女にフラれた枡に久居が懐かれまくります。別れたあとって自分の家にいたくない気持ち、分かる!と思ったのでわたしは自然に読めましたが、もしかしてこの急な入り浸りに違和感を覚える方もいるかも。ちなみに失恋合宿はかなり有効です。
あることをきっかけに久居が枡を意識し始めて物語が動き出すのですが、厨房担当の嶋がいい味出してます。2人は昔からの友人のようなのですが、冷めていて「自分には恋愛は無理」と言っていた久居の変化を見守る姿が優しい。
後編で入ってくる新人バイトの佐藤の初対面からの勢いには面食らうけど、ゲイだとこの感じはふつうなのかな。ちょっとすごい子です。この子のおかげで枡の気持ちが変わってくるので必須な存在なのですが、物語を動かすための強引なキャラに見えてしまうのが残念。
でも佐藤への引っ掛かりが消えるくらいメインの2人の心理描写が良かったです。
【おいしいパスタの召し上がり方】
こっちの方がさらにおすすめです。
先の話で流星のように現れた当て馬・佐藤と気のいい厨房担当・嶋の話です。
過去に彼氏に自分の夢を鼻で笑われたことで本心を隠すようになってしまった佐藤。そんな佐藤が久居にちょっかいを出すのを諌めつつ、おおらかに包み込んでくれるような嶋。嶋は理想のお父さんキャラ。
ただ佐藤。初対面で枡に自分の夢の話してたよなあと思ったのですが、「どんな店を持ちたいか」ここだったんですね、本心の部分は。一瞬「あれ?」と思ってしまいました。
嶋に気を許しながらも全部は見せない佐藤。それに気付きながら、ただ話してくれるまで待つ嶋。佐藤が意地を張って反対のことを言ったり、拗ねたりしても、嶋はただ待っているのです。見守りつつ待っている。すごくおおらか。すごく大人です。
久居のときは「タイプ♪」くらいの気持ちだったからガンガン行けたのに、本気だと言えなくなる佐藤がいじらしくて、このメインの2人はもう最高すぎました。
「長身イケメン」がそうは見えなかったり、「うれしそーな顔」がものすごく焦っている顔に見えたりという難はありますが、食べ物BL好き、切ないけど最後は温かいBL好きの方にはぜひとも読んでいただきたい作品です。
これも好きでした。
私…ヤスエイさんの作品が好きみたいです。
中編2作で構成されており、表題作は後半収録です。
1つのイタリアンレストランで繰り広げられる4名2組のお話です。
『となりにいてもいいですか?』
バイト・枡×チーフ・久居
先に好きになったのは久居で、当て馬・佐藤の登場によって枡が自分の気持ちを自覚し、無事両思いに…というお話です。
ワンコ・枡と美人・久居の組み合わせが可愛かったです。
『おいしいパスタの召し上がり方』
シェフ・中嶋×バイト・佐藤
こちらのお話の方が好きでした。
決してイケメンではない中嶋ですが、とにかく優しくて優しくて…
男同士であることを恥じることもなく、ゲイの佐藤としっかり向き合います。
長身の佐藤が中嶋の前だと可愛くなっちゃうのも良かったです。
ただ、レストランが舞台の割にカルボナーラくらいしか料理が登場しなかったのが残念でした。
もっと、これでもかというほど美味しそうな料理を登場させて欲しかった…それだけが心残りです。
作者さんの商業初単行本?
何気に嶋二さん風な絵柄かと思えば草間さかえの線を細くした風な味もあり、また木下けい子風のラフな味わいもあり、と絵柄としてはどこかで見かけたような雰囲気を醸しておりますが、そのストーリーはとてもわかりやすくまっすぐな表現をされているような感じがします。
作者さんのトラットリアでの体験を元に描かれただけあって、なんとなくこんなトラットリアあるよね、と親近感を抱きます。
表題はいちばん最初に載っている【となりにいてもいいですか】が最初でそこから発展するので、まずはそちらから・・・
流暢にイタリア語であいさつをこなし、その声にほれぼれしてしているのはバイトの枡。
憧れているのはホールチーフ。
失敗ばかりしている枡を飲みに誘うチーフですが、その場にかかってきた電話で枡は彼女に振られてしまい、傷心の枡はその晩チーフの家に泊まり。
それからすっかり懐かれて。
枡はがっつりワンコです(ゴールデンレトリーバーw)
ここでは、チーフの心の動きを重要視していますが、それはとても大事だと思います!
チーフは人を好きになるという感情にほど遠いと思っていたのが、枡に抱きしめられてまず勃っちゃったこと、そして意識してしまっていること。
それで枡が特別だと感じているからです。でも、好きになったことで臆病になってしまい枡を遠ざける。
次が枡のターンです。
ここで登場するのがゲイをカムアウトしてチーフ狙いを公言する新しいバイトの佐藤の登場。
ここで、枡が犬っころみたいな懐きから恋愛感情の「好き」へ昇華していく発端となっている。
とてもわかりやすいです。
チーフのツンデレ、枡のワンコ。安定の定番カプリングでありますが、チーフのしっかしもののくせに部屋が汚い設定が思わずツボ♪ったり。。。
そして表題ですね。
チーフ狙いが阻止された佐藤。
彼がこのトラットリアにバイトに来た理由。イタリアンレストランに持つ夢というのがあるのですが、それを以前恋人に否定されたことで、だれにも言えないでいる。
そんなきっかけになったのが、カルボナーラ。
それをおもい出させる味を出すのがシェフの中嶋。
まかないごはんのリクエストはいつもカルボナーラというくらい佐藤はその味が好き。
彼にカルボナーラを食べさせてもらった晩、お礼だからとフェラしているところを「なんだよ!」と止められて、帰ろうとする佐藤を引き留めて、それでも何も態度が変わらない中嶋に、だんだんと佐藤が心を開いていく。
そんな佐藤が中嶋も気になって。
佐藤、最初の登場から軽いやつかと思っていたら、案外健気でかわいいやつだったんです!
そして中嶋は、アニキ肌ですね。
彼もまた惚れてまうやろ♪な、心憎いやさしさを見せてます。
ノンケのはずで男は初めてのはずなのに、用意周到なこと(笑)
身長も佐藤の大きいけど、今回は中嶋が攻め♪しかし・・・
リバの日もそう遠くはないか(爆)
やはり、手書き風の素朴な絵柄が登場人物の性格もステキに見せる効果が大きいと思います。
萌×2まではいかないけれど、思わず中嶋さんのカルボナーラを食べたい!とおもうほどには魅力的なトラットリア。行ってみたいなと思わせます。
生まれ変わったらイタリア人になりたい。
というぐらいパスタ料理が好きなので気になって購入しました。
こちらのお話には2カップル登場。
同じお店に2カップルです。
もう一方は振られた人がスピンオフで救済される的なお話でした。
それが表題作でした。
『となりにいてもいいですか』
バイトの枡×チーフの久居(シェフ)のお話です。
ノンケ×ノンケなんですが、途中当て馬が入りましたが、かなりあっさりくっついた印象でした。
店に入った時にいきなりイタリア語でボォナセーラって挨拶されたら聞き取れなくてスルーするかもしれんな、などと思ってしまいました。でもイケメンだったらむしろツッコミに行くかもしれないです←
しかしねぇ。枡くん、ホールが料理の名前を聞き間違えるのは駄目だぞっ!
私もホール経験ありますが、「海の幸○○でーす☆」と山の幸を間違えて出したことが…←人のこと言えないんですけど
ホールスタッフの苦労が分かるだけに暖かい目で読んじゃいました。
それにしてもチーフが中嶋シェフに変なことを聞いちゃうシーンは職場でそういうの辞めて欲しいな…ってちょっと思いました。
『おいしいパスタの召し上がり方』
前作では当て馬だったバイトの佐藤とシェフの中嶋のお話です。
佐藤はゲイで、チーフの久居を狙っていたのですが、
チーフ久居は枡とできちゃったので、佐藤は玉砕。
そしてそんな佐藤を優しくかまってやる中嶋シェフ。
しかし佐藤が夜中にいきなり中嶋シェフのナニをしゃぶりだしたのには驚かされました。
佐藤が先走り過ぎです。
でもそんな佐藤に対して決して突き放したりしない嶋さん。嶋さんが優しすぎて逆に謎でした。
こちらの話もちょっとあっさりくっついた印象でした。
でも。いいなぁ。私も嶋さんのカルボナーラ食べてみたかった。
全体的に言えたことは、パスタの絵をもっと描いてクレ~!!と言うことでした。
読んだら余計にパスタが恋しくなって、
満たされるどころか飢餓状態です(笑)
「となりにいてもいいですか」
久居チーフに恋をするアルバイトの枡は、彼の声、動作にいちいちときめいているのです。ある日の仕事終わり、久居と枡は一緒に飲みに出かけます。そこで枡の恋愛模様を見ていた久居は、どうして自分の恋が長続きしないのかをぼんやり思うのです。
泣き疲れた枡を久居の家に連れて帰り、一緒に寝た久居は、あることに気がつきます。
前半は久居の視点で、後半は枡の視点で物語が動いていくのが好きです。そして、後半では、枡のライバルになる佐藤が登場し、物語を賑やかにしています。佐藤のちょっと意地悪な物言いだったり、行動には「うーん」と考えてしまうところがありますが、絵、物語の素朴さに萌えを感じました。
「おいしいパスタの召し上がり方」
前半で登場したアルバイトの佐藤と、嶋のお話です。久居を諦めきれない佐藤でしたが、嶋の家でカルボナーラをごちそうになります。そのお礼の仕方が、いかにもちょっとひねくれたところのある佐藤らしいなとは思いましたが、どこか寂しさを感じたのも本当です。
ずっと気まずい思いをしたままの二人ですが、佐藤が少しずつ「本音」を出すようになるのです。どうして自分が素直ではなくなってしまったのか、人に分かって欲しいと思うことにもには理由があるのです。
初めてパスタを食べたときの佐藤の顔が萌えました。そして、彼が傷ついてもちゃんと救われているところもいいのです。
ぜひ、行ってみたい!!
イタリアンのお店の中で繰り広げられる、男同士のドロドロした愛憎模様。
オリーブオイルとガーリックの香りで、ギットリ、ネットリエロ三昧。
は、嘘だけど、、、
前半「となりにいても~」は二人ともノンケだったはずなのに、ゲイの当て馬が登場したことで、お互いの気持ちに気付いちゃうお話。
年下攻め。
後半、表題作の「美味しいパスタ~」は、「となり~」で振られちゃった当て馬君が、ノンケだったシェフに大人の余裕で慰められているうちに・・・なお話。
勝手に暴走したゲイの年下君ですが、ノンケだったはずのシェフさんが大人の余裕で返り討ち。
はたして年下君の下克上はあるのか!
作者の画風故なのでしょうか、
さらっと読めるしエロもエロすぎない。
しっかり萌える部分もあります。
枡×チーフ話は年下男子の
ワンコ的懐き具合~ラブになるまでがかわいらしい。
中嶋×佐藤話はノンケ攻めの
男前かつ年上の包容力に佐藤じゃなくても惚れそうになる。
ちゃんと日常という段階があって、
ちょっとしたきっかけがあって、
恋心になって、
想いが通じて体を重ねる。
「男同士なのに」な葛藤もまぁちょっとはあって、
ノンケ×ノンケもゲイ×ノンケも網羅してるので、
よく振り返れば王道BLなんじゃないでしょうか。
短編と言うほど短くもないので、
心情も入りやすいと思う。
ものすごくガッとくる萌えがあるかというと
そうじゃないのが残念だけど、
こう、続きそうな感じで終わるのも
このほのぼのした感じには合ってると思います。
ラブラブハッピーエンドが好きな方、
ちょっと切なくて全体的にはほのぼの系が好きという方、
激しいエロスは求めてない方にはおススメです。
ちょい途中で枡と佐藤の見分けがつきにくいけど、
絵は本当に味があって好きな人はハマると思う。
単なる好みの問題ではあるけれど、
装丁がおしゃれでBL感が薄いのもいいね。
イタリアンレストランを舞台にして2組の職場カップルが誕生するおはなしです。
美味しいイタリアンとBL、相性がいいのでは?と思い購入しましたが、イタリアンレストランが舞台なのに、あまり料理の描写がないのが少し残念でした。
また、どちらのカップルのあっさりとまとまってしまったので、そこでも少し物足りなさがありました。
ただ、2組目のカップルのお話は、途中に挟まれた失恋の要素にきゅんときました。