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淫らな因縁に囚われた少年の運命は…! ?
ingyaku no matsuei
この作者さんの前回の本が案外好みだったので購入。
今回は…結構ツボりましたw
一応メインの受けの子がいるのですが、瓜二つの容姿を持つ間逆性格の人
ジークフリートさんが美味しすぎました。
ジークさん美しい・・・
彼だけでも読む価値ありです(個人的には
一粒で二度美味しいみたいな*^^*
後半は表題作ではない現代の調教ものです。
こちらはキンパツ不良の学生がお医者さんにひたすらいたずらされ
以降は更にややこしいことになりつつも…
こちらも後味悪くは終わらない、この作者さんの作風ですかね。
また続きがあれば読みたい作品です!
淫虐の末裔に副題が付いての3編プラス、調教2編プラスおまけの作品。
第1が、学生のシグルスが主役で、先祖への妄執が強かった父親に英雄だった祖先に
瓜二つと言われながら、まるで自分自身は価値が無いと言われるように育った受け様。
父へのやりきれない思いを抱えながらも亡くなった父の遺品の整理をしている時に
誤って指に怪我をして、竜が描かれている石版に触った時に、その石板に封印されてた
ファフニールと名乗る人物が現れ、先祖のジークフリートと間違われて凌辱される。
先祖である、ジークフリートに恋い焦がれている悪竜との恋ですかねぇ。
シグルスと出会った事で過去の拭いきれなかった思いが払拭されて、新しい恋を見つける。
その後に、何故か先祖が甦り、三角関係もどきになったりするのですが、
シリアスなんだか、シュールなんだか多様な感じ。
診察室の2編は医師を中心に、医師に悪戯されて調教される学生と、その学生の
父親に実は10年も前に弄ばれていた医師の因果は巡る的なお話です。
それでも、過去の父親との呪縛がキッカケだとはいえ、可愛いやんちゃな高校生に
手放せない程執着してしまう、意外にハッピーなノリで終わる作品。
ケータイ発信の作品、第2作目です。
読む前はうーんと思いましたが手に取ってみると案外最後までさらりと読んでしまいました。ただ全体を通してもう少しメリハリがあってもよかったんじゃないかと思います。
受のシグルスは伝説の英雄の生まれ変わりとして父親から育てられます。しかしながら、どこかで本当の息子して愛されていないことを感じていました。父の死後あることをきっかけに悪竜のファフニールが甦り伝説の英雄・ジークと間違えられ無理やりシグルスは身体の関係を持たされてしまいます。
最初は父親と同じようにシグルスのことを「ジーク」と呼んでいたファフニールですがその後「シグルス」と呼んでもらえることから少しずつシグルスの心は紐解いて行かれます。それと同時に互いに惹かれて行くのですが、伝説の英雄・ジークが甦り3人の関係は縺れて行くことになります。
表題作はファンタジーものですがすんなり読めました。ストーリ設定は普通に面白かったです。BL作品でこんなファンタジーは初めてだったので新鮮でした。
2作目は特に山も谷もなく終わりました。医者である攻は診察に来た受の父親と以前関係があって、その面影を抱えた受を抱いてしまいます。あとはどんどん惹かれて行ってしまうというパターンです、はい。
私的に地雷だったのが受攻ともに想いが通じ合った後に受の父親が登場して攻と身体を重ねたことだな。リバが苦手なもんで攻が受の立場になっちゃったのが…うぅってなった。
エロがメインのBLなんでしょうが、全くエロく感じませんでした。
ぷよこさんの作風は毎回同じ感じだから飽きてくるのかなぁとか・・・
嫌いとか、そういう感情は全然ないんですが・・・。
画力は悪くないと思いますが、んー、ちょっぴり90年代の同人誌の絵のテイストと展開かしら?
リューナイトとかスレイヤーズとか、そういう系を思い起こすんですよね。
大変個人的な話ですが、自分の友達が中学生の時に描いていたやおい本に何となく似ていてちょっと気まずい気持ちになりました。はは、よく考えたら末恐ろしい中学生どもだったんだな、私たち(^_^;)