いと、うつくし

いと、うつくし
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
30
評価数
10
平均
3.2 / 5
神率
10%
著者
北別府ニカ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784403663727

あらすじ

研修で日本にやってきた、日本オタクのフランス人ドニス。
思い描いていた控えめなイメージとはかけ離れた日本人の実情にショックを受ける。
そんなドニスの前に現れたのがホームステイ先の高校生ユウヒ。
小さくてかわいくて甲斐甲斐しいユウヒに心ときめかせるドニスだけど……?

「カシミヤ、ウール、モヘア、ぼく。」「ゆとりのススメ」も同時収録。
日本オタクのフランス人と大和撫子高校生のスイートラブ!!

表題作いと、うつくし

研修で日本の出版社に来た ドニス・モリナロ 24歳
ホームステイ宅の編集長の息子 高校生 安西ユウヒ

同時収録作品カシミア、ウール、モヘア、ぼく。

雪の日に遭難したことのある大学生 20歳 シゲル
一緒に遭難した幼なじみ 喫茶店員 サキ

同時収録作品ゆとりのススメ

国際営業部アシスタント 平成生まれ 秋山翼
同じ部署の先輩 昭和生まれ バツイチ 多喜田省吾

同時収録作品別・ゆとりのススメ

多喜田と同期 国際営業部 向原 元家庭教師
外国でバックパッカー 帰国しては転がり込む元生徒

レビュー投稿数7

メイドインおフランスオタ~

幼少時に見た日本のアニメですっかり日本びいき&行き過ぎてオタクになっているような
フランス人の攻め様と、攻め様の日本での3か月研修のボスの息子であるステイ先の
受け様との胸キュンラブなのです。

日本にどれだけ夢を見ているんだと思うくらい憧れてる攻め様なのですが、
ファーストインプレッションは怖いの一言、編集者での研修で、日本に来たときに
ちょうど編集部の校了にかち合い、ハイテンションのボスたちに怒涛の歓迎会をされ、
夜分にボスの家にいたのは、ちんまりした愛想のない息子さん。
攻め様は一気に日本が怖いと不安になるが、翌朝目覚めて受け様を見た時、
そして、話をした途端、やっぱり日本は最高なんて状態になり、日を追うごとに
受け様の事が可愛くて仕方なくなる。

3か月の短い研修期間でどんどん受け様を好きになり、このままじゃ帰れない状態。
そんな思いが爆発して受け様にキスしちゃう。
冷静になったとき、攻め様は土下座で平謝りだけど、その時の受け様の男前ブリは
やっぱりヤマトナデシコではなくて、日本男児ここにあり!なんて雰囲気でしたね。
二人の未来はきっと明るいなんて思わせるコミカルテイストの萌えラブです。

2

萌え萌えきゅん!萌え萌えきゅん!

アキバ系オタクフランス人と高校生のラブロマンス。
北別府先生のぽわぽわ~と可愛い絵が
題材にマッチしてて良かったです。
可愛い作品でした。

あと、短編がありましたけれど
そちらもよく纏っていたと思います。
短編にするには勿体ない題材かな?って感じました。

でも、フランス人にしてはピュアすぎかな?と。
もう少しシャキっとしててもいいかな~と思いました。
オタクならではのマニアックさとかもなく
かなりピュアフランス人って感じでした。
もう少しオタクっぽくてもいいかもしれません。

0

可愛いけれど、もうちょっと?

なんだか明るくてカラフルな表紙♪
おっと~帯で隠れててよく分からなかったけど、
フランスと日本の国旗が結び合わさっているのですね~☆

そう、今回の表題作の攻めは外国人☆フランス人なのです~
ニカさんの描く攻めらしく(?)青い眼で金髪だけれど、あんまりステキじゃあないw
イケメンなのに、日本オタクでヘタレで、24歳にして童貞です☆
でもこういう日本が大好きな外国人って、すごく思い描き易い、いそう~っ

キラキラ、ガチャガチャ、カラフルな日本に憧れて、3ヶ月の研修で日本にやって来ました。
研修期間中はボスのお宅にホームステイ。
そして、そのボスの息子、高校生の男の子の大和撫子さにホレるのです♡
一生懸命お世話をしてくれて、一緒に銭湯や秋葉原に行ったり、同じ布団で寝たり。
まぁ、そりゃホレちゃうよね、高校生くんの笑顔、反則の可愛いさだしね♪
でも、研修期間はたった3ヶ月!
さてさて、ふたりはどうなるのやら??

ボスの息子(しかも高校生!!)に、
フランスに帰る分際のヘタレが手を出せるのかーーー??
カバー裏には「えーーそうなの!?」っていう事実が載っていますw
ぜひカバーは、表題作を読み終わってから外してみてくださいね♪

■「ゆとりのススメ」も可愛かったですよ♪
ゆとり世代、平成生まれの男の子の、
年上に悪気なく失礼な物言いで、図々しいんだかバカなんだか、よく分かんないとこが魅力☆
なのにヘタレなとこもあり、でもスイッチが入るとエロには積極的っぽい☆
この子、枯れ専でw
おじさん相手に攻めっぽいのですが、残念ながらその場面がちゃんとはナイのですっ!
嗚呼~、おじさん受け、しっかり見たかったよ~~~(泣)

正直もうちょい、切なさかエロさのスパイスが効いていると、嬉しかったな~
でもそうは言っても好きなんですけどね。
だって、ステキじゃあなくても(?)、
やっぱりニカさんの描く男の子たちは、とってもキュートだもの♪

2

やわいきゅんきゃわ

ニカさんの絵柄は本当に柔らかいなぁとしみじみ。
そして、「きゃわいい」。
可愛いとか美形とかそんな日本語では物足りない、ほわっとしてふわっとして、正に「きゅんとしてきゃわいい」なのです。

表題作は、日本オタクのドニスとホームステイ先の高校生・ユウヒのお話。
その他に、
・雪がトラウマのシゲルと、いつもそれを振り払ってあげていたサキのお話『カシミヤ、ウール、モヘア、ぼく。』
・バツイチで国際営業部の多喜田と、ゆとり丸出しで実は枯れ専の秋山のお話『ゆとりのススメ』
が収録されています。
表題作も含め、私が特に好きだったのは、『ゆとりのススメ』。


もうこの秋山、「今時の若い女の子のノリ、チョー苦手」とか言っちゃう辺りがもう今時感半端ない(笑)
「いい意味のビンテージ感」とか絶対馬鹿にしてるでしょ、褒めてないわよ(笑)
そんな天然だからこそ憎めない、ちょっと得した性質な秋山。
一方、彼に懐かれた多喜田はちょっと気おくれするのだけれど、離婚原因を聞かれて説明すると秋山の方が泣いたり、
「今時の子なのに、見た目に反していい子だ」
と認識し始めます。
ウザくて半端ないのに、一緒に居ると楽しいし彼の魅力をどんどん知る事になっていく多喜田の動揺!
二人がくっつく時も、秋山の赤らめた顔と相手に背中を押された言葉にずきゅんと来ました。

もし描いて下さるのなら、ドニスとユウヒのラブラブフランス編とか観てみたいなーと思います♪
ほわっとしてきゅんっとしたい方には、やわいこちらをオススメします。

2

ヘタレだけどフランス人なら恋愛上手?

北別府ニカさんと言えば
・爆発した感情表現
・圧倒的な口力(「ろか」じゃなく、「くちりょく」と読んでください)
・極端すぎるヘタウマ
です。

特に顔の表情については勢いで書いたような雑さがあります。
まずこの雑さで回れ右する人にはおすすめできないです。
特にこの本は非常にヘタ絵が多いなぁ、と・・・。
そうだからこそ「ちゃんとした表情」のインパクトがあるのですが。

そうせざるを得ないのが「いと、うつくし」のドニスの性格。
日本オタクでヘタレで、しょっちゅうときめいているせいで、
とにかくオロオロオタオタしていることが多くて(○~○)な顔していることが多いw

北別府さんの本にしては肌率高い気がします。
もっともその「肌」は安西が銭湯に連れて行った時のジャパニーズスタイルだったり
浴衣だったりするのですが、ドニスにとってすりゃもうムラムラの対象ですよね。
「僕が一番危険かもしれません!」と萌えを自覚してから実際に告白するまでに弟に呆れられるくらい夢見る人になってたりしますが、
いったん火がついたら流石フランス人。日本語の語彙力はまだまだ不足なはずなのに熱い告白をどんどんしていきます。

ただ単に熱いだけじゃなくてアホな面もいろいろありますけどね。
「こんなに大きいのに」「えっ」「いやらしい意味じゃないよ、おっきくしないで」
はははは・・・w
銭湯でも触れられていましたが、やはりヨーロッパサイズは大きいようですね。

2

思い出せないけれど、似た感じ。

ニカさん大好きです。
作家買いです。

新刊として発売日に購入しましたが、
読んでいると以前と同じ作品?と思ってしまいました

似た設定の作品が多分過去あったのかなと
思いました、私の記憶違いであればすみません。

ニカさんの描く、デカイのに涙系攻めの子は可愛いです。
涙嫌いですがニカさんの描く涙担当男の子は
可愛い。

二頭身キャラや絵柄がかわるのも
キュートで好きです。

表題ではない作品
カシミア、ウール、モヘア、ぼく。
大好きでした。タイトルも可愛い
暖めてくれてる天使!

幼少期もめちゃカワイイ。幼少期の絵になると
バランス崩れる作家さんよく見かけますが
ニカさんは全くそれがない。

可愛いとしか表現できませんが
好きです。

0

かわいいファンタジー

どれもかわい目の、ライトなキュンが詰まった作品。
なんだけど・・・かわいいおとぎ話だね、で終わっちゃう残念さがつきまとう。
別にリアルを持ち込むわけじゃないけど、フワフワして地に足がついてないっていうか、だからファンタジーなんだけど、いいのかな?これでって思ってしまって首をひねってしまう。
むしろ、同時掲載の【ゆとりのススメ】のほうが面白いって思っちゃったんです。

小さい頃日本アニメを見てから憧れの国になった日本。
そこに出版社の研修で3ヶ月のホームステイをすることになり来日したフランス人のドニ。
到着後いきなり歓迎会としょうしたどんちゃん騒ぎに巻き込まれ、憧れていた日本は一体どこに?小さくてかわいい日本人は?ぼくのお花ちゃんはどこに?状態に。
そんな翌朝、ステイ先のボスの息子・ユウヒに、お花ちゃんを見て、惚れていってしまうのです。
またそんなドニをユウヒも・・・
だけど研修の終わり、ステイの終了が待っていて。
というお話。

ドニが研修で来たとはいえ、接触した日本人というのが、実際のところボスと会社の人間とユウヒしかいない。
多分日本見物をしてはいるのだけれど、その3ヶ月で密接な接触はユウヒしかしてないのです。
ユウヒもまだ高校生、ドニにいくらドキドキして彼に惹かれたとしても?
だからおとぎ話にしか思えなかった所以。
かわいいんだけどね。
一箇所、お別れ会のときに浴衣を着るシーンがあるのですが、最初はちゃんと左前だったのに、上半身アップのショットが右前に!!!これは痛い失態では?

【カシミア、ウール、モヘア、ぼく】
小さい頃雪の日に遭難して以来雪の日が怖くて仕方ない主人公は、そのとき一緒に過ごしたサチと雪の日は過ごさないと不安が解消しない。
だけど14歳のとき、それに欲情を感じて依頼サチを避け始め、別々の道を歩んできたんだけど、20歳の冬とうとう我慢できずに。
という、やっと自分の気持ちを認めて素直に彼の元へ行くという話。
ちょっぴり切なさを見せながら、愉快なオチを用意しています。

【ゆとりのススメ】
自ら志願して昭和生まれの年齢のおじさんばかりがいる部署へ移動してきた平成生まれ(ゆとり世代?)の翼。
その彼がバツイチだという向原に懐き、絡んでくるのですが、実は”枯れ専”で年上好きだった、向原がジャストミートで襲っちゃうという話。
今ひとつ、この年齢差というのが絵柄上でわかりづらいのがちょっとマイナスなんだが、
おっさんが若者に襲われちゃうというシチュはツボをついていたのでしたw
向原、切ないね~♪
そして向原と同期の多喜田という男も登場するのですが、彼は翼に向原が迷惑してるからやめろと説教する男でした。
だけど実は!?ネコを飼ってる?wwwwな【別・ゆとりのススメ】に同じ穴のムジナか♪とニヤリとしてしまうのでした。

2

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