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ichi ni no san
読み始めから3分で爆笑してしまった。
ぶんちゃんの家は、銭湯。たまにぶんちゃんも番台に座る。
ふざけてチョコにおっぱいを揉まれて以来、恋ではないかと、幼馴染にときめいてしまう主人公のブンちゃん。
何時かチョコに胸を揉み返してやろうとほくそ笑むブンちゃん。
二人の間に入っている女の子、鈴ちゃんがキュート。
想いが実るのか、勘違いで終わるのか、興味を読者に持たせて物語が進展していきます。
幼馴染としての好き、ともだちとしての好き、特別な好きの違いを体験していく過程が、可愛らしかった。
神。
ぷくさんのかわいい青春モノ、今回もキュンキュンしちゃいます♪
以前ハムスターに似ているから名前からもじってハムちゃんという主人公がいましたが、今回は名前をもじりさらに文鳥に似ている(?)からブンちゃんという主人公が(笑)
さらに相手には苗字が猪口でチョコレートになりたいというほどチョコが好きだからニックネームがチョコというのもあり、毎度そのネーミングにはクスっとさせられるものがあります☆
幼稚園の頃からの幼馴染のチョコと鈴(女子)、中学校から仲良しになったブンちゃん。
この三人は高校に入っても同じクラスで同級生、3人でつるんで一緒にいるのが楽しい仲良しトリオです。
実はブンちゃんは中学校のとき、チョコに胸を揉まれたのがきっかけで意識し始めて以来、チョコが好きなんです。
そんな3人組の均衡が崩れるのが、鈴ちゃんに彼氏が出来た時。
お誕生日にあげたケーキが落ちそうになった時偶然してしまったキスに気まずくなりチョコを避けるブンちゃんですが、同級生の苛めっ子男子二人が付き合っているのを目撃して来、ブンちゃんは彼等と仲良くなりチョコとはちょっと距離があくように。
淋しいと思うチョコ。
こんな友情が愛情に変わる話は、ずっとずっと仲良しで一緒にいたのが当たり前だったほどに難しい~!
特にチョコはふざけてるんだかマジメなんだか、彼の真剣がわからないから余計にブンちゃんは悩むのです。
ブンちゃんがね、何か健気で~♪
背は高くないけど、そこそこイケメンらしい(?)で成績もよくて空手を習っていて実家が銭湯なんだけどお手伝いもしている。
チョコに認めて欲しくて頑張ってるんだけど、その努力している姿を見られたくないって思ってひとりで頑張っちゃうんです。
何かいじらしくてね~おばさん、うるうるしちゃったよ。。。
母親がギックリ腰で仕事ができないときにひとりで平気って言いながら皆の強力を断って、でも察したチョコと鈴ちゃんが手伝いに来て、やっぱり友達っていいな~っても思わせる。
でも、この友達が曲者!
ブンちゃんはいいのです、しっかり意識しているから。
問題はチョコです!
チューの意味とか、平気で「僕はブンちゃんの一番じゃなきゃ!」って言ってるそれは恋人としての言葉と態度なのか?
一見すると天然風味の子供っぽい言動で、怪しくなっちゃう。
でも、間違いなく一番は一番なんだよね。
きっとチョコはスケベに違いないと思うんだ(笑)
さりげない接触、キス止まりだけどギュっと抱きしめたり手をつないだり、
恋のういういしさ、人を好きな気持ちの一途さと純粋さ。
まだちょっと子供っぽいけど、高校一年ってこんな感じがいいよね♪とあったかいほっこり・・・出ました!自分の弱いところwww・・・これがすごくいいのです。
コミカルでテンポよく読めて、時々気恥ずかしいようなキュンがあって、癒されました。
難しいことは一切なしのなごみ系なので、読後にふわふわ幸せな気持ちになりました。
強がったり嫉妬したりしながらも、ブンもチョコも感情表現が素直で、心が洗われるようでした。
モブのようで意外と目立っていたリーゼントくんも、すごく可愛かったです。
ただ、今までの奥山ぷく作品より少し物足りなかったような…
チョコのブンに対する「好き」が、いつから明確に恋だったのかがよく分からなかったです。
作画も頭身が低いせいなのか、不安定になっていました。
表紙の絵と裏表紙の説明文から、もう少し肉食な思春期男子を想像していたため、肩すかし感もありました。
色気は「耳ヨリ」や「背のび」以上に無かったです。
でも可愛かったし面白かったので、繰り返し読んでいます。
次作もまた、レーベルに関わらず作家買いすると思います。
全体的にとても可愛らしいふわっとしたイメージの作品ですね。
幼なじみ同士、それに女の子が一人いて3人で仲良しグループ、まぁ、ありがちかな。
しかし、女の子は成長も早いので、しばらくしたら彼氏なんかが出来てたりします。
そして、残った男二人は相変わらず仲良し関係なんですが、銭湯の息子くんの
ブンちゃんは、中学のある事がキッカケで甘いチョコが大好きなチョコくんに
片思いしてるけれど、思いを告げる気はなくて、今まで通りでいいと思っている。
しかし、そんなほわほわな時代も少しずつ変化していくわけで、
同性だとか、色々考える事はあるけれど、シンプルに好きだから仕方ないって
当たり前のことだけど、これがなかなか簡単にいかないのも世の常で、
すれ違いながらも、少しずつ育っていく二人の思いを描いたほのぼの作品でした。
表紙の左がチョコで右がブンちゃん。
ブンは小さくて見た目かわいらしいけど、性格は男前。
チョコは見た目イケメンなのに、言動はちょっと幼い(笑)。
奥山さんは絵が好きなので、ひたすらかわいいです。
チョコの幼馴染みの鈴もいい子で、周りにそれなりに人気のある者同士が、子どもみたいにいつまでもキャッキャッしてるのって、端から見たら楽しいだろうなぁと思う。
キス止まりなのですが、チョコもブンも初めての恋人のはずなのですが、チョコのふいうちのキスの角度(?)がえらいかっこいいです。
自分でスケベと言ってますが、この子は今後、ブンちゃん限定で天然タラシな気がする。
それで何かブンちゃんの隠れたフェロモンとかが出てしまって、チョコもヤキモキすればいい。
奥山さんの作品を読むのは2冊目なんですが、この作品もほのぼのとした作品でした。
主な主人公は幼馴染で仲良しの3人組。男の子が2人で女の子が一人でみんな同じ高校に通っています。
この3人は他の人から見たら入るスキのないほど仲がいいのですが、とても絆が強い友情をお互いに持っていて、こんな友達がいたらいいな~と思わせてくれる作品でした。
ただ、この友情が強いためにラブへ進むのはとてもゆっくりで…かなり焦らされました。
実は冒頭から男の子の一人、小柄なんですがとっても男前な性格をしているブン視点で語られていて、恋心も最初から分かっているのですが、友人という壁がぶち破れない、という流れです。
Hもないので、ほのぼの系のお話が好きな方やBL初心者の方にもお薦めだと思います。
相変わらず可愛い、奥山ぷく先生の作品でした^^
男2人、女1人の仲良しグループ。
ブン(♂)はチョコ(♂)に片思い中です。
3人の関係を壊したくないなか、鈴に彼氏ができ、
続けてきたトライアングルな関係が崩れていきます。
ブンに次いでチョコもブンを意識し始めるのですが、
ブンと違ってチョコは、新たな関係に進むのもいいんじゃない?
なんて思っています。
男同士だからと悩むブンですが、
気付いた答えは超簡単!
〝好きなものは仕方ない〟
確かに、これにつきますよね!
同性だろうが、おっぱいが無かろうが関係ない!
好きだから好き‼︎
このシンプルな考え方がとても清々しくて良かったです。
少しドタバタしたお話なので、
奥山作品を読み慣れていないと違和感を感じてしまうかもしれません……
ファーストぷく作品としてはオススメしませんが、
可愛いお話に、とても癒されました。