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ore no kareshi wa shouwanou
初めて見る作家さんでしたので、色々と情報を調べたところ、別名義でゲイ漫画「激男」に描かれていた、あとがきにも書かれていたように筋肉系の作家さんだということがわかりました。
しかし、こちらで描かれている絵柄はガチムチではないです。
絵柄的には青年誌系のものなので好みは分かれるかな?というところですが、登場人物たちの身体とかしっかり大人の男性の身体で描かれていたり、顔の表情も変化があり、そのリアル系の絵でお笑いが展開されるギャップという面白さはあると思います。
掲載が10~11年にかけての作品ですが、11年の作品はデジタルが何か関係しているのか線が細くなったりの変化が見られます。
さて、表題なんですが、全部で5話でできてます。
実は、ええーー!?これで終わりですか?最後決着つかないんですか?という実に惜しい!という、それがせめて描き下ろしででもその後というものがあったら、絶対に評価がもっと上がったのに!とそれがおしくてなりません(涙)
設定は愉快なんですよ。
チャラ男のショップ店員・祐介が一目惚れしてお付き合いすることになった男性は、メガネをはずすとギャップのあるガチガチのサラリーマン・健太郎。
恋人になったから、色々接触したいのに、
手をつなぐのは1ヶ月、おうち訪問は半年、キスは1年、エッチは結婚までおあずけで結婚は3年たったら、、とかかっちり守る人。
このお約束ガチガチが題名の「昭和脳」ってやつですね。
祐介の何とかそれをスキップしたいと画策する姿が愉快に展開されるのが、お話なので、基本お笑い系でしょう。
しかし、この健太郎こんな厳しくなったのは弟がいい加減だったからという。
その弟がまるで某ヒーローアニメのジェ○クに何げに似てるとか(作者さんタイ○ニ同人も描かれてるw)なのはおいておいて、
その弟と勝負するその姿と条件が・・・
正体不明の健太郎という存在が不思議ちゃんで仕方ないです。
不思議であるがゆえに、もっと彼を知りたいとおもってしまう、気持ちは祐介(笑)
【be may baby】はマスターに憧れてバーに通いだすラーメン屋見習いの青年のお話ですが、見所はマスターのギャップ♪
普段キリっとした姿とオフの姿と博多弁のこのギャップが愉快です。
【ラブアプローチ】は幼馴染片思いモノ。
よくある展開ではありますが、ついいじわるをしてしまう幼馴染、君もっと素直になりなさいwww
とにかく堅物で、強烈なまでのお預けをくらわす古風男、柏木の牙城を
普通にやりたい盛りな野村が崩そうと頑張る話です。
その途中で彼を反面教師として遊び倒し生活を送っちゃってる柏木の弟を
(でもまぁ、2丁目だとそういう人多そうだね・・・)
うっかり2丁目で拾ったもんだから、それに対抗すべく少しずつはなんかしていく話。
でも、結局最後までは行かずじまい。
ここまで「結婚」にこだわりまくってる柏木なんだから、
最後、書き下ろしてでも結婚しなくっちゃだめじゃないか・・・!
絶対「初夜はこうあらねばならない」だとか古風な事をまたいってくれそうな気がするんですよ!
白い着物を着せられるとか!三つ指を突いてご挨拶するとか!
その前にお父様お母様への「息子さんを私に下さい!」も必須でしょう。
あまりにもカチコチな面をゲイの恋愛に持ち込む喜劇をぜひ見たかったなぁ・・・。
最後のがっかり感に★マイナスみっつです。
期待はしたいけどブログで「書きづらかった!」と書かれているようでは、
多分ないんでしょうねぇ・・・。
初読み作者さんだと思い、読みましたが、
初コミックということでした。
個人的に、あまり好きな絵のタイプではなかったので、
なかなか物語に入り込むことができなかったのですが、
読む進める程に、たのしむことができました。
結構、コミカルです(笑)
今風なチャラ男の祐介は、健太郎と恋人になることができたが、
この健太郎、考え方が古風であるため、なかなかキスやエチもできない。
それに焦れるものの、健太郎の真面目すぎる性格のせいで、
振り回されてしまう。
この古風な性格というのが、かなりコミカルです。
「そんなわけないやろ!」と突っ込みながら読むのが良いかと(笑)
これからの作品も楽しみです。
昭和脳とゆう言葉に惹かれて購入してみたものの…
昭和的な恋愛に奥手な考えってのはじらしで楽しい部分もあるとおもうんですが…
他の方もかかれているように最後までおあずけのままって…
いくら堅物でもかわいそう…
現実にそんなだったらとっくに別れてますよね…
しかも急にエロくなるギャップを兼ね備えてるわりにはそれを生かしきれてない感じもあり…(もしくは最後までおあずけするつもりならトコトン!!!なほうがよかったような…)
最終目的を結婚とまでいってるならそこまで到達してほしい…もしくはそこまで行かなくても納得できる終わり方をしてほしいような気がします。
部分ギャグには笑えますが…最終煮え切らなかった感じが私的にはイマイチ…でした。
昭和脳…つまり時代錯誤な考え方の真面目メガネ×今風の若者(ショップ店員)の恋愛。
カップリングの着想はすごく良く、面白そう!とテンション高めに手にとった作品でした。
が…古風は古風で嫌いではないですが、なんだろ…絵のタッチが苦手なのかなんともいえない気持ち悪さがあった珍しい作品。
生理的に苦手な部類だったので、どうにも楽しめませんでした。
あと、話を進めるための起爆剤的役割で攻めの兄弟が出てくるのですが、その兄弟設定がなんとも無理やりな感じで、ストーリー的にもあまり好きではなかったです。
あとがきで作家さんが描く自分キャラも太っててオタクな感じでちょっとキモかったし…なんだろ…相性がすごく悪かった印象です。
日本人特有の謙遜というか…あとがきでなんとなく自分をブサイクに描く方はたくさんいますが、ちょっとやりすぎというか…読者引かせてどうするんだろ…と疑問に思いました。
《個人的 好感度》
★・・・・ :ストーリー
★・・・・ :エロス
★・・・・ :キャラ
★・・・・ :設定/シチュ
★★・・・ :構成/演出