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作家買いです。
立野先生の作品は絵がキレイでサラッと読め、少しファンタジー的な雰囲気になる作品が多いところも好きです。この作品は怪盗もので、どファンタジーでした。
また、某人気作品をオマージュしてる内容となっていて、元ネタを知っている分、読んでいて二度おいしかったです。元ネタの方では悲恋要素もありましたが、こちらはハッピーエンドなので安心して読めます。
来人は経験豊富そうです。
なにかそこがツボでした。
続編があったら読んでみたいです。
この前に別の本を読んでいて、ナゾかけもエロもきちんと盛り込む先生だったので、あっさりしすぎた感じがあって残念。
ナゾかけは面白いんだけど、他の作品の方が面白いかなという感じが強いです。
ラストも、非BLでまったく別の作家さんの話(原作は小説)にあったのを、またもや直前に読んでいた(内容はまったく違います)ので、頭が混乱してしまったのもあるかもしれません。
BL要素はあっても刑事VS怪盗の方に目が行ってしまったので、BLとして読めなかった感じもあります。
リアルにはありそうでないですね、怪盗って存在。
というかそれを可能にするような「盗まれるべき動機」を持つような悪党がいるとかもっとない。
盗まれたものを「盗り返す」という解決方法も変。盗まれる方がまぬけで変。
そういう意味で現代ものの様相なのに相当なファンタジーな話です。
もちろん刑事が怪盗に惹かれていってしまうというのも・・・
そして、捕らえるべき相手が実は憧れているやさしいマスターという現実で、
そこを三角関係と書きながら帯の段階で「なぜ気づかない」級に変装が甘い。
毎回のように簡単な仮面をつけているだけにもかかわらず気づかないうすまぬけさが
さらにおい!と言いたくなる所が。
烏丸以外の両者を知る関係者は「ばれてる!」と思ってるのではないだろうか?
実際「いろいろヒント言っちゃいけません」とたしなめられてるし。
オチだけは「えっ!?」だったのですが(最後に刑事が盗まれると思ってた)
それ以外はベタなボケをベースにしたベタな話に感じました。トリックも。
その上で相変わらずの「乾燥っぽさを感じるカタい表情」が段々気になってきてるのです…
半開き口の割合が凄く高い性ですかね。でも大抵そうですよね。なぜそう感じるんだろう。
中立と萌えとのボーダーライン。
この人の本の中ではあまり面白い方とは思いませんでした。
怪盗と刑事ものとしての設定はありがちで、ある目的悲願のために怪盗をしてる
受け様とそれを追い詰める刑事との許されざるラブの行くへ。
設定も展開もありきたりで目新しいものは全然ないと思った方がいい作品だけど、
逆に言えばラストが見えるから安心して読んで純粋に楽しめる作品かも知れない。
怪盗として全ての目的を遂げる時に、刑事との追いかけっこみたいな関係が終わる。
それが寂しくて、いつの間にか心を奪われていた怪盗さん。
でも刑事の攻め様もまた、奪われていたと言うお話で、ラストも完璧ハッピー作。