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kagaen koiyadochou
評価を中立か萌にするかで悩みましたが、舞台になっている華伽苑の過去のお話にジンときたので萌評価にしました。
丸ごと1冊表題作ですが、ちょっとストーリーを理解するのに時間がかかりました。
ファンタジーなのですが、そのファンタジーの設定説明が少し足りない気がします。
Hシーンは割とあるのですが、それを削ってでもいいので主人公2人の過去のいきさつとか、世界観の説明をもう少しして欲しかったです。
威彦が本体を抜き取られる前の2人のお話とかあると、もっと切なさも増したんじゃないかと思いました。
描かれているお話はサラッと軽いので、ストーリーを理解するための時間を除けばサラッと読める作品だと思います。
シリアスな内容なのに危機感とかスリル感薄いです。
池の魔物?に鎮水は能力の源?である片目の色を取られ、威彦は本体を抜き取られ体だけが残っていて、今いる威彦の中身は鎮水が作り上げたらしいんですが…。
私にはこの作品の中で一番重要なシーンだと思うのに、回想シーンだけで終わってるから物足りなさを感じます。
満月の夜に池が破裂するだかで大変な事になるよって展開なのにスリル感が全くない。
内容とか設定は好きだけど、協会とか轟家とかがなんなのかはっきりわかりません。
カワイイは可愛いんだけどいかんせんストーリーが難解すぎて
なかなかに紐解けない( ̄◇ ̄;)私がノータリンなのがいけない。。
お話の舞台は、旅館。
そこで繰り広げられる過去~現在。
運命と輪廻の~なお話・・・のような気がする。
ずっと一人を想い続けた結果。
愛したイマをとるのか、眠る本体をとるのかみたいな・・・
ん~・・ちがうか。
とりあえず、最後抱かれたのは、眠っていた本体・・
ハジメテ抱かれたはずなのに~なくだりはちょっとキュンとした。
落ち着いたらもう一度読み返しましょ。そうすればもうすこし理解でききるかも
あおいれびん先生の作品の中でも、これは異色作でしたね~。完読後、ホラーでもSFでもなく、『一途な愛』をテーマにした作品なんだなぁ。。と感じましたが、作品全体の印象として、実に難解!
傾きかけた老舗旅館を舞台に天然の若旦那とそろばんづくの番頭さんのBL。。ではなく、『人外なるもの』に心(中身)を奪われた若旦那の威彦を、もう一度取り戻そうとしている番頭さんの鎮水の切ない恋物語と言えば良いでしょうか。。
しかし、心温まるエピソードも、画面いっぱいに情報が詰め込んでいる感満載のコマ割で、文字面を追いかけるだけで、いっぱいいっぱいになってしまい、丁寧に何度か読み込んで、漸くこの作品の世界観を理解できた感じでした。
何度か読み込む中で感じたのは、鎮水は自らの役割に縛られ、威彦への恋心を封印していたはずが、威彦の中身を奪われたことで、自分が作り出したもう一人の威彦(ある意味、器だけの存在)に対し、存在感を消さない為という大義名分の中、何度も身体をつなぐ。。しかし、鎮水にとって、この行為に意味はなく、虚しさと威彦への恋慕が募るだけ。。
一方、鎮水の威彦への思いから作り出され、存在するもう一人の威彦は、自分が何者であるか(本物の威彦のダミーで、本体が戻れば自分は消滅することを)知っていて、その上で鎮水に思いを寄せている。。
鎮水の傲慢なほどの威彦への愛は、いつしか健気なもう一人の威彦の思いを受け、迷いが生まれ、それが実に切ないです。
というわけで、気分転換のつもりでBL本を(しかもコミックで)読む方にはオススメできないかな?という今回の作品、好みが分かれところで『中立』評価です。
元々あおいれびんさんの絵自体がカラミにしても他の面にしても
非常に込み入った空気があるのですが、この物語は話の筋も込み入ってる。
旅館が経営不振というだけでなくそこに風水の要素や黄泉がえりによる仮存在?とか
いろいろ横に置いとかないといけない要素が多い。
そういう意味でこの本は難易度が高い、というか・・・
そしてキャラクターはそれに比べると物凄く
「どっかで見た感」
が強烈なんでありまして・・・。
「この本は虹色セプテッタ内のドラマです」
と言われたらマルっと信じてしまいそう。
時間をおいて読み直したけどまだこの味はわからないので、
もっと時間をおいて多分読み直したら良さがさらにわかるんじゃないかなぁ・・・。
今回は経営不振の受様を旅館を支える番頭と
封印の地に立つ老舗旅館の若旦那のお話です。
老舗旅館の隠された事情に翻弄されつつ
旅館の存続に目処がつくまで。
たとえ目に見えなくてもこの世には
人とは異なるモノ達が存在します。
それらを封じ込める為
ある目的をもって建てられたものが
本作の受様の旅館・華伽苑です。
受様は華伽苑の当主として
裏事情に通じつつ旅館を切り盛りしますが
受様が当主になってから
一気に経営不振に陥ります。
というのも受様は
お客様へのサービスを重視していたのです♪
本日も旅館の番頭を務める攻様に
母子で旅館を訪れながら
始終喧嘩をしている親子2人に
特別サービスをしたいと提案します。
しかし
旅館を立て直したい攻様には
すげなく却下されてしまうのです。
受様に売上向上には繋がない
おもてなし重視にばかり走られては
華伽苑が潰れてしまいます。
受様に冷血守銭奴と罵られても
攻様にとっては受様と
受様の愛する旅館を守る事以上に
大事な事などないのですから。
それでも受様は
親子が本当はうちとけたいはずだと
引きさがりませんでした。
自分達の様に手遅れになって欲しくない!!
受様は彼ら2人に
攻様との過去を見ていたのです。
恋人同士の攻様と受様の過去に
何があったのか?!
人でない者に狙われる受様の血筋を
影から監視してきた一族に生まれた攻様と
人でない者達に狙われる当主となった受様の
恋物語になります♪
物語が始まった時点で
2人には引き返せない過去があります。
その過去の出来事のために
攻様は能力を失い一族からも勘当され
受様は攻様によって
ある秘密を抱く存在になっていたのです。
その受様の秘密に
受様を狙う人でない者達の存在と
攻様の後継となった能力者が加わって
お話は山場を迎えます。
2人の恋と華伽苑の存続を上手くからめて
能力戦という活劇と激しいHシーンという
両極端な見せ場を堪能できる楽しいお話でした♪
私は最初、このお話は
天然系な若旦那を陰から支える
しっかり者の番頭さんの旅館繁盛記か
と思ったのでまさかな展開でびっくりです。
私的には踏み込まない領域も
一応のオチは付いてるしと
スルーしても気になりませんでしたが
受様の存在が微妙な設定ので
ココが終着点と言えば言えるけど
謎が謎のまま放置されいる感じが
既刊よりも強いかなと思いました。
ファンタジーなオカルト設定と
筋書きが有る様な無い様なおあいワールドを
許容できる方じゃないと
楽しくないお話だと思います(苦笑)
地雷がある方は気を付けて下さいませ♪
今回はあおいさんの既刊から
『また会いに行く』をお奨めします。
コレくらいが一番読みやすいかな(笑)
正直、れびんさんの漫画は印象的なコマに人物がバーン!と全面に出て、そこへセリフが入り込んで来るので隙間が狭くて誰のセリフだかわかない、印象的なんだけど見づらい。
全体的に、勢いでガガガー!と押すものが多く、そういった点が非常に苦手なんですが、つい読んでしまうんですよ(涙)
そんなで、今回も雰囲気で押した終わってみれば割と簡単なことだったのが、複雑に見えて読むのに時間のかかる作品でした(汗)
割と簡単な話も、ドラマティックに見せる効果に長けているとは思いますヨ。
でも、好きな人にはとても好きな作家さんと作品なんだろうな~
自分がおばさんだから若さについていけないだけなのかなwww
若旦那・威彦の代になってから経営が傾きかけている老舗旅館・華伽苑の切り盛りの主導を握るのは番頭の鎮水(いずみ)。
この二人は身体の関係を持つ恋人?
華伽苑には満月の頃になると轟温泉協会代表の繭螺と十五郎が訪れる。
鎮水と威彦は彼等を歓迎はしていないのだが、実は彼等の訪問には理由が!
彼等の関係を見せる、ちょっとイイ話を交えたエピソードから始まり、繭螺の登場によるこの宿にまつわる謎を見せ、そして威彦と鎮水の関係と謎に踏み込んでいく、
だんだんとディープな世界を見せるその展開は引き込むの十分な見せ方をします。
なんといっても、この威彦と鎮水の関係、と威彦に関する真実に、そこにある鎮水の「愛」を感じます。
鎮水が作り出した威彦の中身って、、、あの姿は鎮水の願望なんんだろうか?
本来の威彦が寡黙だという設定であるから、そうなんだろうな~と予想するのだが違うのかな?
姿は威彦だけど、、、だからセックスをしても鎮水は最後までいかない。
そういうことなんだろうな~と鎮水の切なさを切々と感じることとなります。
その謎も、人出ないものの執着愛が招いたことが原因であったようです。
現代なのに、時代が遡ったような主人公たちの装いとか、宿の雰囲気とか、それもいい感じを出しています。
今回、能力者という設定でしたが、何となく色々と謎が残ったままです。
でも、謎は謎のままでもいいのかな?
老舗温泉旅館には何かある?
最後に、布団部屋エッチがあるのですが、部屋ならまだしも、客用布団が積み上げられた上でのエッチは・・・・(爆笑)あとが、困りますwww