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kimi no karada ni koishiteru
10年以前の小説挿絵(大人っぽい雰囲気)が好きだった作家さんの初コミック。
漫画の絵柄がキュート系のせいか最近はこうしたコミカルPOPな作品と絵柄にすっかり転向されちゃって、ちょっと残念に思ってるひとりです。
華藤えれなさんの「愛と欲望のイマージュ」のイラスト、よかったのにね。
でもね、絵はとても綺麗ですよ。
ただ、この作家さんの特徴として受けちゃんの子達がみな可愛らしい、ともすると女子っぽいという点を苦手に思う方はちょっと避けたほうがいいかも(表紙みたまんま)
初オリジナルということで各作品の登場人物の名前もあまりひねりがなくよくある名前(これはこれで変換がたすかるw)
ストーリー展開も短編なのでシンプルですが、やはり可愛さと攻めの格好良さ押しですかね。夢がつまってるって感じかもしれません。
表題は、飢えた男だらけの男子校で科学教師に言い寄られていらいビッチの噂を立てられて、男どもがいいよってくるのを見て、好きな人がその中にいるかも?と”女優”を演じる(!?)高校生・陽が見事ターゲットをゲットするお話。
この陽が、ビッチ装ってるのと素のときとのギャップが面白い。
結構天然で男子なんです。なぜなら彼は同級生の千秋が好きなのだが、最初は彼の身体に憧れてあんな身体になりたい→あの身体に抱かれたいに誤変換されちゃったのがきっかけというから(爆)
だけど恋愛においては、まるきり女子脳?大好きな千秋も自分が好きだったと知ってのそれからの天然淫乱(というべきか否か?)ほしいものの為なら貪欲になる姿勢は、片思いのときも両思いのときも変わらないのね♪
【君が素直になったら】
幼馴染で親友の翔太に片思いしている綾が、翔太の好きなアニメキャラのコスプレをしているときに知り合い、デートする中で本当の自分を見て欲しいととうとう想いを打ち明ける話。
【やさしく教えて】
一流学校に入学し、親の会社を継ぐ、という親の敷いたレールを歩まなくてはならないナオが大学受験に失敗して付けられた大学生バイトの家庭教師・水嶋
水嶋の寝顔に欲情して自慰をしているところを見られてしまい、「教えてもらうには言うことをきく」といってキスをされるようになる。
だけど水嶋はしたあとに罪悪感をかんじるようで。
ヒロの純粋健気もかわいらしいが、それはその域を飛び越えて天然になってしまっており、水嶋も同様するわけだww
なぜかピルピルする子リスちゃんとかバンビちゃんみたいなヒロがかわいい。きっと水嶋はいつまでたっても彼に手を出せないに違いないwww
【婚活レシピ!!】
28歳で彼女の気配もないので、母親に婚活ついでと入れられた料理教室。
主人公はそこで教室の講師に何故か気に入られて~
と、これもまた受けちゃんが天然風味の味をかもしている。
特筆すべきは、講師が嫉妬するとドSスイッチが入る事と、描き下ろしの人参です(笑)まさか人参が見られるとは!?
始めてのオリジナルということなので、これからもっとこなれてくるといろんな作品が見られるでしょうか?
なんともエロ可愛い雰囲気のイラストで、全体的に甘い感じが漂ってくるんですよね。
表題の君のカラダに恋してる!? なんて、ちょっとした誤解から受け様が誰にでも足を
開いて誘う男だと噂されて、本人はある目的のためにそれを否定も肯定もしない。
それは、受け様が密かに狙っている、もとい、片思いしている相手が自分の噂を聞き、
自分を誘ってくれるのではないかと期待していた、受け様の気分は女優なんです。
それに実は童貞処女で綺麗な顔して無垢なんです。
それでも、何処か天然系で始めは攻め様の身体を見て、自分もああなれたらなんていう
憧れだったのが、次第にいい身体だから、抱かれたいに変化していくのですが、
コミカルで面白い。
まぁ、それでも身体だけでいいと思っていた受け様は、本気で恋してるから
やっぱり心も欲しいと諦め半分で攻め様に気持ちを伝える。
そして、ハッピーエンド、意外に受け様の作戦が成功していたなんてオチ付です。
その他の作品もコミカルで、テンポが良くて読みやすい作品ばかり。
好みのイラストで満足の1冊になりました。
2012-2013年は「うおおぉっ、萌え!」というような大当たりはなかったなぁ…orz
と思うのですが、その中で比較的「あたり」だった本。
でも話の筋がどうというのではなく、萌えたのは「鎖骨」です。
千秋の首筋と鎖骨のラインの「大人びた少年」っぽさ
(これが20代になるともう少し違う感じになってくるはず)
が丁度「この子美人だなぁ・・・」と言う意味で陽にえらく共感できたのです。
しかし・・・ああ、肋骨の書き方が・・・なんか変 orz
ギスギスっとした体格に見えてしまったのです。
あおいれびんさんが同じような肋骨の書き方ですが、あおいさんは肩口から細いのでバランス取れてるんですが、
この本の場合、首筋から鎖骨のあたりが筋肉ありそうなだけに胸元以下が急にガリッとしてるのはどーなのだろう。
話の筋としては「ここ萌え!」とか「ここ地雷!」はあんまりなく、
殆ど陽目線だけにいかに陽に共感できるかが勝負な感じがしたので、
そこでおやっ?と思っちゃった分、萌えきれませんでした。
でも表紙中心に、美しぅございました。
あとは受けと攻めの胸元より下に体格相応の差をつけていただければ・・・。