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wild fish
人魚などのファンタジーものが大好きです。この作品は、1冊丸々人魚の王子様たち(と言っても2人)のラブストーリーです。おとぎ話と違うのは、人魚は遺伝子の手術を受ければ人間になれて、水に触れれば人魚に戻れるという便利(?)なところです。
◎第六王子・華月×綾瀬
溺れて海の底にいる綾瀬を見付けた時から惚れてしまった華月。綾瀬を手に入れようと綾瀬の会社までやって来たり、家に押しかけて同居したりと頑張ります。
綾瀬の方もただの人間かと思っていたら、実は人と人魚のハーフで。華月に助けられた時に触れられたのがキッカケで本能が目覚めて、発情してしまいます。
その発情を鎮められるのは華月だけで。
そんな感じで体から始まった感じだったけど、華月の溺愛と2人のイチャイチャに萌えました。気持ち良くなると人魚になる成瀬や、華月の父親まで成瀬を好きになっちゃったりとか、設定も面白かったです。
◎第五王子・朔夜×鳥羽
華月を迎えに来たのに、綾瀬の隣人に惚れちゃった朔夜。最初は毛嫌いしていた鳥羽にメロメロになって、骨抜きにされちゃってるのに萌えます。
鳥羽が、朔夜を河童だと思い込んでるのが微笑ましかったです。
緋色れーいちさんは絵柄が好きで読み始めたのですが、この作品は人魚の王子と人間というカップリング。
表紙からも分かりますが、王子が美麗で美しいです。
主な登場人物は4人で、そのうちの2人が人魚の兄弟なのですが、この人魚たちは遺伝子操作の手術を受けて、陸上にいる時は普通の人間と変わらない格好になり、水に濡れると本来の人魚の姿に戻るという設定。
軽いタッチで明るいコメディなので一気に読めました。
表紙になっている攻め様は割と押してくるのですが、受け様が体は許しても心は許さない中々の意地っ張りです。
もう一方のカップルの方が自分達の気持ちと欲望に正直でした。
Hは少なめですが、ほのぼのとした雰囲気がホッとします。