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toiki wa yasashiku shihaisuru
攻め視点。
受けを邪険に扱う攻めに対して、怯まないで構いまくる受けがかわいい。
ページ開いた最初からセフレH。受けが本当に良いキャラ。ただ攻めにあんあんヒンヒン言わされて抵抗も虚しく……って感じじゃない。攻めをおちょくったり煽ったりしながらやってるのがすごくいい。年上の余裕(4つ上だけど)が出てる。
誘い受け最高。よい誘惑お兄さんです。
ただ文章がとても読みにくい。
・よくわからん初めて見る単語(方言?)があった。
・読点の位置が見当違いな場所にある。(一番気になったのは「そう、もこう、もねっすよ」「いやだからもめる前提なら」←これを「嫌だから」なのか「いや、だから……」なのかで数分迷った)
・わざと漢字を使わないせいで読みにくい箇所がある。(例:稼ぎがないとたちゆかない。ひなたのにおいがする。ついにはいのちを。じろっとにらんださき。プロいりをすすめられたといううわさもある。等)
この本単体で読みました。前作、というかシリーズ読んでません。(キャラの見た目があまり好きでなくて)
途中、前作のキャラ関連の話が出てきます。チンプンカンプンでした。健児との関係性も分からないし、ここら辺はスラーっと読み飛ばしました。そこまで物語には関わってこないから大丈夫。
シリーズ全て未読です。
前作「爪先にあまく満ちている」は読んでおくべきだったなと思います。來可の話が結構出てくるので、読んでおかないと ん?って状態で話が進みます。
美人・遊んでる・年上受け、それなりに遊んでるけどちょっと鈍感な攻めと設定は好みでしたが、前作読んでなかったのでなんかイマイチわからないところもあり、評価が難しいです。
が、和以かわいいし、お話としても面白いので、前作読んでる方やシリーズのファンの方にはおすすめできる内容かなと思います。
『爪先にあまく満ちている』に出てきた健児が主役のお話です。
健児と和以は、セフレ。
和以がストーカーに狙われているという事で、健児の職場の何でも屋に依頼してきたことから、ボディーガードをすることに。
軽いイメージだった和以の過去が少しずつわかると、何故今の和以になったのかが理解できて、悲しくなります。
和以が健児を好きになったきっかけとか、ごく普通のことなのに、和以にとっては特別で、出会えて良かったねぇと思えました。
健児は頭も良く、ソツなく何でもこなすタイプ。ただ、和以の気持ちにもっと早く気づけ!と、ちょっとイライラしました(笑)
しょっぱなからえっちな展開ですが、ストーリーもしっかりしていて、とても良かったです。
志水先生挿絵狙い+ちるちるお姉さま方の評価の高さで get。
シリーズまったく読んでなかったのですが、まったく問題なく読めました。
萌2か萌 か悩んだのですが、お話の素敵さ+志水先生の挿絵の素敵さにやっぱり萌2.
何が好きって、最後のショート(笑)
嫉妬してぐずぐず文句垂れ流しつつ、ラブラブ話を展開し、
きらっきらに光ってる受けさんが超可愛い!!!
本編はそんなにあまんあまんではないと思うのですが
その分、最後のショートで糖分補給!
攻めさんもふつーにしてるんだけど、そこがいいーーーーー
超羨ましいお二人さんでした!!!!!!!
前作で 当作の攻めさんが出てきているようですが
なんだか重そうな感じが少々するので、今は読めそうにないや。
また時をみて。
当作は、気分重い時でも、大丈夫ですよ!
受けさんも攻めさんも不器用すぎて、超可愛いっす!
シリーズ4作目。
コワモテイケメン攻様×ビッチ純情(?)受様。
前作でおいしいトコ取りだった健児くんが攻様です。
前作では、ワキなのもあり、
行動が雑だったり、
感情がコントロールできない未熟さみたいなのを感じたのですが、
前作の経験を積んだせいか、
はたまた主役だからか定かではありませんが、
今作では若干印象が違いました。
受様・和以はフェロモン垂れ流しの美人で、
だからこそ、ストーカー被害もしょっちゅう。
体だけのつきあいだったはずが、
健児の勤めるすちゃらかなんでも屋「アノニム」
(実は所長は和以の叔父)にストーカー対策を依頼したことから
24時間護衛をすることになり‥。
私の大好きな攻様視点で話は進みますが、
和以が年上でありながら、
天然で、気持ちを隠すのに隠し切れてないので、
相手(和以)の気持ちがわからない、ということはなく、
楽しく、ある意味安心して読めました。
これから、舞台は「グリーン・レヴェリー」から「アノニム」に
移りそうで、次のターゲット(?)は誰か?楽しみです。
前作で魅力を光らせていたイイ男健児くんのお話です。
探偵業のような仕事から雑用係まで、いろんな仕事を請け負うなんでも屋「アノニム」で働く健児くん。
そこに、セフレとして付き合いのあるアノニム所長の義弟である和以からストーカー被害の相談がメールで届きます。
それまで、和以とは基本的に身体の関係だけでお互いの過去にはそんなに触れてこなかった健児ですが、ストーカー対策として24時間体制で警護するうちに和以のこれまでの環境や生い立ちなどを知ることになります。
ふだんは人を食ったような笑顔とふわふわした態度でその本心を素直に見せることのない和以でしたが、たまに感情をにじませて悲しい表情や諦観したような表情を見せることがあり、世話焼き体質の健児はそんな和以がどんどんほっとけなくなっていきます。
和以の過去は、普通と真逆の日々でした。たくさんの人を魅了して、たくさんの人の期待に応えて、和以を特別視する人だらけの中で過ごす日々。
そんな中で和以が求めたのは、変わらずある場所や普通の日常でした。
物語の中での和以は、健児に誘いをかけたりいろんな顔を見せてくれますがそんな健児の前で見せる表情と、これまで和以に誘いをかけてきた人たちに見せてきた表情は違うものなのかなと思いました。健児の気を引こうと色々している和以は艶っぽかったり、綺麗だったり、可愛かったりして愛おしいのですがそんな和以の無邪気だったりいろんな顔を見て、和以を好きになったひとはこれまでいなかったのかな?と。
それだけ、和以にとって健児は特別な存在だったというところに切なさといとおしさが生まれてきます。
健児は、來可とのことが胸の中にしこりのように残っていて和以とのことも素直に考えることが出来なかったり。目をそらそうとしているところに和以を大切に思う所長の創十郎やその息子の仁千佳から葉っぱをかけられ、苛立ったり。
そんな時に、來可が健児を訪ねてきて二人は再会します。來可と離れて約1年半の時間が経つ中であのころとは違った顔を見せる來可に健児のなかでのわだかまりも自然と溶けていきます。前作の終わりではまだちょっと不安定さの残る來可だったのでここで寛と過ごす中で、來可らしさや自分への自信みたいなものを取り戻している姿が見れてほんとうに良かったです。
面倒見が良くて、過保護、自分の内側に入れた人間には甘い健児は和以を甘やかしすぎないようにと自分の気持ちを抑えながらも、和以への愛情を膨らませていく姿が微笑ましかったです。
素直に好きだとは告げないけれど、ちゃんと大切にしているところはやっぱりカッコ良い、いい男でした!
後書きで、今後はアノニムを舞台に続編が続くかも、とあったので今後も健児や和以のラブラブが見れることを楽しみにしていようと思います。
前作で非常においしい役回り&かっこよかった健児きました♪
さらに健児のかっこいいところを崩さない上に健児視点。健児堪能本でした。
和以の過去やトラウマ、ストーカー事件などもでてきますが、そんなに重くはならずさらっとしています。
特筆すべきは、同時収録の「笹塚健児に関する報告書」。ほんの短いおまけのようなものなんですが、あっま!ベタ甘です。激甘の崎谷エッセンスが凝縮されていて、これだけでおなかいっぱいでした。
本編でほのかに出てくる和以のもろい部分がとてもかわいらしくて、健児じゃなくてもほだされるよなぁと思いました。
表紙の健児がそのまま楽しめる本でした。
シリーズものですが、単独でも読めちゃう作品です
シリーズを読破しました
ですがシリーズの順番をきちんと守らずに読んだのですが
単独で読める作品でした
全作品のキャラも出てくるのですが、前を読んでいた方が
まあそれなりに話が読めていいと思いますが、苦にはなりませんでした
とにかく攻め様がかっこいいです!
顔もですが心も男前でステキすぎます
受け様は久しぶりにきました!妖精さんが!!!
受け様攻め様とにかくカッコよくて、周りからキャーキャー言われ放題ですw
攻めの健児が、本当に、かっこよくて、やさしくて、男前、でも、本当に普通(?)の人。かなりマイペースですが。オカン気質でいい人です。どこまでもお人よしなのに、それが当たり前だと思っているところが、凄く素敵な人ですよね。健児欲しいww
で、和以ちゃんのですね、天然すっとぼけっぷりとか、あの生活能力のなさ、とか、かわいいなーと、思いました。あと、崎谷先生の好きな、生活能力のある攻めとお世話される受けって言う図がですね、本当に好きで好きで、そういうのが好きな方にはお勧めかなあ、と思ってます。
すごくかわいいので、お勧めです。
過去作品にちなんだ話はほぼ出てこないので、
志水先生のイラストで思わず買ってしまっても大丈夫です。
といっても、シリーズ物と知ってしまうと気になってしまうものですけど。
私は崎谷先生の作品のシリーズ化されるものって好きなんで
楽しく読ませていただきました。
しかも、今回は攻めが前回ライカに対して過保護にしてきた義兄の健児ですよ!
前回おいしいとこ持って行った感のある健児がどんな相手とCPになるのかが
楽しみでした。
和以が口を尖らせて吐き捨てた告白!健児じゃなくてもかわいいなぁって思ってしまいます。
そしてまた健児の勤める会社「アノニム」もネタが多そうな会社です。
しかも今回も気になる脇キャラが何人か出てて、次は誰がメインでくるのか?
なーーんて考えて読んでしまうのも楽しいです。
アノニムに勤める社員:笹塚健児×元モデル、現カフェの店長:芳野和以です。
順番的に「心臓がふかく爆ぜている」→「静かにことばは揺れている」→「爪先にあまく満ちている」の順番で今回は4作品目ですが、前作を読んでいなくても普通に読めます。
前作のキャラが申し訳程度に出てくるので、読んでたほうがより面白いとは思いますが・・・
ていうか、まず健児が前作で出てきてるんですが、あんまり記憶に残るような
キャラではなかったので、びっくりしましたww
でも今回はシリーズの中で一番読みやすい話でした。
3作品全部、性悪女子のせいで話がややこしくなっていてイライラしながら
読んでいたのですが、今回は性悪女子は出てこず、たちの悪いストーカーの
せいで、なんやかんや事件が起きます。
しかし、BLの作品を通じてストーカーの最新情報を知るとは思いませんでしたね。
ホント酷いわって思いました。
正直、和以は淫乱受けなのかなぁ~と思っていたのですが、実はそうじゃなかった
っていうのがよかったですね!
あと、次回も続編が出そうな感じなので、非常に楽しみですね。
どうやら、前作までは「グリーン・レヴェリー」(会社)の話でしたが、今作から「アノニム」に移行するみたいなので次は仁千佳(和以の甥)の話を希望ですね。
グリーンレヴェリーシリーズということですが、
舞台が「グリーン・レヴェリー」から
何でも屋「アノニム」になり、キャラクターが一新されています。
個人的には、グリーンレヴェリーシリーズは好きだったのですが、
今回は、イマイチ合いませんでした。
展開などは、崎谷さんらしい作品なのですが、
ビッチぶった和以の性格が、なんとも「もってまわった」
表現のように感じてしまいました。
和以が心に傷を持っているので、少し重く感じました。
今後、シリーズ化として続いていくだろうこの作品、
なんだかんだ言っても、
読まずにはいられないな~と。手を出してしまいそうです。
グリーンレヴェリーシリーズのスピンですが「グリーンレヴェリー」から「なんでも屋・アノニム」へと舞台が変わりました。
前作で弟のように大切にしていた來可を寛にゆだねた(かっさらわれた?・笑)笹塚健児のお話です。
このシリーズ、前作から親→子へと若返っているせいか、志水さんの挿絵が素敵♪
健児は格好いいし、和以は綺麗だし、仁千佳は可愛いし・・・。
ストーリー的には過去に色々あって今に致る和以がトラブルに巻き込まれて健児が助けるというお約束のパターンです。
來可と寛は申し訳程度に出てきます。
崎谷さんにしてはちょっと読みづらい構成だったかなと思いました。
「なんでも屋・アノニム」と「藪手鞠」には、ちょっと気になる人たちが・・・
シリーズとしてはこちらへ移りそうな・・・そんな予感がします(笑)
シリーズスピンオフにして、新シリーズのような立ち位置にあるような作品で
既刊シリーズ未読でもこの作品から読んでもかなりハマれるストーリー構成。
怒りんぼで世話役×天然美貌な今回のカップルは意外にも魅力的でした。
内容的にはシリアスな内容を多く含んでいるのに主役二人の性格なのか暗くなく、
どこかコミカル風なのに、それだけで終わらない深い心情が見え隠れしていて、
身体から始まったセフレ的な関係だと思っていたかなり鈍い攻め様が結局受け様に
ギャップ萠しちゃうくらい最後はドツボにハマる様な関係になるのも面白い。
ヤル事やったら終わりみたいなあっさりした関係から始まるのに最後の方で、
胸がキュンするような甘さを堪能出来るので素敵でしたね。
受け様の精神的なアンバランスと若いのにしっかりしてる攻め様、この二人の今後も
シリーズになるとまた会えるかと思うと嬉しい感じです。
いきなりエチシーンって、私も一瞬別の作家さんが脳裏に浮かんだわ。
さて、この作品、一応シリーズの続き物って言うか、スピンアウト物ですが、シリーズ未読だったら、わざわざ1作目から読まなくても大丈夫。
って言うか、崎谷先生追っかけファンじゃない崎谷初心者さんなら、寧ろシリーズ1,2作目は読む必要ない。
どうしても健児の義弟が気になるのなら、「爪先に~」位は読んでみても悪くはないけど、崎谷初心者さんは無理して読まなくてもいいと思う。
この作品、珍しく受けがポジティブ。
っていうか、ポジティブとは、またちょっと違うけど、過去に色々あっても、それをトラウマにしてグズグズ引きずっていたりしない。
攻めの子が、普通で、真っ当で、揺るぎないところもいい。
せっかく甘い感じで結末がついたんだから、もう、これで終わって、これ以上のスピンアウトとかしなくてもいいと思うなぁ。
表紙が出た時、あ、またグリーンレヴェリーシリーズか。。と若干の戸惑い。
実はこのシリーズ余り好きじゃなかったんですよね。
しかし乗りかかった舟というわけで手を出しました(汗)
シリーズとは言っても、前作・寛の恋人になったライカの義兄が主人公。
多少、この義弟に対するちょっぴりなブラコンな雰囲気も漂わせながらもさほどストーリー上は影響してこないので、全くの単発・新作として楽しめると思います。
また、最近の作品のようにネガティブとか暗い過去とか、ひきずるようなトラウマとか、ものすごく嫌な奴(特に女性)とか、くどい程の仕事の描写とかなくて、
何より登場人物がポジティブなので非常に読みやすい作品でした。
文章にすれば特徴は出ているから名を伏せてもどの作家さんかは解ると思われるけど、ある意味ごく普通のお話で、逆にこういうのが作家さんにしたら珍しいのか、と思ってみたりしまして~
しかし健児という存在、いいヤツだったと前作レビューに書いたくせに全然覚えてませんでしたヨ~!
なんでも屋・アノニムの従業員として働く健児とセフレ関係にある元モデルで現カフェ店長の和以が、ストーカー対策依頼をアノニムにし、その担当に健児がなったことから
健児が和以の過去を知り、より深く彼を知ることになり、晴れて恋人同士になる
といったお話。
何と言っても天然入った和以の性格がいいのだと思います。
身体に正直、一見淫乱で奔放なんですが、自分の中の”好き・嫌い”といった感情には正直である点。
彼が過去モデルをしていて、しかもそれがワケアリで、そのせいでストーカー被害に遭っていたという過去があっても、あっけらかんとしているのが特徴。
まぁ、それには周囲の人が彼を大事にしてくれたという良い出会いがあったからこそですが。
そして健児も、普通に男前なイイ男で。
或る意味特徴がないっちゃぁない、いや、特徴というより”クセ”がないんですね。
別に粋がってるわけでも、突っ張ってるわけでも、彼は彼という自分自身をしっかり持っている人。
和以との関係は、どうなんだろう?
自分が年下の事も、和以が会社の所長の義弟というのもあり、自分からというより相手が先に告白してくるのを待ってたって感じかな?
なにぶん、最初の和以との出会いが出会いだったので(笑)
彼等を近づけるストーカーの話も、さらっと触れていたりしますがかなり怖いモノがありましたね。
当人がケロっとしているからそれがいいのですが。
最初からエッチシーンから始まり、セフレから恋人への格上げ展開だったので、容易だったのだと思います。
明るくていいじゃないですか。
情事のあとの裸毛皮とか、エッチシーンの会話とか、それに萌えるとかはないです。
ごくごく普通だったと・・・
今度はこのアノニムでシリーズだと書かれていましたが、所長の息子?カフェの厨房担当?それとも怪しげなアノ人(爆!)
またシリーズ?と若干うんざりしながらきっと次も手にとってしまうのだろう。
正直なところ、この『グリーン・レヴェリー』シリーズはあまり好みじゃないんです。
そのスピンオフということでたいして期待していなかったんですが、よかったですね。面白かった。
冒頭からいきなりHシーンなのはともかく、Hはするけど恋人同士というわけじゃない(まあセフレなんでしょうか)というのは個人的な好みとは違うんですが、キャラクターが魅力的だったので気にせずに入り込めました。
とにかく前作『爪先にあまく満ちている』は攻の寛がダメで、いっそ脇の健児(今作の攻)の方がいいんじゃないのかというくらいだったので。
健児は(こちらでは特に)ホントいい男だった。俺様に見えて世話焼き体質ってこういう攻キャラクター好きだなあ。
和以(受)も最初のイメージからどんどん可愛くなって行くんですよね。このシリーズ恒例の『トラウマ持ち受』ではあるんですが、今までほど行き過ぎてなくて私はそこがいいと思ったんです。
そしてラストのSSが好きだな。コミカルで面白くて、ほのぼので切なさも含んでて。すごく短いんですけどね。
イヤもうキャラクターがよかったんです。メインはもちろん脇キャラクターもなかなか味があって面白かった。まあ、またこの中からスピンオフ行くのか~と思うとちょっと微妙ではあるんですけどね。
ストーリー展開は相変わらずちょっとくどい部分はあるんですが、そう言えば珍しく『壊れた』敵方キャラクターが男だった!うわ新鮮だ。
これ、あとがきで言われていた最初の構想通り『オラオラ×ビッチ』だったら、私はたぶん1回さら~っと読んでそれっきりだったかもしれませんね。あまり好みじゃないので。
トータルではかなり楽しめました。シリーズでは別格というくらい好きですね。
あとがきで言われていたのでは、どうやらこのスピンオフをベースに(本来の『グリーン・レヴェリー』ではなくこちらのなんでも屋『アノニム』を舞台に)さらにシリーズ展開して行くのかな?
↑でも書いたように特にスピンオフは求めてないんですが、続けるという前提なら個人的にはまだそのほうが嬉しいです。
内容は他の方が詳しく書いてくださっているので割愛させて頂きます。
後書きから読んでしまうタイプなので、後書きに前作よりアッパーな方面にかっ飛ばして見ました。とあったのでいきなりエロシーンから始まったものの、まあなるほどなるほど…と読み進められました。
体の関係が先で、気持ちをしっかりと伝え合うのは本当にラストだったので、もどかしい気持ちになりながら二人を応援してしました。
崎谷先生の作品は内容が私には少々濃い(そこがまた好みなのですが)ので、読んでいてどうしても体力を使うのですが、これは先生の作品の中では比較的軽い方かな、と思います。
次は誰の話になるのかワクワクしながら次作を待っていたいと思います。
スピンオフだそうですが、私は前作は読んでないです。
それでも問題なく読めました。
最初からエッチシーンだったのにちょっとびっくりしました(笑)
しかも結構濃厚。
最初がそれだったので、どんなイロものカップルなんだ!?と思いながら読み始めたのですが、内容はそんなにエロエロではなかったです。
攻め様は、何でも屋の社員、健児。ワイルド系のイケメン。強面で、俺様系かと思いきや、面倒見がよくて正義感も強い。
4つ年下の年下攻めですが、健児はなんでもそつなくこなすしっかり者のイメージなので、あんまり年下攻めっぽくないです。
受け様は、カフェの雇われ店長、和以。元モデル。派手な美形で、ちょっと捕らえづらい人とズレた感じの性格だと思います。
冒頭のHシーンの印象だとものすごいビッチみたいなのですが、和以はある意味すごくピュアというか、繊細というか…。守ってあげたくなるタイプ。
お互いの連絡先も知らない冷めたセフレ関係だった二人が、仕事で健児が和以を護衛することで内面に触れて、心も繋がります。
最後のページに、和以が本当に健児のことが好きなんだなって描写があって、きゅんっとして泣きそうになりました。
1ページ目からHしてる二人ですが、ちゃんとおつきあいすることになったのはかなり後半。
後日の短編がちょっとだけ同時収録されてますが、ラブラブになった後のふたりのお話がもっと読みたいな〜と思いました。
ちなみに、ページ数に対してそんなにHシーン多くないですけど、内容はものすごく濃厚で、今までの崎谷先生の作品の中でも一番かも?ってくらいでした。