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on blue
先日単行本が出たばかりの、のばらあいこ・西つるみ・恋煩シビト の3作家さんが新連載開始のこの号、影のある刺青が印象的な男の表紙イラストはのばらあいこさん!
今回はその特集です。
onBLUEの特集は毎回作者さんのルーツや漫画家になった経緯など、それを知る事で作家さんの作品の特徴に”なるほど!”と納得するものがあり、他誌の特集に比べ毎度訴えていますがとても興味深いです。
マンガからバンドへ、そして同人へという流れからも作家さんの作品の主軸が見えてくるようです。
そして各作家さんの寄稿があるのですが、九號さんのともみちゃんヤバす♪
対談は、ご本人さんが好きだった作家さんということで藤たまきさんと。
他に「のばらあいこのマンガの作り方」と「ぬるくなるまでまって」のボツネーム。
コミックスと見比べると楽しそうです☆
・・・そして新連載は【寄越す犬、めくる夜】
前作とはうってかわってダークなトーン。カジノバーが舞台。
そこでバーテンをして働く男・亨が主人公。
売上をかすめ取っているのか、何かヤバイ事に手を染めているディーラーの菊池とその彼女。偶然見てしまった社長のモノを咥えている社員の工藤の姿。
なにやらMの匂いを漂わせつつ、ヤクザのカジノバーという背景にこれから一体どういう展開をしていくのだろうか?
また違った面ののばらあいこ作品に期待☆☆
平安愛憎物語が感動的だった西つるみさんは、今回は現代モノ【社員寮に住みまして】
会社の社員寮を舞台に、そこで比較的仲良くつるんでいる3人のうち、2人がデキていることを偶然一人が知ってしまい…という展開が。
タッチも絵柄も軽いトーンに衣替えして、コメディな雰囲気を匂わせながら今後の展開に期待♪
恋煩シビトさんは【バラ色の時代】
ヤクザの息子である為に周囲から避けられ誰とも慣れ合わずきた高校生・片桐が、偶然図書館で出会った右京と仲好くなっていく。
しかし、父親が危篤となり跡目の問題が起き、とうとう逃れられなくなった時片桐は右京を道連れにすることに・・・
シビト流のヤンデレが再び登場しました。ドラマティックを予感させながら、今回はどんな痛さを魅せて行くのでしょうか?それとも甘い展開もあるのでしょうか?
注目で追っかけ中の連載2本
◆秀良子【デラシネの花】寿限無という名前の為か死ぬことがなく現代に生きている寿と死神の出会いが前回。
死を望む寿の願いは聞き届けられず、死神と友人のような交流をするのだが、自身の憤りと感情のはけ口を死神に求める寿。
死神が前作、はじめてもらったもの=金魚を想いだす場面がチラっと登場しリンクを感じさせながら、切ない物語は次回後編で終わりをむかえるのでしょうか?
切ないデス・・・
◆松本ミーコハウス【美しい野菜】ドSの八百屋さんに調教される作家というシチュ。
普通にしていると何でもないよさそうな人の八百屋さんなのに、作家に描ける言葉の一つ一つが何か心に突き刺ささるモノ言い。
だけど彼はそれさえも平然と受け止め、そしてMが開花していくのです!
ゾクゾクします☆☆
今回の初登場読み切りは紀伊カンナさんの【海辺のエトランゼ】最近、こうした滅茶手描き感満載の絵って欲見ますが、これもまたそうで、細かいコマ割りと書き込みが印象的。
沖縄?が舞台だろうか?
男が好きという性癖が親にバレ結婚式直前で逃げ出してきてここにやってきた作家の主人公。彼が出会った気になる少年。
彼との交流を描いてセクシャルマイノリティをさほど重く暗い展開にしないでソフトに展開して見せています。
他連載も色々と
◆阿弥陀しずく【こんなはずでは】リーマンものの等身大ラブストーリー(?)の第二回。両思いになりました♪
◆たなと【スニーキーレッド】暴力をふるうハルにMを開眼させられた三島。三島の愛の告白は、「暴力をふるっていいのはオレにだけだ」・・・痛い関係です(涙)今回で最終回。一応ハッピーエンドなんだけど、こういう歪んだ愛の形もあるのよね。
◆四宮しの【川果町よろづ奇縁譚】奇妙なファンタジー設定が毎回、のんびりした絵なのに妙に引き込まれるこの作品も最終回。自分の本当の顔がない平子くんが、彼を好きという天花寺くんも関係して、とうとう自分の真名を取り戻すお話。
これも単行本がとても楽しみな作品です♪
◆SHOOWA【ニーニィの森】本編はほのぼの、番外はちょっぴり切なく、そして今回はニーニィの森の色男唯一の人間オーウェンの物語が展開されます。
そこにあったのは、オーウェンの過去。そして彼の血筋。陰と陽が混在するこの物語は奥深さを見せています。
◆イシノアヤ【僕と君の冬と春】久しぶりの掲載デス。今回は受験を控え塾の先生をしている恋人とあえてもキスもできないエッチもできないその冬を我慢強く待つ恋人という展開。こののんびりした見えない愛情がほっこり☆
◆ヤマシタトモコ【スニップ,スネイル&ドッグテイル】時間がかなり頻繁に前後して彼等の現在を魅せて行きます。実験的な感じのする作品。きっと単行本になった時にその威力がわかる作品だと思う。
◆依田沙江美【ありあまる富】元編集を頼ってしまう作家というこの関係。毎回少量ページの進展なので、ゆっくりペースです。