霧島伊都
daria
「ダリア 冬のコミックスフェア2012 描き下ろしマンガ付き
イラストカードプレゼント&応募者全員サービス小冊子」
の応募ために購入しました。
某お店で3号連続購入特典のミニイラスト集がもらえるフェアをしているのを
頭の片隅でチラッと記憶していたのですが、その時はまだ北沢先生に完全に
ハマっていたわけではなく、非常に微妙な時だったので、フェアをしている
お店とは違う書店で購入しました。
(購入したネット書店では、注文金額の調整のため。)
しかし、雑誌を購入した後に、コミックを読んで完全に北沢先生にハマってしまい、
某お店の特典のミニイラスト集が気になって気になってしまい、次号の4月号が
入荷される予定日の前々日まで悩みに悩み、そして前日になって結局もう1冊
購入してしまいました。 ><
付録のドラマCDが好みでなかったり合わなかったりする声優さんでなければ
保存用に1冊ということで損得や後悔などは無いんですが、出演されている方の
うちの一人の声優さんがどうしても苦手で、雑誌を2冊 買うハメになった残念感が
拭い切れないでいます。
☆3 … 『T×S』(タカツキノボル)
★4 … 『猛獣!? ラヴァーズ』(日向せいりょう)
★4 … 『嘘つきな恋人』(赤星たつみ)
★4 … 『ラブキッズ!! 』(北沢きょう)
☆3 … 『甘えたがりと海辺の彼と』(隆巳ジロ)
☆4 … 『男子寮301号室の恋愛フラグ』(西原ケイタ)
★4 … 『美女がオカマ 〜吸血鬼が喰われた日〜』(クロオ千尋)
☆3 … 『男子婚マニュアル』(羽柴みず)
△3 … 『先輩と!』(吉尾アキラ)
△3 … 『初恋のセオリー』(RINO)
☆3 … 『神さまのおそなえもの』(三国ハヂメ)
★4 … 『カマカレ』(紙井メモ)
△2 … 『柏木兄弟の恋愛事情』後編 (古川ふみ)
△2 … 『君が隣にいる理由』(かんべあきら)
△2 … 『神学校 -Noli me tangere-』
(なつみ開(原案・監修:草香祭&PIL/SLASH) )
☆3 … 『あまくて、つめたい』(冬乃郁也)
△2 … 『知ってるよ。』(ひなこ)
△3 … 『アイドルビースト』後編 (あくた琳子)
△3 … 『その指にふれさせて』(鏡コノエ(ill.青井 秋) )
初めて読む漫画家さん、コミックを買いたいと思えた作品が何作品かありました。
一方で好感が持てなかった作品も同じくらいありました。
付録のCDの評価を除き、今回の総合評価は、あまり迷うことなく「萌」です。
「表紙」
さすがに甘い…そういえばバレンタイン月だったよね。
「ポストカード」
童顔だよね…
「T×S」
イケメン同期…コイツのカオ、けっこう好きだ。
「猛獣?!ラヴァーズ」
黒瓢? 黒猫にしか見えないわ…。
「うそつきな恋人」
ごく普通のリーマンもの、そうとしか説明のしようがない。
「ラブキッズ!!」
今更だけど…高橋君、年取らないねぇ~
「甘えたがりと海辺の彼と」
受様の甘えの破壊力がハンパじゃないわ…こういう受好きすぎ☆
「男子寮301号室の恋愛フラグ」
涙カオにやられた…
「美女がオカマ」
あまりにも情けなさすぎる吸血鬼。
「男子婚マニュアル」
八方丸くおさまりました!
「先輩と!」
頁数のせいなのか? 絵が普通の割に、展開が唐突。
「初恋のセオリー」
この受様も可愛いわ~純情ノンケって、ツボだわ。
「神さまのおそなえもの」
生贄展開なのに、なんてのほのんとしたお話なんだ!
「カマカレ」
リーマンがきれいどころに変身、まぁ~よくある展開だよ。
「柏木兄弟の恋愛事情」
絵が…そっくり兄弟。ついでにそっくり親子。
「君が隣にいる理由」
もはや既にバカップル状態…これ以上悩む必要あるのか?
「神学校」
校長のカオがwwエグすぎるww
「あまくて、つめたい」
のっけからHシーン、「ダリア」にしてはエロい…。
「知ってるよ。」
最近、増えたよね。ヤンキー受。
「アイドルビースト」
あまりにも狼と羊だったので、推定の範囲内すぎてww
「その指にふれさせて」
大工×建築士。この業界を知ってるだけに、萌えなかったw
「とのこのとのこのなんとかしま~す」
ママチャリ、いいねぇ~☆
BL雑誌としてはかなりコンサバ路線の「ダリア」ですが、
今号のプチ特集は「オカマ攻め」でございました。
(↑…っていっても、2作しか無かったんだよね「オカマ攻」)
で…しみじみ思ったのは、「女装モノBLは非常に難しい」んだってコト!
ま…BL界じゃ別に珍しくもないんだけどね、女装モノ。
例えば某「ピアス系」のように、ひたすら「Hシーンのバリエーション追加」のために、
女装シーンを続出させるってのもあります。
(↑こういうのは、どちらかと言えば男性向けAV的発想。
Hシーンの種類が豊富で、それゆえに飽きさせないという発想。)
かと思えば某「花降楼シリーズ」のような遊郭モノ。
女装を不自然にしないために、ひたすら不自然な世界観設定をするというパターン。
(↑男が堂々女装するにゃ、それなりの理由も要りますってコトで…
けっこうな力技な世界観設定してます。
女性ヲタクは世界観に萌えるってのは、もはやヲタク業界の常識ですけど…。)
どちらにせよ…BLで女装がテーマってのは、相当根性入って無いと難しいんです。
というか…ある程度のアクとか強烈な押しが無いと、
はっきり言って印象にも残らないってのが、正直なところです。
そういう意味では、今回の「オカマ攻」非常に残念です。
良くも悪くもコンサバ路線だったので、印象薄いんですよねぇ..
霧島伊都
レビューの注釈です。
収録作品一つ一つにレビューを書いていたら、2,400字を優に超えてしまうため、
今回はこの雑誌の総合的な感想のみを書いています。
また、収録作品のレビューを割愛して、評価のみを書いています。
一つ一つのレビューは、別途ブログなどで投稿したいと思います。
作品の、雑誌の実際の収録順と、レビューで記載した順番は違う場合があります。
記載順は作品ページのデータを使用したので、順番の意図はありません。
各作品の評価について、見やすく揃えるため、
以下の要領で、それぞれ記号と数字で表しています。
★=単行本や文庫、コミックなどで出版されたら、ぜひ買いたいと思った作品
☆=書籍化したら買っても問題ない作品、今後の展開の様子を見る作品
△=書籍化しても恐らく買うことは無いと思われる作品、買わないと思った作品
5=神
4=萌×2
3=萌
2=中立
1=趣味じゃない
雑誌やアンソロジーなどの各作品の評価の基準は、基本的には単行本や文庫、
コミックなどと同じですが、上記の☆や△の評価基準と同じ要素も含んでいます。