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卒業を絡めた3CPの話+進路が絡んだ1CPの話が収録されています。
【さくらのきみと】 萌
卒業式目前。
能力が高いせいで教師にまで仕事を押し付けられてきた学級委員長・櫻井と、協調性のない浅野。
クラスメイトながら正反対すぎて接点のなかった2人が、卒業までの数日間で近付き、心を通わせていく様子が描かれていました。
現在→7年前の回想→現在という構成で、その間の7年間が気になって仕方なくなります。
【さいごの日の恋】 萌
卒業式は在校生にとっては、ちょっと面倒なもの。
次期生徒会長の田辺は、いやいや出席させられた卒業式で、3年の安達に目を奪われて…。
珍しく攻め受けほぼ同じくらいの身長だ!と思いきや、キスしようとしたところだけ急に安達が明らかに小さくなるという不思議な現象が。
勘違いからの暴走をした主人公が去った後、残された面々がどう後処理したが気になるところです。
【遅咲きの桜】 萌
3年で初めて同じクラスになったちょい悪な坂口と、真面目な佐野。
母からのプレッシャーで押し潰されそうだった気持ちを軽くしてくれた坂口に、教師になることを勧めて、勉強を見ていた佐野だったが…。
出会い頭の煙草が絶対フラグだと思いましたよ。フラグだよね、そりゃあ。
坂口の告白シーンに胸きゅんです。
それにしても本当に約束を守るとは…。「素敵!」というより「時間がもったいない!」と思ってしまうわたしは情緒が足りないのかもしれません。
【ふたりきり暮らし】 萌
親友でありながら同居人かつセフレだった仁成(ひとなり)と薫。
「彼女ができたから、もうお前とヤラないから」と、朝からヤった後にさらっと言う薫に戸惑う仁成だったが…。
いくら体を重ねて、一緒にいる時間が長くても、言葉が足りないだけですれ違うんだよねという話でした。
描き下ろしは坂口と佐野に、田辺と安達が絡んでいるのですが、ここに来て時系列が分からなくなってしまいましたよ。
卒業絡みの3CPは同じ学校を舞台にしていたことが判明するのですが、ん?
浅野×櫻井の卒業は7年前で、現在は浅野は母校で音楽の先生で、櫻井は役所勤務。
田辺は3年生で生徒会長、安達は卒業生としてたまに顔を出している。
坂口×佐野は10年前の卒業生で、現在は母校で教師をしているっぽい。
さて。
ここで判明したのはそれだけではなくて、どうやら坂口×佐野は在学中の浅野と櫻井のことを知っているらしいということ。
でも「現在」がみんな同時系列だとしたら、3才違いだから知っているわけがない。
ということで考えた末、1話目だけ未来のことという結論に達しました。
最後の最後でいらぬ頭を使ってしまった…。
こういうちょっとしたところで萌えが減るので、回想系はリンクさせない方が吉であります。
これ好きだわー♡
佳門先生のプラトニックラブって珍しいですよね。
でも、キュンキュンしてとっても良かった^^
Hなしの方がいい作品てあるんですよね。
全部高校生のお話です。
短編集ですが、同じ学園を舞台にしているので、どこかしらで繋がっています。
もっと読みたいと思える素敵な作品ばかり。
今も昔も絵がとても綺麗で、男前は本当に男前だし、美人は本当に美人!
眼福でした♡
また佳門先生のキュンキュンする話を読んでみたいです。
Hなしの爽やかなやつ。
ちょっと元気を貰えた作品集でした。
全部で4組のカップルが登場しますが、そのうちの3組は同じ高校を舞台にしています。
残りの1組は他の3作品と舞台は重なっていませんが、同じく高校生が主人公です。
正に高校生!学園モノ!という作品集でした。
社会人や大学生になる一歩手前、表紙にも描かれていますが桜咲く卒業式も1つのテーマになっていて、ほんのり切なさもあってキュンキュンもする良い作品ばかりだと思います。
シリアス度はそれ程高くないのですが、たとえ何か問題にぶつかったとしても主人公達が前向きに向き合っている事にこちらも少し元気をもらいました。
主人公達の夢が未来に繋がっているのも希望が持てていいです。
爽やかな青春モノを読みたい時にはお薦めです。
佳門サエコさんの「珍しく⁈」エロ無し(若干、あるものもありますが。若干名です。)オムニバス形式のストーリーです。描き下ろしにもありますが、それぞれ一見関わりの無い物語ですが、全て高校3年生をベースにした、卒業と桜の季節をテーマにしています。甘酸っぱい青春の1ページってヤツですね。また、「すべてを通して、あきらめるな!って気持ちがあれば、恋も夢も前進するんだぞっていう、青臭い気持ちになって貰えたら嬉しい」と、書かれてもいて。それぞれの登場人物へと、読み手側の私たちに向けてエールを贈られているんだな、って優しい気持ちになります。
佳門サエコ先生で、エロ無し‼︎っていうのが珍しいので(2回言う。)そちらをお望みの方には向かないと思います。
ただし、佳門サエコ先生の学生服に対する並々ならぬ愛情と愛着は感じられます♡
卒業式がテーマでもうすぐ卒業なのに出会ったり、卒業式当日で出会ったりとちょっと変わった感じの話だなと思いました。
まず、「さくらのきみと」卒業してから7年がたち、恋人に呼び出された母校で卒業式まで出来事を思い出すとというか、二人の馴れ初め的な話ですが……。
それも良いですが、卒業後に二人がどんな恋人になったかもう少し読みたかったです。
せっかく、呼び出したんだからもうちょっとイチャイチャしようよ。
「さいごの日の恋」このタイトルはかなり切ない印象なんですけどね。お別れみたいなね。
卒業式の日に初めて見た先輩に惚れてしまった話です。
卒業後に幸せな未来が待ってると思うんですが、その後をもっと読ませて下さいという感じです……。
「遅咲きのさくら」これの佐野が一番好きなキャラ。
佐野が告白されて恥ずかしさのあまり10年早いわと振るんですが、坂口が10年待てばいいんだなと言って卒業式も終わり、あれから10年……そこ飛ばすのか……と思ってしまいました。どっかの再現VTRみたいです。
二人は同じ学校の先生になっています。
でも、それまでに何かなかったのか?大学は別々?坂口は忠犬のように待ち続けたのか?気になりだしたらキリがない。
「3つの恋」3作品の描き下ろしでタイトルが3つの恋なのに、さくらのきみとの二人は名前だけしか出てません……。
まあ、3カップル皆幸せってことなんですが。
カットが多すぎて話に入り込めませんでした。
もっと、奥深いとこからじっくり読みたい3作品。
同じ学校で、同じ卒業式という舞台での、オムニバスでのお話になってます。3組のカップルが登場するけど、どのカップルも可愛くて好きです。
『さくらのきみと』
不器用で頑張りすぎる委員長と、ケガが原因でピアニストを諦めてしまっているコのお話です。
お互いの存在の影響で、肩の力が上手に抜けるようになった委員長と、やる気が再び出て皆の前でピアノが弾けるようになったのが良かったです。
『さいごの日の恋』
卒業式で先輩に一目ぼれした、次期生徒会長のお話です。
勘違いで生徒会長に啖呵を切ったのはカッコイイし、先輩と離れるのがイヤだと門から出ないのが可愛かったです。
『遅さきのさくら』
このお話が一番好きです。
全然仲良くなかったのに、喫煙を目撃したことから関わるようになった二人のお話です。
ちょっと不良なコが、好きなコの「先生に向いてる」の一言で、教師を目指すようになったところが好きです。
喫煙が教師に見つかって、お互いにかばい合う様子にはキュンキュンします。
告白した時に10年待てと言われて、本当に待ってたのも萌えます。
『3つの恋』
3カップルのその後です。みんなの仲良さそうな様子にニヤニヤします。
エッチはないけど、ちょっと切なくて、ピュアな気持ちを思い出せるような、そんな1冊です。
まず。私は、書き下ろし作品の前まで読み終わった所で号泣しました。 なぜ大粒の涙が出てるのか、泣いてる自分が可笑しくなるくらい。
全体を通して、エロなしでも良いじゃないか。あー。これぞボーイズラブの原点だと感じました。
ほぼどの作品もキスまで。そして高校生ものです。※一部例外あり。
何年もBLを読んできて、色んな耐性も出来、次はどんなジャンルが出て来るんだろうと際限なく思っていた矢先に、このコミックに出会いました。
読む作品どれも青春の淡いトキメキが満載で、今にも溢れそうな色んな感情を必死で抑える苦悶した表情とか、行動にキュン。表情の魅せ方がとても良かったです。
リブレ出版さんのKiss×Kissフェアの書き下ろしペーパー目当てで対象作品を物色してて辿り着いたのですが、とても良い買い物でした。
佳門さんなのにエロくない短編集です
エロくないのに、これがまた可愛かった゚+。:.゚嬉(pq・∀・`◎)シィ゚.:。+゚
面白かったのです。
エロがあればいいと思っていた私からは脱皮したようです(嘘
というかね、卒業をテーマに描かれた作品なのですけどね。
最後だからこそのパッションというか。
おもいっきりぶつかっていくこの感じがなんとも言えないというかですね。
ほら、ウジウジどーだこーだよりも。
ガツンとぶつかっていく若さが良かった。
佳門さんらしいキャラクターなのだけれど、佳門作品で一番すきな本です。
キュンがつまってます。
最初の、頑張りすぎちゃう委員長。これがまた可愛くてな
学生ものでコンプレックスや将来への不安、重圧、そしてかけがえのない出会い。
高校生活の中での出来事を描いたピュアな胸キュン系作品でした。
メインカップルは3カプ、それに書下ろしの1篇と言う内容でしょうか。
同級生カップルで、過去を振りきれないものと、他人からの重圧に押しつぶされそうに
なっているものとのピュアな恋にお話。
次が先輩後輩の、卒業式の日に出会い急速に惹かれ合う二人のお話、そしてその高校の
卒業生でもある、教師同士の10年愛。
この教師同士の10年愛が個人的には1番好きだったかも。
書下ろし的な、ふたりきり暮らしは同級生で幼なじみ、受け様の両親が亡くなった後、
受け様の事が心配で同居しながら、いつしか身体の関係もあって、でも恋人では無く
親友同士って設定のお話。
ちょっぴり切ない系の健気な内容で、この作品だけがちょっとエロありです。
胸きゅんという言葉が似合う短編4本の一冊です。高校生の甘酸っぱい恋愛物語と言った感じですね!
何も考えずさらりと読めてしまうので、あまり重くない学園胸きゅんを求める方にはオススメです。佳門先生の作品には珍しくエロ度は低めで、BL初心者でも大丈夫だと思います。
ただ、最近の佳門先生はぶっ飛んでいなく寂しいというか、私の感じていた先生らしさが完全になくなってる印象を受けました。ですので、以前の佳門先生のような作風がお好きな方には少し物足りないかもしれません。