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様々な男同士の恋模様がみれる短編集!
携帯発の短編を集めた物ということで、やたらと展開が早くて、なんだか随分お手軽エッチな感じ。
絵は、むしろweb系コミックにしてはアナログな感じで、コミックスにしてみたら密度が細かすぎて読みにくいって言うweb系にありがちな悪弊に落ちていないところはいいんだけど、もうちょっと画力が欲しい。
お話も、ありがちな設定で単純な展開で、でも、短編にしてはきっちり展開のつぼは押さえてはあるけど、やっぱり浅い感じは否めなくて物足りない。
一応いろいろな新人さんの初コミックスに手を出してみるけど、携帯発とかweb系からはなかなか当たりがでないなぁ
読み終わって複雑な気持ちになった。
こればっかりは個人の趣味・趣向の問題なので仕方がない。
電子配信作品短編を1冊にしたものであるが、こうした場合人気があるから本になるのか、契約にある一定のダウンロード量をこなすと本にするという契約があるのか、裏を探ってしまう。
確かに人気があるものは、それなりに物語的展開のある連作モノであったり、エロが重視でもストーリーがあったりするのは、読んでる読者としても書籍化に納得する部分がある。
果たしてこの短編集、いかにも消耗品的作品の1冊になっているような気がして、あとに残るか?手元に残しておきたい本か?と問われると、それはNOだ。
電子で、その場の暇つぶしに読む作品な気がして仕方ない。
きっとここに萌えを見出す人は、逐一細かな設定シチュと萌えシチュにツボがぴたりとはまるという実にコアでニッチな小さな部分をついているのだろう。
自分的にはそれが中途半端で、いっそこういう話なら18禁同人エロにしたほうが潔くてより面白く楽しめるのだが。
そして、エロエロというよりは「エッチぃ」という表現が当てはまるのです。
エッチに興味のある若年層(ティーンの男女)ターゲットの本なんだろう。
しかしながら、表現しているものは、普通の漫画冊子で心の描写を詳しくしてシリーズ展開なんかする作品と基本の設定はかわらないのです。
その展開が電子であるために短格的でスピーディでわかりやすいという差異を除けば。
比較的この本の中で設定が面白いと思ったのは【俺様俳優に焦らされ攻められ】
俳優に恋したひきこもりが妄想ですでに彼の恋人となっているのだが、この俳優の誕生日に押しかけ襲い受けすると、ツキモノが落ちたように執着心は消え、
代わりに俳優がこの一般男性のストーカーとなるという逆転ビックリがあった。
これは、恋煩シビト作品にも似たようなのがあったが、それと比較しても面白いだろう。
これね、電子書籍で1話ずつ配信された作品6編を1冊にまとめた短編集ですが、
既に配信された作品を購入していると、1800円くらい払っている事になる。
よく確かめもしないで購入したら・・・全て読んだことがあるって(笑)
それでも電子書籍配信でエロ重視の作品だと思っていたシリーズが1冊の本になると
意外に読みごたえがあって良かった再認識しております。
やっぱり紙媒体は読みやすいですね。
電子書籍だと、コミックスは小さくなるので見づらかったりするので、本の良さを
しみじみと感じてしまいます。
各作品の内容は、短編ごとにレビューしているので割愛して、それでもエロも多いけど
意外に内容がしっかりしていて、個人的には好きでした。