かえっちょ
darwinism
『C .DARWIN 3』完結直後の発行で、1990年から1995年までの画集となります。
こちら同人誌でありますが、商業誌での絵と半々の画集となり、他にグランの番外一篇が入っています。
この表紙がまたいいですよね。3世代の炎の魔道戦士たちです。
アインが憎悪、カグヤが慈愛、大地がパンドラの箱に残った希望を表現してきるのだそう。
アインが大好きなので、表紙を飾ってくれて本当に嬉しいww
同人誌だからいえる裏話が満載です。
商業誌ではこのようなことは書けませんよね~(笑)
原画との色の違い、苦労話やトラブル。どれも興味深いものでした。
あまりにカラー絵に苦労し「死ぬかと思った」だなんて、同人誌であるのに表紙一つとっても驚くほどの拘りが詰まっているんだなと改めて感服してしまうのでした。
また一つ一つの絵に対するコンセプトが面白いんです。
『C. DARWIN 3』の表紙に対し、詞までつけられているんですよね。
本編中でも叙事詩を作ること度々だし、本当に裏設定が細かい!
因みに個人的に大好きな表紙は、
『ガガーリン』大地サイド、
『アインシュタイン』、
『C. ダーウィン 3』第2部、
『ユークリッド』、
『ガリレオ・ガリレイ』3巻、
そしてこちらです♪
書き下ろしグラン番外は、大橋君とラビの妹のフィエナが空港で出会ったひとときの話。
大橋君はさすが大地の友人、実は普通にチャラさのある若者であるんですよね(笑)
『ES』とは少し違う彼の一面がみれます。
紫宸殿さんは人物の二面性を描くのが本当に巧い。
また彼らの大地とラビに対する想いが見れる、貴重かつ大橋君好きには外せない一篇となっています。