恋の靴音

koi no kutsuoto

爱情的旁边

恋の靴音
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×212
  • 萌19
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
14
得点
154
評価数
45
平均
3.5 / 5
神率
20%
著者
青山十三 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
恋のつま先
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784403663765

あらすじ

高級洋靴店に勤務する住田が出会ったのは、靴のかかとを踏んだ生意気な高校生・藤澤。
高級靴を荒く扱う藤澤に怒る住田だったが、彼がかかとを踏む理由を知ってしまい──…。
表題作の二人の話のほか、3カップルの話を収録。
恋する靴屋シリーズ!

表題作恋の靴音

住田,25歳,高級洋靴店店員
藤澤翔太,17歳,高校生

同時収録作品王子と家来/恋する家来の三ヵ条

戸田六郎,20歳,大学生,「家来」
赤坂陽介,20歳,大学生,「王子」 

同時収録作品魔法をかけて

トオル,27歳,ホストクラブの専属スタイリスト
幹久,21歳,No.2ホスト

同時収録作品キラキラの夜に

ヒカル,24歳,No.1ホスト
鈴木高明,36歳,ホストクラブのオーナー

その他の収録作品

  • 恋のチャリ音
  • 恋する家来の三ヵ条 その後
  • キラキラの朝

レビュー投稿数14

いいの〜?

4カップルのお話です。

恋の靴音
高級な靴のかかとを踏んで履いてる高校生と高級靴店員のお話。
あんないい靴をかかとを踏んで許せん!と待ち伏せては靴をメンテナンスするのですが、かかとを踏んでるのには意外な訳があり…。

よくストーカーで通報されなかったな(汗)
大人の包容力で立ち直らせたついでにアソコも勃たせてエッチまで。高校生なのにいいの?

王子と家来
王子呼びが引っかかり。本当に王子ってみんな呼んでて、いいの〜?
王子は本当に王子様だったと思ったら実は…。切ないですね。
でも家来はそばにいられたら何もいらないんですよね(泣)
王子が恋愛感情なのかあくまで家来としてなのか気になります。

魔法をかけて
もう簡単にエッチしすぎ!頑張ってるホストに嘘ばかりついてると空っぽになっちゃうよ。魔法をかけてあげる、女の子の時は本当のことしか言えないんだよ。
って女装させてエッチして。
好きなら好きと言えばいいのに…。

キラキラの夜に
オーナーに3年片想いのNo.1ホスト光。押しても口説いても暖簾に腕押しなオーナー。
でも実は…。しかもそっち!?良かったね♡

サラサラ読めました。

0

どれかはハマるオムニバス

表題作は靴屋が舞台、お次は前作からのスピンオフ、後半2つはホストクラブが舞台です。
4CP出てきますが、設定から萌え傾向まで何もかも違う、バラエティに富んだ1冊。

【恋の靴音】(前後編+描き下ろし) 中立
品川、新宿、四谷と揃っている高級洋靴店で、名前が駅名じゃない店員・住田の登場。
駅で足を踏んできた相手・翔太(DK)が踵を踏んで履いていた高級靴が気になって…、という靴への愛から始まるストーリー。
途中までは必死で食らいついていったのですが、住田の尋常じゃない執着に置いていかれました。
好きなものを雑に扱われてイラつくのも分かるけど、そこまでするかなあ?まあ、しないと話が進まないので仕方ないのですが、異常な執着も、そこからの流れも恋愛に結びつくのが不自然に思えてしまって萌えず…。

【王子と家来】【恋する家来の三ヶ条】+描き下ろし 萌2
『恋のつま先』の収録作【恋のまるごし】に登場した鷹場の異母弟・赤坂陽介の話。
小学生の頃の「俺、ほんとは王子様なんだって。だから六郎は家来な!」という一言から、ずっと陽介の家来をしてきた六郎。
母の死後、陽介が鷹場の家へ入ってからもそれは変わらなかったけれど…。
生粋の王子・功一(異母兄)に心酔して行動をトレースしまくる陽介に、小さな不満を募らせてきた六郎が、ついに反乱を起こします。
ずっと気持ちを抑えてきたのに、相手は好奇心でその辺の人間とチャチャっと…という話は本当に切ない。そして「切ない」は萌える。
前作で登場したときより幼いので、時系列的にはこっちが先かな?
前半と後半でやきもきさせられる側が変わるのも楽しい。
やきもきするということは、それだけ相手に気持ちがあるってことですもんね。
両方とも気持ちはあるけど、それと同時に無神経さがあって、いろいろ擦り合わせながら今後も付き合っていくんだろうなあというCPでした。

【魔法をかけて】 萌
ホストクラブが舞台なので、もしかして前作の新宿が以前勤めていた店かなと思いながら読みました。
さらに「女装」と来たので、新宿にナイスアドバイスをしたミキティ!?と思ったら、まさにミキティでしたよ。
女の子に素直になれる魔法をかけるホスト。でも自分は嘘をついてばかり。
そんな幹久に素直になれる魔法をかけてくれたのは…という話です。
女装苦手なので「萌」止まりですが、そこに衒いがなければもっと萌えるかも。

【キラキラの夜に】+描き下ろし 萌
No.1ホストとオーナーの攻防戦。
オーナーに告白しても相手にされないヒカルは、「3年No.1を取り続けたら、何でもお願いを聞く」という約束を支えにしてきたけれど…。
思いのすれ違いからの、というストーリーでした。

表題作に萌えなかったのが悔しい。
わたしのように靴への愛を理解しきれないと、そこまで執着する理由が見えてこないので、萌えないかもしれません。ご注意を。

0

恋する靴屋シリーズ2作目

今回ハマるカップリングがなかった。
シリーズ通しては萌2です。

恋のつま先
恋の靴音
恋の誘惑
スピンオフ 友達を口説く方法
スピンオフ 恋人を口説く方法
恋の行先
スピンオフ 恋人を可愛がる方法

4つのお話で4カップリングなのですが、ストーリーやキャラに被りがなく、話しが薄い印象にもならなかったので、青山先生お上手!と素直に思ってしまいました。
後半2つは靴屋シリーズではなくホストのお話です。
レビュー見てハマりそうになければ、恋の靴音を飛ばしてシリーズ3作目を読んでも、正直お話は繋がります。

以下、もやっと点
BL漫画ではありがちですが、全カップリング身体の関係になるのが唐突すぎる。

※電子書籍

0

シリーズで一番ピュアな本。

「恋する靴屋シリーズ」第二弾。
前作のレビューで、大人の恋のシリーズと書きましたが、2冊目は大人と高校生の話です。
その他、鷹場さんの弟の話と、ホストクラブ内2カップルの話が収録されています。

「恋の靴音」
高級靴屋店員の住田は、高校生の翔太に足を踏まれる。翔太が履いてる靴はレアな革で作られた一級品なのに、踵をつぶしてるのが住田には許せなくて、翔太を待ち伏せしては靴のメンテナンスをする。

でも翔太が踵をつぶしてるのは事故で踵の骨を砕かれたから。その高い靴も慰謝料で買ったもの。サッカー選手としての未来をつぶされた憎しみを靴にぶつけてる翔太…
そんな翔太に「失ったのは過去(いままで)だけじゃない未来(これから)だろ」と、深い傷は治すのに時間がかかっても良いとやさしくさとして、人に八つ当たりしなかったことを褒める。住田は靴バカの一人だけど、靴より人間の方が大事だってわかってるんだな。
意地っ張りだけど健気な高校生のかわいさに、大人がすっかり参ってしまうストーリーでした。

「王子と家来」「恋する家来の三ヵ条」
靴屋は出てこないけど、鷹場さんの腹違いの弟の話です。
前作で四谷を引っかき回したあの人だ!
六郎は、陽介に「俺ほんとは王子なんだ。だから六郎は家来な」と言われて以来、ずっと陽介に尽くしてる。
陽介は大学生になっても天然なままで、お世話する六郎は大変そう…
いきなり男とキスして、「功一(鷹場さん)がゲイらしいから俺もできるかなって」と、訳わからないことを言う陽介に、さすがの六郎も切れるけど、陽介にはそんなことをしてしまう悲しい理由があったから…
「ずっと一緒にいる」と陽介を抱きしめる六郎がかっこいい!

続編は六郎の言葉を「臣下の永遠の誓い」と受けとっちゃう相変わらず天然の陽介。臣下には褒美を与えようとするけれど、六郎は就活で忙しくて、陽介は放っておかれっぱなし。
今度は陽介が切れるけど、六郎がそこまで頑張っていた理由はやっぱり陽介で…
これからも六郎は陽介に振り回されていくと思うけど、ほのぼの想い合う良いカップルになりそう。

「魔法をかけて」
元ホストのスタイリストと、No.2ホスト。
女性に嘘をつき続けるのは自分の身を削って魔法をかけるようなものだから、回復の呪文が必要って、ファンタジーめいた言い回しだけど、NO.2ホストがスタイリストに抱かれながら癒されていくって話です。ホスト君はイベント衣装をキッカケにドレス系の女装をさせられてます。

「キラキラの夜に」
オーナーに叶わぬ恋をしてるNo.1ホストの光。
3年No.1で居続けたら何でも望みを叶えてくれるって言ったのに、オーナーは本店への移籍を勝手に決めてきて…
光が拉致られた現場に「一等大事なモンなんだ」と乗り込んでいくオーナーかっこいい!まぁ、愛されるのはオーナーの方なんですけどね。

後半2編はホストクラブなのにピュアでゲスさが無くて、私には物足りないかな。
靴屋シリーズもピュア系。もう少し大人の悲哀的なものがプラスされたものが読みたい。

1

続編かと思わせてのスピンオフ

高級洋靴店で、新宿とケンカしていたちょっと強面の住田がメインとなります。
四谷以上に靴に対する情熱を持つ彼の靴を踏んでしまった高校生との出会い。
靴に対する敬意と職人魂に突き動かされ付きまとい、生意気な高校生の、踵を踏む理由を知れば思いもよらぬ情の厚さを見せてくれます。
ドタバタと騒がしく、けれど一度掴んだら離さない力強さで生意気な高校生の痛みを包み込んでくれました。
好みとなりますが、短編なら最後まで致さなくてもよかったかなと思ってしまいます。
書き下ろしの「恋のチャリ音」の過保護でごきげんなテンションが一番ちょうど良くて、これからな感じにうずうずしてしまいます。

他、功一様の異母弟、赤坂陽介の青春時代や、新宿に発破をかけて背中を押した「Barみきてぃ」のママ?の過去。
新宿ホスト時代のNO.1ホストの一途な恋のお話しなど。
いろんな気持ちの詰まった短編集でした。

1

足に目覚めたかも。

踵に傷のある高校生の足を住田さんが舐めています。

この前、読んだ女装もするのに足に脛毛がある美人さんとか、まだ未読だけど笠井あゆみ先生のイラストのおみ足が美しすぎて足フェチに花が咲いたかも。(たぶん、くすんだ色の花)

はいしゃいで自転車に二人乗り。可愛いですね。

藍田光男、美人でエロいと思ったら攻めの人だった…。高明さんも男を抱くのは駄目なのに抱かれるのは大丈夫なんだね。そっちの方が駄目な人多い気がするよ。

この表紙の感じもそれぞれ物語がありそうで面白い。

1

何か物に対して、異常に愛情を注ぐ話が好きなのです。

「恋の誘惑」から読み始め、「つま先」を読んで、最後にこちらを。
靴屋シリーズを期待して読んだら、靴屋さんの話は最初だけなのですね。
矢張り、最初の話が一番萌えました。
しかし、この靴屋さん、店員がほぼゲイって(笑)
住田さんは最後の砦的な感じだったのに、破られてしまった。
他は、鷹場さんの義理の弟さんの話と、新宿くんのホスト時代の同僚二人の話。二人のうち片方のヒカルさんは、本当同僚というだけで靴屋さんのお話とは全く被らないかも。もうひとかたは、新宿くんが飲んでたお店のママ(?)です。女装に目覚めちゃったって事??

で、ただ甘い話も乙女ゲー的なベタ惚れされる話も得意ではない筈なのに、何故靴屋さんシリーズがこんなに好きなのか考えてみたのですが、皆が靴を大好きだからでした。
何か物に対して、異常に愛情を注ぐ話が好きなのです。
まあ、だからオタクなんですけどね(笑)

あと、鷹場さんみたいな、不屈のセレブ攻めも好きです。
鷹場さんも妬くけれど、別れるとか全く考えてないので大好きです。

これはこれで面白かったけれど、靴屋シリーズを期待していたのとホストが不得手なので、☆一個マイナスで。

また続き、描いて下さらないだろうか。

1

良かったです!

青山十三先生の作品はアンソロジーCannaの「逃げたヒツジの捕まえ方」を読んで他の作品も読んでみたい!かきっかけでこちらを購入しました。
「王子と家来」が一番好きです。
幼なじみの洋介と六郎。洋介は自分は本当は王子様、だから六郎は家来と言うところから始まるんですが…母親と二人暮らしの洋介は母が病気で亡くなると本当に大きなお屋敷からお迎えが来ます。
六郎は洋介に「俺はおまえの家来だ」と言い涙のお別れ(;_;)/~~~
かと思いきや引っ越しただけで学校は変わらず(笑)
洋介は現れた本当の王子に憧れ(お兄さん)真似をするようになるんですが、どっか抜けてる王子洋介に何かと世話を焼く家来六郎の関係がとってもツボです!
「魔法をかけて」ホストのお話ですが、イベントで女装ナイトがあり…ドレスを試着しないかと言われメイクアップもされ…そのまま押し倒されちゃうのが可愛くてツボです!

1

靴を大切にしようと思った。

良いタイトルの響きだなと思い手にとったものの、表紙イラストが中年風だったため
発売時は買わないでおりましたが

ふらりと購入してみました。
結果買って良かった。

出会いは靴を踏まれたこと。
高級な靴を踵を踏んではいている高校生に靴を踏まれた・・・
そんな出会い。

靴に興味もないですし
中年男にはもっと興味がないですが、それでも、この作品はとっても面白かったです。

出会いが何にしろ彼の苦悩を受け止め吐き出せたのは誰でもなく、
彼だったろうと思ったからです。

愛情を持った出会いじゃなかったからこそ、相対することができたのではないでしょうか。

1

靴屋さんの続き

BLのお約束とはいえ、件の靴屋さんはとうとう総ホモ化?
住田まで、、、。

表題作は、はっきりと前作の靴屋さんを舞台にしているけど、他のお話には靴屋さんは登場しない。
「王子と家来」は前作で四谷のお相手として登場した鷹場社長の弟の話。
「魔法をかけて」は前作で新宿が愚痴をこぼしに行っていたゲイバーのママが主役。
どちらも、前作より時間的には前のお話で、前の本と読み比べれば、そうだったのかって
思うけど、別にそんなことは関係なしでも、独立したお話として充分楽しい。

2

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う