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koi no kutsuoto
爱情的旁边
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「恋のつま先」に登場したサブキャラたちの、それぞれの物語
4つのカップルのお話です。
それぞれの話の後には、描き下ろしのショートストーリー(後日談)あり♪
3組目のカプだけ描き下ろしがないのが少し残念かな。
(いい話で終わってるとは言え、その後のラブラブを見たかった!)
靴屋、ホスト、大学生…など舞台は色々ですが、どの話もほのぼのした雰囲気の中に少しほろ苦さや切なさがあり、しかしラストは最高にラブラブで幸せそうです。
どこから読んでも大変ハッピーな読後感だと思います♪
個人的に一番気に入ったのは、表題の【恋の靴音】前/後編
表紙のカプです♪
前作でいい味出してた高級洋靴店員・住田×生意気高校生・翔太
「根っからの靴バカ」である住田は、超高級靴を履きつぶして歩く翔太が許せず、付きまとううちに翔太の過去を知り…
過去に大切なものを失った翔太が、靴のメンテを通じて住田と交流することで、また前を向いて歩いて行けそうなラストが良かった。
甘やかしぃな住田に身も心もメンテしてもらえばいいさ♪
男前で過保護な攻めと、大人びて見えるけど意外と可愛いところもある受けという大変好みなカップルでした(*´∀`*)
二組目は、幼馴染の大学生カプ♪
家も外見も佇まいも、文字通り「王子」な陽介君(受)と、彼に長年片思いしている幼馴染・六郎君(攻)
天然タラシな王子のため、年中顔に縦線を走らせ奮闘する六郎君は、家来というより保護者w
王子も家来も可愛いですv 付き合い始めてからはラブラブに♥
パワーバランスは相変わらずだけど、王子×家来は実現しなさそうだw
三組目は、ホストクラブのスタイリスト・トオル×No.2ホストの幹久
普段男前で口が達者な幹久が、トオルに優しくされてペースを乱されてるのが可愛いw
いきなり女装プレイが始まったときは「なんで?」と思ったのですがw
女装の意味も「魔法をかけた」理由もちゃんとあったんですね。
なかなか本音を吐かない大人同士の可愛い話でした♪
四組目は、↑と同じホストクラブのNo.1・ヒカル×オーナーの高明
この本唯一の年下攻ですね。
大好きなオーナーのためホストとして頑張るヒカル。
健気なだけじゃなく、オーナーの本音を引き出すため策略を練る腹黒さもあります。
前半、あまりにオーナーが渋かっこいいので攻だと思っていたのですが、
あれよあれよと受に転じてしまいましたw
寂しい大人が、年下からまっすぐな愛情を向けられ絆されていく様がいいです。
最後に明かされたヒカルの本名には笑ったw
どの話もサラっと読めるのですが、登場人物みんなしっかり描かれていて、人間味あるドラマとなっています。
読んだ後は幸せな気持ちになれる短篇集でした♪
『恋のつま先』で気になった、靴バカの住田!!!
生意気で、めっちゃ高い靴を踵潰して履く高校生と
恋に落ちるとはー!!
そうきたか♪
『恋の靴音』
足を踏まれたことがきっかけで靴バカの血が騒ぎ、
“靴好き垂涎の一足”を粗雑に履かれていたのが許せず
高校に待ち伏せてしまう住田。
相手は反発するだけだったけど、
実は車に踵の骨を砕かれるという痛ましい事故に遭った翔太。
大好きなサッカーも出来なくなり、ユース選抜も流れ
慰謝料で買ったこの靴なんか本当は履きたくないという。
意地になってメンテし続けた住田ですが
翔太の苦しい想いを「辛かったろ」と受け止めます。
実は住田も、父親が怪我をして靴職人として働けなくなり
酒に逃げ道を作ったが母の病死の後、父も亡くなったという過去が…。
誰にでもツライ事はあるけれど、大事な人が傍にいてくれたら
きっと心はいつでもメンテされ続ける、かも。
ちょっと年の差ケンカップルっぽいのが素敵!
『恋のチャリ音』描き下ろし
コーチの話をやはり受けるほどサッカーが大好きな翔太は
日曜、河川敷のグラウンドで行われる交流試合に住田を誘います。
仕事があるから行けないと断ったけど、結局迎えに行く甘さw
実は翔太の後輩・吉野に牽制の意味もあったという大人げの無さ…。
そして翔太は住田に惚れまくりなのね…。可愛い。
『王子と家来』
幼馴染が実は金持ちのボンボン!?で王子の愛称の陽介、
だから友達の六郎は家来!?の主従ラブ☆
母が亡くなるまで離れて住んでいた兄の功一にすっかり傾倒し
何でも真似をするように。
功一がゲイだからと、男にキスを試してみる陽介に
我慢の限界が来てキツイ言葉を浴びせる六郎ですが
陽介はその富豪と血のつながりはなく、
今住んでいる場所も、幼い頃母と一緒に暮らしていた
狭いアパートへ招かれ愕然とします。
陽介が金持ちじゃなくてもずっと側にいたいと
ずっと胸に秘めていた想いを告白する六郎でした。
『恋する家来の三ヵ条』
『恋する家来の三ヵ条 その後』
ずっと一緒に傍にいると言ったのに、六郎は就活真っ只中で
放っておかれ面白くない六郎です。
せっかくサッカー観戦のチケットも
六郎の誕生日に用意していたのにすっぽかされ…。
「俺をほっとかない!約束を忘れない!俺だけ見てろ!!」と
泣きながら訴えられ、胸キュン…のはずが
「痛くしない!!」が追加され四ヵ条にw
リバ希望!?の陽介ですが
功一の方がきっとHも上手だろうと推測し
功一にとられたらマズイ!としなくてもいい心配をして
結局リバなしになったとさ☆
『魔法をかけて』
ホストクラブ№2の幹久は
店専属のスタイリスト・トオルに優しくされて
女装ナイトの時に化粧をほどこされ
女の子の恰好の時は素直になると魔法をかけられ
そのまま体を繋げますが
トオルが元ホストと知った途端、
それが本心ではないと疑い、泣けるほどツラくなります。
客とアフター決め込もうとするも、そんな気になれない程。
待っていてくれたトオルに本音を言えなかったけれど、
自ら女装して“ミキ”になり、ようやく告白してハピエン♪
『キラキラの夜に』
№1ホストのヒカルは、店のオーナーに片想い中。
三年連続で№1になったら何でもお願いを聞いてもらう約束をしたのに
本店の移籍をご褒美だと言われてしまう。
その本店のホストに絡まれたヒカルを助けに行ったオーナーは
ヒカルを一番大事に思っていることを白状してしまいます。
絡まれたのは演技だったのですが、
まんまと騙されたオーナー、ヒカルに美味しく食べられちゃう!
…オヤジ受け好きの皆さん!!こちら素敵なHですよw
『キラキラの朝』描き下ろし
事後の足腰立たないオーナーを見てニヤッと笑うトオル!
ホスト話は得意じゃないのですが
心温まるラブストーリーだし青山さんだし好き!(完全に贔屓目!!)
大人だけど情熱があって、
ほのぼのしてるけど決め時には気障なセリフと共に熱い想いが伝わって来る。
青山さんの作品は「大事な人には素直になりたいな」と
思わせてくれる優しさに溢れています♪
BLのお約束とはいえ、件の靴屋さんはとうとう総ホモ化?
住田まで、、、。
表題作は、はっきりと前作の靴屋さんを舞台にしているけど、他のお話には靴屋さんは登場しない。
「王子と家来」は前作で四谷のお相手として登場した鷹場社長の弟の話。
「魔法をかけて」は前作で新宿が愚痴をこぼしに行っていたゲイバーのママが主役。
どちらも、前作より時間的には前のお話で、前の本と読み比べれば、そうだったのかって
思うけど、別にそんなことは関係なしでも、独立したお話として充分楽しい。
良いタイトルの響きだなと思い手にとったものの、表紙イラストが中年風だったため
発売時は買わないでおりましたが
ふらりと購入してみました。
結果買って良かった。
出会いは靴を踏まれたこと。
高級な靴を踵を踏んではいている高校生に靴を踏まれた・・・
そんな出会い。
靴に興味もないですし
中年男にはもっと興味がないですが、それでも、この作品はとっても面白かったです。
出会いが何にしろ彼の苦悩を受け止め吐き出せたのは誰でもなく、
彼だったろうと思ったからです。
愛情を持った出会いじゃなかったからこそ、相対することができたのではないでしょうか。
青山十三先生の作品はアンソロジーCannaの「逃げたヒツジの捕まえ方」を読んで他の作品も読んでみたい!かきっかけでこちらを購入しました。
「王子と家来」が一番好きです。
幼なじみの洋介と六郎。洋介は自分は本当は王子様、だから六郎は家来と言うところから始まるんですが…母親と二人暮らしの洋介は母が病気で亡くなると本当に大きなお屋敷からお迎えが来ます。
六郎は洋介に「俺はおまえの家来だ」と言い涙のお別れ(;_;)/~~~
かと思いきや引っ越しただけで学校は変わらず(笑)
洋介は現れた本当の王子に憧れ(お兄さん)真似をするようになるんですが、どっか抜けてる王子洋介に何かと世話を焼く家来六郎の関係がとってもツボです!
「魔法をかけて」ホストのお話ですが、イベントで女装ナイトがあり…ドレスを試着しないかと言われメイクアップもされ…そのまま押し倒されちゃうのが可愛くてツボです!
『恋のつま先』の靴屋店員・住田の話と、王子さまと家来の話と、ホストの話と、どれもそれぞれに感じたのは、可愛らしさでした。
一番好きだったのは、ホストの話だったのですが☆
【恋の靴音】
朝、住田の靴を踏んだ高校生が穿いていたのはかかとを潰してはかれている高級ブランドモーガンの靴。
こんな素晴らしい靴を!と怒り心頭の住田は待ち伏せしては、その高校生の靴をメンテするのですが。
その高校生・藤澤は実は将来を嘱望されたサッカー選手だったのですが、足の怪我でその将来を断たれ悩み苦しんでいた。
その靴は事故の慰謝料で買った靴だという。
自暴自棄になった藤澤が何でも高いものを買ってやれと、きっと考えも無しに選んだ高級靴がモーガンだったのでしょうね。
そんなことは書かれていませんが、この設定をこじつけととるより、藤澤の悔しさが感じられる設定だったのではないでしょうか。
住田・・・とうとう出ましたね♪
彼はどんな人と組み合わさるんだろう?一見ぶっきらぼうで前作では堅物っぽい印象のあった人だったのですが、やはり・・・なちょっと頑固な面は、藤澤への執着(藤澤の靴?)でわかりました。
そして面倒見がよくて人がいいんだって(笑)
心の傷は、身近にいる人々より第三者のほうが癒されるんだって、そんな展開を見せながらきっと「こいつ、かわいいな~」という庇護欲を掻き立てられ、方や「この人といると素直になれる」という安心感を与えられ、そうして成立していく関係。
若干住田が欲望に負けた感があるものの(w)オカンな住田にぴったりの組み合わせだったのでは?
一番気に入ったのはホストもの【魔法をかけて】と【キラキラの夜に】でした。
一見ファンタジーなお伽話めいたお話、ともとれるのですが、何かツボを刺激するんです!
場末の三流ホストクラブの№2のミキヒサは、お客に魔法をかけてあげるのが仕事。
言葉の魔法によってお客の女の子が夢を見ていい気分になる。
でも、それを疲れているでしょ?といって、なら自分がミキヒサに魔法をかけてあげるといってくるのが、元ホストで現ホストクラブのスタイリストをしているトオル。
年末年始の女装ナイトの試しといって女装したミキヒサに、女の子の時は本当の事しかいえないんだよ、と魔法の言葉を・・・
この女装というのはきっとテーマであるのだろうけど、自分でないものに、日頃自分が奉仕している相手の性に自分がなることで、奉仕される側の快感と心地よさを知る。
と同時に、それが日頃自分がしている事と同じと気づいた時に、トオルの言葉は嘘なのではないか?という疑問が生まれ。
一見簡単だけど、この「魔法」がとても魅力的で迷路のようで、見せると同時に読ませるのです。
心をついたそこが何か、やられた!って感じがします。
もう一本はそこの№1ホストのヒカルの片想いの話。
オーナーが好きでずっと3年間№1だったら願いをきいてあげるという言葉を信じ、励みにして頑張ってきて、そして達成された日、
ヒカルに用意された贈り物は本店への移籍・・・
どうしても手に入れられない大好きな人。
思われているのを知っていて、自分を徹底的に彼の裏方として彼を高みに上らせたい思いを優先するオーナー。
ここでヒカルが出した結論がまた、超ビックリで!!!
まさかよもやの、、、でも、、、好き♪
おっさんの騎乗位って何かエロいです~!!
あと一本は王子と家来の幼馴染のお話は、これまたかわいらしいお話でした。
短編だけど読ませ方が上手いというか展開も唐突だったりする部分もあるけど、その過程が好きだから許せてしまうという、得な面を持つ作家さん?
そして、さらっとした絵柄なのに、何故かエロさを感じるというギャップもまた魅力なのです。
「みつきにいちど」に次いで青山さんの本は2冊目です。
どちらも短編なので色んなキャラが出てきますが、全体的にこっちの本の方が好き~
イイ男キャラが多いからかなw
特にお気にいりなのは、
「恋の靴音」のオッサン呼ばわりされてる(25歳なのにw)靴屋の住田♪
これ、「恋のつま先」のスピンオフなんですね~
また読みたい本が増えたっ
靴屋の住田には敵わないと思いますが、
わたしの周りにも靴好きで靴の手入れが趣味~みたいな人が複数人いますw
手入れを怠っている色の剥げた靴を見ると、靴がかわいそうで見てられないらしく、
実はわたしも「磨こうか?」と言われたことがあります・・・(はい、恥ずかしいことですよね・・・)
なので、このお話の入り口はとても身近な感じがしました♪
大事にしている自分の靴を踏まれ、頭にきて、
その踏んだ相手が、
高級靴を手入れもせずにカカトを潰して履く高校生なもんだから、さらにイライラ!!
その高校生を見つけ出して、ムリヤリ靴の手入れを~~~
って、そんな始まり♪
(詳しいあらすじは下のレビューをご覧下さい~)
なかなか素直にならない高校生の子相手に、
偉そうだし、押し付けがましいし、しつこいけど、とっても真っ直ぐで包容力をのある、住田。
ちゃんと気持ちを受け止めてくれる大人って素敵だ。
「さっきから勃ってんじゃね――か、あ、ドーテーか」
「あんただって勃ってんじゃね――かっ」
「ばっか、触んじゃねぇ!!」
なんて、ぎゃあーぎゃあー言いながらエッチに流れていくのもいいし、
事後、自然な雰囲気で過去話を語るのもとても好きだったな。
あ、描き下ろしの、自転車でのお迎えも可愛かった♪
靴をこまめに手入れして大切に履いている人は、きっと恋人もちゃ~んと大事にするんだろうな。
ずっと続く幸せな未来が見えるようで、心があったかくなりました~
手書きの白抜き文字がどうにも見にくい・・・
と思ってしまったのですが、それだけ手が込んでいるってことかな?
ちょっとレトロめだし、あっさり風味な絵だけれど、
大事に丁寧に作られているのが伝わってくる感じで、素敵な本だと思います。
この表題作以外にもほっこりするお話が詰まった、明るい気持ちになれる一冊です。
「恋の誘惑」から読み始め、「つま先」を読んで、最後にこちらを。
靴屋シリーズを期待して読んだら、靴屋さんの話は最初だけなのですね。
矢張り、最初の話が一番萌えました。
しかし、この靴屋さん、店員がほぼゲイって(笑)
住田さんは最後の砦的な感じだったのに、破られてしまった。
他は、鷹場さんの義理の弟さんの話と、新宿くんのホスト時代の同僚二人の話。二人のうち片方のヒカルさんは、本当同僚というだけで靴屋さんのお話とは全く被らないかも。もうひとかたは、新宿くんが飲んでたお店のママ(?)です。女装に目覚めちゃったって事??
で、ただ甘い話も乙女ゲー的なベタ惚れされる話も得意ではない筈なのに、何故靴屋さんシリーズがこんなに好きなのか考えてみたのですが、皆が靴を大好きだからでした。
何か物に対して、異常に愛情を注ぐ話が好きなのです。
まあ、だからオタクなんですけどね(笑)
あと、鷹場さんみたいな、不屈のセレブ攻めも好きです。
鷹場さんも妬くけれど、別れるとか全く考えてないので大好きです。
これはこれで面白かったけれど、靴屋シリーズを期待していたのとホストが不得手なので、☆一個マイナスで。
また続き、描いて下さらないだろうか。
踵に傷のある高校生の足を住田さんが舐めています。
この前、読んだ女装もするのに足に脛毛がある美人さんとか、まだ未読だけど笠井あゆみ先生のイラストのおみ足が美しすぎて足フェチに花が咲いたかも。(たぶん、くすんだ色の花)
はいしゃいで自転車に二人乗り。可愛いですね。
藍田光男、美人でエロいと思ったら攻めの人だった…。高明さんも男を抱くのは駄目なのに抱かれるのは大丈夫なんだね。そっちの方が駄目な人多い気がするよ。
この表紙の感じもそれぞれ物語がありそうで面白い。
高級洋靴店で、新宿とケンカしていたちょっと強面の住田がメインとなります。
四谷以上に靴に対する情熱を持つ彼の靴を踏んでしまった高校生との出会い。
靴に対する敬意と職人魂に突き動かされ付きまとい、生意気な高校生の、踵を踏む理由を知れば思いもよらぬ情の厚さを見せてくれます。
ドタバタと騒がしく、けれど一度掴んだら離さない力強さで生意気な高校生の痛みを包み込んでくれました。
好みとなりますが、短編なら最後まで致さなくてもよかったかなと思ってしまいます。
書き下ろしの「恋のチャリ音」の過保護でごきげんなテンションが一番ちょうど良くて、これからな感じにうずうずしてしまいます。
他、功一様の異母弟、赤坂陽介の青春時代や、新宿に発破をかけて背中を押した「Barみきてぃ」のママ?の過去。
新宿ホスト時代のNO.1ホストの一途な恋のお話しなど。
いろんな気持ちの詰まった短編集でした。