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元々花嫁系の話が好きで好きで、このタイトルでこの絵はなんて私得!と思い買いました!
まさに期待を裏切らない作品でしたね。
メインの方は嫁の方が背が高くてしかも色々可愛すぎて思わずにやにやしてしまいましたw
これは平蔵もああ言うわなって感じですw
平蔵の為に努力する寛美の姿がもう見てるこっちもキュン!とします^^
寛美の方が自分より遙かに女子力高いと感じましたw
あともう一つの童話作家の恋のお話も可愛らしかった…
どちらがとは言わずにどちらも可愛かったです
ごろうたのぬいぐるみ欲しいな…
とにかくキュン!としたい時やあまあまな話が詰まった可愛らしい作品たちで満足です^ω^
従兄弟同士で幼なじみの二人、そして攻め様よりも受け様が背が高い凸凹ペアです。
そんな二人はお互いに相思相愛なんだけど、攻め様は受け様より身長が高くなったら
告白する予定だったけど、受け様の姉の結婚祝いのドレスを二人で作って、受け様に
ドレスを試着させたら~~余りのエロ可愛さに攻め様俺の嫁はエロすぎると
美味しく頂き、完ぺき思いが通じあう、「誘惑ドレス」から始まり、可愛いもの好きで
子供の頃から受け様の為に裁縫をしてる攻め様が、事ある毎に受け様にエロ系衣類を
作っては着せて、萌えるお話と、受け様の可愛いエロに何処までも胸キュンして、
思わずエロすぎるなんて受け様に言った事から受け様が誤解しちゃうお話でした。
そして、「花霞の森で逢おう」は、絵本作家とその作品のオタク気味の財閥社長との
ほのぼのラブで、全体的な雰囲気としてはふわふわやほのぼの系漂う作品で、
なにやらクマさんの着ぐるみやネコさんの着ぐるみまで出て来てメルヘンチックで
可愛い感じのお話が詰まった作品でした。
以前「愛する男たちの背丈の話」というコラムで、
「(攻めが受けより小さい場合)どの攻めも気合がある(「強気」「傲慢」が似合う)」
と書かせていただきました。
が、今回の嫁キュンのお話はちょーっと、違うんですね。
平蔵は確かに頭一つ小さいのですが、顔つきが遥かに男なのです。
だから二人が直立して背の差を意識するような体制にならない限りは、
平蔵の方が大きく、大人に見えるのです。シャープな顔の割にはヘタレですが。
それに対して寛美の方は背は高いもののほっそりと華奢で、
くりっとした目はあまりにも愛らしく
ウェディングドレスなんか着たら「女の子にしか見えない」。
そうか、こういうセミ大木カップルがあるのか・・・
とちょっと感心しました。
付け合せの童話作家さんのお話は、主人公の職業に相応しい
めるへんちっくな所が散見する話で、こころがふわっとなります。
表紙の色合いが超ラブリーです♪
桑原先生、少しだけ絵柄が変わったかしら?でも相変わらず綺麗で丁寧な絵ですね♪
というわけで絵的には全然問題ないんですが、
内容が・・・ッ(^_^;)
表題作「嫁キュン」は、背の低い男前チビ攻め×背の高い可愛い顔受け、でした。
内容は何か今時のはやりを取り入れた感じでしょうか。
全体的にオトメン(乙男)な雰囲気が漂っている。
そして男娘も入っていて、なんていうかとりあえず盛り込みました的な感じが否めませんでした。
受けがボーイッシュな女の子でもアリなほど男の子らしくなかったです。
2タイトル目「花霞の森で逢おう」
こちらも全体的にオトメンモード全開。
しかしこれは・・・私が小学生なら違和感なく読めた内容じゃないかと。
さすがに絵本好きの攻めに引いてしまった。
会社の社長がこんなファンタジーな頭のやつだったらついて行く気が失せそう。
子供の頃の思い出として心の中にしまっておくような人なら大歓迎だったんだけどな。
年甲斐もなく絵本が好きということをアピールするのはやっぱり微妙かな。
人の趣味はそれぞれと言っても、大人が人前でアピールすることではないですよね。
私の知る限り、リアルでこんな人(ぬいぐるみや絵本好きを隠さない男性)はたいてい「統合失調症」の人が多くて、ちょっと笑えない作品でした。ただ、病気のことに関して誤解の無いように言っておきますが、それらの症状の人達はたしかに世間の価値からはずれているかもしれませんが、とても純粋な人たちで、決して怖い病気でもないし、怖い人たちでもありません。
お嫁さんモノと、童話作家さんモノ、宇宙人の子供の恋と、可愛いラブストーリーが詰まった短編集です。
可愛いお話は大好きなんですが、ちょっといつもよりは萌えが少なかったです。特に『花霞の森で逢おう』の社長の、童話のキャラクター部屋に若干引きました。ぬいぐるみを手作りとか、受けのために魚を釣ってきたりとか、ちゃんと仕事としてるのかと気になりました。健気と言えば健気なんだけど…。
表題作でも、相手を喜ばすためにブラを付けたり。健気なコは嫌いじゃないんだけど、萌えれないのが不思議です。もしかしたら、自分がメルヘンチックなのが合わないからかも…。
でも、可愛さでは断トツな1冊でした。